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4 茉帆の場合
5 この人痴漢です
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熱く苦いものを吐き出す。ハァハァと息が荒げ、膝をつく。
しかし許されなかった。腕を持たれて引き上げられる。連結扉に押し付けられて、正面から挿入された。
「うううんんっっ」
片膝を抱え上げられ、ゴリゴリとナカに侵入してくる大きいモノ。奥に突き当たると、猛然と抽送がなされる。一突きごとに快感がアソコから脳天まで突き上がり、私は仰け反って後ろのガラスに頭を擦り付けながら喘ぐ。
壁と男に挟まれて、快感が逃げ場をなくす。快感が全部ビリビリと、体中を引っ掻き回しながら走り抜けていく。
気持ち良すぎておかしくなりそう。
男がハンカチで私の口を拭ってきた。あの日借りたハンカチだ。
「あの日もさ、実は助けていいか少し迷ったんだよね」
奥までモノを差し込んで、そのままグリグリとグラインドされるのが怖いほど気持ちいい。
「もしかしたら同意の上かもしれないってさ」
「あっ、んんっ、そんな……っ」
「自覚ないんだろうけどさ、すごいエロい顔してたよ。もちろん今も、ね!」
「あひぃっっ!!」
バツン!と肌と肌が鳴る。膝がガクガクしてもう立っていられない。
「そりゃこんな気持ちいい事、やめられないよね。君の事好きなのに複雑な気分だなぁ」
「なになに? 君の犯した罪って痴女だったのー?」
「やっ、ちがっ、あぅんっっ!」
「痴女なんてこれからは俺だけにしてくれる? そうしたら捕まらないよ」
「えー、俺も混ぜてほしいなぁ~」
「まぁ今回はな」
壁から、もう一人の男の方にもたれ掛けさせられる。背側の男がお尻を触りだす。
「これ邪魔だから切っちゃうね~」
ビッと音がしたかと思うと締め付けが緩み、立ってた足にベチャッとショーツが貼りついた。
「やあっ、ひぃっんあっっ」
非難の声を上げようとしても、ズブズブと抽送を早められて言葉にならない。
クリを触られてまたナカのモノを締め上げてしまう始末だ。
「やっ、ら、だめぇっ、そ、ちはっっ!」
少しだけ後ろ穴に指を入れられ膝が突っ張った。挿れてる男が息を詰まらせ動きを止めた。
「すっげ、締まる……ッ」
苦しそうな視線とかち合い、男は噛み付くようなキスをしてきた。ゆっくりヌルヌルと腰が動く。後ろの指もゆっくり侵入してくる。
ゾクゾクが更に肥大して、自分の腰が勝手に揺れだす。
なにこれ、こんなの知らない……っ。気持ちいいッッ。
「さっすが痴女サン。こっちもポテンシャル高いね~っつか、もしかしてこっちも経験済みかな?」
後ろの指に合わせて勝手に腰が動いてしまう。
指が奥までは入りきり何度か抽送される。指が増やされグチグチと中で動く。私の中で指とモノとがこすれ合った瞬間、ビクンッ!と大きく体を揺らすほどの快感が走った。
その次の瞬間、私の腰が勝手に猛然と振りたくられた。その勢いに唇が離れ、前の男に縋りつく。
「やぁっ! なにこれぇっ! 止まらないよぉっっ!!」
「待って待って」
「あひぃいんッッ!!!」
後ろの男は笑いながら指を抜き、私の腰を掴むと、後ろ穴に更に太いモノを挿入してきた!
「あっあっあっあっあっ、イくっ、イくっ! イくイくイくイくイくぅ~ッッ!!」
二人の男に挟まれ、その間の私だけが腰を振っている。
前へも後ろにも、どっちに動いても気持ちがいいっ! 私がイって動きを止めると、男たちが動いて更なる高みへと押し上げる。
二本の太く熱いモノが、私のナカをゴリゴリと抉っていくのが、意識がぶっ飛びそうなほど気持ちよくて、もう気持ちいいしか頭になかった。
なにこれヤバイ。ホントマズイ。
こんなの慣れたら普通のセックスじゃ物足りなくなっちゃうよぉ。本当に痴女になっちゃうぅ……。
私は薄ら笑いながらまだカクカクと腰を揺らして、快感を貪っていた。
________ ___ __ _
「この人痴漢です」
スカートの下にまで入っていた手を掴み声を出す。あれだけぎゅう詰めだった周囲がずざざっと引いた。
「な!? えっ冤罪だ!!」
私に腕を掴まれた男は、往生際悪く声を裏返させた。
私は掴んだ腕を目線まで上げる。
「この手やスーツの袖に付いた白い粉。それ、私の下着に付けたベビーパウダーなんです。次の駅で降りてください」
電車が揺れ私がよろけた瞬間、男が手を振りほどき人混みに紛れようと飛び込んだけれど、人々に弾かれ何人かの男性に取り押さえられた。わーわーいつまででも男は喚いていたが、袖の白い粉で一発だった。無事駅員室に辿り着き、警察もやって来る。
私は駅員さんに遅延証明書の裏に、痴漢逮捕協力証明書なるものを書いてもらった。もちろんちゃんと会社に遅刻する旨の電話をしてある。実はこんな事がすでに3回目である。
本当はあれから痴漢に遭うのは片手じゃきかない程なのだが、悔しくも初めは何人も逃げられた。
あんまりにも悔しいので私は無い知恵を振り絞った。
下着――正確にはストッキングの上からベビーパウダーを叩いておく事にしたのだ。下に落ちないよう軽めにはたいていても、侵入してきた手にしっかり付着してくれるし、爪にも入り込む。大抵スーツは濃い色が多いので白い粉はばっちり目立つ。
痴漢ですと声を上げても誰も助けてくれない。精々ヒソヒソと悪口を言う援護射撃をしてくれるくらい。掴んでても私では振り払われて逃げられる。暴言まで吐かれる事すらある。
しかし、こうまで物的証拠があると、さすがに皆さん手伝ってくれた。ありがたい。
……快感アプリを覚えてからの私は、まさに痴漢ホイホイとでも言うべき打率で痴漢に遭った。
おかげさまで、もう欲求不満の私じゃない。泣き寝入りする私でもない。
ベッドの中で、今朝の痴漢野郎ザマーミロと思いながら、今夜のドリームソフトを物色しているのである。
「ん~、やっぱりこれかな? ち・か・ん」
ちなみにハンカチを貸してくれた彼には、次の日丁寧にハンカチを返し、そして丁重に申し出を断った。電車の時間も車両も変えた。
だって私には結婚する彼氏がいるからね。でもハンカチの人が夢に出てくるのもいいなぁと思っちゃう。それも燃えるもん。やっぱりイケメンだったしさ。なんてね。
快感アプリは海外からでも、スマホを替えても、IDとパスでバッチリログインできた。支払うクレジットカードの引き落とし銀行はネットバンクに替えたので万全だ。
最近では外人イケメンもいいなぁ~なんて考えてる。
でもでもやっぱり、日本の満員電車も捨てがたくて、何度かに1回はまたそのソフトにしちゃったりする。同じソフトでも、外人だらけの満員電車を見た時もあってびっくりした時もあった。あの時の夢も気持ちよかったぁ~。
あの電車の混み具合って本当に日本固有のものなんだね。まぁテレビだと電車から人が溢れてでも乗ってるやつも見るけど。
今日も旦那は出張だし、どのドリームソフトにしようかな。
しかし許されなかった。腕を持たれて引き上げられる。連結扉に押し付けられて、正面から挿入された。
「うううんんっっ」
片膝を抱え上げられ、ゴリゴリとナカに侵入してくる大きいモノ。奥に突き当たると、猛然と抽送がなされる。一突きごとに快感がアソコから脳天まで突き上がり、私は仰け反って後ろのガラスに頭を擦り付けながら喘ぐ。
壁と男に挟まれて、快感が逃げ場をなくす。快感が全部ビリビリと、体中を引っ掻き回しながら走り抜けていく。
気持ち良すぎておかしくなりそう。
男がハンカチで私の口を拭ってきた。あの日借りたハンカチだ。
「あの日もさ、実は助けていいか少し迷ったんだよね」
奥までモノを差し込んで、そのままグリグリとグラインドされるのが怖いほど気持ちいい。
「もしかしたら同意の上かもしれないってさ」
「あっ、んんっ、そんな……っ」
「自覚ないんだろうけどさ、すごいエロい顔してたよ。もちろん今も、ね!」
「あひぃっっ!!」
バツン!と肌と肌が鳴る。膝がガクガクしてもう立っていられない。
「そりゃこんな気持ちいい事、やめられないよね。君の事好きなのに複雑な気分だなぁ」
「なになに? 君の犯した罪って痴女だったのー?」
「やっ、ちがっ、あぅんっっ!」
「痴女なんてこれからは俺だけにしてくれる? そうしたら捕まらないよ」
「えー、俺も混ぜてほしいなぁ~」
「まぁ今回はな」
壁から、もう一人の男の方にもたれ掛けさせられる。背側の男がお尻を触りだす。
「これ邪魔だから切っちゃうね~」
ビッと音がしたかと思うと締め付けが緩み、立ってた足にベチャッとショーツが貼りついた。
「やあっ、ひぃっんあっっ」
非難の声を上げようとしても、ズブズブと抽送を早められて言葉にならない。
クリを触られてまたナカのモノを締め上げてしまう始末だ。
「やっ、ら、だめぇっ、そ、ちはっっ!」
少しだけ後ろ穴に指を入れられ膝が突っ張った。挿れてる男が息を詰まらせ動きを止めた。
「すっげ、締まる……ッ」
苦しそうな視線とかち合い、男は噛み付くようなキスをしてきた。ゆっくりヌルヌルと腰が動く。後ろの指もゆっくり侵入してくる。
ゾクゾクが更に肥大して、自分の腰が勝手に揺れだす。
なにこれ、こんなの知らない……っ。気持ちいいッッ。
「さっすが痴女サン。こっちもポテンシャル高いね~っつか、もしかしてこっちも経験済みかな?」
後ろの指に合わせて勝手に腰が動いてしまう。
指が奥までは入りきり何度か抽送される。指が増やされグチグチと中で動く。私の中で指とモノとがこすれ合った瞬間、ビクンッ!と大きく体を揺らすほどの快感が走った。
その次の瞬間、私の腰が勝手に猛然と振りたくられた。その勢いに唇が離れ、前の男に縋りつく。
「やぁっ! なにこれぇっ! 止まらないよぉっっ!!」
「待って待って」
「あひぃいんッッ!!!」
後ろの男は笑いながら指を抜き、私の腰を掴むと、後ろ穴に更に太いモノを挿入してきた!
「あっあっあっあっあっ、イくっ、イくっ! イくイくイくイくイくぅ~ッッ!!」
二人の男に挟まれ、その間の私だけが腰を振っている。
前へも後ろにも、どっちに動いても気持ちがいいっ! 私がイって動きを止めると、男たちが動いて更なる高みへと押し上げる。
二本の太く熱いモノが、私のナカをゴリゴリと抉っていくのが、意識がぶっ飛びそうなほど気持ちよくて、もう気持ちいいしか頭になかった。
なにこれヤバイ。ホントマズイ。
こんなの慣れたら普通のセックスじゃ物足りなくなっちゃうよぉ。本当に痴女になっちゃうぅ……。
私は薄ら笑いながらまだカクカクと腰を揺らして、快感を貪っていた。
________ ___ __ _
「この人痴漢です」
スカートの下にまで入っていた手を掴み声を出す。あれだけぎゅう詰めだった周囲がずざざっと引いた。
「な!? えっ冤罪だ!!」
私に腕を掴まれた男は、往生際悪く声を裏返させた。
私は掴んだ腕を目線まで上げる。
「この手やスーツの袖に付いた白い粉。それ、私の下着に付けたベビーパウダーなんです。次の駅で降りてください」
電車が揺れ私がよろけた瞬間、男が手を振りほどき人混みに紛れようと飛び込んだけれど、人々に弾かれ何人かの男性に取り押さえられた。わーわーいつまででも男は喚いていたが、袖の白い粉で一発だった。無事駅員室に辿り着き、警察もやって来る。
私は駅員さんに遅延証明書の裏に、痴漢逮捕協力証明書なるものを書いてもらった。もちろんちゃんと会社に遅刻する旨の電話をしてある。実はこんな事がすでに3回目である。
本当はあれから痴漢に遭うのは片手じゃきかない程なのだが、悔しくも初めは何人も逃げられた。
あんまりにも悔しいので私は無い知恵を振り絞った。
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痴漢ですと声を上げても誰も助けてくれない。精々ヒソヒソと悪口を言う援護射撃をしてくれるくらい。掴んでても私では振り払われて逃げられる。暴言まで吐かれる事すらある。
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ベッドの中で、今朝の痴漢野郎ザマーミロと思いながら、今夜のドリームソフトを物色しているのである。
「ん~、やっぱりこれかな? ち・か・ん」
ちなみにハンカチを貸してくれた彼には、次の日丁寧にハンカチを返し、そして丁重に申し出を断った。電車の時間も車両も変えた。
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快感アプリは海外からでも、スマホを替えても、IDとパスでバッチリログインできた。支払うクレジットカードの引き落とし銀行はネットバンクに替えたので万全だ。
最近では外人イケメンもいいなぁ~なんて考えてる。
でもでもやっぱり、日本の満員電車も捨てがたくて、何度かに1回はまたそのソフトにしちゃったりする。同じソフトでも、外人だらけの満員電車を見た時もあってびっくりした時もあった。あの時の夢も気持ちよかったぁ~。
あの電車の混み具合って本当に日本固有のものなんだね。まぁテレビだと電車から人が溢れてでも乗ってるやつも見るけど。
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