家に帰りたい狩りゲー転移

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4章

(4)戯れ

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 ヤツカバネ討伐が終わって三日後。
 俺はシャルと共にバルド村の最下層に降りて、ドミラスがいつも入り浸っているラボの一室へ立ち入った。部屋の中からは薬品の刺激臭がして、匂いに慣れるまでの数秒間はまともに息が吸えなかった。

 目が覚めるような白いキノコライトの下では、とっ散らかったデスクと側面に備え付けられた質素なベッドがあり、ドミラスはそこで眠っていた。その顔がやけに白く見えてゾッとしたが、胸元が薄らと上下しているのが見えてホッとする。

 そしてベットの枕元には、顰めっ面で回転椅子を陣取る先客がいた。

「よ、アンリ。今日も先に来てたのか」

 声をかければ、回転椅子に跨っていた先客ことアンリが、くるりと椅子ごと振り返った。

「まぁ、この人には色々世話になったからね。人間としてはあんまり尊敬できないけど」

 とアンリが笑顔で貶したところで、廊下の外から「同感だ」とエトロの声が聞こえた。振り返れば、珍しく髪を後ろに束ねたエトロが、いつもよりラフな格好でドアに寄りかかっていた。

 俺はエトロにひらひらと手を振りながら、散々な言われようのドミラスに苦笑した。
 
「やっぱ嫌われてんなぁドクターは」
「実験体にされてるのに仲良くしてるリョーホの方が、俺には奇人に見えるけどね?」
「いやさ、俺の菌糸能力ってまだ意味不明だろ? 調べてもらえるのは素直に助かるよ。『雷光』の菌糸をいきなり引っこ抜かれたのはびっくりしたけど」
「びっくりで済む? かなり痛くなかった?」
「そうでもなかったぞ?」

 俺が平然と答えると、なぜかシャルを含む三人がぎょっと飛び上がった。
 
「嘘だ! 腕が千切れたと思うぐらい痛かったぞ!」
「そうだよ! 下手したら死ぬって! 冗談抜きで!」
「そ、そんなにか……?」
 
 口々に力説する二人に引きながらシャルを見れば、タイミングよく書きなぐられたメモを差し出された。

『大のおとなが なくレベル』

 なるほど、俺は知らないところで痛覚というものを失ってしまったらしい。冗談混じりにそんなことを考えながら、俺はふと俺の両目に収束したヤツカバネの菌糸を思い出した。

「なぁ、ヤツカバネを殺した時にまた菌糸能力を手に入れたんだけどさ、どっかに模様出てる?」
「模様? 見た限りでは何もないぞ」

 エトロとシャルが猫のように目を丸くしながら、俺の爪先から頭のてっぺんまでを眺める。だが俺も鏡で確認していたので、少なくとも身体の正面側に模様がないことは把握済みだ。

 まさか、竜王を倒しておいて何の力も得られなかったのだろうか。不安に思いながら服の袖を捲っていると、アンリがいい笑顔で言った。
 
「うん。脱げ」

 俺は唖然としたあと、裏返った声で叫んだ。

「こ、ここにはシャルもいるんだぞ!」
「シャルちゃんは毎日見慣れてるでしょ。こいつのパンツ」
「いやパンツは見せてないし、つか下まで脱ぐの!?」
「当然だよ。臀部に菌糸模様が出てるかもしれないんだよ?」
「そんな菌糸模様とか嫌だ!」

 咄嗟にアンリから距離を取ろうとすると、後ろからガシッとエトロに腰を掴まれた。

「まずは上から脱げ。話はそれからだ」
「エトロまでノリノリじゃんかよ!」

 せめて自分で脱ぐから、とエトロを引き剥がして、俺は渋々シャツの裾に手をかける。三人分の視線を浴びながら服を脱ぐのは地味に恥ずかしい。頭から襟を抜いて、脱いだシャツをシャルに預けてから、軽く腕を広げてみる。

「ど、どう?」

 アンリとエトロは、揃って顎に手を当てながらじろじろと俺を観察した。かなり居心地が悪くて変な汗が出てくる。

 しばらくすると、俺の背後にいたシャルがぴょんぴょんと何かを伝えるようにジャンプした。すぐにアンリが後ろに回ると、俺の頸のあたりを見つめながらこんなことを言った。

「へぇ、リョーホって刺青入れてたんだ」
「えっ何それ知らん! 怖っ! 鏡ある!?」

 鏡をせびると、エトロがやたら滑らかな氷を作って、合わせ鏡を用意してくれた。氷が透けているせいで見にくいが、確かに俺の右の肩甲骨あたりに小さな黒い刺青が彫られていた。

 いいや、刺青というより、これは――。

「バーコード?」
「なんだそれは」
「えっと、商品の値段が分かるやつ?」

 エトロの問いに答えると、その場の空気が一瞬止まった。
 
「え? ならリョーホって昔、奴隷だったのか……?」
「違う違う! 断じて違う!」

 アンリの勘違いを全力で否定しながらぶんぶん腕を振り、ギリギリ届かない肩甲骨に指を伸ばしながら俺は涙目になった。
 
「な、なぁ、擦っても落ちないのか?」
「うーん……しっかり皮膚に彫られている。削るか?」
「やめて」

 真顔で恐ろしい提案をするエトロからパッと後退り、椅子に引っ掛けておいたシャツを手に取る。だが服に頭を潜らせようとしたところで、アンリが力強く俺の腕を引き留めた。
 
「君の『雷光』で治せば、痛いのも一瞬だろう? ほら、前に刺青入れたばっかのおじさんをエラムラで治療した時も、生まれたての肌になって咽び泣いてたじゃん」
「お前ってばそういう可哀想な記憶ばっか覚えてるよな! ホントお前ってやつはよぉ!」
「ん? 治療したの君だよね?」
「おじさんのアレは不可抗力!」
「まぁまぁ、ともかくやってみようよ。ね?」

 謎の念押しをされた挙句、抵抗する俺の手の中で、アンリに引っ張られたシャツから嫌な音がし始める。俺はしばらく無言の抵抗を試みたが、自分の肉体に得体の知れないバーコードが刻まれている方がもっと気分が悪いと考え直した。
 
「あーもー……やるなら一思いにやってくれ」

 服を椅子に掛け直し、襟足の髪を横にどけると、エトロが心なしかドン引きしたような表情で俺を見つめた。
 
「マジでやるのか」
「エトロもマジって言うんだな。てか言い出したのお前じゃんよ」
「お前が良いなら私も構わないが……アンリの能力の方がいいんじゃないか? 削るの得意だろう」
「じゃあ俺が」

 スチャッとアンリが両手でエランの双剣を構え、俺の背中に照準を合わせ始める。
 
「それ弟の形見だろ。おい。おい!」
「はい。どーん」
「いってぇえええええ!」

 ざっくりと皮膚を持っていかれ、俺は痛みで兎のように飛び上がった。いきなり切られた衝撃の方にびっくりしたからか、実際に感じた痛みはアスファルトですっ転んだ程度で、想像していたよりも酷くなかった。

 だが痛いものは痛い。俺は速攻で『雷光』を発動しながら、恨みたっぷりの視線をアンリに送った。
 
「もしあの世でエランに会ったら、お前の悪行を全てぶちまけてやる……」
「なんで怒ってるの? 結構うまく削れたんだし、むしろ感謝するところじゃない?」
「うっせ!」

 太々しく宣うアンリに吠えてから、俺はシャルの方を肩越しに振り返った。

「消えたか?」

 シャルは小難しい顔で俺の背中を見つめた後、しかめっ面で大きくバッテンを作った。どうやら皮膚の再生と一緒に刺青まで戻ってしまったようだ。『雷光』は数年前の古い傷跡や欠損は治せないという欠点があるので、このバーコードも、随分前から俺の体に刻まれていたものだったらしい。

「マジかよ……」

 削り取れないとなれば、新しく刺青で上から塗りつぶすしかない。そもそもこのバーコードは俺の何をスキャンする物なのか。少なくとも地球にいた頃はこんなものはなかったし、もし異世界で付けられたとするなら、ベートの仕業か。

 ――わたしたちは、作られた存在。人間を助けるのが使命。そのために生まれた、何者でもない人形。

 ふと、トトの言葉が頭の中に蘇り、飛躍した発想が浮かんでくる。
 
 もしかしたら俺は、トトと同じように作られた存在なのだろうか。今になっても家族や友人の顔を思い出せず、地球出身の俺に本来ないはずの菌糸がある謎も、それだけで辻褄が合う気がする。

「リョーホ。神妙な顔してないで服着たら?」
「ああ、うん」
「少し顔色が悪いよ。もう一回削ってみる?」
「どさくさに紛れてなんてこと言いやがる」

 再びエランの双剣を構えるアンリから距離を取り、俺はいそいそとシャツに袖を通した。エトロは苦笑してやりとりを眺めた後、腕を組みながらこてんと首を傾げた。

「それより、ヤツカバネの菌糸模様はどこにもなかったな。本当に能力を手に入れたのか? まさかヤツカバネみたいに周りを食い散らかしたりしないだろうな」
「しないって。多分」

 一応否定したが、全く自信がなかった。いかんせんヤツカバネの能力が凶悪な思い出しかないため、手に入れた能力がなんなのか全く想像がつかない。それが余計に恐ろしく、もし暴発したら大惨事になりかねない。
 
「とりあえず発動してみたら? 模様が見えないだけかもしれないし」
『みたい!』

 アンリとシャルからにこやかに催促され、俺はシャツの裾を伸ばしながら部屋の真ん中へと移動した。

「分かった。じゃあ一応離れておいてくれ」
「ここでやるのか?」
「大丈夫でしょ。ドミラスの部屋だし」

 アンリの全く根拠のない言葉に背中を押され、俺はいつもの感覚で能力を発動してみた。

 自分の身体を見下ろしてみるが、やはり変化を感じない。俺は言い出しっぺのアンリへすいっと目を向けた。

「どうだ?」
「目が紫色に光ってる」
「他には?」
「それだけ」
「…………」

 俺はくまなく全身を見回した後、腰を落として応援団の如く雄叫びを上げた。
 
「うおああああ! 竜王の癖にしょっぱいな畜生があああ!」
「どおどお、落ち着いて」
「これが落ち着いてられるか! 竜王の力ってただ目が光るだけ!? カラコンじゃねーか! 上位ドラゴンの能力の方がまだ使えるじゃねーか!」

 最初に手に入れた『紅炎』は武器に纏わせれば切れ味が上がるし、『雷光』は治療もできて武器も作れて足も早くなる万能型だ。なのにヤツカバネには何の特典もないだと? 馬鹿も休み休み言え。

「クソが!」
「口悪いなぁ」

 地団駄を踏みながら行き場のない怒りを紛らわせていると、チョンチョンと腰の辺りを突かれて俺は振り返った。
 
「シャル?」
『めの色 おそろい』

 メモ帳に書かれた丸みのある文字を凝視して数秒後、俺はやっとある可能性に思い至った。

「紫色の瞳……ってことは!」

 もう一度能力を発動し、今度は意識してアンリ、エトロ、シャルの順に目を向ける。するとシンビオワールドで見た時と同じように魂のオーラが、身体の輪郭に沿って滲み出ているのがはっきり見えた。
 
「おお! シャルみたいに魂が見えるぞ!?」
「魂だと? それはベアルドルフの血筋でなければ見ることができないのではなかったのか?」
「いやまぁ、修行すれば誰でも魂は見れるようになるけど」

 現にシンビオワールドの主人公キャラは、修行を経ることで魂を見る力を体得したのだ。そうでなければゲームとしても成り立たないのだから当然の話である。

 しかし、その話を聞いた瞬間、エトロが希少ドラゴンを見つけたように目をひん剥いた。

「は!? なんでそういう大事なこと言わないんだお前は! 魂が見える修行なんて聞いたことがないぞ!?」
「痛い痛い殴るなよ! みんな知ってるもんだと思って言わなかっただけだって!」

 エトロに容赦なく何度も頭を殴られて、俺は両手で頭を庇いながら壁際へと逃げた。ついでにお揃いの目をゲットしたと大喜びのシャルを避難させながら、俺は長い嘆息をした。
 
「けどさぁ……修行で取れる能力が、ヤツカバネの菌糸能力って、違うだろ。竜王だよ? レイドボスだぞ、イベント戦だぞ? その報酬が魂見れるだけ? は? これがゲームだったらクソゲーだって」
「おい。リョーホが変な呪文を唱え始めたぞ」
「きっとおかしくなっちゃったんだね。シャルちゃん。近づいたらダメだよ」
「聞こえてんだよそこぉ!」

 珍獣でも見るようにこそこそ会話するエトロ達に叫び、俺はそのまま膝から崩れ落ちた。

「本当にこれだけなのか……魂見えるのはありがたいけどさぁ……もっとこう……さぁ……」
「まぁ元気出しなよ。そういう日もあるって」
「こいつ他人事だと思って!」

 全く心が籠もっていない慰めに、俺は内心で唾を吐きつけた後、もぞもぞと体育座りになって膝の間に顔を押し付けた。

 竜王の菌糸能力があれば他の竜王討伐も楽勝になると信じてやまなかったのに、酷い仕打ちである。消費者センターに駆け込んでやろうか。

 ぐすぐすと鼻を鳴らしながら拗ねていると、エトロが俺の前にしゃがみながら、ふむと考え込んだ。
 
「しかし、目が光っているのは少し引っかかるな。もしかしたらビームとか出せるんじゃないか?」
「面白そう。やってみなよ」
「大道芸人じゃないんだぞ俺は」

 アンリをじろりと睨んだ後、俺はのそのそと床から立ち上がった。すると、下の方で看板のようにシャルのメモ帳が差し出された。

『たましい あやつれるとか?』
「操る? できんのかそんなこと」

 魂を操るなんてネクロマンサーのような冒涜的所業だが、シャルは興味津々で俺を見上げている。

「折角だし試してみたら? ちょうどそこに実験できそうな人寝てるし」

 と、アンリが笑顔でドミラスを指差した。

「おまっいきなり人体実験勧めんのかよ!」
「ものは試しだよ。上手くいけば起きてくれるんじゃない?」
「まぁ……やるだけやってみるか。これで起きてくれたら儲けもんだし」

 俺は片手でシャツの袖を肩まで上げながら、もう片方の手をドミラスの方へとまっすぐ伸ばした。次いで、ドミラスの魂が集まる姿をイメージしてみる。だが手応えは全く感じられず、瞳に映る魂のオーラも全く動かないままで、ドミラスは変わらずそこで眠っていた。

「やっぱダメだな」
「そっか。やっぱり魂は操れないのかな?」
「『雷光』で武器を作れるのならもしやと思ったが、そう上手くはいかないようだな」
「……そうか。『雷光』、な」

 俺はエトロの言葉からヒントを得ながら、試しにもう一度能力を使ってみた。しかし何も起きない。一瞬だけオーラが揺らいだような気がしたが、外から散らばったドミラスの魂が帰ってくる気配は微塵もなかった。

 やはり、ヤツカバネの菌糸能力はこの程度だったらしい。俺は安堵と落胆を半々に感じながら、大きく肩を落とした。
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