180 / 242
5章
(47)海底遺跡
しおりを挟む
渦の中心へ降りると、色あせた砂が分厚く敷き詰められた海底へと辿り着いた。日差しが濁るほど仄暗い海底には、突然空気にさらされて逃げ場を失った深海魚が腹を膨らませながら死んでいる。
俺達の周囲には絶えず渦巻く大渦の壁があり、半径十メートルの距離を保ちながら不規則にゆらめいていた。大渦は今すぐに消えてしまうような気配はなく、探索する時間はかなりありそうだ。
魚の死体を跨ぎながら進んでいくと、俺達の動きに呼応するかのように大渦が向きを変え、じわじわと進む道を切り開いてくれた。大渦を操っているのはマリヴァロンのようで、渦の壁から時々巨大な魚影が見え隠れした。
しばらくすると、滝の中から巨人が現れるかのように、竜王に匹敵するほど立派な遺跡が出現した。遺跡の表面はサンゴやフジツボに侵食されているものの、五百年以上の歳月を経たと思えぬほど小奇麗な姿だった。
「あれが機械仕掛けの門、なのか?」
「とりあえず開けてみよう」
エトロに背中を押されたことで、俺の中から不安や躊躇いが消えた。代わりに時間ギリギリで自宅まで忘れ物を取りに行くような心地で、遺跡の大扉へと駆け出していた。
網目状に差し込む日の光をなん度も潜り抜けて、勢いよく両手を大扉に押し付ける。
すると、固く閉じられた大扉の中央から鍵が開くような音がした。遅れて、俺の手のひらからカラフルな菌糸が流れ出し、扉の細やかな溝へと根を張っていく。
間も無く、中で無数の歯車がかみ合い、分厚い壁越しに俺の掌に振動が伝わった。歯車の音色は一際大きな音を立てて止まると、ゆっくりと砂煙を開けながら開き始めた。
固唾を飲んで、大扉の奥へと目を凝らす。長年の間ミイラと化していた遺跡内部からは、カビ臭い墓所の匂いが立ち込めた。大扉越しにみるみる光が傾れ込んで、何百年も封じ込められていた闇が取り払われていく。
闇の中から輪郭を表したのは、大量に横たえられた等身大のポッドだった。野外病院のように整列したポッドからは無数の管が伸びており、壁の中へ集約しながら天井へと這い上っている。管の先を辿っていくと、オラガイアの心臓部とよく似た巨大な試験管が、緑色の光を放ちながら、一粒の小さな青い球体を守っていた。
「……寒いな」
鼻先に凍えを感じつつ、恐る恐る中へと踏み入る。ポッドの中を覗き込んでみるが、冷凍室のような分厚い霜が邪魔でよく見えなかった。
ポッドを一つずつ確認しながら進んでいくと、他よりも比較的状態の良いポッドを見つけた。そのポッドの霜は薄く、ガラス製の外殻越しに中を見渡すことができた。
その中を見た瞬間、シュレイブが悲鳴を上げながらクライヴに飛びついた。
「に、人間だ! 人間が閉じ込められているぞ!?」
「もう死んでるんじゃないか?」
「ひぃ!」
クライヴの言葉にますます震え上がるシュレイブ。その後ろでシャルがわざと脅かしてシュレイブは半分涙目になっていた。
その様子に苦笑しながら、俺はレオハニーの方へと身を寄せた。
「……コールドスリープ、ですよね」
「ああ。多分、機械仕掛けの世界へ精神を送った後、肉体をこうして保存していたんだろう」
「つまり、ポッドに眠るこの身体は抜け殻ってことですね」
俺がそう呟くと、話を聞いていたアンリがコツコツとポッドを叩いた。
「なら、魂を入れればこの身体は再び生き返るのかな?」
「一度魂が離れても復活できるのは俺たちでも実証済みだし、不可能じゃないだろうな」
「ふーん……だったらさ、機械仕掛けの人間たちも新人類の身体をわざわざ奪わないで、自分たちの身体に戻ればいいのにね」
「そうできない理由があるんじゃないか? 例えば、ここにいる人以外の身体が残っていないとか、魂が変質してしまったとか」
アンリと会話を続けている最中、ずっとポッドにへばりついていたシャルが「あっ!」と大きな声を上げた。
「どうしたシャル?」
「この菌糸模様、見覚えあると思ったらエトロのだよ!」
「え?」
言われて覗き込んで見れば、確かにポッドの表面にはエトロと同じ菌糸模様があった。雪の結晶を模したそれは明らかに氷ではなく、所々に菌糸特有の繊維らしさが見てとれた。
「なんでこんなところに……」
ガラスの表面をなぞりながら呟くと、ツクモが両手を握りしめながら薄く唇を開いた。
「おそらくですが、古代の者たちはコールドスリープ用の電源が尽きるのを危惧していたのでしょう。菌糸であれば長い歳月が経過してもコールドスリープを維持できますから」
「じゃあ、この施設は電力じゃなくて、菌糸で動いてるのか?」
俺が周りを見渡しながら呟くと、レオハニーが頷きながら、天井の巨大な試験管を指差した。
「オラガイアの心臓部にもあったカラクリだ。レリーフや構造もそっくりだから、こういった遺跡がオラガイアの源流になったんだろう」
この遺跡とオラガイアの思いがけない繋がりに、俺は不思議な気持ちになった。自分が遠い国の王族と血が繋がっていたと知った時のような、いまいち実感のない話を聞いたかのようである。
もしかしたらオラガイアにも旧人類の肉体を保管した遺跡が眠っていたのかもしれない。それを守るためにオラガイアの人々は天空へ逃れたんじゃないかと、もはや確かめようのないロマンが膨れ上がっていく。
ぼんやりと天井に浮かぶ一粒の青い球体を見上げていると、ツクモの穏やかな声が流れてきた。
「この遺跡は、旧人類と新人類が共存していた時期に作られたものでしょう。でなければ、こうも巧みに菌糸能力とカラクリを融合させることなど不可能ですから」
「……そうか。なら、氷の一族が墓守と呼ばれていたのも?」
「はい。旧人類の魂が機械仕掛けの世界へと送られた後、氷の一族はこの遺跡を代々守護する役目を担ったのでしょう」
ツクモは一旦言葉を区切ると、側にあったポッドを撫でながら白い睫毛を振るわせた。
「私の思い違いかもしれませんが、ポッドを包む菌糸模様が、なぜだか優しい抱擁に見えます」
「……俺も、そう見えるよ」
ポッドを包み込む菌糸と冷気は、繭に包まれた命が芽吹くのを楽しみにしているように感じられた。何百年もの間、途絶えることなく旧人類を守り続けた氷の一族は、もしかしたらバルド村の英雄カイゼルよりも強い意志で、この地に菌糸を植えつけたのかもしれない。
静まり返った遺跡の中、エトロは青い瞳でじっと、先祖の菌糸模様を刻みつけるように見つめた。
「私の母も、祖母も、知っていたんだろうか。この遺跡に旧人類が眠っていることを」
旧人類と新人類が共存していた時期が、ここにはあった。そして、ドラゴンが闊歩する過酷な現実世界で、旧人類の肉体を遺跡と共に守り続けてきた人がいる。新人類からすれば、旧人類は自分たちだけで平和な世界へ逃げた裏切り者だったというのに。
「……ありがとう。エトロ」
気づけば俺は傍らの彼女にそう言っていた。
エトロは菌糸模様から目を離さないまま俺の手を握った。その横顔は泣きそうで、嬉しそうに赤らんでいた。
俺達の周囲には絶えず渦巻く大渦の壁があり、半径十メートルの距離を保ちながら不規則にゆらめいていた。大渦は今すぐに消えてしまうような気配はなく、探索する時間はかなりありそうだ。
魚の死体を跨ぎながら進んでいくと、俺達の動きに呼応するかのように大渦が向きを変え、じわじわと進む道を切り開いてくれた。大渦を操っているのはマリヴァロンのようで、渦の壁から時々巨大な魚影が見え隠れした。
しばらくすると、滝の中から巨人が現れるかのように、竜王に匹敵するほど立派な遺跡が出現した。遺跡の表面はサンゴやフジツボに侵食されているものの、五百年以上の歳月を経たと思えぬほど小奇麗な姿だった。
「あれが機械仕掛けの門、なのか?」
「とりあえず開けてみよう」
エトロに背中を押されたことで、俺の中から不安や躊躇いが消えた。代わりに時間ギリギリで自宅まで忘れ物を取りに行くような心地で、遺跡の大扉へと駆け出していた。
網目状に差し込む日の光をなん度も潜り抜けて、勢いよく両手を大扉に押し付ける。
すると、固く閉じられた大扉の中央から鍵が開くような音がした。遅れて、俺の手のひらからカラフルな菌糸が流れ出し、扉の細やかな溝へと根を張っていく。
間も無く、中で無数の歯車がかみ合い、分厚い壁越しに俺の掌に振動が伝わった。歯車の音色は一際大きな音を立てて止まると、ゆっくりと砂煙を開けながら開き始めた。
固唾を飲んで、大扉の奥へと目を凝らす。長年の間ミイラと化していた遺跡内部からは、カビ臭い墓所の匂いが立ち込めた。大扉越しにみるみる光が傾れ込んで、何百年も封じ込められていた闇が取り払われていく。
闇の中から輪郭を表したのは、大量に横たえられた等身大のポッドだった。野外病院のように整列したポッドからは無数の管が伸びており、壁の中へ集約しながら天井へと這い上っている。管の先を辿っていくと、オラガイアの心臓部とよく似た巨大な試験管が、緑色の光を放ちながら、一粒の小さな青い球体を守っていた。
「……寒いな」
鼻先に凍えを感じつつ、恐る恐る中へと踏み入る。ポッドの中を覗き込んでみるが、冷凍室のような分厚い霜が邪魔でよく見えなかった。
ポッドを一つずつ確認しながら進んでいくと、他よりも比較的状態の良いポッドを見つけた。そのポッドの霜は薄く、ガラス製の外殻越しに中を見渡すことができた。
その中を見た瞬間、シュレイブが悲鳴を上げながらクライヴに飛びついた。
「に、人間だ! 人間が閉じ込められているぞ!?」
「もう死んでるんじゃないか?」
「ひぃ!」
クライヴの言葉にますます震え上がるシュレイブ。その後ろでシャルがわざと脅かしてシュレイブは半分涙目になっていた。
その様子に苦笑しながら、俺はレオハニーの方へと身を寄せた。
「……コールドスリープ、ですよね」
「ああ。多分、機械仕掛けの世界へ精神を送った後、肉体をこうして保存していたんだろう」
「つまり、ポッドに眠るこの身体は抜け殻ってことですね」
俺がそう呟くと、話を聞いていたアンリがコツコツとポッドを叩いた。
「なら、魂を入れればこの身体は再び生き返るのかな?」
「一度魂が離れても復活できるのは俺たちでも実証済みだし、不可能じゃないだろうな」
「ふーん……だったらさ、機械仕掛けの人間たちも新人類の身体をわざわざ奪わないで、自分たちの身体に戻ればいいのにね」
「そうできない理由があるんじゃないか? 例えば、ここにいる人以外の身体が残っていないとか、魂が変質してしまったとか」
アンリと会話を続けている最中、ずっとポッドにへばりついていたシャルが「あっ!」と大きな声を上げた。
「どうしたシャル?」
「この菌糸模様、見覚えあると思ったらエトロのだよ!」
「え?」
言われて覗き込んで見れば、確かにポッドの表面にはエトロと同じ菌糸模様があった。雪の結晶を模したそれは明らかに氷ではなく、所々に菌糸特有の繊維らしさが見てとれた。
「なんでこんなところに……」
ガラスの表面をなぞりながら呟くと、ツクモが両手を握りしめながら薄く唇を開いた。
「おそらくですが、古代の者たちはコールドスリープ用の電源が尽きるのを危惧していたのでしょう。菌糸であれば長い歳月が経過してもコールドスリープを維持できますから」
「じゃあ、この施設は電力じゃなくて、菌糸で動いてるのか?」
俺が周りを見渡しながら呟くと、レオハニーが頷きながら、天井の巨大な試験管を指差した。
「オラガイアの心臓部にもあったカラクリだ。レリーフや構造もそっくりだから、こういった遺跡がオラガイアの源流になったんだろう」
この遺跡とオラガイアの思いがけない繋がりに、俺は不思議な気持ちになった。自分が遠い国の王族と血が繋がっていたと知った時のような、いまいち実感のない話を聞いたかのようである。
もしかしたらオラガイアにも旧人類の肉体を保管した遺跡が眠っていたのかもしれない。それを守るためにオラガイアの人々は天空へ逃れたんじゃないかと、もはや確かめようのないロマンが膨れ上がっていく。
ぼんやりと天井に浮かぶ一粒の青い球体を見上げていると、ツクモの穏やかな声が流れてきた。
「この遺跡は、旧人類と新人類が共存していた時期に作られたものでしょう。でなければ、こうも巧みに菌糸能力とカラクリを融合させることなど不可能ですから」
「……そうか。なら、氷の一族が墓守と呼ばれていたのも?」
「はい。旧人類の魂が機械仕掛けの世界へと送られた後、氷の一族はこの遺跡を代々守護する役目を担ったのでしょう」
ツクモは一旦言葉を区切ると、側にあったポッドを撫でながら白い睫毛を振るわせた。
「私の思い違いかもしれませんが、ポッドを包む菌糸模様が、なぜだか優しい抱擁に見えます」
「……俺も、そう見えるよ」
ポッドを包み込む菌糸と冷気は、繭に包まれた命が芽吹くのを楽しみにしているように感じられた。何百年もの間、途絶えることなく旧人類を守り続けた氷の一族は、もしかしたらバルド村の英雄カイゼルよりも強い意志で、この地に菌糸を植えつけたのかもしれない。
静まり返った遺跡の中、エトロは青い瞳でじっと、先祖の菌糸模様を刻みつけるように見つめた。
「私の母も、祖母も、知っていたんだろうか。この遺跡に旧人類が眠っていることを」
旧人類と新人類が共存していた時期が、ここにはあった。そして、ドラゴンが闊歩する過酷な現実世界で、旧人類の肉体を遺跡と共に守り続けてきた人がいる。新人類からすれば、旧人類は自分たちだけで平和な世界へ逃げた裏切り者だったというのに。
「……ありがとう。エトロ」
気づけば俺は傍らの彼女にそう言っていた。
エトロは菌糸模様から目を離さないまま俺の手を握った。その横顔は泣きそうで、嬉しそうに赤らんでいた。
0
お気に入りに追加
34
あなたにおすすめの小説

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!



スナイパー令嬢戦記〜お母様からもらった"ボルトアクションライフル"が普通のマスケットの倍以上の射程があるんですけど〜
シャチ
ファンタジー
タリム復興期を読んでいただくと、なんでミリアのお母さんがぶっ飛んでいるのかがわかります。
アルミナ王国とディクトシス帝国の間では、たびたび戦争が起こる。
前回の戦争ではオリーブオイルの栽培地を欲した帝国がアルミナ王国へと戦争を仕掛けた。
一時はアルミナ王国の一部地域を掌握した帝国であったが、王国側のなりふり構わぬ反撃により戦線は膠着し、一部国境線未確定地域を残して停戦した。
そして20年あまりの時が過ぎた今、皇帝マーダ・マトモアの崩御による帝国の皇位継承権争いから、手柄を欲した時の第二皇子イビリ・ターオス・ディクトシスは軍勢を率いてアルミナ王国への宣戦布告を行った。
砂糖戦争と後に呼ばれるこの戦争において、両国に恐怖を植え付けた一人の令嬢がいる。
彼女の名はミリア・タリム
子爵令嬢である彼女に戦後ついた異名は「狙撃令嬢」
542人の帝国将兵を死傷させた狙撃の天才
そして戦中は、帝国からは死神と恐れられた存在。
このお話は、ミリア・タリムとそのお付きのメイド、ルーナの戦いの記録である。
他サイトに掲載したものと同じ内容となります。

彼女は予想の斜め上を行く
ケポリ星人
ファンタジー
仕事人間な女性医師、結城 慶は自宅で患者のカルテを書いている途中、疲れて寝ってしまう。
彼女が次に目を覚ますと、そこは……
現代医学の申し子がいきなり剣と魔法の世界に!
ゲーム?ファンタジー?なにそれ美味しいの?な彼女は、果たして異世界で無事生き抜くことが出来るのか?!
「Oh……マホーデスカナルホドネ……」
〈筆者より、以下若干のネタバレ注意〉
魔法あり、ドラゴンあり、冒険あり、恋愛あり、妖精あり、頭脳戦あり、シリアスあり、コメディーあり、ほのぼのあり。

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる