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79.ピアス
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いつもより、遅い朝食が始まった。
昨日、聖者様が時計のある部屋を希望していたから、朝食も同じように希望していると思われたらしい。
だけどあの部屋にある資料は多くて移動させるのも大変だから、他の部屋でもよろしいでしょうか、と司祭がかなり恐縮しながら尋ねて来た。
聖者様は「説得のためには、時間を計って話に緩急つけるのが効果的でしたので…」なんて言い訳をしていて、嘘を吐き通そうとすれば嘘を重ねてしまうという話を、早くも実感してしまった。
あまりにも畏まれる様子を大変だなと思ったけど、聖者が軽んじられても信仰に影響するそうだ。生前よりも尊ばれている現在の状況に、聖者様も苦笑いをしながら「まだ慣れないな」と呟いていた。
そして使徒であると明かした僕たちも、司祭から頭を下げられた。この先、聖者様ほどではなくても、似た扱いを受けるのを覚悟しないといけないだろう。
シャシルは今、昨日の部屋で聞き取りを受けていて、父親以外の墓守りの人たちも来ている。僕たちが彼女と話を出来るのは、その後になる。
「あの娘、いきなりそんなに大勢と会って大丈夫ですか?」
昨日の様子から、サリアがそう思うのは無理もない。
「その確認も含めて後で会わせてもらうんだが…彼女は今後、天界が監視するそうだ。どんな大罪人でも、天界がそんな対応をするなんて聞いたことがない。消えている間、何があった?」
それは多分、シャシル本人ではなく、タタラを警戒しての対応だと思う。
僕は昨夜のことを、幻妖精たちと確認しながら説明した。
「魂攫いと同じ消え方か…ますますルシウスとの関りが怪しくなったな」
やっぱり聖者様にとっても、想像以上の出来事だったようだ。
「ますますって、どういうことですの?!」
今度は幻妖精たちに、合流前にタタラが口にしたことを説明する。
「わたくしは、そのような発言は聞いたことがありませし、世界がどうなるか分からないというのも心当たりがありませんけども…」
「私もです。ですが、ルシウス様の発言全てを把握しているわけではありませんし、天界にいらした頃の発言ではないと断言はできませんが…」
魂攫いにルシウスが関係しているのではないかという疑いの深まる話に、幻妖精たちは歯切れが悪い。
「タタラは『元第1位が言った』と言っているんだ。直接聞いたわけじゃなくても、堕天後の発言だと考えるのが妥当だろう」
聖者様の言葉に何も返せず、幻妖精たちは黙り込んでしまう。ルシウスに消滅していないで欲しいとは思っているんだろう。だけど、今の話では素直に喜べない。
「でも、それならシャシルさん自身が問題で監視されるわけではないんですね」
ルルビィも困惑しつつ、聖者様に訊く。
「多分な。タタラがまた接触してくる可能性があるからだろう。それにしても、ライルの言う通り言葉が足りない。監視の理由も、俺をここに来るように仕向けたことについても、説明なしだ。はっきり言われたのは、幻妖精たちの存在の公表は保留になったってことだ。タタラに感知されてなかったから、引き続き隠れて観察を優先するようにってな」
そう言われると、昨夜聞いたことが気にかかる。
「神託じゃなくて言伝てにしたのって、ほんとに僕が言ったことのせいなんですか?」
「あの人の考えではな。神は、自分に近い存在になることを望んで人間を創ったんだから、定説で言われているほど理解不能じゃないだろうって。ただ視野が広すぎるから、そこが人間とは違うんだろうってな。正直、俺にもよく分からないが、人間では多分1番クソ神と対話している人の言うことだからな…」
人々に思われているほど、理解の及ばない存在じゃない。
それは、母さんもそう感じている。
「それともう1つ。ライルには『似たような魂を見つけたら、出来れば拘束して欲しい』だと。クソ神が息子に反抗されてしおらしくしてると思うと愉快だな」
聖者様はまた、神の弱みを見つけたとばかりの笑みを見せる。
確かに神が人間にする指示にしては、控えめ過ぎる。だけど僕の言動1つで神の態度が変わるなんて、そんな愉快な話じゃない。人間として生きている僕には、ありがた迷惑だ。
「似たような魂って言っても…魔法を使われないと分からないですよ」
タタラが僕とは違うと思ったのは、何よりその力だ。普通の魔法とは違う、何か別の力だとさえ感じた。
「いや、見た目から違っただろう」
見た目は――派手な印象以外に何かあっただろうか。他のみんなを見回しても、一様に首を傾げている。
「ああ…そうか。地上じゃ普通、魂なんて見ないからな」
そう、僕は今まで、魂だけの存在なんてメリアしか見ていない。みんなも同じだろう。
「俺もすぐには分からなかったが、時々髪や目の色が変化していただろう? 普通の魂じゃ、あんなことはない」
確かに、感情に呼応するように明るくなったり暗くなったりと揺らめいていた。だけど僕はそれを、魂の状態だからだろうと特に異様には思っていなかった。
「それじゃ、あの転移をする前から普通の魂じゃないって分かってたんですか?」
どうにかタタラに気付かれずに伝えたいと思って、転移の違いで分かって貰えたかと思っていたのに。
「地上にあれだけ長く居て、少しも苦しそうにしていないのは不思議に思ってましたけど」
ルルビィは小さく首を傾げる。1度姿を消したときにも、苦しいはずだと言っていた。
「私は、『普通の転移』自体よく分からないから、個人差かと思っていたわよ」
サリアに言われて、そもそも僕自身が普通じゃなかったと思い知らされる。
「俺も、予知の性質が違うって言われてそんなもんかと…まぁ、服は変だったよな。軍服っぽかったけど、あれくらい飾り付けてるのはもっと年配のお偉いさんだろ」
ダンは、いろんな国を見て来た経験での違和感はあったらしい。
この国の騎士団や衛士隊は、護衛や治安を主な目的にしている。争うための「軍」はない。
僕がタタラの服装を騎士や衛士に似ていると感じたのは、他国の軍服を見たことがなかったからだろう。
警戒して言葉で伝えらない間に、みんなバラバラな印象を持っていたようだ。
この時代の服装じゃないと言った幻妖精たちも、それに付け加え始める。
「魂の見た目は、死んだ時そのままとは限りません。『自分の姿はこう在る』と強く意識していれば若い姿のこともありますし、職業意識が強ければその仕事のときの姿です。逆に自分のことが分からなくなっているような者は、人の姿すら保っていられないこともあります」
マリスの少し気を遣っているような言い方で、それは病める魂のことなんだろうと感じた。
「わたくしもあまり地上には降りていませんでしたから、流行に詳しいわけではありませんけども、縫製技術的には旧文明時代の物だと思いますわ! それにピアス…耳に穴をあける耳飾りもしておりましたでしょう? 今の時代ではあまり見ませんもの!」
タタラの耳は髪に隠れてよく見えなかったけど、確かに小さな金属や髪と同じような色合いの石が光っていた。だけど耳に穴をあけるなんて、痛そうな付け方をしているとは思っていなかった。
「時代とか文化で違いの出る物ではあるな。旧文明時代は流行ってたらしい。治癒魔法を使える人間がほとんどいなかったから、余計にな…」
聖者様が何かを思い出したように、溜息交じりに言う。
治癒魔法と耳飾りに何の関係が…と考えていたら、ルルビィが苦笑いを浮かべながら聖者様に続ける。
「魔除けで付ける文化がある地域で広域治癒を使ったときは、後の処置が大変だったんです」
その様子で、気が付いた。
広域治癒だと、悪い部分だけじゃなく全身にかけることになる。しかも緊急だっただろうから、人々に外しておくように注意する余裕もないし、どうなるか予想もしていなかったかもしれない。
「あ…そっか。わざと作った穴でも塞がるから……」
それを、飾りを付けたまま行ったとしたら…耳と癒着したんじゃないだろうか。ダンとサリアも想像がついたのか、耳朶を触りながら自分が痛いような顔をしている。
「とにかく、普通は魂が人前に出ることはないんだ。どんな見た目でも見つけたらとりあえず拘束してもいいだろう」
それはずいぶん乱暴なやり方に思えるけど。
タタラには恩があるはずの聖者様がここまで言うのは、それだけ警戒を深めたということだろう。
「似たような魂っていうことは、タタラの他にもいるって考えてるんですね」
「ああ、地獄で消滅したと思われていたのはルシウスだけじゃない」
聖者様が、改めて顔を引き締める。
「過去に攫われた魂が、変異して地獄に留まっている可能性が出て来た」
昨日、聖者様が時計のある部屋を希望していたから、朝食も同じように希望していると思われたらしい。
だけどあの部屋にある資料は多くて移動させるのも大変だから、他の部屋でもよろしいでしょうか、と司祭がかなり恐縮しながら尋ねて来た。
聖者様は「説得のためには、時間を計って話に緩急つけるのが効果的でしたので…」なんて言い訳をしていて、嘘を吐き通そうとすれば嘘を重ねてしまうという話を、早くも実感してしまった。
あまりにも畏まれる様子を大変だなと思ったけど、聖者が軽んじられても信仰に影響するそうだ。生前よりも尊ばれている現在の状況に、聖者様も苦笑いをしながら「まだ慣れないな」と呟いていた。
そして使徒であると明かした僕たちも、司祭から頭を下げられた。この先、聖者様ほどではなくても、似た扱いを受けるのを覚悟しないといけないだろう。
シャシルは今、昨日の部屋で聞き取りを受けていて、父親以外の墓守りの人たちも来ている。僕たちが彼女と話を出来るのは、その後になる。
「あの娘、いきなりそんなに大勢と会って大丈夫ですか?」
昨日の様子から、サリアがそう思うのは無理もない。
「その確認も含めて後で会わせてもらうんだが…彼女は今後、天界が監視するそうだ。どんな大罪人でも、天界がそんな対応をするなんて聞いたことがない。消えている間、何があった?」
それは多分、シャシル本人ではなく、タタラを警戒しての対応だと思う。
僕は昨夜のことを、幻妖精たちと確認しながら説明した。
「魂攫いと同じ消え方か…ますますルシウスとの関りが怪しくなったな」
やっぱり聖者様にとっても、想像以上の出来事だったようだ。
「ますますって、どういうことですの?!」
今度は幻妖精たちに、合流前にタタラが口にしたことを説明する。
「わたくしは、そのような発言は聞いたことがありませし、世界がどうなるか分からないというのも心当たりがありませんけども…」
「私もです。ですが、ルシウス様の発言全てを把握しているわけではありませんし、天界にいらした頃の発言ではないと断言はできませんが…」
魂攫いにルシウスが関係しているのではないかという疑いの深まる話に、幻妖精たちは歯切れが悪い。
「タタラは『元第1位が言った』と言っているんだ。直接聞いたわけじゃなくても、堕天後の発言だと考えるのが妥当だろう」
聖者様の言葉に何も返せず、幻妖精たちは黙り込んでしまう。ルシウスに消滅していないで欲しいとは思っているんだろう。だけど、今の話では素直に喜べない。
「でも、それならシャシルさん自身が問題で監視されるわけではないんですね」
ルルビィも困惑しつつ、聖者様に訊く。
「多分な。タタラがまた接触してくる可能性があるからだろう。それにしても、ライルの言う通り言葉が足りない。監視の理由も、俺をここに来るように仕向けたことについても、説明なしだ。はっきり言われたのは、幻妖精たちの存在の公表は保留になったってことだ。タタラに感知されてなかったから、引き続き隠れて観察を優先するようにってな」
そう言われると、昨夜聞いたことが気にかかる。
「神託じゃなくて言伝てにしたのって、ほんとに僕が言ったことのせいなんですか?」
「あの人の考えではな。神は、自分に近い存在になることを望んで人間を創ったんだから、定説で言われているほど理解不能じゃないだろうって。ただ視野が広すぎるから、そこが人間とは違うんだろうってな。正直、俺にもよく分からないが、人間では多分1番クソ神と対話している人の言うことだからな…」
人々に思われているほど、理解の及ばない存在じゃない。
それは、母さんもそう感じている。
「それともう1つ。ライルには『似たような魂を見つけたら、出来れば拘束して欲しい』だと。クソ神が息子に反抗されてしおらしくしてると思うと愉快だな」
聖者様はまた、神の弱みを見つけたとばかりの笑みを見せる。
確かに神が人間にする指示にしては、控えめ過ぎる。だけど僕の言動1つで神の態度が変わるなんて、そんな愉快な話じゃない。人間として生きている僕には、ありがた迷惑だ。
「似たような魂って言っても…魔法を使われないと分からないですよ」
タタラが僕とは違うと思ったのは、何よりその力だ。普通の魔法とは違う、何か別の力だとさえ感じた。
「いや、見た目から違っただろう」
見た目は――派手な印象以外に何かあっただろうか。他のみんなを見回しても、一様に首を傾げている。
「ああ…そうか。地上じゃ普通、魂なんて見ないからな」
そう、僕は今まで、魂だけの存在なんてメリアしか見ていない。みんなも同じだろう。
「俺もすぐには分からなかったが、時々髪や目の色が変化していただろう? 普通の魂じゃ、あんなことはない」
確かに、感情に呼応するように明るくなったり暗くなったりと揺らめいていた。だけど僕はそれを、魂の状態だからだろうと特に異様には思っていなかった。
「それじゃ、あの転移をする前から普通の魂じゃないって分かってたんですか?」
どうにかタタラに気付かれずに伝えたいと思って、転移の違いで分かって貰えたかと思っていたのに。
「地上にあれだけ長く居て、少しも苦しそうにしていないのは不思議に思ってましたけど」
ルルビィは小さく首を傾げる。1度姿を消したときにも、苦しいはずだと言っていた。
「私は、『普通の転移』自体よく分からないから、個人差かと思っていたわよ」
サリアに言われて、そもそも僕自身が普通じゃなかったと思い知らされる。
「俺も、予知の性質が違うって言われてそんなもんかと…まぁ、服は変だったよな。軍服っぽかったけど、あれくらい飾り付けてるのはもっと年配のお偉いさんだろ」
ダンは、いろんな国を見て来た経験での違和感はあったらしい。
この国の騎士団や衛士隊は、護衛や治安を主な目的にしている。争うための「軍」はない。
僕がタタラの服装を騎士や衛士に似ていると感じたのは、他国の軍服を見たことがなかったからだろう。
警戒して言葉で伝えらない間に、みんなバラバラな印象を持っていたようだ。
この時代の服装じゃないと言った幻妖精たちも、それに付け加え始める。
「魂の見た目は、死んだ時そのままとは限りません。『自分の姿はこう在る』と強く意識していれば若い姿のこともありますし、職業意識が強ければその仕事のときの姿です。逆に自分のことが分からなくなっているような者は、人の姿すら保っていられないこともあります」
マリスの少し気を遣っているような言い方で、それは病める魂のことなんだろうと感じた。
「わたくしもあまり地上には降りていませんでしたから、流行に詳しいわけではありませんけども、縫製技術的には旧文明時代の物だと思いますわ! それにピアス…耳に穴をあける耳飾りもしておりましたでしょう? 今の時代ではあまり見ませんもの!」
タタラの耳は髪に隠れてよく見えなかったけど、確かに小さな金属や髪と同じような色合いの石が光っていた。だけど耳に穴をあけるなんて、痛そうな付け方をしているとは思っていなかった。
「時代とか文化で違いの出る物ではあるな。旧文明時代は流行ってたらしい。治癒魔法を使える人間がほとんどいなかったから、余計にな…」
聖者様が何かを思い出したように、溜息交じりに言う。
治癒魔法と耳飾りに何の関係が…と考えていたら、ルルビィが苦笑いを浮かべながら聖者様に続ける。
「魔除けで付ける文化がある地域で広域治癒を使ったときは、後の処置が大変だったんです」
その様子で、気が付いた。
広域治癒だと、悪い部分だけじゃなく全身にかけることになる。しかも緊急だっただろうから、人々に外しておくように注意する余裕もないし、どうなるか予想もしていなかったかもしれない。
「あ…そっか。わざと作った穴でも塞がるから……」
それを、飾りを付けたまま行ったとしたら…耳と癒着したんじゃないだろうか。ダンとサリアも想像がついたのか、耳朶を触りながら自分が痛いような顔をしている。
「とにかく、普通は魂が人前に出ることはないんだ。どんな見た目でも見つけたらとりあえず拘束してもいいだろう」
それはずいぶん乱暴なやり方に思えるけど。
タタラには恩があるはずの聖者様がここまで言うのは、それだけ警戒を深めたということだろう。
「似たような魂っていうことは、タタラの他にもいるって考えてるんですね」
「ああ、地獄で消滅したと思われていたのはルシウスだけじゃない」
聖者様が、改めて顔を引き締める。
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