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87.夜目
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この旅を始めてから、母さんたちに会いに行った後は、おじいちゃんたちのところにも行っている。
直接会ってはいないけど、僕の部屋に置いた石板でのやり取りが続いていた。
最初はすぐに返事を書いたことを驚いていたようだけど、「聖者様のおかげで」の一言で割と何でも納得しても貰えるから助かる。
だけど、リュラを心配させてしまったような、詳しい旅の出来事は書いていない。ただ元気だよという簡単な返事くらいで、その内に書くことがなくなるんじゃないかと思っていた。
でもおじいちゃんたちから書かれることには、リベルの失敗談が尽きることがないようで、意外と日々の刺激としては役に立っているような気がする。
…リュラにも、こんなふうに笑って済ませられることだけ伝えるようにしたほうが良いだろうか。
昨夜は初めて石板を確認しに来なかったから、下のほうに僕を心配する言葉が書き加えられていた。
念のため気配を探ると、おじいちゃんとおばあちゃん、それにリベルや孤児院の子どもたちもみんなそれぞれの部屋で眠っているようで安心する。
「あの…ライルさん…」
リリスの控えめな声に顔を上げた。
「あれは、キスは毎日なさってますの?! だからリュラさんを送るときにわたくしがついて行くのを断られるのですわね?!」
迫って来るような勢いでいきなりそう言われ、思わず石板を落としそうになる。
「何で今、その話?!」
「だって、羨ましいですもの!! ああ、でもそういうことでしたらわたくし、これからもお邪魔せずに待っておりますわ!」
それは、そうしてくれたほうが有難いけど。
「…ずっと一緒に居られるリリスたちも羨ましいよ」
こうして別行動をとることもあるけど、幻妖精たちは基本的にいつも一緒に居るし、お互い離れたくないと思っている。
それが樹海のときのように、不意にふたりきりになった場合には時間を忘れてしまったりするから、天使としての仕事をしていないと罰を受けているわけだけど。
「そんな! 大好きなマリスの顔を見ることも、触れることも出来ませんのよ?!」
そう、それはやっぱり罰だ。
僕はリュラの手の温かさに安心した。それを感じられなくなるのは辛いと思う。
「うん…どっちも嫌だよね」
「そうですわね……想い合う者同士が天命以外で引き裂かれるなんて、あってほしくないですわ…」
それをしたのが、ルシウスかもしれない。
寿命でも悲しいと思うけど、天使の感覚ではそれが最善なんだろう。リリスなりに、ルシウスのことは気にしながらも僕に気を遣ってくれていたのだ。
それ以上は何を言えばいいか分からずに、石板に石筆を走らせた。
元気でやっていることと、忙しくなるから時々しか返事を書けなくなるよ、と。
***
泊まっていた教会の部屋に戻ると、燭台の灯りが消えていた。
今日はやっと先に寝たのか…と思って聖者様のほうを見ると、ベッドの上に座って僕を凝視していたからギョッとする。
「何してるんですか?!」
ダンを起こしてしまわない程度の小声で言いながら、聖者様の側に近付いた。
「いや、今灯りを消したばかりなんだが…完全に暗くなったときの見え方が以前と違うんだよ」
言われてみれば、聖者様が復活してからはいつも僕が最後に燭台の火を消していた。初日はダンと2人だったからどうしていたのかは知らないけど、今になって気付いたらしい。
「僕も夜目は利きますよ。それも同じなんじゃないですか?」
「夜目が利くどころじゃないぞ、この見え方」
リリスとの話で天使に近い見え方をしていると知っても、僕は生まれたときからこうだったから、普通の夜目とどれほどの違いか分かっていない。
「肉体と魂は密接に関係しますから、少なくともライルさんの場合は魂の器として強くするための副産物のようなものでは…」
マリスが、途中で言葉を止めてリリスに近付く。
「リリス、どうしたんだい?」
表情は分からないはずなのに、リリスが少しの間黙っていることや僅かな動きで、様子がおかしいことに気付いたようだ。
「……ルシウス様が……いえ、ルシウス様かもしれない方が……」
リリスもいざマリスを目の前にすると、一番に伝えなくてはいけないことで頭がいっぱいになったらしい。
僕も、聖者様が眠っていたとしても起こして相談したかったことだ。
「聖者様。……人間が、生きたまま魂攫いに遭いかけたかもしれないんです」
僕は東部教会でのことを、説明する。
リリスはほとんど黙って、マリスに寄り添っていた。
話が進むにつれ、聖者様は苦い表情を浮かべ、天を仰いで額を押さえた。
「聞けば聞くほど、聖者がどうにか出来る範疇を超えてるな…」
聖者の役目は、地上の人々を相手にすることだ。
地獄やルシウスのことがどうにも出来ないのは、仕方がない。
「でも僕は、リュラを守れるなら何だってしたい。もしまた会ったらタタラを捕まえてでも、地獄のことを聞き出したいです」
今朝はまだ、無理に捕まえたくないと思ったばかりだったけど。
自分勝手だけど、大事な人に危害が及ぶならやっぱり対応は変わってしまう。
「ああ、出来ることがあるならやればいい。加護を与えたのは発覚すれば騒ぎになるかもしれないが…今は仕方ないな」
聖者様は、そんな僕の気持ちや行動を肯定してくれた。
「ただ、自分のせいだと思い詰めるな。少なくともタタラがお前を知ってからその娘が攫われるまで、お前との接触はなかったんだ。関係者だと分かってて狙われたわけじゃないだろう」
そうだった。
頭に血が上って混乱もしていたけど、リュラが攫われたのは昨夜遅くから朝までの間だ。その間、僕はリュラやおじいちゃんたちの所へは行っていない。
だけどそうなると、別の心配も湧いてくる。
「でも魂攫いに遭う人は、生きているときから狙われてるかもしれないんですよね」
タタラの言葉がその可能性を浮かばせた。
僕はこの人生が初めてだけど、リュラには別の前世があっただろう。
もしかしたら、前世の恋人として見守っている誰かがいるのかもしれない。
そう考えると、胸の辺りがチクリと痛むのを感じる。
生きたまま攫われなかったとしても、今生を終えたときにまたリュラの魂が地獄に攫われたとしたら。攫われた先にリュラの前世の恋人がいたら。
「それは今の段階では分からないが、またそんな実験みたいなことをされる前に対策を考えないとな」
「お待ちください、ルシウス様のことは神が対処することになっているのです。勝手に動くべきではありません」
動揺していたらしいマリスも、ようやく慌てたように口を挟む。
「この状況になってもまだ神託すらないんだぞ。クソ神がどうにかするならいいが、傍観した場合のためにも一応考えておくべきだ」
「神が傍観なさるなら、それなりの理由があるはずです」
リリスは珍しく黙ったままだけど、マリスは譲らない。
だけど、リュラが攫われるかもしれないというのに、神を信じてただ待つなんて僕には無理だ。
「待って、ちょっと頭を冷やそうよ。僕も混乱してるんだ。一度ちゃんと寝てから、明日また話させてくれないかな」
昨夜は遅くまで起きていたし、途中で精霊に起こされてしまったのも幻妖精たちは分かっている。
「そうですわね、ライルさんは一度ゆっくり休みませんと…」
「ああ、一度冷静になるのは必要だな。心配だろうが今夜はもう寝よう」
聖者様も、それには同意してくれた。
「じゃあ…おやすみなさい」
そう言って、僕はベッドに潜り込む。
聖者様はまた座ったまま考えているようで、幻妖精たちはひそひそと話を続けている。
聖者様たちの意見を聞きたくて戻ってきたけど、このままだと平行線で話が進みそうにない。
シーツを被ったまま、僕は1人で考える。
リュラが狙われたのが僕のせいじゃないとしても、生きたままの人間を攫おうとしたのは、僕の存在が無関係とは思えない。
ルシウスらしい存在は、地上の位階の変化を気にしていた。そして僕が何らかの特例だろうと。
僕が特例だとはっきりすれば、無茶は止められるんだろうか。
だけどどうやって証明すればいいのか。
考えるほどに目が冴えてくる
そして無性に、もう一度リュラの安全を確かめたくなった。
いつもは必要以上に離れ難そうにしている聖者様や幻妖精たちに呆れていたから、今からまたリュラに会いたいと言い出すのも気恥ずかしい。
僕は自分の身代わりになる幻影体を作り出し、自分の気配は消してシーツの中でこっそり入れ替わる。
そしてそのまま、またリュラの元へと転移した。
直接会ってはいないけど、僕の部屋に置いた石板でのやり取りが続いていた。
最初はすぐに返事を書いたことを驚いていたようだけど、「聖者様のおかげで」の一言で割と何でも納得しても貰えるから助かる。
だけど、リュラを心配させてしまったような、詳しい旅の出来事は書いていない。ただ元気だよという簡単な返事くらいで、その内に書くことがなくなるんじゃないかと思っていた。
でもおじいちゃんたちから書かれることには、リベルの失敗談が尽きることがないようで、意外と日々の刺激としては役に立っているような気がする。
…リュラにも、こんなふうに笑って済ませられることだけ伝えるようにしたほうが良いだろうか。
昨夜は初めて石板を確認しに来なかったから、下のほうに僕を心配する言葉が書き加えられていた。
念のため気配を探ると、おじいちゃんとおばあちゃん、それにリベルや孤児院の子どもたちもみんなそれぞれの部屋で眠っているようで安心する。
「あの…ライルさん…」
リリスの控えめな声に顔を上げた。
「あれは、キスは毎日なさってますの?! だからリュラさんを送るときにわたくしがついて行くのを断られるのですわね?!」
迫って来るような勢いでいきなりそう言われ、思わず石板を落としそうになる。
「何で今、その話?!」
「だって、羨ましいですもの!! ああ、でもそういうことでしたらわたくし、これからもお邪魔せずに待っておりますわ!」
それは、そうしてくれたほうが有難いけど。
「…ずっと一緒に居られるリリスたちも羨ましいよ」
こうして別行動をとることもあるけど、幻妖精たちは基本的にいつも一緒に居るし、お互い離れたくないと思っている。
それが樹海のときのように、不意にふたりきりになった場合には時間を忘れてしまったりするから、天使としての仕事をしていないと罰を受けているわけだけど。
「そんな! 大好きなマリスの顔を見ることも、触れることも出来ませんのよ?!」
そう、それはやっぱり罰だ。
僕はリュラの手の温かさに安心した。それを感じられなくなるのは辛いと思う。
「うん…どっちも嫌だよね」
「そうですわね……想い合う者同士が天命以外で引き裂かれるなんて、あってほしくないですわ…」
それをしたのが、ルシウスかもしれない。
寿命でも悲しいと思うけど、天使の感覚ではそれが最善なんだろう。リリスなりに、ルシウスのことは気にしながらも僕に気を遣ってくれていたのだ。
それ以上は何を言えばいいか分からずに、石板に石筆を走らせた。
元気でやっていることと、忙しくなるから時々しか返事を書けなくなるよ、と。
***
泊まっていた教会の部屋に戻ると、燭台の灯りが消えていた。
今日はやっと先に寝たのか…と思って聖者様のほうを見ると、ベッドの上に座って僕を凝視していたからギョッとする。
「何してるんですか?!」
ダンを起こしてしまわない程度の小声で言いながら、聖者様の側に近付いた。
「いや、今灯りを消したばかりなんだが…完全に暗くなったときの見え方が以前と違うんだよ」
言われてみれば、聖者様が復活してからはいつも僕が最後に燭台の火を消していた。初日はダンと2人だったからどうしていたのかは知らないけど、今になって気付いたらしい。
「僕も夜目は利きますよ。それも同じなんじゃないですか?」
「夜目が利くどころじゃないぞ、この見え方」
リリスとの話で天使に近い見え方をしていると知っても、僕は生まれたときからこうだったから、普通の夜目とどれほどの違いか分かっていない。
「肉体と魂は密接に関係しますから、少なくともライルさんの場合は魂の器として強くするための副産物のようなものでは…」
マリスが、途中で言葉を止めてリリスに近付く。
「リリス、どうしたんだい?」
表情は分からないはずなのに、リリスが少しの間黙っていることや僅かな動きで、様子がおかしいことに気付いたようだ。
「……ルシウス様が……いえ、ルシウス様かもしれない方が……」
リリスもいざマリスを目の前にすると、一番に伝えなくてはいけないことで頭がいっぱいになったらしい。
僕も、聖者様が眠っていたとしても起こして相談したかったことだ。
「聖者様。……人間が、生きたまま魂攫いに遭いかけたかもしれないんです」
僕は東部教会でのことを、説明する。
リリスはほとんど黙って、マリスに寄り添っていた。
話が進むにつれ、聖者様は苦い表情を浮かべ、天を仰いで額を押さえた。
「聞けば聞くほど、聖者がどうにか出来る範疇を超えてるな…」
聖者の役目は、地上の人々を相手にすることだ。
地獄やルシウスのことがどうにも出来ないのは、仕方がない。
「でも僕は、リュラを守れるなら何だってしたい。もしまた会ったらタタラを捕まえてでも、地獄のことを聞き出したいです」
今朝はまだ、無理に捕まえたくないと思ったばかりだったけど。
自分勝手だけど、大事な人に危害が及ぶならやっぱり対応は変わってしまう。
「ああ、出来ることがあるならやればいい。加護を与えたのは発覚すれば騒ぎになるかもしれないが…今は仕方ないな」
聖者様は、そんな僕の気持ちや行動を肯定してくれた。
「ただ、自分のせいだと思い詰めるな。少なくともタタラがお前を知ってからその娘が攫われるまで、お前との接触はなかったんだ。関係者だと分かってて狙われたわけじゃないだろう」
そうだった。
頭に血が上って混乱もしていたけど、リュラが攫われたのは昨夜遅くから朝までの間だ。その間、僕はリュラやおじいちゃんたちの所へは行っていない。
だけどそうなると、別の心配も湧いてくる。
「でも魂攫いに遭う人は、生きているときから狙われてるかもしれないんですよね」
タタラの言葉がその可能性を浮かばせた。
僕はこの人生が初めてだけど、リュラには別の前世があっただろう。
もしかしたら、前世の恋人として見守っている誰かがいるのかもしれない。
そう考えると、胸の辺りがチクリと痛むのを感じる。
生きたまま攫われなかったとしても、今生を終えたときにまたリュラの魂が地獄に攫われたとしたら。攫われた先にリュラの前世の恋人がいたら。
「それは今の段階では分からないが、またそんな実験みたいなことをされる前に対策を考えないとな」
「お待ちください、ルシウス様のことは神が対処することになっているのです。勝手に動くべきではありません」
動揺していたらしいマリスも、ようやく慌てたように口を挟む。
「この状況になってもまだ神託すらないんだぞ。クソ神がどうにかするならいいが、傍観した場合のためにも一応考えておくべきだ」
「神が傍観なさるなら、それなりの理由があるはずです」
リリスは珍しく黙ったままだけど、マリスは譲らない。
だけど、リュラが攫われるかもしれないというのに、神を信じてただ待つなんて僕には無理だ。
「待って、ちょっと頭を冷やそうよ。僕も混乱してるんだ。一度ちゃんと寝てから、明日また話させてくれないかな」
昨夜は遅くまで起きていたし、途中で精霊に起こされてしまったのも幻妖精たちは分かっている。
「そうですわね、ライルさんは一度ゆっくり休みませんと…」
「ああ、一度冷静になるのは必要だな。心配だろうが今夜はもう寝よう」
聖者様も、それには同意してくれた。
「じゃあ…おやすみなさい」
そう言って、僕はベッドに潜り込む。
聖者様はまた座ったまま考えているようで、幻妖精たちはひそひそと話を続けている。
聖者様たちの意見を聞きたくて戻ってきたけど、このままだと平行線で話が進みそうにない。
シーツを被ったまま、僕は1人で考える。
リュラが狙われたのが僕のせいじゃないとしても、生きたままの人間を攫おうとしたのは、僕の存在が無関係とは思えない。
ルシウスらしい存在は、地上の位階の変化を気にしていた。そして僕が何らかの特例だろうと。
僕が特例だとはっきりすれば、無茶は止められるんだろうか。
だけどどうやって証明すればいいのか。
考えるほどに目が冴えてくる
そして無性に、もう一度リュラの安全を確かめたくなった。
いつもは必要以上に離れ難そうにしている聖者様や幻妖精たちに呆れていたから、今からまたリュラに会いたいと言い出すのも気恥ずかしい。
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