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ミーティング

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その日の夕方、僕は皆んなを集めてミーティングをした。

「これからの予定として、里香と楓には冒険者をして貰おうと思う..それで大丈夫かな?」

「勿論、構いませんわ」

「私も構わないよ」

「そう、だったら明日から一緒に依頼を受けよう...そして、銀貨6枚分稼いだら、どうするか決めて良いよ?」

「えっ、それでは奴隷から解放する..そういう事ですか?」

「そういう事だよ..その後は此処にいても良いし、自分達でやれると思ったら出て行っても構わない」

「だけど、それじゃセレス様は儲からないんじゃないか?」

「別に儲けようと思ってないから気にしないで良いよ」

「私くしは...そのまま奴隷でよいですわ」

「里香..それは凄く嬉しいけど、それは銀貨6枚稼いでから言ってね」

「解りましたわ」

「それと歩美は生活費は無料で、月に銀貨1枚支給する形にするね...だから半年後には奴隷を開放するよ..その時に、どうするか決めて」

「私も開放しなくても良いです!」

「それはその時が来たら決めて..但し奴隷からは解放は絶対にするから、そこからは自分の意思できめてね」

「解りました..ただ私は奴隷の解放は望みません..そして出来るならずっとこのままでいたいです」

「そう..それじゃ、その時になっても気持ちが変わらなければ考えるよ」


さてと次はエレナさんだ

「エレナさんについては、暫くは約束した金額で雇うよ..最低3か月はお願いします、その後はエレナさんに任せるよ」

「任せるって..どういう事でしょか?」

「例えば、何かやりたい事があれば支援するし、無いならずうっとここに居てくれても大丈夫..自由にして良いという事だよ...但し、彼女達の事があるから、3か月は居てくれると助かる」

「そういう事ですか? ありがとうございます!」

「そして、君たちだけど、とりあえずは怪我や、病気の治療に専念してね、そこに居るエレナさんが治療してくれるし、介護は歩美がしてくれる...そして、治ったら、同じ様に働いて貰って銀貨6枚で解放するよ..頑張って」

「あの、それでは..凄く申し訳ないと思うのですが..ゲヘゴホ..」

「良いんだよ...気にしないで」

「それで、私達は名前はどうすれば良いのでしょうか?」

「そうだね..里香たちの時には、勢いでつけてしまったけど..私は異世界人だから、名前を付けるのは旨くなさそうだ..だから、元の名前で良いよ?」

「そうですか?..では」

「自己紹介も今は要らないよ..治ってから聞くから」

「..........」

《この娘達も皆んな可愛いからね..未練が残るから、あまり親しくしないようにしないと...此処を出る選択を彼女達が選んだ時に..治してやったからと引き留めたくない...僕は最近解かったけど...寂しがりやだからな..》

「それじゃ、エレナさん、歩美、頼んだよ、里香と楓は明日から宜しくね...私は、これから王城へ帰るから..暫くしたら、食事が届くと思うから..皆んなで楽しんでね..じゃぁ」

「ご主人様は食べないのですの?」

「最初、食べる予定だったけど..時間が余りないからね...気にせず皆んなで楽しんでね!」

「解りましたわ」

「任されました、セレス殿」

僕は、皆んなの笑顔を後に僕は王城へと帰っていった。





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