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5章
(6)知人よりも友人よりも
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海のど真ん中へ腹を滑らせるようにして着水したオラガイアは、壊れかかっていた身体の端から残骸をまき散らしながら水面を疾走した。海からは大量の魚雷を爆破したかのような水柱が立ち上り、真っ白な水飛沫が轟音を立てながらオラガイアに降り注ぐ。
オラガイアと意識を同化させていた俺は、まるで全力で腹をぶん殴られたような衝撃に襲われた。集中力が途切れたせいか意識が引きはがされ、気づけば地面に倒れ込む自分の身体で目を覚ましていた。あまりにも唐突に人間に戻ったせいで、一瞬自分が誰で何をしていたのか記憶が飛んでしまった。
「う……おお? どうなった?」
きょろきょろと周りを見渡しながら起き上がると、ズズン、と重々しい音を立ててオラガイアの振動が止まった。沈んだのか、それとも浮いているのか、窓ひとつない心臓部では何一つ確認できない。
数秒ほど息を呑みながら耳を澄ませるが、どこかが壊れたり、浸水しているような音は全く聞こえなかった。
「……無事に、着水できたようです」
「そうか。よかったぁ」
オラガイアと菌糸を繋いだままの99から答えを聞いて、俺は大の字に倒れ込みながら胸を撫でおろした。それから改めて心臓部を見渡してみると、壁際に並べられていたポンプや管が一部外れていたり、破損したりしているのが見えた。天井にも巨木の枝と見紛うほど巨大な罅が入っていたが、溶岩で塗り固められたおかげで崩落しなかったらしい。俺がオラガイアと同化している間に、レオハニーが色々とフォローしてくれたようだ。
地面に寝転がったまま首を傾ければ、レオハニーは大剣を地面に突きたてて俺と99を見つめていた。その隣には、息を切らしたダウバリフと、壁に寄りかかるようにして佇む鎧の人物がいる。
俺は全員の無事を確認した後、腕で勢いをつけながら起き上がった。
「オラガイアが無事に着水できたのはいいけど、浸水とかは大丈夫なのか?」
「損傷を受けていた通路は事前にカラクリで封鎖してあります。ここが浸水する恐れもありません」
99から説明を聞いてふと、心臓部に入る前に迷路のカラクリがやたらと動き回っていたのを思い出した。あの時のカラクリは通路を塞ぐために作動していたのだろう。
「えらく準備がいいな」
「聖なる五日間が始まる前からアンジュさんと備えていましたから」
「アンジュ……か」
懐かしい名前を口にしながら、俺は鎧の人物を振り返る。オラガイアが停止して以降、鎧の人物は先ほどからぴくりとも動かない。俺が床から立ち上がって近づいてみても、鎧の人物は俺の存在に気づいていないかのように身動ぎすらしなかった。
彼女と距離を詰めるほど、鎧とは異なる生臭い鉄の匂いが濃くなってくる。横一文字に細く開かれた兜の目は真っ暗だったが、その向こうにレオハニーとは違う赤い瞳が見えた気がした。
俺はその赤に語りかけるように、慎重に口を開いた。
「99が生きているのを見てからなんとなく思ってたけど、やっぱりあんたも生きてたのか……アンジュ」
途端、鎧が驚きを堪えるように小さく軋んだ。次いで、血生臭い息が兜の下でごうごうと音を立て、かつてのアンジュとは似ても似つかないしゃがれた低い声が発せられる。
「……ヨク、ワカッタ、ネ」
「まぁ、ベアルドルフみたいに魂が見えるようになったからさ」
本当は魂を見ずとも分かった。吐く必要のない嘘だったが、なんとなく本当のことを言いたくなかったのだから仕方がない。
俺はアンジュに対して、決して恋愛感情はない。だが、生まれ変わっても俺を見つけ出し、記憶を通じて誰よりも俺を理解してくれた大切な人だ。だったら俺も、アンジュの姿が変わっても見つけられないわけがない。
俺は微笑みながら手を伸ばして、アンジュの被っている兜に触れた。
「俺の『瞋恚』ならアンタを治せるかもしれない。顔を見せてくれないか?」
「…………」
アンジュは押し黙った後、俺の手をそっと引きはがし、自らの手を兜に添えた。そして鎧と兜の継ぎ目に僅かな隙間だけを作って、ピタリと動きを止める。
「カオハ、見セタクナイ」
「……分かった」
俺は兜の隙間に手を差し込み、アンジュの頬に触れる。返ってきた感触は柔らかな女性の肌ではなく、トカゲや蛇のざらざらとした鱗だった。鱗の隙間がしっとりと濡れているのは、兜で蒸れているのだけが理由ではない。
今のアンジュの身長は、女性だというのに大男としか表現できないほど大きい。もしかしたら、アンジュは二十一年前からずっとこのような姿で過ごしていたのかもしれない。ニヴィのように、ベートに肉体を奪われたせいか、それとももっと別の原因か。
触れ合った箇所から生暖かい粘液が滴るのを感じながら、俺は『瞋恚』を発動した。脳裏に思い描くのは最後に出会った時のアンジュの姿だ。彼女はNoDなので、普通の人間のように加齢や成長の変化を気にしなくて良いのが救いだ。
『瞋恚』で互いの魂が繋がっている状態だからか、しばらくするとアンジュのイメージも俺の方へ流れ込んできた。やはり、アンジュ本人の方が細かな身体の部分を覚えているもので、大枠を決めた後はアンジュのイメージを頼りに『瞋恚』に集中した。
『瞋恚』は魂を操ることで肉体にも影響を与える能力だ。自分の魂ならいざ知らず、他人の魂となると失敗は命に直結する。
およそ数分にも及ぶ魂の再構築が終わり、アンジュの身体に変化が訪れる。鎧の隙間から雪が月光を反射するような光が漏れ、鱗に覆われた頬が柔らかくほぐれていく。さらに鎧の中で身体が縮んでいき、支えを失った兜がごろりと床に転げ落ちた。
ふわり、と淡い金髪が舞った。淡い光の向こうで、大きな鎧に少し埋もれるようにして可憐な女性の姿が露わになる。ちんまりとした鼻やアーモンド型の目、少し色素の薄い肌も、間違いなくアンジュのものだ。
「どこか違和感はないか?」
「うん……ありがとう」
記憶より少し高い声がはにかみながら礼を言う。
自分より背の低いアンジュを見るのは新鮮だった。俺が歩んできた大半の人生では、いつもアンジュは見上げるほど大きな存在だった。
アンジュは俺から一歩離れると、ブカブカになった鎧の留め金を外して脱ぎ始めた。鎧の下にはちゃんと普通の服を着ていたようだが、片方の肩がはみ出してしまうほどオーバーサイズだった。それでも、血生臭い匂いがこびりついた鎧を着ているよりはずっとマシだろう。
アンジュは裸足で軽くストレッチをして身体を慣らした後、一つ頷いて俺に言った。
「色々と聞きたいことはあるだろうけど、詳しい話は後にしよっか。地上の人たちはパニックだろうし」
「ああ、そうだった。エトロたちに報告しに行かないと」
地上に行ったオーディや、巡回中のグレンたちはきっと肝を潰されただろう。いきなりオラガイアが揺れたと思ったら、海に向けて緩やかに高度を下げ始めたのだから。着水時の水飛沫で何人か海に放り出されているんじゃないかと心配だったが、気の利くグレンやドミラスがいるから多分問題ないだろう。
それはそれとして、俺はくるりとレオハニーに向き直った。
「レオハニーさん。理由はあとでゆっくり聞かせてもらいますけど、もう99を殺そうとしないでください。何があっても!」
念押ししながら凄むと、レオハニーはかなり不満そうな顔で黙り込んだ。なおも俺が睨み続ければ、やがて彼女は渋々口を開いた。
「……分かった」
「本当に? 俺の目を見てもう一回言ってください。でないとエトロにチクりますよ?」
「…………分かったよ」
今度こそレオハニーがこちらを見たので、俺は肩をすくめつつ、先の99殺人未遂を見逃すことにした。
と、話が終わった頃合いを見計らって、ダウバリフが濁声を発した。
「儂はここに残る。心臓部の監視をしなくてはならん」
「監視?」
「まだ裏切り者が残っとるかもしれんだろう。閉鎖した壁を開けられでもしたらあっという間にオラガイアが沈みかねん」
確かに、トゥアハたちがオラガイアから立ち去ったかどうかはまだ確認が取れていない。もし間者がまだ残っていてオラガイアを沈めに掛かったら、俺たちの努力が水の泡である。
オラガイアにはまだ船の代わりになってもらわねばならない。海から陸地へ移動するにも船を用意しなければならないし、生存者の捜索や遺体の処理、食糧確保とやることが山積みなのだ。そう言った意味でも、しばらく心臓部には番人役が必要になる。
ダウバリフのことはいまいち気に入らないが、99とアンジュが一緒に行動していたのだから完全に味方と思っていい。実力も申し分ないので、番人役を安心して任せられる。
「じゃあ、しばらく頼んだぞ。エラムラの狩人がいたら話を通しておくから」
「ふん」
ダウバリフは鼻を鳴らすと、心臓が入った巨大なガラス管の前でどすんと腰を下ろした。
オラガイアと意識を同化させていた俺は、まるで全力で腹をぶん殴られたような衝撃に襲われた。集中力が途切れたせいか意識が引きはがされ、気づけば地面に倒れ込む自分の身体で目を覚ましていた。あまりにも唐突に人間に戻ったせいで、一瞬自分が誰で何をしていたのか記憶が飛んでしまった。
「う……おお? どうなった?」
きょろきょろと周りを見渡しながら起き上がると、ズズン、と重々しい音を立ててオラガイアの振動が止まった。沈んだのか、それとも浮いているのか、窓ひとつない心臓部では何一つ確認できない。
数秒ほど息を呑みながら耳を澄ませるが、どこかが壊れたり、浸水しているような音は全く聞こえなかった。
「……無事に、着水できたようです」
「そうか。よかったぁ」
オラガイアと菌糸を繋いだままの99から答えを聞いて、俺は大の字に倒れ込みながら胸を撫でおろした。それから改めて心臓部を見渡してみると、壁際に並べられていたポンプや管が一部外れていたり、破損したりしているのが見えた。天井にも巨木の枝と見紛うほど巨大な罅が入っていたが、溶岩で塗り固められたおかげで崩落しなかったらしい。俺がオラガイアと同化している間に、レオハニーが色々とフォローしてくれたようだ。
地面に寝転がったまま首を傾ければ、レオハニーは大剣を地面に突きたてて俺と99を見つめていた。その隣には、息を切らしたダウバリフと、壁に寄りかかるようにして佇む鎧の人物がいる。
俺は全員の無事を確認した後、腕で勢いをつけながら起き上がった。
「オラガイアが無事に着水できたのはいいけど、浸水とかは大丈夫なのか?」
「損傷を受けていた通路は事前にカラクリで封鎖してあります。ここが浸水する恐れもありません」
99から説明を聞いてふと、心臓部に入る前に迷路のカラクリがやたらと動き回っていたのを思い出した。あの時のカラクリは通路を塞ぐために作動していたのだろう。
「えらく準備がいいな」
「聖なる五日間が始まる前からアンジュさんと備えていましたから」
「アンジュ……か」
懐かしい名前を口にしながら、俺は鎧の人物を振り返る。オラガイアが停止して以降、鎧の人物は先ほどからぴくりとも動かない。俺が床から立ち上がって近づいてみても、鎧の人物は俺の存在に気づいていないかのように身動ぎすらしなかった。
彼女と距離を詰めるほど、鎧とは異なる生臭い鉄の匂いが濃くなってくる。横一文字に細く開かれた兜の目は真っ暗だったが、その向こうにレオハニーとは違う赤い瞳が見えた気がした。
俺はその赤に語りかけるように、慎重に口を開いた。
「99が生きているのを見てからなんとなく思ってたけど、やっぱりあんたも生きてたのか……アンジュ」
途端、鎧が驚きを堪えるように小さく軋んだ。次いで、血生臭い息が兜の下でごうごうと音を立て、かつてのアンジュとは似ても似つかないしゃがれた低い声が発せられる。
「……ヨク、ワカッタ、ネ」
「まぁ、ベアルドルフみたいに魂が見えるようになったからさ」
本当は魂を見ずとも分かった。吐く必要のない嘘だったが、なんとなく本当のことを言いたくなかったのだから仕方がない。
俺はアンジュに対して、決して恋愛感情はない。だが、生まれ変わっても俺を見つけ出し、記憶を通じて誰よりも俺を理解してくれた大切な人だ。だったら俺も、アンジュの姿が変わっても見つけられないわけがない。
俺は微笑みながら手を伸ばして、アンジュの被っている兜に触れた。
「俺の『瞋恚』ならアンタを治せるかもしれない。顔を見せてくれないか?」
「…………」
アンジュは押し黙った後、俺の手をそっと引きはがし、自らの手を兜に添えた。そして鎧と兜の継ぎ目に僅かな隙間だけを作って、ピタリと動きを止める。
「カオハ、見セタクナイ」
「……分かった」
俺は兜の隙間に手を差し込み、アンジュの頬に触れる。返ってきた感触は柔らかな女性の肌ではなく、トカゲや蛇のざらざらとした鱗だった。鱗の隙間がしっとりと濡れているのは、兜で蒸れているのだけが理由ではない。
今のアンジュの身長は、女性だというのに大男としか表現できないほど大きい。もしかしたら、アンジュは二十一年前からずっとこのような姿で過ごしていたのかもしれない。ニヴィのように、ベートに肉体を奪われたせいか、それとももっと別の原因か。
触れ合った箇所から生暖かい粘液が滴るのを感じながら、俺は『瞋恚』を発動した。脳裏に思い描くのは最後に出会った時のアンジュの姿だ。彼女はNoDなので、普通の人間のように加齢や成長の変化を気にしなくて良いのが救いだ。
『瞋恚』で互いの魂が繋がっている状態だからか、しばらくするとアンジュのイメージも俺の方へ流れ込んできた。やはり、アンジュ本人の方が細かな身体の部分を覚えているもので、大枠を決めた後はアンジュのイメージを頼りに『瞋恚』に集中した。
『瞋恚』は魂を操ることで肉体にも影響を与える能力だ。自分の魂ならいざ知らず、他人の魂となると失敗は命に直結する。
およそ数分にも及ぶ魂の再構築が終わり、アンジュの身体に変化が訪れる。鎧の隙間から雪が月光を反射するような光が漏れ、鱗に覆われた頬が柔らかくほぐれていく。さらに鎧の中で身体が縮んでいき、支えを失った兜がごろりと床に転げ落ちた。
ふわり、と淡い金髪が舞った。淡い光の向こうで、大きな鎧に少し埋もれるようにして可憐な女性の姿が露わになる。ちんまりとした鼻やアーモンド型の目、少し色素の薄い肌も、間違いなくアンジュのものだ。
「どこか違和感はないか?」
「うん……ありがとう」
記憶より少し高い声がはにかみながら礼を言う。
自分より背の低いアンジュを見るのは新鮮だった。俺が歩んできた大半の人生では、いつもアンジュは見上げるほど大きな存在だった。
アンジュは俺から一歩離れると、ブカブカになった鎧の留め金を外して脱ぎ始めた。鎧の下にはちゃんと普通の服を着ていたようだが、片方の肩がはみ出してしまうほどオーバーサイズだった。それでも、血生臭い匂いがこびりついた鎧を着ているよりはずっとマシだろう。
アンジュは裸足で軽くストレッチをして身体を慣らした後、一つ頷いて俺に言った。
「色々と聞きたいことはあるだろうけど、詳しい話は後にしよっか。地上の人たちはパニックだろうし」
「ああ、そうだった。エトロたちに報告しに行かないと」
地上に行ったオーディや、巡回中のグレンたちはきっと肝を潰されただろう。いきなりオラガイアが揺れたと思ったら、海に向けて緩やかに高度を下げ始めたのだから。着水時の水飛沫で何人か海に放り出されているんじゃないかと心配だったが、気の利くグレンやドミラスがいるから多分問題ないだろう。
それはそれとして、俺はくるりとレオハニーに向き直った。
「レオハニーさん。理由はあとでゆっくり聞かせてもらいますけど、もう99を殺そうとしないでください。何があっても!」
念押ししながら凄むと、レオハニーはかなり不満そうな顔で黙り込んだ。なおも俺が睨み続ければ、やがて彼女は渋々口を開いた。
「……分かった」
「本当に? 俺の目を見てもう一回言ってください。でないとエトロにチクりますよ?」
「…………分かったよ」
今度こそレオハニーがこちらを見たので、俺は肩をすくめつつ、先の99殺人未遂を見逃すことにした。
と、話が終わった頃合いを見計らって、ダウバリフが濁声を発した。
「儂はここに残る。心臓部の監視をしなくてはならん」
「監視?」
「まだ裏切り者が残っとるかもしれんだろう。閉鎖した壁を開けられでもしたらあっという間にオラガイアが沈みかねん」
確かに、トゥアハたちがオラガイアから立ち去ったかどうかはまだ確認が取れていない。もし間者がまだ残っていてオラガイアを沈めに掛かったら、俺たちの努力が水の泡である。
オラガイアにはまだ船の代わりになってもらわねばならない。海から陸地へ移動するにも船を用意しなければならないし、生存者の捜索や遺体の処理、食糧確保とやることが山積みなのだ。そう言った意味でも、しばらく心臓部には番人役が必要になる。
ダウバリフのことはいまいち気に入らないが、99とアンジュが一緒に行動していたのだから完全に味方と思っていい。実力も申し分ないので、番人役を安心して任せられる。
「じゃあ、しばらく頼んだぞ。エラムラの狩人がいたら話を通しておくから」
「ふん」
ダウバリフは鼻を鳴らすと、心臓が入った巨大なガラス管の前でどすんと腰を下ろした。
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