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第三十七話
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チュッチュッと何度も軽いキスをしながら唇の柔らかさを味わっていると、最初は緊張していた様子だった杏里ちゃんの身体から力が抜けていく。
「んっ、ちゅっ。……はぁ」
一度唇を離すと、杏里ちゃんから切なそうな吐息が漏れた。
「私のファーストキス、お兄さんで良かったです」
「そっか。初めてのキスはどうだった?」
「気持ち良かった、です……」
甘えるような声は、まるで更にキスを求めているように感じた。
その証拠に、杏里ちゃんはもう一度俺に向かって顔を近づける。
すぐそこまで迫って止まった杏里ちゃんの唇にキスをすると、今度は離さないでゆっくりと舌を突き出した。
「っ!? んぅ……」
舌が唇に触れると、ビクッと身体を震わせる杏里ちゃん。
その身体にはさっきまでよりも緊張で力が入る。
だけど、その力もすぐに抜けていって、まるで俺に身を預けるようになった。
杏里ちゃんから緊張が抜けたことを感じた俺は、更に深くキスをする。
ツンツンと舌で唇を突いていると、それに合わせるように杏里ちゃんの唇もだんだん開いてくる。
小さくできた隙間に舌を捩じ込むと、拒むことなくむしろ受け入れるように唇がさらに開いていく。
「んっ、ふぅっ、……ぷぁ」
呼吸も苦しくなってきた頃、長い時間味わっていた杏里ちゃんの唇を解放すると、名残を惜しむように二人の間に銀糸が伸びる。
「わぁ、お兄ちゃんってキス上手だよね」
しばらく黙って見ていた美海ちゃんに褒められて、まんざらでもない。
「美海ちゃんも、して欲しい?」
「うーん。でも、後で良いや。杏里ちゃんが先だよ」
確かに、ここでまたお預けをするのは可哀想かもしれない。
初めてのディープキスでトロトロに蕩けてしまった杏里ちゃんは、身体に力が入らないのか俺にしなだれかかってきた。
だけどその目はしっかりと俺を見つめていて、更なる快感を求めているようだった。
その肩を持ってゆっくりと布団に寝かせると、なんの抵抗もなく白い素肌が俺の目の前に晒される。
改めてじっくりと眺めても、やっぱりシミ一つない肌はとても綺麗で、俺は思わず首筋にキスをしてしまった。
「ひゃっ、くすぐったいです……」
恥ずかしそうに身を捩る杏里ちゃんを押さえながら、なおもチュッチュッと身体中にキスを降らせていく。
首、あご、ほっぺた、目尻、おでこ。
キスをする度に、違った感触が杏里ちゃんの肌から返ってきて面白い。
「お兄さん、もう……」
夢中になってキスをしていると、大人しい杏里ちゃんから少し責めるように声を掛けられてしまった。
「ごめん、ごめん。じゃあ、次はこっちを触るね」
にっこりと微笑んで謝ると、杏里ちゃんも微笑んでくれる。
そんな柔らかい笑顔を見ながら、俺は両手をゆっくりと杏里ちゃんの大きなおっぱいへと伸ばしていった。
「んっ、ちゅっ。……はぁ」
一度唇を離すと、杏里ちゃんから切なそうな吐息が漏れた。
「私のファーストキス、お兄さんで良かったです」
「そっか。初めてのキスはどうだった?」
「気持ち良かった、です……」
甘えるような声は、まるで更にキスを求めているように感じた。
その証拠に、杏里ちゃんはもう一度俺に向かって顔を近づける。
すぐそこまで迫って止まった杏里ちゃんの唇にキスをすると、今度は離さないでゆっくりと舌を突き出した。
「っ!? んぅ……」
舌が唇に触れると、ビクッと身体を震わせる杏里ちゃん。
その身体にはさっきまでよりも緊張で力が入る。
だけど、その力もすぐに抜けていって、まるで俺に身を預けるようになった。
杏里ちゃんから緊張が抜けたことを感じた俺は、更に深くキスをする。
ツンツンと舌で唇を突いていると、それに合わせるように杏里ちゃんの唇もだんだん開いてくる。
小さくできた隙間に舌を捩じ込むと、拒むことなくむしろ受け入れるように唇がさらに開いていく。
「んっ、ふぅっ、……ぷぁ」
呼吸も苦しくなってきた頃、長い時間味わっていた杏里ちゃんの唇を解放すると、名残を惜しむように二人の間に銀糸が伸びる。
「わぁ、お兄ちゃんってキス上手だよね」
しばらく黙って見ていた美海ちゃんに褒められて、まんざらでもない。
「美海ちゃんも、して欲しい?」
「うーん。でも、後で良いや。杏里ちゃんが先だよ」
確かに、ここでまたお預けをするのは可哀想かもしれない。
初めてのディープキスでトロトロに蕩けてしまった杏里ちゃんは、身体に力が入らないのか俺にしなだれかかってきた。
だけどその目はしっかりと俺を見つめていて、更なる快感を求めているようだった。
その肩を持ってゆっくりと布団に寝かせると、なんの抵抗もなく白い素肌が俺の目の前に晒される。
改めてじっくりと眺めても、やっぱりシミ一つない肌はとても綺麗で、俺は思わず首筋にキスをしてしまった。
「ひゃっ、くすぐったいです……」
恥ずかしそうに身を捩る杏里ちゃんを押さえながら、なおもチュッチュッと身体中にキスを降らせていく。
首、あご、ほっぺた、目尻、おでこ。
キスをする度に、違った感触が杏里ちゃんの肌から返ってきて面白い。
「お兄さん、もう……」
夢中になってキスをしていると、大人しい杏里ちゃんから少し責めるように声を掛けられてしまった。
「ごめん、ごめん。じゃあ、次はこっちを触るね」
にっこりと微笑んで謝ると、杏里ちゃんも微笑んでくれる。
そんな柔らかい笑顔を見ながら、俺は両手をゆっくりと杏里ちゃんの大きなおっぱいへと伸ばしていった。
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