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日の章
募る思い…
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あの後、僕達は夕食を食べた。
相変わらず3つ星の腕前で、美味しい料理だった。
けど……胸の辺りのつっかえは治らないまま、ただ、いつもより遅い時間が流れた。
「阿澄。今日湯船入るか?」
「あ、うん!てかそんなの僕に頼んでくれればいいのに!」
「いや、この間から家事毎回やらせっぱなしだから、風呂ぐらいは自分でやるよ。」
「そっか……ありがと!」
「ん。」
いつも通りの会話なのに、何だか胸の辺りが苦しい。
れー君の反応のひとつひとつが、少し冷たく感じる。
考えすぎなのかな。
「風呂先良いぞ。俺まだ片付けたい事あるから。」
「わかった。」
お風呂に入りながら、僕は考えていた。
明日からどうするか………
どちらにせよ、今僕がどうゴネても、
多分……いや、絶対答えては貰えない。
待つとは言ったものの、やっぱり苦しいのに変わりはない。
僕、明日から普通に話せるかな。
自信ない。
れー君は今どう思ってるのかな。
何を考えているんだろう。
「阿澄。」
ふと、ドアの向こうかられー君のこえがした。
「ん?」
「俺もそろそろ入っていいか?」
「あっ、ごめん!!長湯しすぎたね!」
「いや、出なくていい。まだ入ってたいなら、無理に出る必要ない。」
「え、でも………」
言いかけた時、突然ドアが開いた。
そこにはれー君が居る。
しかも裸で。
「や、やっぱり出るっ!のぼせちゃったみたいだしっ!!」
「ん、そうか。」
僕はれー君の脇を通って外に出た。
ドアを閉めて、バスタオルで顔を覆い、しゃがみこむ。
「うぅぅ~………心臓に悪いぃ。小さい頃はよく一緒に入ったけど、今のはダメだって…………。この間の時は、服脱いだの僕だけだったし。あんな体見せられたら。」
そんな事を考えてるうちに、興奮も止まらなくなって、自分の部屋に逃げ込んだ。
「こんなのおさまんないよぉ…。」
ゆっくりと自分のものに触れる。
この間れー君にされたことが、頭の中に蘇ってくる。
「ふっ…んぅ。れー君………」
ふと漏れた自分の言葉に羞恥を掻き立てられ、より一層興奮は増していく。
「あっ…ん、ひぁっ……」
擦りあげる度にカウパーがぐちぐちと艶めかし音を立てて溢れる。
脳が蕩けそうになるほどの熱が込み上げてくる。
「れー君……れっあぁっ、んんん………
もっ、あ、も……イクっ!んっん!!?」
勢いよく飛び出た精子が自分の胸や顔に飛び散った。
自分の精子でドロドロになった手をティッシュで拭う。
「僕、れー君で………,。最低だ……。」
今日から3週間。
僕、どうなるんだろう。
相変わらず3つ星の腕前で、美味しい料理だった。
けど……胸の辺りのつっかえは治らないまま、ただ、いつもより遅い時間が流れた。
「阿澄。今日湯船入るか?」
「あ、うん!てかそんなの僕に頼んでくれればいいのに!」
「いや、この間から家事毎回やらせっぱなしだから、風呂ぐらいは自分でやるよ。」
「そっか……ありがと!」
「ん。」
いつも通りの会話なのに、何だか胸の辺りが苦しい。
れー君の反応のひとつひとつが、少し冷たく感じる。
考えすぎなのかな。
「風呂先良いぞ。俺まだ片付けたい事あるから。」
「わかった。」
お風呂に入りながら、僕は考えていた。
明日からどうするか………
どちらにせよ、今僕がどうゴネても、
多分……いや、絶対答えては貰えない。
待つとは言ったものの、やっぱり苦しいのに変わりはない。
僕、明日から普通に話せるかな。
自信ない。
れー君は今どう思ってるのかな。
何を考えているんだろう。
「阿澄。」
ふと、ドアの向こうかられー君のこえがした。
「ん?」
「俺もそろそろ入っていいか?」
「あっ、ごめん!!長湯しすぎたね!」
「いや、出なくていい。まだ入ってたいなら、無理に出る必要ない。」
「え、でも………」
言いかけた時、突然ドアが開いた。
そこにはれー君が居る。
しかも裸で。
「や、やっぱり出るっ!のぼせちゃったみたいだしっ!!」
「ん、そうか。」
僕はれー君の脇を通って外に出た。
ドアを閉めて、バスタオルで顔を覆い、しゃがみこむ。
「うぅぅ~………心臓に悪いぃ。小さい頃はよく一緒に入ったけど、今のはダメだって…………。この間の時は、服脱いだの僕だけだったし。あんな体見せられたら。」
そんな事を考えてるうちに、興奮も止まらなくなって、自分の部屋に逃げ込んだ。
「こんなのおさまんないよぉ…。」
ゆっくりと自分のものに触れる。
この間れー君にされたことが、頭の中に蘇ってくる。
「ふっ…んぅ。れー君………」
ふと漏れた自分の言葉に羞恥を掻き立てられ、より一層興奮は増していく。
「あっ…ん、ひぁっ……」
擦りあげる度にカウパーがぐちぐちと艶めかし音を立てて溢れる。
脳が蕩けそうになるほどの熱が込み上げてくる。
「れー君……れっあぁっ、んんん………
もっ、あ、も……イクっ!んっん!!?」
勢いよく飛び出た精子が自分の胸や顔に飛び散った。
自分の精子でドロドロになった手をティッシュで拭う。
「僕、れー君で………,。最低だ……。」
今日から3週間。
僕、どうなるんだろう。
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