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第八十九話
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「ねぇ、洗ってよぉ」
俺の想いも知らずに、優希はまるで誘惑でもするかのように駄々をこねる。
「ダメ、かなぁ?」
「いや、良いけど……。本当に良いのか?」
確認するように聞くと軽く頷かれてしまった。
なら、俺に断る理由はない。
浴槽からあがって優希の後ろまで回ると、膨らんだ股間を隠しながらスポンジを手に取る。
「やった。誰かに背中を洗ってもらうの、久しぶりだぁ」
相変わらず優希は俺の邪な感情に気付いていないみたいで、無邪気にそんなことを呟いている。
そんな優希の気持ちを汚さないためにも平常心を保とうと努力するが、日焼け跡の残る華奢な身体を見ているだけでムラムラとしてしまう。
これから、この身体を隅々まで洗える……。
そう考えるだけで股間は期待に膨らみ、心臓はドキドキと高鳴る。
「兄ちゃん、早く洗ってよ」
「え? あぁ、分かった」
いつまで経っても動かない俺に業を煮やしたのか、優希が頬を膨らませる。
その言葉で我に返ると、俺は慌ててスポンジを泡立てる。
「じゃあ、洗うぞ」
「うんっ」
頷く優希の背中にスポンジを当て、そのまま優しく擦る。
小さい頃に祖父さんの背中を流した時のことを思い出しながら擦っていると、絶妙な力加減になると共に膨らんでいた股間も柔らかくなる。
あの時とは違って幼女の柔肌を洗っているとはいえ、祖父さんの背中を思い出したら当然の反応だろう。
「うあぁ、気持ち良い……」
そうやって背中を洗っていると、優希からは少し気の抜けた声が漏れてくる。
「そうか? そりゃあ良かった」
喜んでくれることが素直に嬉しくて、自然と手に力がこもる。
そうしていると、うっかり手が滑ってスポンジを取り落してしまった。
「おっと……」
慌ててそれを拾おうとしたところで、俺の頭にまたしても邪な考えが浮かぶ。
「なぁ、優希。スポンジ落としちゃったから手で洗っても良いか?」
「え? 良いけど」
特に嫌がる様子もない優希の許可を得て、俺はそっと背中に手を当てる。
すべすべした肌を手のひらで擦ると、得も言われぬ感触にまた興奮が戻ってきた。
「やぁっ、くすぐったいよぉ」
「あぁ、ごめん。でも、ちゃんと綺麗にしないと」
調子に乗った俺は、そう言いながら優希の全身を撫で回す。
脇の下から手を回してお腹を撫でると、その手をだんだん上へと移動させる。
「んひゃっ!?」
そして胸を触った時、優希からおかしな悲鳴が上がる。
「どうした?」
「ううん、くすぐったかっただけ……」
「そっか。なら良いんだ」
優希の答えに頷きながら、俺は優希の胸を撫で回していく。
ほんのりと柔らかい感触を楽しみながら洗っていると、優希の顔はだんだん赤くなっていった。
そろそろ止めておくか。
「じゃあ、泡を流すぞ」
流石に良心の呵責を感じた俺は優希の胸から手を離し、シャワーで優希の全身を流していく。
「ふぅ……」
すっかり安心しきった様子の優希の身体をばれないように眺めながら泡を流すと、再び優希は生まれたままの姿になる。
「よし、終わりだ」
「ありがとう、兄ちゃん。……あっ、待って!」
礼を言う優希を残して浴槽に戻ろうとすると、その手を取って引き止められる。
「ん? どうした?」
半ば予想できるとは言え、確認のために聞き返す。
そうすると、優希の口からは予想通りの言葉が聞こえてきた。
「今度は、ボクが兄ちゃんを洗う番だよ」
そう言って優希は、無邪気な笑顔を浮かべていた。
俺の想いも知らずに、優希はまるで誘惑でもするかのように駄々をこねる。
「ダメ、かなぁ?」
「いや、良いけど……。本当に良いのか?」
確認するように聞くと軽く頷かれてしまった。
なら、俺に断る理由はない。
浴槽からあがって優希の後ろまで回ると、膨らんだ股間を隠しながらスポンジを手に取る。
「やった。誰かに背中を洗ってもらうの、久しぶりだぁ」
相変わらず優希は俺の邪な感情に気付いていないみたいで、無邪気にそんなことを呟いている。
そんな優希の気持ちを汚さないためにも平常心を保とうと努力するが、日焼け跡の残る華奢な身体を見ているだけでムラムラとしてしまう。
これから、この身体を隅々まで洗える……。
そう考えるだけで股間は期待に膨らみ、心臓はドキドキと高鳴る。
「兄ちゃん、早く洗ってよ」
「え? あぁ、分かった」
いつまで経っても動かない俺に業を煮やしたのか、優希が頬を膨らませる。
その言葉で我に返ると、俺は慌ててスポンジを泡立てる。
「じゃあ、洗うぞ」
「うんっ」
頷く優希の背中にスポンジを当て、そのまま優しく擦る。
小さい頃に祖父さんの背中を流した時のことを思い出しながら擦っていると、絶妙な力加減になると共に膨らんでいた股間も柔らかくなる。
あの時とは違って幼女の柔肌を洗っているとはいえ、祖父さんの背中を思い出したら当然の反応だろう。
「うあぁ、気持ち良い……」
そうやって背中を洗っていると、優希からは少し気の抜けた声が漏れてくる。
「そうか? そりゃあ良かった」
喜んでくれることが素直に嬉しくて、自然と手に力がこもる。
そうしていると、うっかり手が滑ってスポンジを取り落してしまった。
「おっと……」
慌ててそれを拾おうとしたところで、俺の頭にまたしても邪な考えが浮かぶ。
「なぁ、優希。スポンジ落としちゃったから手で洗っても良いか?」
「え? 良いけど」
特に嫌がる様子もない優希の許可を得て、俺はそっと背中に手を当てる。
すべすべした肌を手のひらで擦ると、得も言われぬ感触にまた興奮が戻ってきた。
「やぁっ、くすぐったいよぉ」
「あぁ、ごめん。でも、ちゃんと綺麗にしないと」
調子に乗った俺は、そう言いながら優希の全身を撫で回す。
脇の下から手を回してお腹を撫でると、その手をだんだん上へと移動させる。
「んひゃっ!?」
そして胸を触った時、優希からおかしな悲鳴が上がる。
「どうした?」
「ううん、くすぐったかっただけ……」
「そっか。なら良いんだ」
優希の答えに頷きながら、俺は優希の胸を撫で回していく。
ほんのりと柔らかい感触を楽しみながら洗っていると、優希の顔はだんだん赤くなっていった。
そろそろ止めておくか。
「じゃあ、泡を流すぞ」
流石に良心の呵責を感じた俺は優希の胸から手を離し、シャワーで優希の全身を流していく。
「ふぅ……」
すっかり安心しきった様子の優希の身体をばれないように眺めながら泡を流すと、再び優希は生まれたままの姿になる。
「よし、終わりだ」
「ありがとう、兄ちゃん。……あっ、待って!」
礼を言う優希を残して浴槽に戻ろうとすると、その手を取って引き止められる。
「ん? どうした?」
半ば予想できるとは言え、確認のために聞き返す。
そうすると、優希の口からは予想通りの言葉が聞こえてきた。
「今度は、ボクが兄ちゃんを洗う番だよ」
そう言って優希は、無邪気な笑顔を浮かべていた。
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