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5章
(44)想わず
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「……眠れない」
エラムラの里で充てがわれた宿の一室。ベッドの薄い毛布に包まりながら、エトロは手の甲を額へ押し当て、深いため息を吐いた。
バルド村からエラムラに帰還してすぐ、エトロたちはハウラに報告を行った。バルド村には生存者がいること、避難した形跡があること、しかし救出が難しいこと。最後に、明日の朝にはヨルドの里へ向かうことも。
リョーホは生存者の救助と機械仕掛けの門の攻略を同時に進めるつもりのようだ。もしヨルドの里に生存者がいなければ、最悪二手に別れて行動することになるだろう。
明日のことを思うと、エトロは不安でいっぱいだった。
機械仕掛けの世界を目指す一番の目的は、NoDを作り出し、新人類を陰ながら守ろうとした浦敷博士に会うためだ。浦敷博士ならば、トゥアハ派の陰謀を阻止し戦争が起きるのを止められるかもしれないからだ。それ以外にも、機械仕掛け側で協力してくれる人がいれば終末の日を避けられるかもしれない。
機械仕掛けの世界には、リョーホと一緒にレオハニーも同行する手筈になっている。レオハニーが共にいれば、大抵のことは大した障害にならないだろう。
それでももし、二人が現実世界に帰ってこれなかったら。交渉が決裂し、鍵者が敵の手に落ちるようなことになってしまったら。
何よりリョーホは、エトロと初めて会った時からずっと故郷に帰りたがっていた。ヤツカバネ討伐後は故郷を憂うことはめっきりなくなったが、いざ帰郷すれば気が変わってしまってもおかしくない。
リョーホの故郷は、きっと素晴らしい場所なのだろう。断片的に聞いた話によると、月に行ける乗り物があるだとか、いつでもどこでも友達と会話ができるとか、夢のような話ばかりだった。しかもドラゴンが存在しないとまで言い出した時には、リョーホの記憶を疑うほど信じられなかった。
ドラゴンの脅威もなく、人類が繁栄した世界。そこがリョーホの生まれ故郷なら、帰らない理由はない。
「……ああもう!」
女々しい不安がいよいよ輪郭を持ち始め、エトロは思い切りベッドから飛び起きた。
上着を羽織り、ベッド横の壁に掛けてあった氷槍を乱雑に背負って外に出る。
街はすっかり寝静まっていた。エラムラを取り巻く外壁では守護狩人のカンテラがちらつき、薄明の塔からは解けるような光の粒子がこんこんと溢れていた。エラムラを守るハウラの結界が、菌糸と呼応して月光を纏っているのだ。
今夜もまた寝ずの番をする親友を見上げながら、エトロは道の真ん中で嘆息した。
ハウラとエトロの復讐劇は、いとも簡単に、平和的な終わりを迎えてしまった。ハウラはエラムラの民を守るために尽力し、ロッシュの抜けた穴を埋めようとしている。だが、エトロはまだ自分がやるべきことを見つけられずにいた。
ヨルドの里を復興させる。それは崇高で先祖を尊ぶ英雄的な目標だろう。だが、機械仕掛けの世界がいつ戦争を仕掛けてくるかも分からないのに、そんなことをしていて良いのか。終末の日を止めるべく奔走しているリョーホに、行って欲しくないとしがみつきたくなるのは、ただの甘えだろうか。
「……会いたい」
糸のような三日月を見上げていると、ふと宿の裏手からリョーホの声がした。
「……っていたんですか。この日記に書かれていた内容を」
エトロは背中を引っ叩かれたように飛び上がり、急いで壁際に身を寄せた。
「──いいや。私は計画を聞かされていただけだ。まさかこれほどの秘密を抱えていたなんて今日初めて知ったよ」
師匠の声だ、とエトロはぴんと背筋を立てる。壁に背中を擦りながら近づくと、二人の会話がより鮮明に聞こえてきた。
「ロッシュさんの予言書はどうなっていましたか?」
「どのページも白紙だったよ。日記に書かれていた通りにね」
「じゃあ、次に起きることはベートたちも予想できていないってことですよね……」
「その代わり、ドミラスの検証もまだ途中だ。もう一人の彼が何をしようとしているのかも日記からでは読み取れない」
どうやら二人は、研究所で見つけたドミラスの日記について話し合っているらしい。しかも、何百年もの間人を導いてきた予言書が白紙になるという前代未聞の話まで飛び出してきた。
オラガイアでダアト教幹部の半数以上が殺され、予言書も機能を失ってしまっては、リデルゴア国各地で混乱が起きていてもおかしくないだろう。
そういえば以前、ダウバリフが「混沌の世界を齎す」と言っていたが、もしやこのことを示していたのだろうか。だが熱弁していたダウバリフの顔を思い出すと、この混沌はこれだけでは終わらないような気がした。
考え込んでいたエトロはふと、二人の会話が不自然に途切れていることに気がついた。まさか盗み聞きが気づかれたかと思い、そろりと壁の向こうを覗き見る。すると、レオハニーの後ろ姿と、彼女と向かい会うリョーホの姿が見えた。
リョーホの顔は、アンリのように端正でもなければ、ベアルドルフのような迫力もない。はっきり言って平凡で、リデルゴア国では珍しい黒髪黒目だ。人間の毛髪は、その人が保有する菌糸属性と同じ色に染まる傾向にあるらしいが、リョーホの黒さは、全ての絵の具を混ぜたような深い色だった。
エトロは彼の色が好きだった。もやしのように細かった身体も、この数ヶ月で見違えるほど強靭になった。背も少し伸び、目つきも鋭く精悍になった。
そんな彼が、今夜だけは初めて会った日のように、右も左も分からぬ子供の顔をしていた。
「……レオハニーさん。もし今回も失敗に終わったら……俺たちはどうなるんでしょうね」
二人にしか伝わらない問いかけに、エトロは腹の中を掻きむしられるような怒りに駆られた。対してレオハニーは淡々と会話を続ける。
「私にも想像できない。けれど、そう悪いことにはならないよ。君が死んだ時と同じようなものだと私は解釈している」
「同じような?」
「ストレートに言ってしまえば、君には身体のスペアがある。ゲームの残機よりお手軽ではないけれど、君が失敗しても、次の君が成功させるだろう。そして成功するまで何度でも挑戦するはずだ、これまでの鍵者たちのように」
一拍の沈黙。言葉を発する直前のリョーホの呼吸が、やけに鋭く聞こえた。
「要するに、この世界が滅びても、また別の世界が挑戦してくれるってことですか?」
「そういうことになる」
「……それでも、死んだことには変わりない」
リョーホは力なくかぶりを振り、目元を手で覆いながら俯いた。
「観測されていなくても、死んだことまで無かったことにはできません。何度も死んで生き返った俺は、多分すごく、生物として歪んでいる。だからベアルドルフは俺の魂を見て化け物だと言ったんだ」
「……なら、何度も繰り返したこの世界も、何かが歪んでいてもおかしくない。君はそう思っているんだね」
「それもあるんです。けどそれ以上に、次があるから大丈夫だって思いたくないんです。俺一人なら構いません。でもドクターのやり方は……間違ってる」
喉から搾り出すような息を吐く。リョーホの肩が大きく下がり、時間をかけて元の場所に戻っていった。
そして彼は顔を上げ、はっきりと言い放った。
「だからこれは、鍵者にしかできない仕事だ」
どっ、とエトロの心臓が嫌な跳ね方をする。決定的な何かを見逃してしまったような、形容し難い負の感情で身体が震えた。
「いいんだね? もしその時が来たら……」
レオハニーの声が耳鳴りでくぐもる。
リョーホからの応えはない。
気づけばエトロは二人から目を逸らし、地面に座り込んで、必死に両手で口を押さえていた。
場違いな鈴虫の声が、宿裏の小さな空き地に虚しく響き渡る。山を越えて吹きつけた夜風が、梢や屋根に残った砂漠の砂を払い落とし、月光に靡きながら落ちていった。
風が止んだ頃合いに、リョーホは目元に皺を刻みながら朗らかに笑った。
「不思議ですよね。生まれる前から役目を与えられるなんて最悪だと思ってきたのに、俺はまた感謝しているんです。自分が鍵者として生まれた幸運を」
リョーホは日記を聖書のように抱えながら、レオハニーに深くお辞儀をした。そして夜の闇に溶けるように背を向け、足音もなくその場から立ち去っていった。
レオハニーはその後ろ姿を見送ると、長い髪を後ろに払いながら、蝶の羽音よりも小さな声でつぶやいた。
「……私は、君のようになりたかった」
その独白を聞いた途端、エトロは全身を縛られたように動けなくなってしまった。
エラムラの里で充てがわれた宿の一室。ベッドの薄い毛布に包まりながら、エトロは手の甲を額へ押し当て、深いため息を吐いた。
バルド村からエラムラに帰還してすぐ、エトロたちはハウラに報告を行った。バルド村には生存者がいること、避難した形跡があること、しかし救出が難しいこと。最後に、明日の朝にはヨルドの里へ向かうことも。
リョーホは生存者の救助と機械仕掛けの門の攻略を同時に進めるつもりのようだ。もしヨルドの里に生存者がいなければ、最悪二手に別れて行動することになるだろう。
明日のことを思うと、エトロは不安でいっぱいだった。
機械仕掛けの世界を目指す一番の目的は、NoDを作り出し、新人類を陰ながら守ろうとした浦敷博士に会うためだ。浦敷博士ならば、トゥアハ派の陰謀を阻止し戦争が起きるのを止められるかもしれないからだ。それ以外にも、機械仕掛け側で協力してくれる人がいれば終末の日を避けられるかもしれない。
機械仕掛けの世界には、リョーホと一緒にレオハニーも同行する手筈になっている。レオハニーが共にいれば、大抵のことは大した障害にならないだろう。
それでももし、二人が現実世界に帰ってこれなかったら。交渉が決裂し、鍵者が敵の手に落ちるようなことになってしまったら。
何よりリョーホは、エトロと初めて会った時からずっと故郷に帰りたがっていた。ヤツカバネ討伐後は故郷を憂うことはめっきりなくなったが、いざ帰郷すれば気が変わってしまってもおかしくない。
リョーホの故郷は、きっと素晴らしい場所なのだろう。断片的に聞いた話によると、月に行ける乗り物があるだとか、いつでもどこでも友達と会話ができるとか、夢のような話ばかりだった。しかもドラゴンが存在しないとまで言い出した時には、リョーホの記憶を疑うほど信じられなかった。
ドラゴンの脅威もなく、人類が繁栄した世界。そこがリョーホの生まれ故郷なら、帰らない理由はない。
「……ああもう!」
女々しい不安がいよいよ輪郭を持ち始め、エトロは思い切りベッドから飛び起きた。
上着を羽織り、ベッド横の壁に掛けてあった氷槍を乱雑に背負って外に出る。
街はすっかり寝静まっていた。エラムラを取り巻く外壁では守護狩人のカンテラがちらつき、薄明の塔からは解けるような光の粒子がこんこんと溢れていた。エラムラを守るハウラの結界が、菌糸と呼応して月光を纏っているのだ。
今夜もまた寝ずの番をする親友を見上げながら、エトロは道の真ん中で嘆息した。
ハウラとエトロの復讐劇は、いとも簡単に、平和的な終わりを迎えてしまった。ハウラはエラムラの民を守るために尽力し、ロッシュの抜けた穴を埋めようとしている。だが、エトロはまだ自分がやるべきことを見つけられずにいた。
ヨルドの里を復興させる。それは崇高で先祖を尊ぶ英雄的な目標だろう。だが、機械仕掛けの世界がいつ戦争を仕掛けてくるかも分からないのに、そんなことをしていて良いのか。終末の日を止めるべく奔走しているリョーホに、行って欲しくないとしがみつきたくなるのは、ただの甘えだろうか。
「……会いたい」
糸のような三日月を見上げていると、ふと宿の裏手からリョーホの声がした。
「……っていたんですか。この日記に書かれていた内容を」
エトロは背中を引っ叩かれたように飛び上がり、急いで壁際に身を寄せた。
「──いいや。私は計画を聞かされていただけだ。まさかこれほどの秘密を抱えていたなんて今日初めて知ったよ」
師匠の声だ、とエトロはぴんと背筋を立てる。壁に背中を擦りながら近づくと、二人の会話がより鮮明に聞こえてきた。
「ロッシュさんの予言書はどうなっていましたか?」
「どのページも白紙だったよ。日記に書かれていた通りにね」
「じゃあ、次に起きることはベートたちも予想できていないってことですよね……」
「その代わり、ドミラスの検証もまだ途中だ。もう一人の彼が何をしようとしているのかも日記からでは読み取れない」
どうやら二人は、研究所で見つけたドミラスの日記について話し合っているらしい。しかも、何百年もの間人を導いてきた予言書が白紙になるという前代未聞の話まで飛び出してきた。
オラガイアでダアト教幹部の半数以上が殺され、予言書も機能を失ってしまっては、リデルゴア国各地で混乱が起きていてもおかしくないだろう。
そういえば以前、ダウバリフが「混沌の世界を齎す」と言っていたが、もしやこのことを示していたのだろうか。だが熱弁していたダウバリフの顔を思い出すと、この混沌はこれだけでは終わらないような気がした。
考え込んでいたエトロはふと、二人の会話が不自然に途切れていることに気がついた。まさか盗み聞きが気づかれたかと思い、そろりと壁の向こうを覗き見る。すると、レオハニーの後ろ姿と、彼女と向かい会うリョーホの姿が見えた。
リョーホの顔は、アンリのように端正でもなければ、ベアルドルフのような迫力もない。はっきり言って平凡で、リデルゴア国では珍しい黒髪黒目だ。人間の毛髪は、その人が保有する菌糸属性と同じ色に染まる傾向にあるらしいが、リョーホの黒さは、全ての絵の具を混ぜたような深い色だった。
エトロは彼の色が好きだった。もやしのように細かった身体も、この数ヶ月で見違えるほど強靭になった。背も少し伸び、目つきも鋭く精悍になった。
そんな彼が、今夜だけは初めて会った日のように、右も左も分からぬ子供の顔をしていた。
「……レオハニーさん。もし今回も失敗に終わったら……俺たちはどうなるんでしょうね」
二人にしか伝わらない問いかけに、エトロは腹の中を掻きむしられるような怒りに駆られた。対してレオハニーは淡々と会話を続ける。
「私にも想像できない。けれど、そう悪いことにはならないよ。君が死んだ時と同じようなものだと私は解釈している」
「同じような?」
「ストレートに言ってしまえば、君には身体のスペアがある。ゲームの残機よりお手軽ではないけれど、君が失敗しても、次の君が成功させるだろう。そして成功するまで何度でも挑戦するはずだ、これまでの鍵者たちのように」
一拍の沈黙。言葉を発する直前のリョーホの呼吸が、やけに鋭く聞こえた。
「要するに、この世界が滅びても、また別の世界が挑戦してくれるってことですか?」
「そういうことになる」
「……それでも、死んだことには変わりない」
リョーホは力なくかぶりを振り、目元を手で覆いながら俯いた。
「観測されていなくても、死んだことまで無かったことにはできません。何度も死んで生き返った俺は、多分すごく、生物として歪んでいる。だからベアルドルフは俺の魂を見て化け物だと言ったんだ」
「……なら、何度も繰り返したこの世界も、何かが歪んでいてもおかしくない。君はそう思っているんだね」
「それもあるんです。けどそれ以上に、次があるから大丈夫だって思いたくないんです。俺一人なら構いません。でもドクターのやり方は……間違ってる」
喉から搾り出すような息を吐く。リョーホの肩が大きく下がり、時間をかけて元の場所に戻っていった。
そして彼は顔を上げ、はっきりと言い放った。
「だからこれは、鍵者にしかできない仕事だ」
どっ、とエトロの心臓が嫌な跳ね方をする。決定的な何かを見逃してしまったような、形容し難い負の感情で身体が震えた。
「いいんだね? もしその時が来たら……」
レオハニーの声が耳鳴りでくぐもる。
リョーホからの応えはない。
気づけばエトロは二人から目を逸らし、地面に座り込んで、必死に両手で口を押さえていた。
場違いな鈴虫の声が、宿裏の小さな空き地に虚しく響き渡る。山を越えて吹きつけた夜風が、梢や屋根に残った砂漠の砂を払い落とし、月光に靡きながら落ちていった。
風が止んだ頃合いに、リョーホは目元に皺を刻みながら朗らかに笑った。
「不思議ですよね。生まれる前から役目を与えられるなんて最悪だと思ってきたのに、俺はまた感謝しているんです。自分が鍵者として生まれた幸運を」
リョーホは日記を聖書のように抱えながら、レオハニーに深くお辞儀をした。そして夜の闇に溶けるように背を向け、足音もなくその場から立ち去っていった。
レオハニーはその後ろ姿を見送ると、長い髪を後ろに払いながら、蝶の羽音よりも小さな声でつぶやいた。
「……私は、君のようになりたかった」
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