73 / 76
<73>
しおりを挟む
「みみっ、やめろぉっ……! そこは…、んふぅっ……!」
どうやら、彼女にとって耳が弱点らしい。
ただでさえ敏感な耳が媚毒でさらに敏感さを増しているからか、ちょっと弄るだけで彼女の身体は大げさに震える。
だけど、彼女に許された抵抗はそれだけだった。
少しでも快感を逃がそうと身体を揺らしても、手足を拘束している拘束具がガチャガチャと大きな音を立てるだけ。
「ほらほら、ここが良いんだろ? 遠慮せずにもっと感じていいんだぞ」
「ふぁっ、あぁ……! 調子に、のるなよっ……。こんなことで、オレは負けないからなっ……」
「ははっ、そうこなくちゃな。それでこそ、堕ちる瞬間が楽しみだ」
もう彼女は俺から逃れることはできない。
その事実を微かにとはいえ認識しているはずなのに、彼女は強気な態度を崩さない。
まるでまだ勝ちの目があるとでもいうようなその態度に、俺の背筋にはゾクゾクと快感が走る。
さぁ、それじゃあ少し本気で彼女を堕としていくとしよう。
「あっ……」
弄っていた耳から手を離すと、彼女の瞳は少しだけ寂しそうな色を宿す。
彼女自身もそれを感じ取ったのか、その視線はすぐに悔しそうに歪んだ。
「そう残念そうにしなくても、お前が堕ちた後でいくらでも触ってやるよ」
「黙れっ……。残念そうになんてしてないし、オレは絶対に堕ちたりしないっ!」
キッと厳しい表情で俺を睨みつけてくる彼女だが、その発言はどう考えてもフラグだろう。
あまりにもテンプレ的なセリフに込み上げてくる笑いをなんとか抑えながら、俺は表情を引き締める。
「……せいぜい頑張って耐えてくれよ。あんまり早く堕ちてしまったら、俺も楽しめないからな」
まぁ、たぶん耐えきるなんてことは不可能だろう。
そもそも完全に堕ちてしまうまで逃がすつもりもないし、すでに彼女の負けは決まっていると言ってもいい。
それでも耐えると言うのなら、せいぜい無駄な努力を頑張ってもらうとしよう。
これから始まる楽しい遊びを想像しながら、俺は手を彼女の股間へゆっくりと伸ばしていった。
────
「やっ、あぁあっ! もっ、むりぃっ……! おまんこ、くちゅくちゅしないでぇっ! また、イっくうぅぅっ……!」
彼女のおまんこを指でいじり始めてから十数分。
たったそれだけの時間で、彼女からはさっきまでの威勢など微塵もなくなってしまっていた。
そのあまりの情けなさに、俺は呆れた表情を浮かべながら声を掛ける。
「おいおい、いくらなんでも早すぎだろう。絶対に堕ちたりしないんじゃなかったのか?」
「あっ、んんぅぁっ……! だって、こんなの耐えられないぃっ! おまんこ弄られたらぁっ、あたま、パチパチしてぇ……。んんうぅぅっ、あっ、んあぁあっ……!」
下着越しにおまんこを撫でて、指先で軽くクリトリスを転がすだけで、甲高い声を上げる彼女は面白いように身体を跳ねさせる。
まさか、ここまで快感に弱いとは思わなかった。
いくら俺の媚毒が超強力だからと言って、普通はここまで敏感になったりしないはずだ。
「だとしたら、もともと刺激に敏感だったってことだ。やっぱり淫乱じゃないか」
「はいぃっ……。オレ、はぁっ、淫乱で雑魚の駄目ウサギですぅっ……! あっ、そこっ…、もっと触ってぇ……。んふうぅぅっ……!」
俺の言葉のなにかが彼女の琴線に触れたようで、特に要求していないにも関わらず自らを卑下する言葉を並べながら快感に溺れる。
本当に、さっきまでの強気な態度はなんだったんだろうか?
ここまで簡単に堕ちていってくれると、むしろなにか罠なんじゃないかと疑ってしまう。
「くふぅ…、んぁっ……。もう、無理だよぉ……。許して、ください……」
「おいおい、いい加減にしろよ。耐えてくれるんじゃなかったのかよ。あんまり俺を失望させてくれるな」
「ごめんなさいぃ……。もう、無理なんですぅ……」
思わず少し声を荒げてしまうと、彼女は媚びるような視線を俺に向けてくる。
そんな視線に無言を貫いていると、やがて彼女は小さな声で懇願の言葉を口にした。
「あっ、あぁっ……。おまんこ、もう我慢、できないぃ……。お願い、します……。入れてください……」
彼女の懇願の言葉に吹き出してしまいそうになる笑いを抑えながら、俺は冷たい視線で彼女を眺める。
「今度はおねだりか? 本当に情けない奴だな。だったら、もっと下品におねだりしてみろ。俺が満足するようなおねだりができたら、入れてやるよ」
こうなったら、彼女が堕ちる姿をとことん楽しんでやろう。
そう思考を改めて、俺は口角を上げながら彼女を見下す。
そんな俺の視線にゾクゾクと身体を震わせると、彼女はさらに媚びるように少し引きつった笑みを浮かべながら口を開く。
「オレの、ぐちょぐちょのおまんこに……、ご主人様の逞しいおちんぽ様を入れてください……! いっぱいズポズポしてぇ、オレをご主人様の物にしてくださいぃ……!」
拘束された足をさらに目一杯開きながら、彼女はおまんこを俺に差し出してくる。
その姿はまさに発情した雌そのもので、そのおまんこはいつでも準備ができているとばかりに愛液をトロトロと溢れさせている。
「ふっ…、ははははっ! まさかそこまで一気に落ちるとは思わなかったぜ。あれだけ威勢が良かったのは、いったいなんだったんだよ?」
「ご、ごめんなさい……。調子に乗って、偉そうなことばかり言って……。謝りますから、早くおちんぽ入れてください……!」
「ああ、良いだろう。そのクソ雑魚まんこにちんぽ突っ込んで、お前のことを完全に壊してやるよ。二度と俺に逆らおうなんて思わなくなるように、徹底的に犯してやるから覚悟しろ!」
言いながら彼女の腰を両手でガッチリと掴むと、ちんぽの先端をおまんこの入り口にあてがう。
そうするとおまんこは歓迎するように先端に吸い付いてきて、まるで飲み込まれてしまいそうだ。
もう待ちきれないといった様子の彼女に向けて、俺はゆっくりと腰を押し付けていくのだった。
「みみっ、やめろぉっ……! そこは…、んふぅっ……!」
どうやら、彼女にとって耳が弱点らしい。
ただでさえ敏感な耳が媚毒でさらに敏感さを増しているからか、ちょっと弄るだけで彼女の身体は大げさに震える。
だけど、彼女に許された抵抗はそれだけだった。
少しでも快感を逃がそうと身体を揺らしても、手足を拘束している拘束具がガチャガチャと大きな音を立てるだけ。
「ほらほら、ここが良いんだろ? 遠慮せずにもっと感じていいんだぞ」
「ふぁっ、あぁ……! 調子に、のるなよっ……。こんなことで、オレは負けないからなっ……」
「ははっ、そうこなくちゃな。それでこそ、堕ちる瞬間が楽しみだ」
もう彼女は俺から逃れることはできない。
その事実を微かにとはいえ認識しているはずなのに、彼女は強気な態度を崩さない。
まるでまだ勝ちの目があるとでもいうようなその態度に、俺の背筋にはゾクゾクと快感が走る。
さぁ、それじゃあ少し本気で彼女を堕としていくとしよう。
「あっ……」
弄っていた耳から手を離すと、彼女の瞳は少しだけ寂しそうな色を宿す。
彼女自身もそれを感じ取ったのか、その視線はすぐに悔しそうに歪んだ。
「そう残念そうにしなくても、お前が堕ちた後でいくらでも触ってやるよ」
「黙れっ……。残念そうになんてしてないし、オレは絶対に堕ちたりしないっ!」
キッと厳しい表情で俺を睨みつけてくる彼女だが、その発言はどう考えてもフラグだろう。
あまりにもテンプレ的なセリフに込み上げてくる笑いをなんとか抑えながら、俺は表情を引き締める。
「……せいぜい頑張って耐えてくれよ。あんまり早く堕ちてしまったら、俺も楽しめないからな」
まぁ、たぶん耐えきるなんてことは不可能だろう。
そもそも完全に堕ちてしまうまで逃がすつもりもないし、すでに彼女の負けは決まっていると言ってもいい。
それでも耐えると言うのなら、せいぜい無駄な努力を頑張ってもらうとしよう。
これから始まる楽しい遊びを想像しながら、俺は手を彼女の股間へゆっくりと伸ばしていった。
────
「やっ、あぁあっ! もっ、むりぃっ……! おまんこ、くちゅくちゅしないでぇっ! また、イっくうぅぅっ……!」
彼女のおまんこを指でいじり始めてから十数分。
たったそれだけの時間で、彼女からはさっきまでの威勢など微塵もなくなってしまっていた。
そのあまりの情けなさに、俺は呆れた表情を浮かべながら声を掛ける。
「おいおい、いくらなんでも早すぎだろう。絶対に堕ちたりしないんじゃなかったのか?」
「あっ、んんぅぁっ……! だって、こんなの耐えられないぃっ! おまんこ弄られたらぁっ、あたま、パチパチしてぇ……。んんうぅぅっ、あっ、んあぁあっ……!」
下着越しにおまんこを撫でて、指先で軽くクリトリスを転がすだけで、甲高い声を上げる彼女は面白いように身体を跳ねさせる。
まさか、ここまで快感に弱いとは思わなかった。
いくら俺の媚毒が超強力だからと言って、普通はここまで敏感になったりしないはずだ。
「だとしたら、もともと刺激に敏感だったってことだ。やっぱり淫乱じゃないか」
「はいぃっ……。オレ、はぁっ、淫乱で雑魚の駄目ウサギですぅっ……! あっ、そこっ…、もっと触ってぇ……。んふうぅぅっ……!」
俺の言葉のなにかが彼女の琴線に触れたようで、特に要求していないにも関わらず自らを卑下する言葉を並べながら快感に溺れる。
本当に、さっきまでの強気な態度はなんだったんだろうか?
ここまで簡単に堕ちていってくれると、むしろなにか罠なんじゃないかと疑ってしまう。
「くふぅ…、んぁっ……。もう、無理だよぉ……。許して、ください……」
「おいおい、いい加減にしろよ。耐えてくれるんじゃなかったのかよ。あんまり俺を失望させてくれるな」
「ごめんなさいぃ……。もう、無理なんですぅ……」
思わず少し声を荒げてしまうと、彼女は媚びるような視線を俺に向けてくる。
そんな視線に無言を貫いていると、やがて彼女は小さな声で懇願の言葉を口にした。
「あっ、あぁっ……。おまんこ、もう我慢、できないぃ……。お願い、します……。入れてください……」
彼女の懇願の言葉に吹き出してしまいそうになる笑いを抑えながら、俺は冷たい視線で彼女を眺める。
「今度はおねだりか? 本当に情けない奴だな。だったら、もっと下品におねだりしてみろ。俺が満足するようなおねだりができたら、入れてやるよ」
こうなったら、彼女が堕ちる姿をとことん楽しんでやろう。
そう思考を改めて、俺は口角を上げながら彼女を見下す。
そんな俺の視線にゾクゾクと身体を震わせると、彼女はさらに媚びるように少し引きつった笑みを浮かべながら口を開く。
「オレの、ぐちょぐちょのおまんこに……、ご主人様の逞しいおちんぽ様を入れてください……! いっぱいズポズポしてぇ、オレをご主人様の物にしてくださいぃ……!」
拘束された足をさらに目一杯開きながら、彼女はおまんこを俺に差し出してくる。
その姿はまさに発情した雌そのもので、そのおまんこはいつでも準備ができているとばかりに愛液をトロトロと溢れさせている。
「ふっ…、ははははっ! まさかそこまで一気に落ちるとは思わなかったぜ。あれだけ威勢が良かったのは、いったいなんだったんだよ?」
「ご、ごめんなさい……。調子に乗って、偉そうなことばかり言って……。謝りますから、早くおちんぽ入れてください……!」
「ああ、良いだろう。そのクソ雑魚まんこにちんぽ突っ込んで、お前のことを完全に壊してやるよ。二度と俺に逆らおうなんて思わなくなるように、徹底的に犯してやるから覚悟しろ!」
言いながら彼女の腰を両手でガッチリと掴むと、ちんぽの先端をおまんこの入り口にあてがう。
そうするとおまんこは歓迎するように先端に吸い付いてきて、まるで飲み込まれてしまいそうだ。
もう待ちきれないといった様子の彼女に向けて、俺はゆっくりと腰を押し付けていくのだった。
どうやら、彼女にとって耳が弱点らしい。
ただでさえ敏感な耳が媚毒でさらに敏感さを増しているからか、ちょっと弄るだけで彼女の身体は大げさに震える。
だけど、彼女に許された抵抗はそれだけだった。
少しでも快感を逃がそうと身体を揺らしても、手足を拘束している拘束具がガチャガチャと大きな音を立てるだけ。
「ほらほら、ここが良いんだろ? 遠慮せずにもっと感じていいんだぞ」
「ふぁっ、あぁ……! 調子に、のるなよっ……。こんなことで、オレは負けないからなっ……」
「ははっ、そうこなくちゃな。それでこそ、堕ちる瞬間が楽しみだ」
もう彼女は俺から逃れることはできない。
その事実を微かにとはいえ認識しているはずなのに、彼女は強気な態度を崩さない。
まるでまだ勝ちの目があるとでもいうようなその態度に、俺の背筋にはゾクゾクと快感が走る。
さぁ、それじゃあ少し本気で彼女を堕としていくとしよう。
「あっ……」
弄っていた耳から手を離すと、彼女の瞳は少しだけ寂しそうな色を宿す。
彼女自身もそれを感じ取ったのか、その視線はすぐに悔しそうに歪んだ。
「そう残念そうにしなくても、お前が堕ちた後でいくらでも触ってやるよ」
「黙れっ……。残念そうになんてしてないし、オレは絶対に堕ちたりしないっ!」
キッと厳しい表情で俺を睨みつけてくる彼女だが、その発言はどう考えてもフラグだろう。
あまりにもテンプレ的なセリフに込み上げてくる笑いをなんとか抑えながら、俺は表情を引き締める。
「……せいぜい頑張って耐えてくれよ。あんまり早く堕ちてしまったら、俺も楽しめないからな」
まぁ、たぶん耐えきるなんてことは不可能だろう。
そもそも完全に堕ちてしまうまで逃がすつもりもないし、すでに彼女の負けは決まっていると言ってもいい。
それでも耐えると言うのなら、せいぜい無駄な努力を頑張ってもらうとしよう。
これから始まる楽しい遊びを想像しながら、俺は手を彼女の股間へゆっくりと伸ばしていった。
────
「やっ、あぁあっ! もっ、むりぃっ……! おまんこ、くちゅくちゅしないでぇっ! また、イっくうぅぅっ……!」
彼女のおまんこを指でいじり始めてから十数分。
たったそれだけの時間で、彼女からはさっきまでの威勢など微塵もなくなってしまっていた。
そのあまりの情けなさに、俺は呆れた表情を浮かべながら声を掛ける。
「おいおい、いくらなんでも早すぎだろう。絶対に堕ちたりしないんじゃなかったのか?」
「あっ、んんぅぁっ……! だって、こんなの耐えられないぃっ! おまんこ弄られたらぁっ、あたま、パチパチしてぇ……。んんうぅぅっ、あっ、んあぁあっ……!」
下着越しにおまんこを撫でて、指先で軽くクリトリスを転がすだけで、甲高い声を上げる彼女は面白いように身体を跳ねさせる。
まさか、ここまで快感に弱いとは思わなかった。
いくら俺の媚毒が超強力だからと言って、普通はここまで敏感になったりしないはずだ。
「だとしたら、もともと刺激に敏感だったってことだ。やっぱり淫乱じゃないか」
「はいぃっ……。オレ、はぁっ、淫乱で雑魚の駄目ウサギですぅっ……! あっ、そこっ…、もっと触ってぇ……。んふうぅぅっ……!」
俺の言葉のなにかが彼女の琴線に触れたようで、特に要求していないにも関わらず自らを卑下する言葉を並べながら快感に溺れる。
本当に、さっきまでの強気な態度はなんだったんだろうか?
ここまで簡単に堕ちていってくれると、むしろなにか罠なんじゃないかと疑ってしまう。
「くふぅ…、んぁっ……。もう、無理だよぉ……。許して、ください……」
「おいおい、いい加減にしろよ。耐えてくれるんじゃなかったのかよ。あんまり俺を失望させてくれるな」
「ごめんなさいぃ……。もう、無理なんですぅ……」
思わず少し声を荒げてしまうと、彼女は媚びるような視線を俺に向けてくる。
そんな視線に無言を貫いていると、やがて彼女は小さな声で懇願の言葉を口にした。
「あっ、あぁっ……。おまんこ、もう我慢、できないぃ……。お願い、します……。入れてください……」
彼女の懇願の言葉に吹き出してしまいそうになる笑いを抑えながら、俺は冷たい視線で彼女を眺める。
「今度はおねだりか? 本当に情けない奴だな。だったら、もっと下品におねだりしてみろ。俺が満足するようなおねだりができたら、入れてやるよ」
こうなったら、彼女が堕ちる姿をとことん楽しんでやろう。
そう思考を改めて、俺は口角を上げながら彼女を見下す。
そんな俺の視線にゾクゾクと身体を震わせると、彼女はさらに媚びるように少し引きつった笑みを浮かべながら口を開く。
「オレの、ぐちょぐちょのおまんこに……、ご主人様の逞しいおちんぽ様を入れてください……! いっぱいズポズポしてぇ、オレをご主人様の物にしてくださいぃ……!」
拘束された足をさらに目一杯開きながら、彼女はおまんこを俺に差し出してくる。
その姿はまさに発情した雌そのもので、そのおまんこはいつでも準備ができているとばかりに愛液をトロトロと溢れさせている。
「ふっ…、ははははっ! まさかそこまで一気に落ちるとは思わなかったぜ。あれだけ威勢が良かったのは、いったいなんだったんだよ?」
「ご、ごめんなさい……。調子に乗って、偉そうなことばかり言って……。謝りますから、早くおちんぽ入れてください……!」
「ああ、良いだろう。そのクソ雑魚まんこにちんぽ突っ込んで、お前のことを完全に壊してやるよ。二度と俺に逆らおうなんて思わなくなるように、徹底的に犯してやるから覚悟しろ!」
言いながら彼女の腰を両手でガッチリと掴むと、ちんぽの先端をおまんこの入り口にあてがう。
そうするとおまんこは歓迎するように先端に吸い付いてきて、まるで飲み込まれてしまいそうだ。
もう待ちきれないといった様子の彼女に向けて、俺はゆっくりと腰を押し付けていくのだった。
「みみっ、やめろぉっ……! そこは…、んふぅっ……!」
どうやら、彼女にとって耳が弱点らしい。
ただでさえ敏感な耳が媚毒でさらに敏感さを増しているからか、ちょっと弄るだけで彼女の身体は大げさに震える。
だけど、彼女に許された抵抗はそれだけだった。
少しでも快感を逃がそうと身体を揺らしても、手足を拘束している拘束具がガチャガチャと大きな音を立てるだけ。
「ほらほら、ここが良いんだろ? 遠慮せずにもっと感じていいんだぞ」
「ふぁっ、あぁ……! 調子に、のるなよっ……。こんなことで、オレは負けないからなっ……」
「ははっ、そうこなくちゃな。それでこそ、堕ちる瞬間が楽しみだ」
もう彼女は俺から逃れることはできない。
その事実を微かにとはいえ認識しているはずなのに、彼女は強気な態度を崩さない。
まるでまだ勝ちの目があるとでもいうようなその態度に、俺の背筋にはゾクゾクと快感が走る。
さぁ、それじゃあ少し本気で彼女を堕としていくとしよう。
「あっ……」
弄っていた耳から手を離すと、彼女の瞳は少しだけ寂しそうな色を宿す。
彼女自身もそれを感じ取ったのか、その視線はすぐに悔しそうに歪んだ。
「そう残念そうにしなくても、お前が堕ちた後でいくらでも触ってやるよ」
「黙れっ……。残念そうになんてしてないし、オレは絶対に堕ちたりしないっ!」
キッと厳しい表情で俺を睨みつけてくる彼女だが、その発言はどう考えてもフラグだろう。
あまりにもテンプレ的なセリフに込み上げてくる笑いをなんとか抑えながら、俺は表情を引き締める。
「……せいぜい頑張って耐えてくれよ。あんまり早く堕ちてしまったら、俺も楽しめないからな」
まぁ、たぶん耐えきるなんてことは不可能だろう。
そもそも完全に堕ちてしまうまで逃がすつもりもないし、すでに彼女の負けは決まっていると言ってもいい。
それでも耐えると言うのなら、せいぜい無駄な努力を頑張ってもらうとしよう。
これから始まる楽しい遊びを想像しながら、俺は手を彼女の股間へゆっくりと伸ばしていった。
────
「やっ、あぁあっ! もっ、むりぃっ……! おまんこ、くちゅくちゅしないでぇっ! また、イっくうぅぅっ……!」
彼女のおまんこを指でいじり始めてから十数分。
たったそれだけの時間で、彼女からはさっきまでの威勢など微塵もなくなってしまっていた。
そのあまりの情けなさに、俺は呆れた表情を浮かべながら声を掛ける。
「おいおい、いくらなんでも早すぎだろう。絶対に堕ちたりしないんじゃなかったのか?」
「あっ、んんぅぁっ……! だって、こんなの耐えられないぃっ! おまんこ弄られたらぁっ、あたま、パチパチしてぇ……。んんうぅぅっ、あっ、んあぁあっ……!」
下着越しにおまんこを撫でて、指先で軽くクリトリスを転がすだけで、甲高い声を上げる彼女は面白いように身体を跳ねさせる。
まさか、ここまで快感に弱いとは思わなかった。
いくら俺の媚毒が超強力だからと言って、普通はここまで敏感になったりしないはずだ。
「だとしたら、もともと刺激に敏感だったってことだ。やっぱり淫乱じゃないか」
「はいぃっ……。オレ、はぁっ、淫乱で雑魚の駄目ウサギですぅっ……! あっ、そこっ…、もっと触ってぇ……。んふうぅぅっ……!」
俺の言葉のなにかが彼女の琴線に触れたようで、特に要求していないにも関わらず自らを卑下する言葉を並べながら快感に溺れる。
本当に、さっきまでの強気な態度はなんだったんだろうか?
ここまで簡単に堕ちていってくれると、むしろなにか罠なんじゃないかと疑ってしまう。
「くふぅ…、んぁっ……。もう、無理だよぉ……。許して、ください……」
「おいおい、いい加減にしろよ。耐えてくれるんじゃなかったのかよ。あんまり俺を失望させてくれるな」
「ごめんなさいぃ……。もう、無理なんですぅ……」
思わず少し声を荒げてしまうと、彼女は媚びるような視線を俺に向けてくる。
そんな視線に無言を貫いていると、やがて彼女は小さな声で懇願の言葉を口にした。
「あっ、あぁっ……。おまんこ、もう我慢、できないぃ……。お願い、します……。入れてください……」
彼女の懇願の言葉に吹き出してしまいそうになる笑いを抑えながら、俺は冷たい視線で彼女を眺める。
「今度はおねだりか? 本当に情けない奴だな。だったら、もっと下品におねだりしてみろ。俺が満足するようなおねだりができたら、入れてやるよ」
こうなったら、彼女が堕ちる姿をとことん楽しんでやろう。
そう思考を改めて、俺は口角を上げながら彼女を見下す。
そんな俺の視線にゾクゾクと身体を震わせると、彼女はさらに媚びるように少し引きつった笑みを浮かべながら口を開く。
「オレの、ぐちょぐちょのおまんこに……、ご主人様の逞しいおちんぽ様を入れてください……! いっぱいズポズポしてぇ、オレをご主人様の物にしてくださいぃ……!」
拘束された足をさらに目一杯開きながら、彼女はおまんこを俺に差し出してくる。
その姿はまさに発情した雌そのもので、そのおまんこはいつでも準備ができているとばかりに愛液をトロトロと溢れさせている。
「ふっ…、ははははっ! まさかそこまで一気に落ちるとは思わなかったぜ。あれだけ威勢が良かったのは、いったいなんだったんだよ?」
「ご、ごめんなさい……。調子に乗って、偉そうなことばかり言って……。謝りますから、早くおちんぽ入れてください……!」
「ああ、良いだろう。そのクソ雑魚まんこにちんぽ突っ込んで、お前のことを完全に壊してやるよ。二度と俺に逆らおうなんて思わなくなるように、徹底的に犯してやるから覚悟しろ!」
言いながら彼女の腰を両手でガッチリと掴むと、ちんぽの先端をおまんこの入り口にあてがう。
そうするとおまんこは歓迎するように先端に吸い付いてきて、まるで飲み込まれてしまいそうだ。
もう待ちきれないといった様子の彼女に向けて、俺はゆっくりと腰を押し付けていくのだった。
10
お気に入りに追加
174
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる