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「不意打ちなんて、効かねぇっての!」
一瞬で懐まで入り込んだマイティベルの一撃を受け止めると、返す刀で彼女の頭部に向けてウサギちゃんが手をかざす。
瞬間、巻き起こった爆発を間一髪で躱したマイティベルが後退すると、今度はロイヤルフォーチュンの魔法が彼女の周囲を取り囲む。
「ちっ、二人がかりかよ。めんどくせぇ、なっ!」
気合とともに爆風が辺りを包み込み、ロイヤルフォーチュンの魔法は一瞬でかき消されてしまう。
もちろん爆風の中心にいた彼女も無傷では済まないが、どうやらウサギちゃんにとっては些末なことらしい。
可愛らしい顔を煤で汚しながら、彼女は好戦的な瞳で周囲を睨みつける。
「やっと骨のある奴らが出てきたじゃねぇか。面白くなってきたぜ!」
「残念だけど、あなたの遊びに付き合っているほど私たちは暇じゃないの。だから、これで終りね」
興奮を隠しきれない彼女とは対極に冷静に事実だけを告げた私は、遅れて駆けつけてきた戦闘員たちに指示を出す。
その瞬間、四方八方から彼女へ向けてワイヤーが飛び出していく。
「うわっ!? くっ、卑怯だぞ!」
「あら、それって誉め言葉かしら。ウサギちゃんも、もう少し悪だくみに強くならなくちゃ、悪の組織でなんてやっていけないわよ」
身体中をワイヤーで絡め取られたウサギちゃん。
その拘束からなんとか逃げ出そうと藻掻いているけれど、それが逆にワイヤーをさらに食い込ませていく。
「ほら、暴れないの。……それじゃ、まずは悪戯へのお仕置きをしましょうか」
私の指示で戦闘員たちが一斉に手元のスイッチを押し、彼女に絡まるワイヤー全てに一斉に電撃が流れる。
「きゃあああぁぁっ!!?」
「あら、可愛い悲鳴ね。ゾクゾクしちゃう」
高圧電流に耐え切れずのたうち回る彼女を見ていると、なんとも言えない興奮が私の中にこみ上げてくる。
やがて電流がいったん止まると、彼女は壊れたオモチャのようにぐったりと身体から力が抜ける。
それでもワイヤーは彼女の身体を吊り下げ、床に倒れることすら許さない。
「ほら、まだまだ終わらないわよ。もう一回」
「あああぁあぁぁああぁぁっ!!」
私の合図で再びワイヤーに電流が流れ、彼女の口からは絶叫が響き渡る。
流しては止め、また流しては意識を失うギリギリのタイミングで電流を止める。
そんなお仕置きを繰り返していると、やがて彼女の身体は少し焼け焦げたようにボロボロになっていた。
「あらあら、綺麗な肌が台無しね。あとでちゃんとお手入れしてあげるわね」
もうほとんど意識を失っている様子のウサギちゃんに近づいて顎に指を掛けると、そのままクイッと顔を上げさせる。
うつろな瞳で私を見つめてくる彼女を見ていると、私の嗜虐心がまたメラメラと燃え上がり始める。
「あぁ、本当に可愛いわ。絶対にあなたを私の物にしたい。ね、良いでしょう?」
すでに抵抗する力もない様子の彼女は、私の言葉になんの反応も返さない。
「ほら、返事をしなさい。今ここで私の物になるって誓うなら、優しく堕としてあげるわよ」
耳元で囁くように語り掛けると、不意に彼女の瞳に光が戻る。
それは服従でも屈服でもなく、反逆の光。
「……誰が、お前の物になんてなるか。地獄に堕ちろ」
瞬間、本能が私の頭で警鐘を鳴らす。
思考を巡らせる暇もなく反射的に彼女から離れると、次の瞬間には私が立っていた場所で大きな爆発が巻き起こる。
その爆発は連鎖的に広がっていき、ウサギちゃんの身体ごと拘束しているワイヤーを引きちぎっていく。
「勝負は、お預けだ……。これで勝ったと思わないことだな!」
爆発でボロボロになった身体で、それでも不敵に笑ったウサギちゃん。
その言葉とともに今までよりもさらに大きい爆発が巻き起こり、廊下中に黒煙が充満する。
視界を遮る黒煙が全て換気された時、ウサギちゃんの姿はどこにもなく壁には巨大な穴が開いていた。
「……まんまと、逃げられたわね」
強化素材を使って作られた壁を壊すほどの力を持っていたなんて、完全に想定外だった。
少しだけ悔しさをにじませながら呟く私に、戦闘員が声を掛けてくる。
「追いますか?」
「いいえ、その必要はないわ。どうせ彼女はまたここに戻ってくるはずだから。それよりも、壁の修理を優先して。それと、彼女が自力であの拘束を抜け出せるとは思えない。内通者が居るはずだから、その割り出しも最優先でやってちょうだい」
私の指示に敬礼を返した戦闘員は、近くにいた仲間たちと共に行動を始める。
「ふふ、楽しくなってきたわね。次に会う時は容赦しないわよ、ウサギちゃん」
慌ただしく動くスタッフを横目で見ながら、ぽっかりと開いた大穴を見つめて私は余裕たっぷりに微笑んでいた。
────
「……ここまで来れば、大丈夫だろう」
基地から離れた郊外の路地裏で、オレは荒い息を吐きながら呟いた。
身体はボロボロで、気を抜けばすぐにでも意識を失ってしまいそうだ。
それでも痛む身体を引きずってここまで歩いてきたが、もうそろそろ限界が近い。
「はぁ、はぁ……。サトリの奴、絶対に許さねぇ。次は必ず殺してやるからな……」
ただサトリへの憎悪だけが、今のオレを動かす原動力となっていた。
「っ……。ともかく、まずはどこかで傷を癒すのが先だ。万全の状態で、今度こそあのムカつく顔を叩き潰してやる」
確かこの先に、昔オレが使っていた隠れ家があるはずだ。
オレと一部の信頼できる部下しか知らないその場所なら、ゆっくり身体を休めることができるだろう。
「……そう言えば、あいつらは上手くやってるんだろうか? 俺を逃がしたこと、バレなきゃいいんだが」
脱走を手引きしてくれた部下の顔が頭に浮かび、少しだけ後ろ髪を引かれる。
今からでも引き返して、あいつらも一緒に逃げてくればいいんじゃないか。
そんな甘い考えがよぎり、それを振り払うようにブンブンと大きく頭を振る。
「それじゃ、あいつらがなんの為に私を逃がしたか分からなくなる。今は我慢だ、オレ。傷を治して、絶対にあいつらも助け出してみせるからな」
さて、休憩は終わりだ。
ここも完全に安全だという保証はないし、さっさと移動してしまおう。
痛む身体を引きずりながら、オレは再び歩き始める。
そんな彼女を観察する目があることに、最後まで気付かないまま……。
一瞬で懐まで入り込んだマイティベルの一撃を受け止めると、返す刀で彼女の頭部に向けてウサギちゃんが手をかざす。
瞬間、巻き起こった爆発を間一髪で躱したマイティベルが後退すると、今度はロイヤルフォーチュンの魔法が彼女の周囲を取り囲む。
「ちっ、二人がかりかよ。めんどくせぇ、なっ!」
気合とともに爆風が辺りを包み込み、ロイヤルフォーチュンの魔法は一瞬でかき消されてしまう。
もちろん爆風の中心にいた彼女も無傷では済まないが、どうやらウサギちゃんにとっては些末なことらしい。
可愛らしい顔を煤で汚しながら、彼女は好戦的な瞳で周囲を睨みつける。
「やっと骨のある奴らが出てきたじゃねぇか。面白くなってきたぜ!」
「残念だけど、あなたの遊びに付き合っているほど私たちは暇じゃないの。だから、これで終りね」
興奮を隠しきれない彼女とは対極に冷静に事実だけを告げた私は、遅れて駆けつけてきた戦闘員たちに指示を出す。
その瞬間、四方八方から彼女へ向けてワイヤーが飛び出していく。
「うわっ!? くっ、卑怯だぞ!」
「あら、それって誉め言葉かしら。ウサギちゃんも、もう少し悪だくみに強くならなくちゃ、悪の組織でなんてやっていけないわよ」
身体中をワイヤーで絡め取られたウサギちゃん。
その拘束からなんとか逃げ出そうと藻掻いているけれど、それが逆にワイヤーをさらに食い込ませていく。
「ほら、暴れないの。……それじゃ、まずは悪戯へのお仕置きをしましょうか」
私の指示で戦闘員たちが一斉に手元のスイッチを押し、彼女に絡まるワイヤー全てに一斉に電撃が流れる。
「きゃあああぁぁっ!!?」
「あら、可愛い悲鳴ね。ゾクゾクしちゃう」
高圧電流に耐え切れずのたうち回る彼女を見ていると、なんとも言えない興奮が私の中にこみ上げてくる。
やがて電流がいったん止まると、彼女は壊れたオモチャのようにぐったりと身体から力が抜ける。
それでもワイヤーは彼女の身体を吊り下げ、床に倒れることすら許さない。
「ほら、まだまだ終わらないわよ。もう一回」
「あああぁあぁぁああぁぁっ!!」
私の合図で再びワイヤーに電流が流れ、彼女の口からは絶叫が響き渡る。
流しては止め、また流しては意識を失うギリギリのタイミングで電流を止める。
そんなお仕置きを繰り返していると、やがて彼女の身体は少し焼け焦げたようにボロボロになっていた。
「あらあら、綺麗な肌が台無しね。あとでちゃんとお手入れしてあげるわね」
もうほとんど意識を失っている様子のウサギちゃんに近づいて顎に指を掛けると、そのままクイッと顔を上げさせる。
うつろな瞳で私を見つめてくる彼女を見ていると、私の嗜虐心がまたメラメラと燃え上がり始める。
「あぁ、本当に可愛いわ。絶対にあなたを私の物にしたい。ね、良いでしょう?」
すでに抵抗する力もない様子の彼女は、私の言葉になんの反応も返さない。
「ほら、返事をしなさい。今ここで私の物になるって誓うなら、優しく堕としてあげるわよ」
耳元で囁くように語り掛けると、不意に彼女の瞳に光が戻る。
それは服従でも屈服でもなく、反逆の光。
「……誰が、お前の物になんてなるか。地獄に堕ちろ」
瞬間、本能が私の頭で警鐘を鳴らす。
思考を巡らせる暇もなく反射的に彼女から離れると、次の瞬間には私が立っていた場所で大きな爆発が巻き起こる。
その爆発は連鎖的に広がっていき、ウサギちゃんの身体ごと拘束しているワイヤーを引きちぎっていく。
「勝負は、お預けだ……。これで勝ったと思わないことだな!」
爆発でボロボロになった身体で、それでも不敵に笑ったウサギちゃん。
その言葉とともに今までよりもさらに大きい爆発が巻き起こり、廊下中に黒煙が充満する。
視界を遮る黒煙が全て換気された時、ウサギちゃんの姿はどこにもなく壁には巨大な穴が開いていた。
「……まんまと、逃げられたわね」
強化素材を使って作られた壁を壊すほどの力を持っていたなんて、完全に想定外だった。
少しだけ悔しさをにじませながら呟く私に、戦闘員が声を掛けてくる。
「追いますか?」
「いいえ、その必要はないわ。どうせ彼女はまたここに戻ってくるはずだから。それよりも、壁の修理を優先して。それと、彼女が自力であの拘束を抜け出せるとは思えない。内通者が居るはずだから、その割り出しも最優先でやってちょうだい」
私の指示に敬礼を返した戦闘員は、近くにいた仲間たちと共に行動を始める。
「ふふ、楽しくなってきたわね。次に会う時は容赦しないわよ、ウサギちゃん」
慌ただしく動くスタッフを横目で見ながら、ぽっかりと開いた大穴を見つめて私は余裕たっぷりに微笑んでいた。
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「……ここまで来れば、大丈夫だろう」
基地から離れた郊外の路地裏で、オレは荒い息を吐きながら呟いた。
身体はボロボロで、気を抜けばすぐにでも意識を失ってしまいそうだ。
それでも痛む身体を引きずってここまで歩いてきたが、もうそろそろ限界が近い。
「はぁ、はぁ……。サトリの奴、絶対に許さねぇ。次は必ず殺してやるからな……」
ただサトリへの憎悪だけが、今のオレを動かす原動力となっていた。
「っ……。ともかく、まずはどこかで傷を癒すのが先だ。万全の状態で、今度こそあのムカつく顔を叩き潰してやる」
確かこの先に、昔オレが使っていた隠れ家があるはずだ。
オレと一部の信頼できる部下しか知らないその場所なら、ゆっくり身体を休めることができるだろう。
「……そう言えば、あいつらは上手くやってるんだろうか? 俺を逃がしたこと、バレなきゃいいんだが」
脱走を手引きしてくれた部下の顔が頭に浮かび、少しだけ後ろ髪を引かれる。
今からでも引き返して、あいつらも一緒に逃げてくればいいんじゃないか。
そんな甘い考えがよぎり、それを振り払うようにブンブンと大きく頭を振る。
「それじゃ、あいつらがなんの為に私を逃がしたか分からなくなる。今は我慢だ、オレ。傷を治して、絶対にあいつらも助け出してみせるからな」
さて、休憩は終わりだ。
ここも完全に安全だという保証はないし、さっさと移動してしまおう。
痛む身体を引きずりながら、オレは再び歩き始める。
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