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東吾、その後悔
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「セレス君、ちょっと良いかな」
天上東吾に話しかけられた...よく見ると顔色が余り良くない。
「別に良いけど..どうしたの?」
「いや、ちょっと話がしたくてさ、ここじゃなんだから俺の部屋で話さないか?」
「悪いね引き留めて、今メイドにお茶を入れさせるから寛いでいて」
此奴、専属メイドまで居るのか?
この部屋も凄い豪華な家具で彩られている。
僕の待遇は勇者達と変わらない筈だ...何だこれ。
「凄いね、この部屋まるで貴族みたいだ...調度品もすごくセンスが良い」
こう言えば、良く自慢する東吾の事、自分から話してくるだろう...
「解るか...流石セレス君だ、王女様に無理やり頼んで用意して貰ったんだ」
此奴、金持ちの息子で我儘だったよな...こんな部屋が確かに好きそうだ。
「凄いね、このソファ一つ見ても...座り心地が全然違う」
「そうだろうね、拘ったからね」
「所で、今日はこの部屋の話? 確かに凄いと思うけど」
「違う..」
「東吾様、お茶をご用意しました」
「遅い...客を待たせてしまったではないか...これだから、ここのメイドは..」
「すみません」
「もういい、さっさと下がれ」
「はい、本当に申し訳..」
「下がれと言っている」
「畏まりました」
メイドは悲しそうな顔で退出した。
正直、見ていて楽しい物ではない...幾らあのメイドが僕から見て不細工でも。
「すまなかったねセレス君、見苦しい所を見せて...所でセレス君凄い活躍をしているそうだね」
「うん、確かに頑張っているね」
「正直、肩身が狭い、勇者として召喚された俺がまだ訓練中なのに...少しで良い自重してくれないか?」
「自重? しないよ...」
「おい、お前、俺の立場も考えろよ..ここ暫く居心地が悪いんだよ...麗華も嫌な目で俺を見やがる...全部お前のせいだ」
「そんな事?...だけど、自重なんてしないよ?...僕はもうじき終わる人間だからね」
「終わるだと...お前は何を言っているんだ」
「ちゃんと説明した方がいかな?」
「あぁ、何だかお前、ごめんセレス...説明してくれるか?」
何だよ、その悲しそうな目はちょっと嫌味を言っただけだろう?
「まず、東吾君に今のステータスを見せるよ」
「あぁ」
セレス
LV 18
HP 4200(11400)
MP 5250(14250)
クラス 女神の聖騎士
ジョブ 姫騎士
スキル:翻訳.アイテム収納、 聖魔法レベル1 光魔法レベル1 女神の加護
「やっぱり凄いじゃないか...自慢をしたいのか?」
「あのさぁ、もう一度、東吾君のステータス見せてくれる」
東吾は何も言わずステータスを見せた。
天上東吾
LV 1
HP 1890
MP 720
クラス 勇者 異世界人
ジョブ 無し
スキル:翻訳.アイテム収納、光魔法レベル1 聖魔法レベル1 剣技レベル1
「見てどう思った」
「羨ましいに決まっているだろうが..馬鹿にしやがって」
「そう? 私なら君が羨ましくてしょうがないけど」
「何故だ...君に比べたらゴミじゃないか?」
「あのさぁ東吾君、私はレベル18だよ...君はレベル1だ」
「だからどうした」
「それなのに、たったこれしか差が無いんだ」
「.....」
「解らないかな、これ程頑張ってもHPは君の倍ちょっと、MPは流石に多いけど スキルだって君が最初から持っていた物がようやく身に着いた」
「確かに、そう言われればそうだ」
「恐らく、君が本格的に強くなりだしたら私なんか直ぐに追い抜いていく、そして君から貰い受けた少女三人にも、直ぐに追い抜かれていく...勇者じゃ無いんだから」
「そうだな」
「だから、最初位、花を持たせてくれないかな?」
「セレス君、君は君で大変なんだな...悪かった、確かに俺たちは勇者だ君の言う通りなのだろう...」
「いいさ...東吾くんに羨ましく思われたなら、それは自慢になる」
「何だよそれ?」
「いや東吾くんが魔王を討伐して王様にでもなった時にさ、酒場で「私はあの勇者様より強くて羨ましがれた時があったんだ」と飲んだくれて自慢してやるさ」
「ぷっはははは、確かに羨ましがってしまったから嘘じゃねぇもんな...俺が王になったらセレス君が、そのネタで自慢しても不敬罪にしないように言うよ...仕方ないからさ」
「じゃぁ、今から礼を言っとくよ、有難うございます、未来の国王様」
「あははは、おかしい、流石に礼なんて言うなよ...ありがとうな」
はぁ...自己嫌悪だ、俺はまたセレス君に借りを作ってしまった。
最初は王女の時だ、彼奴は綺麗なマリアン王女を俺に譲りやがった。
誰が見ても、あの豚とマリアンだったらマリアンが良いに決まっている。
沢山の奴がマリアン王女に群がるなか、彼奴は豚王女の方を選んだ。
あれは、恐らく俺の事を考えてだろう。
マリアンが本当に欲しかったのは勇者の俺たち以上に彼奴だったと思う。
何しろ従者にして手元に置きたがっていたからな。
だが、彼奴は...それを断った...しかもそれだけではなく俺に譲りやがった。
「解っているさ、あのように美しい姫は、君の様に美麗な勇者にこそ相応しい...頑張れよ」
美しい姫...彼奴だって不細工より美しい姫に仕えたかっただろう。
だけど、多分勇者の俺を気遣って諦めたんだろうな。
今、思い出せばあの時凄く寂しそうだったな。
もし、彼奴がマリアンを選んだら...彼奴姫騎士だから相思相愛でマリアンと付き合うそういう未来があった筈だ...彼奴の未来も潰してしまったのか俺は...
彼奴に勇者三人を受け渡す時はどうだった...
最初に彼奴が指名したのは...吉祥院麗華だった。
そりゃ欲しいだろうな...俺の仲間では一番綺麗だ。
後で、考えて見れば...ここは俺が譲る場所だった。
確かに、麗華は俺の元カノだけど...それ程深く付き合ってない。
お互いがマスコット替わりにしていただけだ。
俺には、綺麗なマリアン王女がいる...そう考えたら此奴は要らなかった。
しかも。王女以外にも貴族の娘10名...これが皆んな麗華並みの美女だった。
そう考えたら、譲るべきだったんだ。
だって彼奴には貸しがあったんだから...
麗華が駄目なら、次は要ちゃんあたり指名するかなそう思っていた。
そうしたら彼奴はよりによって俺の仲間から不細工から数えてベスト3を全部選んだ。
良心が痛んだ...そこまで遠慮する事は無いのに..なんで此奴はそこまで遠慮するんだ...
俺は綺麗な王女と会話して綺麗な貴族の娘10人と過ごす事が多くなった。
毎日楽しく過ごし...訓練をしている。
綺麗な貴族の娘に囲まれ生活してみると..元の同級生は要らない。
美しさ、優しさ、総てにおいて比べ物にならないからな。
まぁ、戦力としては必要ではあるから手放せないが。
そんなある日彼奴を見てしまった。
不細工三人娘と安物の装備に身を包んでいる彼奴を...
また良心が痛んだ...
凄く痛々しい...
俺がまるで天国で過ごしているのに...あそこは魔界か地獄だ。
今からでも、麗華と要ちゃん...彼奴に渡そうかな..不憫すぎる。
今思えば、だからなのだろうな、彼奴は単独で冒険していた。
解るよ...あんな不細工達の中で生活していたら...俺なら自殺もんだ。
俺は勇者のリーダーでお金は湯水のように使える...だから王からお金を貰って彼奴にやろう。
金貨100枚でも渡して「これで綺麗な奴隷でも買って仲間にしなよ」
その位してやるべきかも知れない。
だが違った。
彼奴は1人で凄い手柄を立てた。
これを狙っていやがったんだ...俺の周りは彼奴を褒めるやつばかりだ...忌々しい、まるで黒木翼...みたいだ....だが違った...俺は自分が嫌になった...
そうだよな、少し位は手柄もたてたいよな。
俺は勇者だった...確かに言う通りだ、レベルが18なのにレベル1の俺のHPの倍ちょっと、言う通りだ。
普通に考えて俺がレベルが少し上がれば追いつくし簡単に追い越すだろう。
そう考えたら、此奴が俺たちに勝てるのは今のうち...その通りだ。
彼奴の中では俺は勇者として手柄を立てて王になる、そう考えているみたいだ。
親友...そう呼んでも構わないな。
だがこの時、東吾は気が付いていなかった、見落としていた...セレスに自分がチートで貰った光魔法が宿っていた事を...
天上東吾に話しかけられた...よく見ると顔色が余り良くない。
「別に良いけど..どうしたの?」
「いや、ちょっと話がしたくてさ、ここじゃなんだから俺の部屋で話さないか?」
「悪いね引き留めて、今メイドにお茶を入れさせるから寛いでいて」
此奴、専属メイドまで居るのか?
この部屋も凄い豪華な家具で彩られている。
僕の待遇は勇者達と変わらない筈だ...何だこれ。
「凄いね、この部屋まるで貴族みたいだ...調度品もすごくセンスが良い」
こう言えば、良く自慢する東吾の事、自分から話してくるだろう...
「解るか...流石セレス君だ、王女様に無理やり頼んで用意して貰ったんだ」
此奴、金持ちの息子で我儘だったよな...こんな部屋が確かに好きそうだ。
「凄いね、このソファ一つ見ても...座り心地が全然違う」
「そうだろうね、拘ったからね」
「所で、今日はこの部屋の話? 確かに凄いと思うけど」
「違う..」
「東吾様、お茶をご用意しました」
「遅い...客を待たせてしまったではないか...これだから、ここのメイドは..」
「すみません」
「もういい、さっさと下がれ」
「はい、本当に申し訳..」
「下がれと言っている」
「畏まりました」
メイドは悲しそうな顔で退出した。
正直、見ていて楽しい物ではない...幾らあのメイドが僕から見て不細工でも。
「すまなかったねセレス君、見苦しい所を見せて...所でセレス君凄い活躍をしているそうだね」
「うん、確かに頑張っているね」
「正直、肩身が狭い、勇者として召喚された俺がまだ訓練中なのに...少しで良い自重してくれないか?」
「自重? しないよ...」
「おい、お前、俺の立場も考えろよ..ここ暫く居心地が悪いんだよ...麗華も嫌な目で俺を見やがる...全部お前のせいだ」
「そんな事?...だけど、自重なんてしないよ?...僕はもうじき終わる人間だからね」
「終わるだと...お前は何を言っているんだ」
「ちゃんと説明した方がいかな?」
「あぁ、何だかお前、ごめんセレス...説明してくれるか?」
何だよ、その悲しそうな目はちょっと嫌味を言っただけだろう?
「まず、東吾君に今のステータスを見せるよ」
「あぁ」
セレス
LV 18
HP 4200(11400)
MP 5250(14250)
クラス 女神の聖騎士
ジョブ 姫騎士
スキル:翻訳.アイテム収納、 聖魔法レベル1 光魔法レベル1 女神の加護
「やっぱり凄いじゃないか...自慢をしたいのか?」
「あのさぁ、もう一度、東吾君のステータス見せてくれる」
東吾は何も言わずステータスを見せた。
天上東吾
LV 1
HP 1890
MP 720
クラス 勇者 異世界人
ジョブ 無し
スキル:翻訳.アイテム収納、光魔法レベル1 聖魔法レベル1 剣技レベル1
「見てどう思った」
「羨ましいに決まっているだろうが..馬鹿にしやがって」
「そう? 私なら君が羨ましくてしょうがないけど」
「何故だ...君に比べたらゴミじゃないか?」
「あのさぁ東吾君、私はレベル18だよ...君はレベル1だ」
「だからどうした」
「それなのに、たったこれしか差が無いんだ」
「.....」
「解らないかな、これ程頑張ってもHPは君の倍ちょっと、MPは流石に多いけど スキルだって君が最初から持っていた物がようやく身に着いた」
「確かに、そう言われればそうだ」
「恐らく、君が本格的に強くなりだしたら私なんか直ぐに追い抜いていく、そして君から貰い受けた少女三人にも、直ぐに追い抜かれていく...勇者じゃ無いんだから」
「そうだな」
「だから、最初位、花を持たせてくれないかな?」
「セレス君、君は君で大変なんだな...悪かった、確かに俺たちは勇者だ君の言う通りなのだろう...」
「いいさ...東吾くんに羨ましく思われたなら、それは自慢になる」
「何だよそれ?」
「いや東吾くんが魔王を討伐して王様にでもなった時にさ、酒場で「私はあの勇者様より強くて羨ましがれた時があったんだ」と飲んだくれて自慢してやるさ」
「ぷっはははは、確かに羨ましがってしまったから嘘じゃねぇもんな...俺が王になったらセレス君が、そのネタで自慢しても不敬罪にしないように言うよ...仕方ないからさ」
「じゃぁ、今から礼を言っとくよ、有難うございます、未来の国王様」
「あははは、おかしい、流石に礼なんて言うなよ...ありがとうな」
はぁ...自己嫌悪だ、俺はまたセレス君に借りを作ってしまった。
最初は王女の時だ、彼奴は綺麗なマリアン王女を俺に譲りやがった。
誰が見ても、あの豚とマリアンだったらマリアンが良いに決まっている。
沢山の奴がマリアン王女に群がるなか、彼奴は豚王女の方を選んだ。
あれは、恐らく俺の事を考えてだろう。
マリアンが本当に欲しかったのは勇者の俺たち以上に彼奴だったと思う。
何しろ従者にして手元に置きたがっていたからな。
だが、彼奴は...それを断った...しかもそれだけではなく俺に譲りやがった。
「解っているさ、あのように美しい姫は、君の様に美麗な勇者にこそ相応しい...頑張れよ」
美しい姫...彼奴だって不細工より美しい姫に仕えたかっただろう。
だけど、多分勇者の俺を気遣って諦めたんだろうな。
今、思い出せばあの時凄く寂しそうだったな。
もし、彼奴がマリアンを選んだら...彼奴姫騎士だから相思相愛でマリアンと付き合うそういう未来があった筈だ...彼奴の未来も潰してしまったのか俺は...
彼奴に勇者三人を受け渡す時はどうだった...
最初に彼奴が指名したのは...吉祥院麗華だった。
そりゃ欲しいだろうな...俺の仲間では一番綺麗だ。
後で、考えて見れば...ここは俺が譲る場所だった。
確かに、麗華は俺の元カノだけど...それ程深く付き合ってない。
お互いがマスコット替わりにしていただけだ。
俺には、綺麗なマリアン王女がいる...そう考えたら此奴は要らなかった。
しかも。王女以外にも貴族の娘10名...これが皆んな麗華並みの美女だった。
そう考えたら、譲るべきだったんだ。
だって彼奴には貸しがあったんだから...
麗華が駄目なら、次は要ちゃんあたり指名するかなそう思っていた。
そうしたら彼奴はよりによって俺の仲間から不細工から数えてベスト3を全部選んだ。
良心が痛んだ...そこまで遠慮する事は無いのに..なんで此奴はそこまで遠慮するんだ...
俺は綺麗な王女と会話して綺麗な貴族の娘10人と過ごす事が多くなった。
毎日楽しく過ごし...訓練をしている。
綺麗な貴族の娘に囲まれ生活してみると..元の同級生は要らない。
美しさ、優しさ、総てにおいて比べ物にならないからな。
まぁ、戦力としては必要ではあるから手放せないが。
そんなある日彼奴を見てしまった。
不細工三人娘と安物の装備に身を包んでいる彼奴を...
また良心が痛んだ...
凄く痛々しい...
俺がまるで天国で過ごしているのに...あそこは魔界か地獄だ。
今からでも、麗華と要ちゃん...彼奴に渡そうかな..不憫すぎる。
今思えば、だからなのだろうな、彼奴は単独で冒険していた。
解るよ...あんな不細工達の中で生活していたら...俺なら自殺もんだ。
俺は勇者のリーダーでお金は湯水のように使える...だから王からお金を貰って彼奴にやろう。
金貨100枚でも渡して「これで綺麗な奴隷でも買って仲間にしなよ」
その位してやるべきかも知れない。
だが違った。
彼奴は1人で凄い手柄を立てた。
これを狙っていやがったんだ...俺の周りは彼奴を褒めるやつばかりだ...忌々しい、まるで黒木翼...みたいだ....だが違った...俺は自分が嫌になった...
そうだよな、少し位は手柄もたてたいよな。
俺は勇者だった...確かに言う通りだ、レベルが18なのにレベル1の俺のHPの倍ちょっと、言う通りだ。
普通に考えて俺がレベルが少し上がれば追いつくし簡単に追い越すだろう。
そう考えたら、此奴が俺たちに勝てるのは今のうち...その通りだ。
彼奴の中では俺は勇者として手柄を立てて王になる、そう考えているみたいだ。
親友...そう呼んでも構わないな。
だがこの時、東吾は気が付いていなかった、見落としていた...セレスに自分がチートで貰った光魔法が宿っていた事を...
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