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6章
(2)新たな目覚め
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五百年もの間、旧人類たちは外の世界への情を断ち切ることができなかった。NoDが持ち帰る外の記録は、誕生日プレゼントのように大切で、新人類たちの生活を知るのが、彼らにとってのささやかな楽しみだった。
記録を覗くたび、新人類たちは驚くほど駆け足で発展を遂げ続けた。
書かれている内容は、子供の成長日記に近かったかもしれない。小さな村が里にまで成長した。ヨルドの里はドラゴン狩りの最前線と呼ばれるようになった。ついこの間生まれた少年が、立派な守護狩人になった。
そういった話を盗み聞くのは悪いと思いつつも、旧人類たちは手を止めることができなかった。変化のない仮想世界では、天井知らずに成長する現実世界──特にヨルドの里は、あまりにも美しく見えたから。
その幸せは唐突に終わりを迎えた。十二年前、トゥアハ派の陰謀によって暴走したミカルラが、ヨルドの里を滅ぼしたのだ。
信じられなかった。これまで仮想世界に記録を持ち帰ってきたミカルラが、自分たちを裏切るなんて想像の埒外だった。
ヨルドの民はヨルドのサーバーに暮らす旧人類全員の命の恩人だった。彼らが困った時には、今度は自分たちが必ず助けに行くと約束していたのだ。
だというのに旧人類たちは、何一つ約束を果たせず、滅びゆく瞬間を人伝に聞くことしかできなかった。
ヨルドの里が滅びたと知って、旧人類の多くが魂管理局にバックアップの消去申請を提出した。
バックアップの消去申請は、一つとして通らなかった。魂管理局の所長は、ここで自分たちも死を選ぶのは、我々を生かしてくれたヨルドの先祖の思いを踏みにじることになると語った。浦敷博士は、鍵者が自分たちを解放するその時まで決して諦めるなと同胞を叱咤した。
旧人類たちは絶望に打ちひしがれながらも、指導者たちの言葉を信じて耐え続ける道を選んだ。今度こそ、旧人類を守護する機会が巡ってくると信じて。
リデルゴア暦三百七十五年の満星の月。旧暦の十一月の中旬のこと。
ヨルドの民の祈り、そして旧人類たちの後悔で形作られた仮想世界は、唐突に終わりを迎えた。
・・・―――・・・
目が覚めると、瞼を開けているのか分からぬほどの漆黒に包まれていた。まだ自分は寝ているのだろうか、と旧人類の一人は腕を持ち上げる。途端、寝ころんだ自分の背後から真っ白な光が点灯した。驚く間もなく、白い煙を上げながら目の前を覆っていたらしいガラスの蓋が自動的に開かれる。
恐る恐る、棺のような箱の縁に手をかけて起き上がる。
「ここは……」
駅に酷似した通路が目の前に広がっていた。通路の中央には停止したオートウォークが埃をかぶっており、一瞬、仮想世界の施設管理者が暇つぶしに停電でも起こしたのかと思った。
しかし、それにしては施設内が傷だらけで廃墟のようだ。天井の照明はとっくの昔に寿命を終え、代わりに得体の知れないキノコが、蝋燭のような頼りない光で足元を照らしていた。
ぼんやりと周囲を見渡してみると、自分が入っていたものと同じ型のポッドが左右にずらりと並んでいることに気づいた。
そういえばこのポッドは、ずいぶん昔に見た覚えがある。それに、先ほどから気泡を飲んだように喉が苦しい気がする。
「ごほん……ゴホゴホ、ゴッホゴホッ!」
咳ばらいをすると、風船のように肺が萎んで咳が止まらなくなった。
苦しい。苦しい? 痛みを遮断できる仮想世界で、そのような言葉は死語じゃないか。
目を白黒させながらひゅうひゅうと呼吸を整えていると、隣のポッドが白い煙を吐きながら開かれた。さらにその隣、またその隣と、次々にポッドが開かれていき、あっという間にすべてのポッドが開かれる。キノコの照度が低いせいで視認性が悪かったが、ポッドから現れた人間はどれもこれも五百年で見飽きた顔だった。
不意に、自分の隣で寝ぼけ眼を擦っていた友人が、勢いよく口を押えた。
「うぷ、情報量が多いッ……内臓が動いてて気持ち悪いッおえっ」
「うおわ、ここで吐くなよ」
具合の悪い友人を抱えて、生まれたての子鹿のようにポッドから這い出る。素足で冷たい床を踏みしめた時、ようやく自分の拍動を、鼓膜の奥で感じ取った。
「……嘘だろ、心臓がある」
息をしている。脈がある。ずっしりと重い体温が肩にのしかかっている。諸行無常から解き放たれた世界では決してあり得ない質量だ。五百年以上も前に手放したっきり、恋焦がれていた命だ!
気づけば目頭が熱くなった。どうにか涙を堪えたと安堵した途端、周囲から聞こえる啜り泣きで、あっという間に涙腺が決壊した。
「外の世界だ……」
様々な感情がせぐり上がり、それ以上の言葉は紡げなかった。あちこちで抱き合いながら生還を喜ぶ声がする。一つ一つは囁き声にしか満たなかったが、波打つように勢いを増して、限界を迎えた興奮が一気にはちきれた。
「「「「わああああああ!」」」」
目覚めたばかりで、ろくに声帯も動かせないはずなのに、人々からは驚くほど大きな声が上がった。踊り回る体力もなかったが、人々は誰彼構わずよろよろと抱き着いて、腕を掲げて喜びを分かち合った。
記録を覗くたび、新人類たちは驚くほど駆け足で発展を遂げ続けた。
書かれている内容は、子供の成長日記に近かったかもしれない。小さな村が里にまで成長した。ヨルドの里はドラゴン狩りの最前線と呼ばれるようになった。ついこの間生まれた少年が、立派な守護狩人になった。
そういった話を盗み聞くのは悪いと思いつつも、旧人類たちは手を止めることができなかった。変化のない仮想世界では、天井知らずに成長する現実世界──特にヨルドの里は、あまりにも美しく見えたから。
その幸せは唐突に終わりを迎えた。十二年前、トゥアハ派の陰謀によって暴走したミカルラが、ヨルドの里を滅ぼしたのだ。
信じられなかった。これまで仮想世界に記録を持ち帰ってきたミカルラが、自分たちを裏切るなんて想像の埒外だった。
ヨルドの民はヨルドのサーバーに暮らす旧人類全員の命の恩人だった。彼らが困った時には、今度は自分たちが必ず助けに行くと約束していたのだ。
だというのに旧人類たちは、何一つ約束を果たせず、滅びゆく瞬間を人伝に聞くことしかできなかった。
ヨルドの里が滅びたと知って、旧人類の多くが魂管理局にバックアップの消去申請を提出した。
バックアップの消去申請は、一つとして通らなかった。魂管理局の所長は、ここで自分たちも死を選ぶのは、我々を生かしてくれたヨルドの先祖の思いを踏みにじることになると語った。浦敷博士は、鍵者が自分たちを解放するその時まで決して諦めるなと同胞を叱咤した。
旧人類たちは絶望に打ちひしがれながらも、指導者たちの言葉を信じて耐え続ける道を選んだ。今度こそ、旧人類を守護する機会が巡ってくると信じて。
リデルゴア暦三百七十五年の満星の月。旧暦の十一月の中旬のこと。
ヨルドの民の祈り、そして旧人類たちの後悔で形作られた仮想世界は、唐突に終わりを迎えた。
・・・―――・・・
目が覚めると、瞼を開けているのか分からぬほどの漆黒に包まれていた。まだ自分は寝ているのだろうか、と旧人類の一人は腕を持ち上げる。途端、寝ころんだ自分の背後から真っ白な光が点灯した。驚く間もなく、白い煙を上げながら目の前を覆っていたらしいガラスの蓋が自動的に開かれる。
恐る恐る、棺のような箱の縁に手をかけて起き上がる。
「ここは……」
駅に酷似した通路が目の前に広がっていた。通路の中央には停止したオートウォークが埃をかぶっており、一瞬、仮想世界の施設管理者が暇つぶしに停電でも起こしたのかと思った。
しかし、それにしては施設内が傷だらけで廃墟のようだ。天井の照明はとっくの昔に寿命を終え、代わりに得体の知れないキノコが、蝋燭のような頼りない光で足元を照らしていた。
ぼんやりと周囲を見渡してみると、自分が入っていたものと同じ型のポッドが左右にずらりと並んでいることに気づいた。
そういえばこのポッドは、ずいぶん昔に見た覚えがある。それに、先ほどから気泡を飲んだように喉が苦しい気がする。
「ごほん……ゴホゴホ、ゴッホゴホッ!」
咳ばらいをすると、風船のように肺が萎んで咳が止まらなくなった。
苦しい。苦しい? 痛みを遮断できる仮想世界で、そのような言葉は死語じゃないか。
目を白黒させながらひゅうひゅうと呼吸を整えていると、隣のポッドが白い煙を吐きながら開かれた。さらにその隣、またその隣と、次々にポッドが開かれていき、あっという間にすべてのポッドが開かれる。キノコの照度が低いせいで視認性が悪かったが、ポッドから現れた人間はどれもこれも五百年で見飽きた顔だった。
不意に、自分の隣で寝ぼけ眼を擦っていた友人が、勢いよく口を押えた。
「うぷ、情報量が多いッ……内臓が動いてて気持ち悪いッおえっ」
「うおわ、ここで吐くなよ」
具合の悪い友人を抱えて、生まれたての子鹿のようにポッドから這い出る。素足で冷たい床を踏みしめた時、ようやく自分の拍動を、鼓膜の奥で感じ取った。
「……嘘だろ、心臓がある」
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