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25.使徒会議
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「ダンの予知ってさ、どんな感じで分かるわけ?」
「んー、目で見た感じで頭に浮かぶときもあるし、今回はただ『そうなる』って分かったって感じだなぁ…」
支度を終えた僕たちは、手持ち無沙汰に壁にもたれかかったりして話をしていた。
聖者様は教会を出たところですぐに村の人たちに捕まって、昨日のお礼や6年前の感謝を伝えたいと囲まれてしまった。
ルルビィさんはにこやかな表情でその近くにいるけれど、昨日のように聖者様のすぐ側に寄り添ったり顔を見つめたりはしていない。
どこか遠くに向かって微笑んでいるように見える。
「魔法とは違う特殊能力なんでしょ。ルルビィさんの“選眼”が先天的にあったみたいな。希少例過ぎて、文献でも真偽のほどは怪しいって扱いよ」
サリアも並んで話している。
聖者様に助け舟を出すつもりはないらしい。
「そりゃあ、怪しいよな。こんなの」
そう言われるのは慣れている、という感じでダンは口元だけ笑った。
「ダンの場合は神のお墨付きみたいなものだから、検証材料が揃えば発表できるわよ。記録を取ろうかしら」
「俺ぁ実験台かよ」
ダンがぼやくように天を仰いだ後、みんなの間に少しの沈黙が降りる。
「…で、どう思う? 今朝のあれ」
その沈黙を待っていたように、ダンが長身を屈めて声をひそませた。
僕たちもつられるように身を屈めて顔を突き合わせる。
「まぁ、どう考えても変よね」
「やっぱりそう思う?」
もしかしたら、大人らしい合理的な判断だと言われるかもしれない。
少しそう思っていた。
「当たり前だろ、俺はもう1年もルルビィさんと旅してたんだぞ。聖者様の言い分が正しかったって、ルルビィさんがそう簡単に割り切れるとは思えねぇよ」
「私だってそうよ。…それでちょっと気になったんだけど。血塗れの聖女騒ぎのこと」
どうしてここで、その話が出てくるんだろう。
首を傾げる僕とダンに、サリアは話を続けた。
「集団催眠にしても変よ。少なくとも最初は、そんなに噂になってたわけじゃないんでしょう?」
「そうだと思うけど…」
100年近く前のことだ。
僕も詳しくは知らない。
「この教会に、何か精神を不安定にさせたり、意識がおかしくなるような要因があるんじゃないの? …そうね、この状況だと井戸水とか」
「人聞きが悪いよ…」
だけど、血塗れの聖女騒ぎ自体、この教会にとって人聞きが悪い。
もし原因があってそれが分かるなら、そのほうがいい。
「けど何十年も、何もなかったんだろ?」
ダンは不思議そうな顔で無精ひげをいじる。
「村の人には耐性がある類いのものかもしれないでしょう。そうだ、前にはいなかったリベルって人。あの人も修道士にしては妙に浮かれた感じじゃない?」
「あれは元から」
そう、ここに来た初日からああだった。
母さんは全然意識していなくて、リュラから少し聞いただけだったけど、予想以上に母さんへの好意をこじらせていて反応に困ったくらいだ。
だけど、村の人という言葉に思い当たることがあった。
「…村全体だと、何もなかったってことはないかも」
おじいちゃんたちから、何度か聞いた話を思い出す。
「メリアよりずっと昔からだけど、この村の人ってよく見るらしいよ」
「え…見るって…」
「幽霊みたいなやつ」
サリアが強張って、また隣りにいるダンのマントを掴む。
この手の話は本当に苦手らしい。
「あ、それはですね! 幻覚の類いではありませんの!」
いつの間にか、幻妖精たちも来ていた。
聖者様の周りに人が集まっているし、人前では一応外面を保っているから、側に付いている必要はないと判断したようだ。
「聖峰が魔境とも呼ばれるのはそのせいです。階層の境界が歪んで、天界にも地獄にも通じやすくなっているのです。サザン様の復活に使われたのはそのためですが、他の階層の魂が稀に彷徨い出てしまうのですよ」
マリスの言葉に、サリアの顔が青ざめる。
「私たち、そんな所に行ってたの?! 大体どうしてそんなことになってるわけ?!」
幻妖精たちに対するサリアの言葉遣いが、ずいぶん砕けている。
幽霊話でそれどころではなくなったのか、昨日今日と話しているうちに「同じ使徒」感覚でいいと判断したのだろうか。
「"神の怒り"の名残です。旧文明の兵器は破壊するだけでも危険な物でしたから、神は地獄へ落として物質界の外で消滅させました。階層に穴を空けるほどの威力でしたから、今もその影響が残っているのですよ」
さすがにと言うべきか、サリアは好奇心よりも嫌悪感を露わにした表情を見せる。
「破壊するだけで危険な兵器って、一体どんな代物よ…」
そんな兵器なんて、想像もつかない。
だけど唐突に今、僕はやっぱり神の子だということを自覚した。
僕は多分、“神の怒り”の使い方が分かっている。
使ったことのない魔法でも使い方は理解しているし、その魔法がどう呼ばれているかも知っていた。
だけど1つだけ、その呼び名に靄がかかったようによく分からない力があった。魔法と呼んでいいのかすら分からない。
魔法を応用して人に危害を加えることは可能だけど、その力だけは、攻撃や破壊のためにあるとしか思えなくて、使う気もなかった力。
それが、マリスの話を聞いていて、僕なら浅い階層にまでしか届かないな――と、思ってしまった。
もちろんこれからも使うつもりはないけれど、こんな物騒なことで、引っかかっていた何かがストンと落ちたように納得してしまうなんて。
「それで、そういう奴らは放っといていいのかよ?」
自分自身に呆れていたところにダンが話題を続けてくれたおかげで、気がそれた。
「良くはありませんが、肉体も持たずに地上へ出ても、魂に負荷がかかりますから長くは居られません。幽霊や亡霊と呼ばれるのは、天界の審判を受けずに彷徨っている魂のことですよ」
マリスが落ち着いた口調で話すほどに、サリアが冷静さを失う。
「私たちから見たら似たようなものよ! 大体そんなのがウヨウヨしてる土地で、本当にメリアの魂探せたわけ?!」
「ウヨウヨなんてしておりませんわよ! 偶然迷い出るくらいで、滅多にないことですの!」
リリスが加わると、さらに冷静さからかけ離れていく気がする。
だけど話がメリアに戻って、僕はふと疑問が湧いた。
「この村じゃメリアは聖峰に消えたって言われてるから、なんとなく自害したのかなって思ってたけど。魂が天に召されなくなるなんてこと、メリアがするかな?」
「自害ではありませんでした。そもそも自害した魂が天に召されないと言われるのは、ほとんどの魂が消滅してしまうからです。自分で自分を殺めるという行為は、何よりも魂を傷つけるのですよ。元聖者のメリアがそれを知らないはずはないでしょう」
天に召されないのは天罰だと思っていた。大抵の人はそうだろう。
「メリアは衰弱と、反撃された傷も死因でしたの! それなのに魂が見つからないという報告で、わたくしたちが捜索に来たのですから!」
すると、サリアがしばらく何かを考え込むように口元に手をあてて沈黙する。
「…メリアは、聖峰の状態を知っていた?」
再び口を開いた時には、いつもの冷静さを取り戻しているようだった。
「サザン様のように説明される機会はなかったはずですが…天界で知ったとしたら、記憶が残っていた可能性は…あります」
マリスも何事か考えているようで、歯切れが悪い。
「若い女性を多く手にかけたかったなら、こんな辺境に逃走するのは変よね」
「…捜索範囲を誤ったかもしれません……」
その「捜索範囲」に、僕も思い当たる。
聖峰を利用して、地上から消えても地上の様子を伺える場所。
「自分の意志で、他の階層に隠れてたってこと?」
それは疑念どおりだったらしくて、リリスがマリスの周りを飛び回る。
「マリスは悪くありませんわ! わたくしのほうが上位天使だったのですから、わたくしの責任ですわ!」
「リリスの補佐が私の役割でもあったのだから、リリスだけの責任ではないよ」
かばい合いを始めた幻妖精たちに、話についてこれなくなっていたダンが困ったように声を上げた。
「責任とかはいいからさ、つまりどういうことだ?」
サリアはまた少し考えたあと、ダンに向かって顔を上げる。
「ダン。メリアの魂が今、地上にいるか探してみて」
「んー、目で見た感じで頭に浮かぶときもあるし、今回はただ『そうなる』って分かったって感じだなぁ…」
支度を終えた僕たちは、手持ち無沙汰に壁にもたれかかったりして話をしていた。
聖者様は教会を出たところですぐに村の人たちに捕まって、昨日のお礼や6年前の感謝を伝えたいと囲まれてしまった。
ルルビィさんはにこやかな表情でその近くにいるけれど、昨日のように聖者様のすぐ側に寄り添ったり顔を見つめたりはしていない。
どこか遠くに向かって微笑んでいるように見える。
「魔法とは違う特殊能力なんでしょ。ルルビィさんの“選眼”が先天的にあったみたいな。希少例過ぎて、文献でも真偽のほどは怪しいって扱いよ」
サリアも並んで話している。
聖者様に助け舟を出すつもりはないらしい。
「そりゃあ、怪しいよな。こんなの」
そう言われるのは慣れている、という感じでダンは口元だけ笑った。
「ダンの場合は神のお墨付きみたいなものだから、検証材料が揃えば発表できるわよ。記録を取ろうかしら」
「俺ぁ実験台かよ」
ダンがぼやくように天を仰いだ後、みんなの間に少しの沈黙が降りる。
「…で、どう思う? 今朝のあれ」
その沈黙を待っていたように、ダンが長身を屈めて声をひそませた。
僕たちもつられるように身を屈めて顔を突き合わせる。
「まぁ、どう考えても変よね」
「やっぱりそう思う?」
もしかしたら、大人らしい合理的な判断だと言われるかもしれない。
少しそう思っていた。
「当たり前だろ、俺はもう1年もルルビィさんと旅してたんだぞ。聖者様の言い分が正しかったって、ルルビィさんがそう簡単に割り切れるとは思えねぇよ」
「私だってそうよ。…それでちょっと気になったんだけど。血塗れの聖女騒ぎのこと」
どうしてここで、その話が出てくるんだろう。
首を傾げる僕とダンに、サリアは話を続けた。
「集団催眠にしても変よ。少なくとも最初は、そんなに噂になってたわけじゃないんでしょう?」
「そうだと思うけど…」
100年近く前のことだ。
僕も詳しくは知らない。
「この教会に、何か精神を不安定にさせたり、意識がおかしくなるような要因があるんじゃないの? …そうね、この状況だと井戸水とか」
「人聞きが悪いよ…」
だけど、血塗れの聖女騒ぎ自体、この教会にとって人聞きが悪い。
もし原因があってそれが分かるなら、そのほうがいい。
「けど何十年も、何もなかったんだろ?」
ダンは不思議そうな顔で無精ひげをいじる。
「村の人には耐性がある類いのものかもしれないでしょう。そうだ、前にはいなかったリベルって人。あの人も修道士にしては妙に浮かれた感じじゃない?」
「あれは元から」
そう、ここに来た初日からああだった。
母さんは全然意識していなくて、リュラから少し聞いただけだったけど、予想以上に母さんへの好意をこじらせていて反応に困ったくらいだ。
だけど、村の人という言葉に思い当たることがあった。
「…村全体だと、何もなかったってことはないかも」
おじいちゃんたちから、何度か聞いた話を思い出す。
「メリアよりずっと昔からだけど、この村の人ってよく見るらしいよ」
「え…見るって…」
「幽霊みたいなやつ」
サリアが強張って、また隣りにいるダンのマントを掴む。
この手の話は本当に苦手らしい。
「あ、それはですね! 幻覚の類いではありませんの!」
いつの間にか、幻妖精たちも来ていた。
聖者様の周りに人が集まっているし、人前では一応外面を保っているから、側に付いている必要はないと判断したようだ。
「聖峰が魔境とも呼ばれるのはそのせいです。階層の境界が歪んで、天界にも地獄にも通じやすくなっているのです。サザン様の復活に使われたのはそのためですが、他の階層の魂が稀に彷徨い出てしまうのですよ」
マリスの言葉に、サリアの顔が青ざめる。
「私たち、そんな所に行ってたの?! 大体どうしてそんなことになってるわけ?!」
幻妖精たちに対するサリアの言葉遣いが、ずいぶん砕けている。
幽霊話でそれどころではなくなったのか、昨日今日と話しているうちに「同じ使徒」感覚でいいと判断したのだろうか。
「"神の怒り"の名残です。旧文明の兵器は破壊するだけでも危険な物でしたから、神は地獄へ落として物質界の外で消滅させました。階層に穴を空けるほどの威力でしたから、今もその影響が残っているのですよ」
さすがにと言うべきか、サリアは好奇心よりも嫌悪感を露わにした表情を見せる。
「破壊するだけで危険な兵器って、一体どんな代物よ…」
そんな兵器なんて、想像もつかない。
だけど唐突に今、僕はやっぱり神の子だということを自覚した。
僕は多分、“神の怒り”の使い方が分かっている。
使ったことのない魔法でも使い方は理解しているし、その魔法がどう呼ばれているかも知っていた。
だけど1つだけ、その呼び名に靄がかかったようによく分からない力があった。魔法と呼んでいいのかすら分からない。
魔法を応用して人に危害を加えることは可能だけど、その力だけは、攻撃や破壊のためにあるとしか思えなくて、使う気もなかった力。
それが、マリスの話を聞いていて、僕なら浅い階層にまでしか届かないな――と、思ってしまった。
もちろんこれからも使うつもりはないけれど、こんな物騒なことで、引っかかっていた何かがストンと落ちたように納得してしまうなんて。
「それで、そういう奴らは放っといていいのかよ?」
自分自身に呆れていたところにダンが話題を続けてくれたおかげで、気がそれた。
「良くはありませんが、肉体も持たずに地上へ出ても、魂に負荷がかかりますから長くは居られません。幽霊や亡霊と呼ばれるのは、天界の審判を受けずに彷徨っている魂のことですよ」
マリスが落ち着いた口調で話すほどに、サリアが冷静さを失う。
「私たちから見たら似たようなものよ! 大体そんなのがウヨウヨしてる土地で、本当にメリアの魂探せたわけ?!」
「ウヨウヨなんてしておりませんわよ! 偶然迷い出るくらいで、滅多にないことですの!」
リリスが加わると、さらに冷静さからかけ離れていく気がする。
だけど話がメリアに戻って、僕はふと疑問が湧いた。
「この村じゃメリアは聖峰に消えたって言われてるから、なんとなく自害したのかなって思ってたけど。魂が天に召されなくなるなんてこと、メリアがするかな?」
「自害ではありませんでした。そもそも自害した魂が天に召されないと言われるのは、ほとんどの魂が消滅してしまうからです。自分で自分を殺めるという行為は、何よりも魂を傷つけるのですよ。元聖者のメリアがそれを知らないはずはないでしょう」
天に召されないのは天罰だと思っていた。大抵の人はそうだろう。
「メリアは衰弱と、反撃された傷も死因でしたの! それなのに魂が見つからないという報告で、わたくしたちが捜索に来たのですから!」
すると、サリアがしばらく何かを考え込むように口元に手をあてて沈黙する。
「…メリアは、聖峰の状態を知っていた?」
再び口を開いた時には、いつもの冷静さを取り戻しているようだった。
「サザン様のように説明される機会はなかったはずですが…天界で知ったとしたら、記憶が残っていた可能性は…あります」
マリスも何事か考えているようで、歯切れが悪い。
「若い女性を多く手にかけたかったなら、こんな辺境に逃走するのは変よね」
「…捜索範囲を誤ったかもしれません……」
その「捜索範囲」に、僕も思い当たる。
聖峰を利用して、地上から消えても地上の様子を伺える場所。
「自分の意志で、他の階層に隠れてたってこと?」
それは疑念どおりだったらしくて、リリスがマリスの周りを飛び回る。
「マリスは悪くありませんわ! わたくしのほうが上位天使だったのですから、わたくしの責任ですわ!」
「リリスの補佐が私の役割でもあったのだから、リリスだけの責任ではないよ」
かばい合いを始めた幻妖精たちに、話についてこれなくなっていたダンが困ったように声を上げた。
「責任とかはいいからさ、つまりどういうことだ?」
サリアはまた少し考えたあと、ダンに向かって顔を上げる。
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