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第二章~黒き騎士~
EPISODE10~誇りと気高さを胸に~
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口角が上がったベルドは直ぐに表情を崩す事となった。
がん開き。
ライは目眩しが来る事を呼んでいた。
「爆散する炎|《フラッシュ・フレア》ッ!」
チリチリと音を立てながら、炎が巻き起こり、ベルドを包み込む。
パキン。
またあの音を捉える。
「無駄だって言ってんだろうがッ!!」
ライは直ぐに別の魔法を放つ。
「貫く炎|《ピアーズ・フレア》ッ!!」
左手の人差し指に集中させた魔力が炎を纏い、一直線に放たれた。
貫く炎|《ピアーズ・フレア》は、貫通力が高く貫かれると内側から相手を燃やす。
ベルドはかわさず炎を受け止めるとパキンという音が鳴る。
やはり魔法は効果がないのか。
誰もがそう思うだろう。
しかし、ライは違った。
「無駄だと…言っ!?」
「これならどうですか!爆散する炎|《フラッシュ・フレア》ッ!!」
効果がなかった爆散する炎|《フラッシュ・フレア》を再び発動させる。
パキン。
という音は鳴らない。
ベルドは炎に包まれ、直ぐに炎を拳で振り払う。
「くそが…ッ」
ベルドの皮膚が焼け煙が上がっている。
魔力防御で防いだとはいえ、ダメージは免れなかったのだ。
「せいっ!」
ライの蹴りがベルドを捉え吹き飛ばす。
木を薙ぎ倒し、ベルドがとうとう膝を着いた。
「気になってました。そのパキンという音が」
ライはずっと引っ掛かっていた。
魔法を打ち消す度に鳴っていた音が。
「聞こえてたってのか…。あの音」
ベルドは少し驚いた表情を見せる。
「ええ。耳は良いので」
もにゅっと自身の耳を触る。
「転換魔術ですね?」
ライの言葉にベルドは静かに頷いた。
「普通、人には聞こえないんだがな」
ベルドの言う通り、パキリという音は、通常、人の耳では捉える事が出来ない音である。
聴力に優れているライだからこそ聞き取れた音だった。
「俺の転換魔術は特殊でな」
ベルドは、静かに語る。
転換魔術というのは、失われた魔術の1つで、禁忌魔術に分類される。
通常、魔術は魔力を媒介とし、魔法によって引き起こされる現象をあらかじめ、魔導書などに刻む事によって詠唱省略、魔力消費なしで正確に発動できるようになる。
しかし、転換魔術は自身の体に巡る魔力を媒介にして発動させるため、人体に多大な負荷が掛かり、命を落とす者も少なくはない。
ベルドの家系であるバドゥル家は、代々ルゼル王国に使える魔術師の家系でベルドは、両親の実験によって転換魔術を人体に刻み込まれた。
禁忌魔術に指定されている事を知っていたベルドは両親を憎んだ。
両親にとって、自身は実験道具としてしか見られていなかった事に気付いてしまったからだ。
皮肉な事に、自身の力のみで強くなる事を誓ったベルドにとっては呪いのようなものであり、身を守るための力となった。
転換魔術は、あらゆる魔法を体内に貯蓄する。
そして、相手の動作、発動条件を知る事によって同じ魔法、同じ威力を体現する事が可能となる。
リスクがあるとするなら、転換によって消費しない限り体内にストックし続けるため、連撃に弱く、魔法威力の許容量があるという事だ。
ライの爆散する炎|《フラッシュ・フレア》をストックしたまま、攻撃を受けたため、ダメージを負ってしまった。
「魔術を体内に組み込むなんて…」
ライは顔を顰める。
聞いていて心地良いものではない。
「けどよぉ、俺は証明して見せるぜ。この世には強え奴らがゴロゴロいやがるが、例え契約しなくても、強くなれるってな」
その言葉は本心だろう。
本音を語るベルドにライは敬意を払う。
ベルドは禁忌魔術を施されたとはいえ、ルゼル王国騎士団長の座についた事のある実力者である事は間違いない。
素手のみで今も生き抜いている強者だ。
「てめぇ、名は何て言ったか?」
「ライ…。ライ・デドンです!」
「愛玩具って言った事は訂正するぜ。てめぇは強え。だからこそ…全力で戦う価値がある」
まだベルドの目には闘志が宿っている。
気は抜いていられない。
「ルゼル王国騎士ベルド。全身全霊で、てめぇを倒す」
ベルドから魔力が溢れ出て、先程とは比べ物にならない程の魔力を纏う。
「魔力解放…。てめぇも勿論出来るよなぁ?」
魔力解放。
自身の魔力を解き放ち、攻撃力、防御力などを底上げする。
戦う度、魔力は滝のように溢れるため、短期決戦向きだ。
「最初、嫌な人だなって思いましたけど。今の貴方からは誇りを感じます。わたしも全力でいかせて貰います!」
「来いよ」
ライは魔力を増大させて行く。
大地を揺るがし、木々は亀裂が入り爆散。
地面がどんどん削り取られていく。
「魔力…解放っ!!」
一気に解き放つと、衝撃波が辺りを根こそぎ吹き飛ばす。
抑えていた魔力が強大過ぎる。
解き放った魔力は、魔力の塊そのものだ。
魔力解放したベルドとは比ではない。
「我が父、我が母に誓い、貴方を全力で倒します!」
ただでさえ大きな魔力が、更に大きく膨れ上がっていく。
まだまだ底が計り知れない。
ライは右手をゆっくりとベルドに向けた。
「狼族の誇りを、猫族の気高さを。今ここに…」
解き放った魔力がライの両手に収束していき、ひと回りもふた回りも大きな鉤爪へと変化する。
まるで大きな猫の手に狼の爪が剥き出しになっているようだった。
「魔力武装、誇り高き戦士|《アニミ・ウォーリア》っ!!」
魔力武装は、自身の魔力のみで形成され、自身に見合う唯一無二の魔力による攻撃手段である。
魔力の精錬さによって、威力が格段に跳ね上がり、魔法さえ凌駕する。
「嘘だろ…」
ベルドはちょっと引いている。
想像以上にライの解放した魔力があまりにも強大過ぎるのだ。
「これがっ!わたしの全力ですっ!!」
ライは飛び上がり、右手を全力で振り下ろす。
「気高き狼達の咆哮|《ウルフズ・ロア》っっ!!」
ただでさえ、魔力によって形成された巨大な手。
それが暴風を纏いて風のうねりが狼の咆哮と錯覚する程の威圧感。
ベルドは対抗しようと全力で迎え撃つ。
しかし、相手が悪過ぎた。
地響きが鳴り、圧倒的暴力、圧倒的理不尽。
非情な現実の塊があっさりとベルドを押し潰す。
「うぐっ…ふぅ!?」
パキパキパキパキパキン。
その音は、はっきりと耳で捉えられる程、ベルドの全身から鳴り響く。
許容量の限界、身体に刻まれた魔術が悲鳴を上げている。
それ程までにライの魔力は圧倒的だった。
「解除…っと」
ライは木っ端微塵に吹き飛んだ辺りを見て、ベルドが生きているのを確認する。
地面に埋もれており、足だけが土の中から覗かせていた。
念の為に引き抜くと、ベルドは白目を剥いたまま、虫の息だった。
「あの…生きてますか?」
ベルド。
圧倒的理不尽な現実に敗れ、散るーー。
がん開き。
ライは目眩しが来る事を呼んでいた。
「爆散する炎|《フラッシュ・フレア》ッ!」
チリチリと音を立てながら、炎が巻き起こり、ベルドを包み込む。
パキン。
またあの音を捉える。
「無駄だって言ってんだろうがッ!!」
ライは直ぐに別の魔法を放つ。
「貫く炎|《ピアーズ・フレア》ッ!!」
左手の人差し指に集中させた魔力が炎を纏い、一直線に放たれた。
貫く炎|《ピアーズ・フレア》は、貫通力が高く貫かれると内側から相手を燃やす。
ベルドはかわさず炎を受け止めるとパキンという音が鳴る。
やはり魔法は効果がないのか。
誰もがそう思うだろう。
しかし、ライは違った。
「無駄だと…言っ!?」
「これならどうですか!爆散する炎|《フラッシュ・フレア》ッ!!」
効果がなかった爆散する炎|《フラッシュ・フレア》を再び発動させる。
パキン。
という音は鳴らない。
ベルドは炎に包まれ、直ぐに炎を拳で振り払う。
「くそが…ッ」
ベルドの皮膚が焼け煙が上がっている。
魔力防御で防いだとはいえ、ダメージは免れなかったのだ。
「せいっ!」
ライの蹴りがベルドを捉え吹き飛ばす。
木を薙ぎ倒し、ベルドがとうとう膝を着いた。
「気になってました。そのパキンという音が」
ライはずっと引っ掛かっていた。
魔法を打ち消す度に鳴っていた音が。
「聞こえてたってのか…。あの音」
ベルドは少し驚いた表情を見せる。
「ええ。耳は良いので」
もにゅっと自身の耳を触る。
「転換魔術ですね?」
ライの言葉にベルドは静かに頷いた。
「普通、人には聞こえないんだがな」
ベルドの言う通り、パキリという音は、通常、人の耳では捉える事が出来ない音である。
聴力に優れているライだからこそ聞き取れた音だった。
「俺の転換魔術は特殊でな」
ベルドは、静かに語る。
転換魔術というのは、失われた魔術の1つで、禁忌魔術に分類される。
通常、魔術は魔力を媒介とし、魔法によって引き起こされる現象をあらかじめ、魔導書などに刻む事によって詠唱省略、魔力消費なしで正確に発動できるようになる。
しかし、転換魔術は自身の体に巡る魔力を媒介にして発動させるため、人体に多大な負荷が掛かり、命を落とす者も少なくはない。
ベルドの家系であるバドゥル家は、代々ルゼル王国に使える魔術師の家系でベルドは、両親の実験によって転換魔術を人体に刻み込まれた。
禁忌魔術に指定されている事を知っていたベルドは両親を憎んだ。
両親にとって、自身は実験道具としてしか見られていなかった事に気付いてしまったからだ。
皮肉な事に、自身の力のみで強くなる事を誓ったベルドにとっては呪いのようなものであり、身を守るための力となった。
転換魔術は、あらゆる魔法を体内に貯蓄する。
そして、相手の動作、発動条件を知る事によって同じ魔法、同じ威力を体現する事が可能となる。
リスクがあるとするなら、転換によって消費しない限り体内にストックし続けるため、連撃に弱く、魔法威力の許容量があるという事だ。
ライの爆散する炎|《フラッシュ・フレア》をストックしたまま、攻撃を受けたため、ダメージを負ってしまった。
「魔術を体内に組み込むなんて…」
ライは顔を顰める。
聞いていて心地良いものではない。
「けどよぉ、俺は証明して見せるぜ。この世には強え奴らがゴロゴロいやがるが、例え契約しなくても、強くなれるってな」
その言葉は本心だろう。
本音を語るベルドにライは敬意を払う。
ベルドは禁忌魔術を施されたとはいえ、ルゼル王国騎士団長の座についた事のある実力者である事は間違いない。
素手のみで今も生き抜いている強者だ。
「てめぇ、名は何て言ったか?」
「ライ…。ライ・デドンです!」
「愛玩具って言った事は訂正するぜ。てめぇは強え。だからこそ…全力で戦う価値がある」
まだベルドの目には闘志が宿っている。
気は抜いていられない。
「ルゼル王国騎士ベルド。全身全霊で、てめぇを倒す」
ベルドから魔力が溢れ出て、先程とは比べ物にならない程の魔力を纏う。
「魔力解放…。てめぇも勿論出来るよなぁ?」
魔力解放。
自身の魔力を解き放ち、攻撃力、防御力などを底上げする。
戦う度、魔力は滝のように溢れるため、短期決戦向きだ。
「最初、嫌な人だなって思いましたけど。今の貴方からは誇りを感じます。わたしも全力でいかせて貰います!」
「来いよ」
ライは魔力を増大させて行く。
大地を揺るがし、木々は亀裂が入り爆散。
地面がどんどん削り取られていく。
「魔力…解放っ!!」
一気に解き放つと、衝撃波が辺りを根こそぎ吹き飛ばす。
抑えていた魔力が強大過ぎる。
解き放った魔力は、魔力の塊そのものだ。
魔力解放したベルドとは比ではない。
「我が父、我が母に誓い、貴方を全力で倒します!」
ただでさえ大きな魔力が、更に大きく膨れ上がっていく。
まだまだ底が計り知れない。
ライは右手をゆっくりとベルドに向けた。
「狼族の誇りを、猫族の気高さを。今ここに…」
解き放った魔力がライの両手に収束していき、ひと回りもふた回りも大きな鉤爪へと変化する。
まるで大きな猫の手に狼の爪が剥き出しになっているようだった。
「魔力武装、誇り高き戦士|《アニミ・ウォーリア》っ!!」
魔力武装は、自身の魔力のみで形成され、自身に見合う唯一無二の魔力による攻撃手段である。
魔力の精錬さによって、威力が格段に跳ね上がり、魔法さえ凌駕する。
「嘘だろ…」
ベルドはちょっと引いている。
想像以上にライの解放した魔力があまりにも強大過ぎるのだ。
「これがっ!わたしの全力ですっ!!」
ライは飛び上がり、右手を全力で振り下ろす。
「気高き狼達の咆哮|《ウルフズ・ロア》っっ!!」
ただでさえ、魔力によって形成された巨大な手。
それが暴風を纏いて風のうねりが狼の咆哮と錯覚する程の威圧感。
ベルドは対抗しようと全力で迎え撃つ。
しかし、相手が悪過ぎた。
地響きが鳴り、圧倒的暴力、圧倒的理不尽。
非情な現実の塊があっさりとベルドを押し潰す。
「うぐっ…ふぅ!?」
パキパキパキパキパキン。
その音は、はっきりと耳で捉えられる程、ベルドの全身から鳴り響く。
許容量の限界、身体に刻まれた魔術が悲鳴を上げている。
それ程までにライの魔力は圧倒的だった。
「解除…っと」
ライは木っ端微塵に吹き飛んだ辺りを見て、ベルドが生きているのを確認する。
地面に埋もれており、足だけが土の中から覗かせていた。
念の為に引き抜くと、ベルドは白目を剥いたまま、虫の息だった。
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