ボクの推しアイドルに会える方法

たっぷりチョコ

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「ジュンくん」

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 やっぱり寝れないと起き上がり、喉が渇いたから部屋を出てキッチンへと1階へ下りる。
 薄暗い廊下を歩きながらキッチンを探すけどとにかく広い。
 シェアハウスのことはよくラブずメンバーのインタビュー記事で読んでいたから存在は知っているし、部屋の一部を画像で載せているメンバーもいたりで知っていたけど。
 
「まさかボクなんかが泊まれるなんて」

 じーんと感動しながら・・・ひたすら広い廊下を歩く。もしかしたら道に迷ったかもしれない。電気を付ければ場所がわかるかもしれないけど、勝手なことをするのは許されない気がしてならない。
 ぼんやり明かりが見えてつられるように歩いて行くと中庭に出てしまった。地面のタイルにライトが埋め込まれていてその灯りが窓から漏れていたみたいだ。
 肌寒さを感じ廊下に戻ってため息を一息つく。戻ろうかと踵(きびす)を返そうとしたら「おい」と低い声に呼ばれビクッと怯える。
 
「アキだろ? こんなところで何やってんだ」

 薄暗い中、スラッと背の高い男が距離をとって立っていた。目が慣れると半袖から見える筋肉質な腕にジュンくんだと気づく。
「じゅ、じゅじゅじゅジュンくんッ!!」
 思わず大きい声が出て慌てて自分の手で口を塞ぐ。
「どもりすぎだろ」
 フッと鼻で笑われた。(か、かっこいいぃぃぃ!!)

 推しのトモセくんには本当に悪いけど、アイドルオタクにとって生のアイドルはもう浮気しないなんて無理だッッ!!

 尊すぎて拝みたい気持ちをグッと堪え、平常心と心の中で呟きまくる。

「あ、あああの喉が渇いたのでお水を飲もうとキッチンを探していたのですがたどりつけず」
「キッチン? 逆方向だぜ」
 こっちとジュンくんが指さしながら案内してくれる。(優しいぃぃ)
 電気を付けると料理人が働いていそうな本格的な台所だった。バイト先のキッチンホールとほぼ一緒だけどこっちの方が広い。
 ジュンくんは中に入るとプロ仕様の大きい冷蔵庫からお茶のペットボトルを取り出し、料理台にいくつか置かれているグラスに注いで渡してくれた。
「あ、ああああありがとうございます!」
 受け取る手が震える。(ジュンくんにお茶を注いでもらってしまったぁぁぁ)

 ついでにとジュンくんも同じお茶をグラスに注いでぐぃっと一気飲みした。その豪快な飲みっぷりに惚れ惚れする。(トモセくん、本当にごめんなさい)
 ボクもお茶を飲むけど飲んだ気がしないくらい緊張で喉がすぐカラカラになる。
 
 沈黙が数秒流れたところで、料理台によりかかってるジュンくんが口を開いた。
「同じ夢見てたってトモと話したんだろ?」
 直球で突いてくるジュンくん。口にふくんでいたお茶を吐きそうになってグッと堪えてごっくんと飲んだ。
「は・・・はい」
「結局、あんたは知ってたわけ?」
「へ?」
「同じ夢見てたって」
「ぜ、全然・・・です。というか、ボクがトモセくんを好きすぎて夢にまで出てきちゃったていう感じで」
「まぁ、普通はそう思うよな。んで、話した奴とかいんの?」
「ひとり。アイドルオタクの仲間に。でも、毎日のように夢に出るって言ったらすごく心配されちゃって。病院についてくとまで言われちゃって」
 笑い話のようにはははと笑ったら、ジュンくんは鼻で笑った。
「そいつってあずとかいう奴だろ」
「は、はい」

 今の一言でジュンくんにいろいろと聞いてみたいスイッチが入った。
「じゅ、ジュンくんはトモセくんからボクのことを、夢のことをどこまで聞いてるんですか?」
「あ? トモが話すこと全部」
「へ?!」
「あいつけっこーおしゃべりだぜ。秘密にしときたかったらそう言わねーといくらでもしゃべる」
「えぇぇ!」
 ぎょっとするボクにポーカフェイスだったジュンくんがブッと吹き出して笑った。
「なんて顔してんだよ、冗談だって。俺があれこれ聞いたんだよ。あんたはいつ頃気づいたんだよ。まさか、今日トモと話すまで気づかなかったとか言わねーよな?」
 それを言われて頭の中にジュンくんのSNSを思い出す。さんざん匂わせていたけど、やっぱりジュンくんはわざとやっていたんだと確信する。

 推理したとおり犯人が誰だかわかって、その犯人と今やりあおうとしてるシーンみたいな状況に心臓がバクバクと早打ちする。
 アイドルなのにジュンくんは犯人役もいけそうだと勝手に思った。
「ジュンくんのSNSを見て・・・あれってわざとですよね? どうして? トモセくんは知ってるんですか?」
「オレが勝手にやった。こっちばっか気づいてても意味ねーかなって思って。アキにも同じ夢を見てるって気づかせたかった。ファンや週刊誌の奴らをあざむかせるの大変なんだぜ?」
「あ、あずくんのお姉さんのマネージャーを通してあずくんに会おうとしてる人がいるんですけど、それもジュンくんが?」
「あ? あぁ。いろいろツテ使ってこぎつけたんだけどなかなかうまくいかなくて。あずって奴がオッケーしないつって」
 チッと舌打ちした。
「あずくんに会ってどうするつもりだったんですか?」
「決まってんだろ。あずって奴を利用してあんたに会うためだよ。回りくどいことするよりそうした方が早いだろ」
「な、なるほど・・・」

 あずくんが思ってる『利用』とは違うけど、利用されることには変わらなかった。これ、あずくんに話したら怒る内容かなぁ。
 うーんと腕を組んで考え込んでいると、ジュンくんが「それよりも」と話を切り替えた。
 急に目の色を変えてテンションを上げた。
「おまえってすげーじゃん。料理得意なんだな! 俺も作るけどトモから聞いたレシピで作ったけどどれもうまかった」
 
 へ? 作ったのはトモセくんなんじゃぁ・・・と思い、

「SNSに投稿してた料理って」
「あ? あぁ、俺が作ってた。トモが作ってることにしてたけど。一度あいつに作らせたけど危うく火事になりそうでヤバかった」
「へ?!」
「なぁ、他にもいろいろ知ってるんだろ? あ、パンケーキ屋でバイトしてんだろ。場所教えろよ、食いに行ってやるから。トモがうるさくて俺まで気になってしょーがねぇ。つーか、連絡先教えて」
「・・・バ、れ、うぇぇぇ?!!」
 いっぺんに言われて頭がついていかない。
 テンパるボクをジュンくんが引きつつも「落ち着け」となだめてくれた。
 連絡先を交換したところで、頭の中も落ち着いて少しだけ機転が利くようになった。

 図々しいかもしれないけど、トモセくんとラブずのみんなに何かお礼がしたい気持ちがふつふつと沸いてくる。
「あの、もしよかったらここのキッチン借りてもいいですか?」
「あ? 腹でも減ったのか?」
「緊張しすぎて全然お腹すきませんってボクじゃなくて、皆さんの朝食を作らせてもらいたいなぁと。日頃の感謝のお礼というか」
「お礼・・・なんじゃそれりゃ」
 ブッと吹き出して笑うジュンくん。
「ちょうどいい、あんたの料理食ってみたかったんだ」
「こ、幸栄でっす! 精神繊維心をこめて作りまっす!」
 自分に気合を入れる。

 まだ夜中の2時だから買い出しはさすがにやめて、冷蔵庫の中の物を自由に使わせてもらうことにした。
 打ち上げの残り物や買いだめしてある食材がたくさんあって作り甲斐がありそう。
 ジュンくんもクリスマスイベントのあとで疲れてるはずなのに手伝ってくれた。
 一緒に作りながらいろんな話をした。
 ヤンキー担当なジュンくんは口数が少なくてぶっきらぼうで塩対応なんて言われてるけど、本当のジュンくんはよくしゃべってくれるし、包丁使いがボクより上手でびっくりした。
 プロフに嫌いなものは甘いものと書いてあるけど本当は大好きなのも知ってる。パンケーキの生地を作ろうとしたら砂糖を強制的に入れられた。
 
 フライパンでベーコンをカリカリに焼いているジュンくんに素朴な疑問を投げかけてみる。
「あの、夢のこと・・・ありえないとか思いませんでしたか? ボクはまだ・・・」
「信じられねーって? まぁ、会ったことねー奴と同じ夢見てるなんて非現実的で受け入れられるわけねーよな」
 ベーコンに視線を向けながらジュンくんが共感してくれる。
「推しと同じ夢見れて嬉しくねーの?」
「へ?! そ、それはすっごく嬉しいッ・・・です。でも、ジュンくんのSNS見て、少しずつもしかしてって思ったら今まで見てた夢に恥ずかしくなったというか・・・う、うわぁぁぁ」
 あれこれ夢の中のことを思い出して頭の中がショートしそうだ。
 だ、だって、夢なのをいいことにトモセくんにあんなことやこんなこと・・・。

「わー無理無理無理ッ!」
 首を強く振ってとにかく今は考えないようにと必死になる。
「まー、詳しいことは聞いてねーけど、トモも夢なのをいいことにだいぶおまえに甘えてたみたいだな」
 さっきからテンパるボクをニヤニヤしながら見てたジュンくにそう言われ、ボクはハッとした。
「・・・へ?」
「あ? つーか、ベーコンできるから皿取ってこい」
「あ、はい」

 食器棚から白の丸いお皿を取ってジュンくんに渡したところで、ボクの願望だとばかり思ってたことが実はトモセくんの意思だと気づきその場でしゃがみこむ。
 うわぁぁぁぁ、と全身の血が活性化されどこもかしこも熱くなる。きっと顔も真っ赤だ。
 ホッとするどころか、推しに求められていたことが何倍も恥ずかしいッ!!。

「おい、大丈夫か? こんなところで土下座するなよ? あんた、土下座好きなんだろ?」
 呆れ顔のジュンくんに誤解され、ブンブンと頭を振る。
「しないですし、好きじゃないですぅ」
 なんかもう、いろいろ自覚したら恥ずかしすぎて死ねる。
 
 半べそかきながら立ちあがり、次の料理にとりかかろうとしたとろでもっと重要なことに気づく。

 夢の中のトモセくんが本物だということは、現実のトモセくんもボクを好きってこと?!!

 雷に打たれたような衝撃がボクの中で駆け巡る。
 トモセくんの部屋でトモセくんと話していたことが今になってあれこれ思い出し、「好き」とか「現実でもつきあいたい」とかぼ、ぼぼぼぼボクに会うためにアイドルになったとかなんとかッッ。
 とにかくすごいことを言ってもらったことをくっきりはっきり思い出してしまった。

 料理台におもいっきり頭を打ち、そのまま頭を抱えて突っ伏す。
 恥ずかしい気持ちと嬉しい気持ちととにかくいろんな感情が混じりすぎて顔が熱い。
 心臓もすごいバクバクいってて爆発しそうだ。
 推しに好かれるということは死を意味する。

「あんた、おもろいな」と、横で終始見ていたジュンくんが言った。
「緊張しすぎて忘れてたんですけど、なんかいろいろ思い出しちゃって」
 打ったおでこをさする。
「芸能活動してるとさ、気が抜けねぇくらいいろいろ起こるんだよ。ま、だいたいはロケ中だけど! ドッキリ仕掛けられて騙されたりとかな」
 ひとり思い出してケラケラと笑うジュンくん。
「幽霊スポットとかも行かされたり、カメラが回ってなくてもどこで誰が見てるかわかんねーし。マジで気が抜けない。んで、予想がつかないことばかり起こる。だから、だんだんそうゆうのに慣れる奴もいれば、常に警戒しまくる奴もいる」
「た、大変ですね」
 唐突に始まったジュンくんの話にはてなを浮かべながら相づちをうつ。

「俺とトモは逆に面白がるタイプ。夢の中で知らない奴が毎日のように出てきたらワクワクすんだよ。そんなだからトモはあんたのこと気に入ったんじゃねーか。まぁ、カズ先輩が留学したのも大きいかもしんねーけど」
「カズ、先輩?」
「あ、これトモに言うなよ。子ども扱いするなってすぐキレる。カズ先輩もトモのこと可愛がりすぎなんだよなー。気にかけてやれって」
 フライパンの油をキッチンペーパーでふき取りながらジュンくんがため息をこぼす。どこか曇ったその顔がなんだか気になる。

 カズ先輩って・・・もしかして、解散したアイドルグループのカズヤのことかなぁ。確か、希愛ちゃんが推してたはず。

「俺は応援するぜ、トモもあんたのことも」
「へ?」
 ばちッと目が合うとジュンくんがウインクするから危うく沼へと落ちそうになった。
「夢があっていーじゃん! マジで会えたしさ。なんか方法とかあんの? まじないとか? 黒魔術とか言うなよ」
 ケラケラと笑うジュンくん。
「おまじないというか、トモセくんの直筆サイン入り色紙を枕元に置くようになってから見るようになったというか」
「へー。枕の下に相手の写真っつーのはよく聞くけどサイン入りの色紙かー」
 ふむ、と考え込むジュンくん。
「そういえば、トモがあんたが落としたストラップを拾ってから夢の中で自分の言いたいことが言えるようになったとか言ってたなー。まじないで髪の毛使うのとかあるけど、案外、直接的なものが効くっつーことかもな。おもろいな!」
 無邪気な子供のように歯を見せて笑うジュンくんにキュンとする。(漢らしいのにかわいい)
 ジュンくんの引くどころか探求心というか前向きなところがいいなぁとついつい浮気心が。

「つまり私物か」とぶつぶつ呟くジュンくん。
「ジュンくんも夢で会いたい人とかいるんですか?」
 思わず口から出た言葉にしまったとばかりに手で口を塞ぐ。アイドルに向かってプライベートな質問はご法度だ。
 青ざめるボクとは違い、ジュンくんは怒る素振りもなくふと優しい表情になった。
「会えたらいいよな。そしたら、どこにいても関係ねーのに」

 あれ。ジュンくんてもしかして・・・。

 感じた違和感に答えを出そうとしたとき、
「おら、手が止まってるぞ。次なに作んだ」
「ご、ごめんなさい。さ、サラダを作りまっす!」
「サラダかー。トマト使うか?」
 冷蔵庫の野菜室を漁るジュンくんにボクも朝食の準備に集中することにした。

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