65 / 125
第五十九話
しおりを挟む
「あうぅぅ……」
「お前、毎回そうなるんだな」
初めての時のように背中を丸めて赤い顔を隠す唯香。
さっきから着替え始めては思い出して恥ずかしがっていて、まだ半分くらいしか服を着れていない。
まぁ、それは俺も同じなんだけど。
その背中を見つめながら、俺は呆れ混じりの口調で声を掛けた。
「だってぇ、恥ずかしいんだもん」
キッと俺を睨みながら頬を膨らます唯香は可愛らしいけど、なんだか幼児退行してないか?
「なんだかすごかったね」
「うん。気持ち良さそうだった……」
部屋の隅っこでは、俺たちのセックスを一部始終見ていた美海ちゃんと杏里ちゃんがそれぞれ感想を言い合っている。
「ああぁっ! 言わないでぇっ!」
唯香にもその声が聞こえたみたいで、真っ赤な顔を更に赤く染めながら二人の所へ這い寄って行ってしまった。
「お願いだから、その話は止めて。ねっ、良い子だから」
二人の頭を撫でながら懇願する唯香は可愛らしくて、なんだか微笑ましい気持ちになってくる。
その姿を眺めていると、視線はやがてフリフリと左右に揺れる唯香のハリのあるお尻へと惹きつけられていく。
着替えの途中でまだスカートを履いていないから、下着が完全に露出してしまっている。
……柔らかそうだなぁ。
さっきまで散々触りまくっていた癖に、それを眺めているとまた可愛がりたくなってしまう。
それと同時に、俺のちんぽもその鎌首を持ち上げていた。
さっき出したばかりだと言うのに、節操のない奴だ。
苦笑いを浮かべながら股間を隠すようにパンツを穿いて、キャッキャッとはしゃいでいる三人に近づく。
「あ、お兄さん……」
「アニキ、どうしたの?」
俺の姿にいち早く気が付いた杏里ちゃんと唯香が、それぞれ不思議そうな表情を浮かべている。
「もしかして、寂しくなっちゃった?」
美海ちゃんだけが、他の二人とは少しずれた質問をしてくる。
まぁ、確かに仲間外れになったようで寂しい気持ちはあったんだけど。
「いや、実はコイツがね」
頭を掻きながら下半身を指差すと、そこでは勃起でパンツが盛り上がっていた。
「わぁ、すごいね」
「あれだけやったのに……。アニキの変態」
「おっきいです……」
テントを張った俺の下半身を見て、三人は思い思いの言葉を口にしている。
だけど三人とも嫌がっているような雰囲気はなく、むしろその瞳は爛々と輝いているようだった。
その証拠に、少し身動ぎしても三人の視線は俺の股間に注がれたままだった。
これは、もう一押しかな?
「それでさ、三人に頼みがあるんだけど……」
満面の笑顔を浮かべながら口にすると、三人はやっと俺の顔を見てくれる。
「これを、三人で鎮めて欲しいんだ」
その時の三人の表情は、困惑と期待の入り混じった何とも言えないものだった。
「お前、毎回そうなるんだな」
初めての時のように背中を丸めて赤い顔を隠す唯香。
さっきから着替え始めては思い出して恥ずかしがっていて、まだ半分くらいしか服を着れていない。
まぁ、それは俺も同じなんだけど。
その背中を見つめながら、俺は呆れ混じりの口調で声を掛けた。
「だってぇ、恥ずかしいんだもん」
キッと俺を睨みながら頬を膨らます唯香は可愛らしいけど、なんだか幼児退行してないか?
「なんだかすごかったね」
「うん。気持ち良さそうだった……」
部屋の隅っこでは、俺たちのセックスを一部始終見ていた美海ちゃんと杏里ちゃんがそれぞれ感想を言い合っている。
「ああぁっ! 言わないでぇっ!」
唯香にもその声が聞こえたみたいで、真っ赤な顔を更に赤く染めながら二人の所へ這い寄って行ってしまった。
「お願いだから、その話は止めて。ねっ、良い子だから」
二人の頭を撫でながら懇願する唯香は可愛らしくて、なんだか微笑ましい気持ちになってくる。
その姿を眺めていると、視線はやがてフリフリと左右に揺れる唯香のハリのあるお尻へと惹きつけられていく。
着替えの途中でまだスカートを履いていないから、下着が完全に露出してしまっている。
……柔らかそうだなぁ。
さっきまで散々触りまくっていた癖に、それを眺めているとまた可愛がりたくなってしまう。
それと同時に、俺のちんぽもその鎌首を持ち上げていた。
さっき出したばかりだと言うのに、節操のない奴だ。
苦笑いを浮かべながら股間を隠すようにパンツを穿いて、キャッキャッとはしゃいでいる三人に近づく。
「あ、お兄さん……」
「アニキ、どうしたの?」
俺の姿にいち早く気が付いた杏里ちゃんと唯香が、それぞれ不思議そうな表情を浮かべている。
「もしかして、寂しくなっちゃった?」
美海ちゃんだけが、他の二人とは少しずれた質問をしてくる。
まぁ、確かに仲間外れになったようで寂しい気持ちはあったんだけど。
「いや、実はコイツがね」
頭を掻きながら下半身を指差すと、そこでは勃起でパンツが盛り上がっていた。
「わぁ、すごいね」
「あれだけやったのに……。アニキの変態」
「おっきいです……」
テントを張った俺の下半身を見て、三人は思い思いの言葉を口にしている。
だけど三人とも嫌がっているような雰囲気はなく、むしろその瞳は爛々と輝いているようだった。
その証拠に、少し身動ぎしても三人の視線は俺の股間に注がれたままだった。
これは、もう一押しかな?
「それでさ、三人に頼みがあるんだけど……」
満面の笑顔を浮かべながら口にすると、三人はやっと俺の顔を見てくれる。
「これを、三人で鎮めて欲しいんだ」
その時の三人の表情は、困惑と期待の入り混じった何とも言えないものだった。
10
お気に入りに追加
95
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ!
コバひろ
大衆娯楽
格闘技を通して、男と女がリングで戦うことの意味、ジェンダー論を描きたく思います。また、それによる両者の苦悩、家族愛、宿命。
性差とは何か?

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる