悪の怪人になったのでヒロインを堕とすことにしました

樋川カイト

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「みみっ、やめろぉっ……! そこは…、んふぅっ……!」
 どうやら、彼女にとって耳が弱点らしい。
 ただでさえ敏感な耳が媚毒でさらに敏感さを増しているからか、ちょっと弄るだけで彼女の身体は大げさに震える。
 だけど、彼女に許された抵抗はそれだけだった。
 少しでも快感を逃がそうと身体を揺らしても、手足を拘束している拘束具がガチャガチャと大きな音を立てるだけ。
「ほらほら、ここが良いんだろ? 遠慮せずにもっと感じていいんだぞ」
「ふぁっ、あぁ……! 調子に、のるなよっ……。こんなことで、オレは負けないからなっ……」
「ははっ、そうこなくちゃな。それでこそ、堕ちる瞬間が楽しみだ」
 もう彼女は俺から逃れることはできない。
 その事実を微かにとはいえ認識しているはずなのに、彼女は強気な態度を崩さない。
 まるでまだ勝ちの目があるとでもいうようなその態度に、俺の背筋にはゾクゾクと快感が走る。
 さぁ、それじゃあ少し本気で彼女を堕としていくとしよう。
「あっ……」
 弄っていた耳から手を離すと、彼女の瞳は少しだけ寂しそうな色を宿す。
 彼女自身もそれを感じ取ったのか、その視線はすぐに悔しそうに歪んだ。
「そう残念そうにしなくても、お前が堕ちた後でいくらでも触ってやるよ」
「黙れっ……。残念そうになんてしてないし、オレは絶対に堕ちたりしないっ!」
 キッと厳しい表情で俺を睨みつけてくる彼女だが、その発言はどう考えてもフラグだろう。
 あまりにもテンプレ的なセリフに込み上げてくる笑いをなんとか抑えながら、俺は表情を引き締める。
「……せいぜい頑張って耐えてくれよ。あんまり早く堕ちてしまったら、俺も楽しめないからな」
 まぁ、たぶん耐えきるなんてことは不可能だろう。
 そもそも完全に堕ちてしまうまで逃がすつもりもないし、すでに彼女の負けは決まっていると言ってもいい。
 それでも耐えると言うのなら、せいぜい無駄な努力を頑張ってもらうとしよう。
 これから始まる楽しい遊びを想像しながら、俺は手を彼女の股間へゆっくりと伸ばしていった。

 ────
「やっ、あぁあっ! もっ、むりぃっ……! おまんこ、くちゅくちゅしないでぇっ! また、イっくうぅぅっ……!」
 彼女のおまんこを指でいじり始めてから十数分。
 たったそれだけの時間で、彼女からはさっきまでの威勢など微塵もなくなってしまっていた。
 そのあまりの情けなさに、俺は呆れた表情を浮かべながら声を掛ける。
「おいおい、いくらなんでも早すぎだろう。絶対に堕ちたりしないんじゃなかったのか?」
「あっ、んんぅぁっ……! だって、こんなの耐えられないぃっ! おまんこ弄られたらぁっ、あたま、パチパチしてぇ……。んんうぅぅっ、あっ、んあぁあっ……!」
 下着越しにおまんこを撫でて、指先で軽くクリトリスを転がすだけで、甲高い声を上げる彼女は面白いように身体を跳ねさせる。
 まさか、ここまで快感に弱いとは思わなかった。
 いくら俺の媚毒が超強力だからと言って、普通はここまで敏感になったりしないはずだ。
「だとしたら、もともと刺激に敏感だったってことだ。やっぱり淫乱じゃないか」
「はいぃっ……。オレ、はぁっ、淫乱で雑魚の駄目ウサギですぅっ……! あっ、そこっ…、もっと触ってぇ……。んふうぅぅっ……!」
 俺の言葉のなにかが彼女の琴線に触れたようで、特に要求していないにも関わらず自らを卑下する言葉を並べながら快感に溺れる。
 本当に、さっきまでの強気な態度はなんだったんだろうか?
 ここまで簡単に堕ちていってくれると、むしろなにか罠なんじゃないかと疑ってしまう。
「くふぅ…、んぁっ……。もう、無理だよぉ……。許して、ください……」
「おいおい、いい加減にしろよ。耐えてくれるんじゃなかったのかよ。あんまり俺を失望させてくれるな」
「ごめんなさいぃ……。もう、無理なんですぅ……」
 思わず少し声を荒げてしまうと、彼女は媚びるような視線を俺に向けてくる。
 そんな視線に無言を貫いていると、やがて彼女は小さな声で懇願の言葉を口にした。
「あっ、あぁっ……。おまんこ、もう我慢、できないぃ……。お願い、します……。入れてください……」
 彼女の懇願の言葉に吹き出してしまいそうになる笑いを抑えながら、俺は冷たい視線で彼女を眺める。
「今度はおねだりか? 本当に情けない奴だな。だったら、もっと下品におねだりしてみろ。俺が満足するようなおねだりができたら、入れてやるよ」
 こうなったら、彼女が堕ちる姿をとことん楽しんでやろう。
 そう思考を改めて、俺は口角を上げながら彼女を見下す。
 そんな俺の視線にゾクゾクと身体を震わせると、彼女はさらに媚びるように少し引きつった笑みを浮かべながら口を開く。
「オレの、ぐちょぐちょのおまんこに……、ご主人様の逞しいおちんぽ様を入れてください……! いっぱいズポズポしてぇ、オレをご主人様の物にしてくださいぃ……!」
 拘束された足をさらに目一杯開きながら、彼女はおまんこを俺に差し出してくる。
 その姿はまさに発情した雌そのもので、そのおまんこはいつでも準備ができているとばかりに愛液をトロトロと溢れさせている。
「ふっ…、ははははっ! まさかそこまで一気に落ちるとは思わなかったぜ。あれだけ威勢が良かったのは、いったいなんだったんだよ?」
「ご、ごめんなさい……。調子に乗って、偉そうなことばかり言って……。謝りますから、早くおちんぽ入れてください……!」
「ああ、良いだろう。そのクソ雑魚まんこにちんぽ突っ込んで、お前のことを完全に壊してやるよ。二度と俺に逆らおうなんて思わなくなるように、徹底的に犯してやるから覚悟しろ!」
 言いながら彼女の腰を両手でガッチリと掴むと、ちんぽの先端をおまんこの入り口にあてがう。
 そうするとおまんこは歓迎するように先端に吸い付いてきて、まるで飲み込まれてしまいそうだ。
 もう待ちきれないといった様子の彼女に向けて、俺はゆっくりと腰を押し付けていくのだった。
「みみっ、やめろぉっ……! そこは…、んふぅっ……!」
 どうやら、彼女にとって耳が弱点らしい。
 ただでさえ敏感な耳が媚毒でさらに敏感さを増しているからか、ちょっと弄るだけで彼女の身体は大げさに震える。
 だけど、彼女に許された抵抗はそれだけだった。
 少しでも快感を逃がそうと身体を揺らしても、手足を拘束している拘束具がガチャガチャと大きな音を立てるだけ。
「ほらほら、ここが良いんだろ? 遠慮せずにもっと感じていいんだぞ」
「ふぁっ、あぁ……! 調子に、のるなよっ……。こんなことで、オレは負けないからなっ……」
「ははっ、そうこなくちゃな。それでこそ、堕ちる瞬間が楽しみだ」
 もう彼女は俺から逃れることはできない。
 その事実を微かにとはいえ認識しているはずなのに、彼女は強気な態度を崩さない。
 まるでまだ勝ちの目があるとでもいうようなその態度に、俺の背筋にはゾクゾクと快感が走る。
 さぁ、それじゃあ少し本気で彼女を堕としていくとしよう。
「あっ……」
 弄っていた耳から手を離すと、彼女の瞳は少しだけ寂しそうな色を宿す。
 彼女自身もそれを感じ取ったのか、その視線はすぐに悔しそうに歪んだ。
「そう残念そうにしなくても、お前が堕ちた後でいくらでも触ってやるよ」
「黙れっ……。残念そうになんてしてないし、オレは絶対に堕ちたりしないっ!」
 キッと厳しい表情で俺を睨みつけてくる彼女だが、その発言はどう考えてもフラグだろう。
 あまりにもテンプレ的なセリフに込み上げてくる笑いをなんとか抑えながら、俺は表情を引き締める。
「……せいぜい頑張って耐えてくれよ。あんまり早く堕ちてしまったら、俺も楽しめないからな」
 まぁ、たぶん耐えきるなんてことは不可能だろう。
 そもそも完全に堕ちてしまうまで逃がすつもりもないし、すでに彼女の負けは決まっていると言ってもいい。
 それでも耐えると言うのなら、せいぜい無駄な努力を頑張ってもらうとしよう。
 これから始まる楽しい遊びを想像しながら、俺は手を彼女の股間へゆっくりと伸ばしていった。

 ────
「やっ、あぁあっ! もっ、むりぃっ……! おまんこ、くちゅくちゅしないでぇっ! また、イっくうぅぅっ……!」
 彼女のおまんこを指でいじり始めてから十数分。
 たったそれだけの時間で、彼女からはさっきまでの威勢など微塵もなくなってしまっていた。
 そのあまりの情けなさに、俺は呆れた表情を浮かべながら声を掛ける。
「おいおい、いくらなんでも早すぎだろう。絶対に堕ちたりしないんじゃなかったのか?」
「あっ、んんぅぁっ……! だって、こんなの耐えられないぃっ! おまんこ弄られたらぁっ、あたま、パチパチしてぇ……。んんうぅぅっ、あっ、んあぁあっ……!」
 下着越しにおまんこを撫でて、指先で軽くクリトリスを転がすだけで、甲高い声を上げる彼女は面白いように身体を跳ねさせる。
 まさか、ここまで快感に弱いとは思わなかった。
 いくら俺の媚毒が超強力だからと言って、普通はここまで敏感になったりしないはずだ。
「だとしたら、もともと刺激に敏感だったってことだ。やっぱり淫乱じゃないか」
「はいぃっ……。オレ、はぁっ、淫乱で雑魚の駄目ウサギですぅっ……! あっ、そこっ…、もっと触ってぇ……。んふうぅぅっ……!」
 俺の言葉のなにかが彼女の琴線に触れたようで、特に要求していないにも関わらず自らを卑下する言葉を並べながら快感に溺れる。
 本当に、さっきまでの強気な態度はなんだったんだろうか?
 ここまで簡単に堕ちていってくれると、むしろなにか罠なんじゃないかと疑ってしまう。
「くふぅ…、んぁっ……。もう、無理だよぉ……。許して、ください……」
「おいおい、いい加減にしろよ。耐えてくれるんじゃなかったのかよ。あんまり俺を失望させてくれるな」
「ごめんなさいぃ……。もう、無理なんですぅ……」
 思わず少し声を荒げてしまうと、彼女は媚びるような視線を俺に向けてくる。
 そんな視線に無言を貫いていると、やがて彼女は小さな声で懇願の言葉を口にした。
「あっ、あぁっ……。おまんこ、もう我慢、できないぃ……。お願い、します……。入れてください……」
 彼女の懇願の言葉に吹き出してしまいそうになる笑いを抑えながら、俺は冷たい視線で彼女を眺める。
「今度はおねだりか? 本当に情けない奴だな。だったら、もっと下品におねだりしてみろ。俺が満足するようなおねだりができたら、入れてやるよ」
 こうなったら、彼女が堕ちる姿をとことん楽しんでやろう。
 そう思考を改めて、俺は口角を上げながら彼女を見下す。
 そんな俺の視線にゾクゾクと身体を震わせると、彼女はさらに媚びるように少し引きつった笑みを浮かべながら口を開く。
「オレの、ぐちょぐちょのおまんこに……、ご主人様の逞しいおちんぽ様を入れてください……! いっぱいズポズポしてぇ、オレをご主人様の物にしてくださいぃ……!」
 拘束された足をさらに目一杯開きながら、彼女はおまんこを俺に差し出してくる。
 その姿はまさに発情した雌そのもので、そのおまんこはいつでも準備ができているとばかりに愛液をトロトロと溢れさせている。
「ふっ…、ははははっ! まさかそこまで一気に落ちるとは思わなかったぜ。あれだけ威勢が良かったのは、いったいなんだったんだよ?」
「ご、ごめんなさい……。調子に乗って、偉そうなことばかり言って……。謝りますから、早くおちんぽ入れてください……!」
「ああ、良いだろう。そのクソ雑魚まんこにちんぽ突っ込んで、お前のことを完全に壊してやるよ。二度と俺に逆らおうなんて思わなくなるように、徹底的に犯してやるから覚悟しろ!」
 言いながら彼女の腰を両手でガッチリと掴むと、ちんぽの先端をおまんこの入り口にあてがう。
 そうするとおまんこは歓迎するように先端に吸い付いてきて、まるで飲み込まれてしまいそうだ。
 もう待ちきれないといった様子の彼女に向けて、俺はゆっくりと腰を押し付けていくのだった。

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