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第44話
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「ね、ねぇ……。もう良いってば……。恥ずかしいからやめてよ」
ここで初めて自分の身体を隠した美希は、落ち着かないように視線を右往左往させている。
「そんな事言われても、美希の身体が綺麗なのは事実だからなぁ。ほら、もっと近くで見せてくれよ」
今日が乗ってきた俺は、更に大胆に口を開くと浴槽から立ち上がる。
そうすると当然、俺の身体も美希から丸見えになる訳で。
「ちょっとっ! 身体くらい隠してよぉっ!」
「いや、この間の時に全部見られたし良いだろ。そんな事より、もうお互い裸なんだからもうここでしちゃわない?」
なにをとは言わなかったが、俺の言葉を正しく理解した様子の美希は赤らんでいた頬を更に真っ赤に染めていく。
「いやっ、あの。えっと……」
どうやらすっかり混乱してしまった様子の美希に近づいていくと、彼女はジリジリと逃げていく。
しかし狭い風呂場の中ではすぐにその逃げ場もなくなってしまい、美希の背中はトンッと軽い音を立てて壁にぶつかる。
「ねぇ、待って……。んっ……」
往生際悪くなにかを言おうとしている美希の口をキスで塞ぐと、小さく縮こまってしまっている彼女の身体をギュッと抱きしめる。
「んっ…、ちゅっ……。やぁ……、駄目だよっ、お兄ちゃん……」
「何が駄目なんだ? 美希の身体はそうは言ってないみたいだぞ」
抱きしめた美希の身体、その胸の中心は固く尖っている。
更に右手で彼女のおまんこに触れると、そこは明らかにお湯とは違う粘り気のある液体で濡れていた。
「ほら、こんなに濡らしてる。本当は、興奮してるんだろ?」
「うぅ、お兄ちゃんのイジワル……」
とは言っているものの、俺に触られた事で美希も少し興奮し始めたようだ。
その証拠に、美希の表情からはさっきまでのような拒絶の色は全く見られない。
「……お兄ちゃんのも、おっきくなってるね」
「そりゃあ、可愛い美希とこんなに密着してたら興奮するに決まってるだろ」
ほんのり微笑みを浮かべる美希に更に腰を密着させると、彼女の太ももの暖かさや柔らかさをちんぽ越しに感じる事ができる。
「そう言えば、美希はまだ身体を洗ってないよな」
「うん。頭しか洗ってないけど、それがどうしたの?」
美希の答えに満足した俺は、小さく頷きながら彼女の身体を再び椅子に座らせる。
「じゃあ、俺が洗ってやるよ」
「えぇっ!? いやっ、あの……」
明らかに拒否をしている美希を押さえつけ、俺は両手にボディーソープを泡立たせる。
そうして、すっかり観念した様子で椅子に座っている美希の両肩を泡まみれの両手で優しく掴んだ。
「うひゃっ!?」
そうすると美希からは女子とは思えぬ奇怪な悲鳴が聞こえてきて、俺は思わず眉をひそめてしまった。
「美希、その悲鳴はどうかと思うぞ」
「だって、びっくりしたんだもん。……スポンジとか使わないの?」
「使わないよ。……こっちの方が美希の身体を楽しめるじゃんか」
そう言った瞬間、鏡に映った美希の表情は何とも言えない形に変化していた。
しかし、彼女が嫌がろうと知った事ではない。
俺は自分の欲望を満たすために、両手を肩から滑らせていく。
まずは二の腕の柔らかさを堪能するように両手を滑らせると、すぐに肘にまで到達してしまう。
しばらく泡を擦りつけるように肘を撫でた俺は、それで一応の「洗う」と言う名目を果たす。
そして更にもう一度肘を通じて肩に戻した両手を、今度は美希の背中へと落としていく。
「んうぅ……、くすぐったい……」
眉をひそめてそう呟きながらも、美希はそれ以上の抵抗をしようとはしなかった。
まぁ、今はまだ普通に洗っているだけだからな。
円を描くようにして美希の背中に泡を擦りつけていると、やがて彼女も気持ち良くなってきたようだ。
その気持ちは結構分かる。
自分の身体、特に背中は自分では手の届かない場所も多く、普段であればしっかりと洗えるような場所ではない。
それを他人に隅々まで洗ってもらえるのだから、そりゃあ気持ち良いに決まっている。
そうやってしばらく美希の身体を綺麗にした後で、俺は彼女の脇腹からそっと両手を前へと移動させていく。
「……えっ?」
最初は気付いていない様子だった美希だが、俺の両手がお腹にまで回った時には流石に気が付いたようで小さく声を上げる。
「ねぇ、お兄ちゃん。何で私のお腹を触ってるの?」
「なんでって、ここもちゃんと洗わないと駄目だろ」
そう言いながら、俺は美希のお腹にも泡を擦りつけていく。
「いや、良いよ。前は自分で洗えるから」
「駄目だ。俺がしっかり洗ってやるから、お前は大人しくしとけって」
むにむにとお腹の柔らかさを楽しんでいると、美希はくすぐったそうに身体をよじる。
そんな彼女の反応を楽しみながら、俺は本日のメインディッシュに向けてゆっくりと両手を進めていった。
そうして俺が掴んだのは、両手にすっぽり収まるサイズに膨らんだ小ぶりな美希の胸。
小さいながらも柔らかい乳房は、まるで俺の手のひらに吸い付いてくるような弾力を誇っている。
「キャっ⁉ ちょっと、どこ触ってるの?」
「どこって、胸だけど。……ほら、ジッとしてないと洗えないだろう」
あくまでも俺は美希の身体を洗ってあげているだけ。
例え興奮してすでに勃起してしまっているとしても、この行為にいやらしい意図など全くないのだ。
ここで初めて自分の身体を隠した美希は、落ち着かないように視線を右往左往させている。
「そんな事言われても、美希の身体が綺麗なのは事実だからなぁ。ほら、もっと近くで見せてくれよ」
今日が乗ってきた俺は、更に大胆に口を開くと浴槽から立ち上がる。
そうすると当然、俺の身体も美希から丸見えになる訳で。
「ちょっとっ! 身体くらい隠してよぉっ!」
「いや、この間の時に全部見られたし良いだろ。そんな事より、もうお互い裸なんだからもうここでしちゃわない?」
なにをとは言わなかったが、俺の言葉を正しく理解した様子の美希は赤らんでいた頬を更に真っ赤に染めていく。
「いやっ、あの。えっと……」
どうやらすっかり混乱してしまった様子の美希に近づいていくと、彼女はジリジリと逃げていく。
しかし狭い風呂場の中ではすぐにその逃げ場もなくなってしまい、美希の背中はトンッと軽い音を立てて壁にぶつかる。
「ねぇ、待って……。んっ……」
往生際悪くなにかを言おうとしている美希の口をキスで塞ぐと、小さく縮こまってしまっている彼女の身体をギュッと抱きしめる。
「んっ…、ちゅっ……。やぁ……、駄目だよっ、お兄ちゃん……」
「何が駄目なんだ? 美希の身体はそうは言ってないみたいだぞ」
抱きしめた美希の身体、その胸の中心は固く尖っている。
更に右手で彼女のおまんこに触れると、そこは明らかにお湯とは違う粘り気のある液体で濡れていた。
「ほら、こんなに濡らしてる。本当は、興奮してるんだろ?」
「うぅ、お兄ちゃんのイジワル……」
とは言っているものの、俺に触られた事で美希も少し興奮し始めたようだ。
その証拠に、美希の表情からはさっきまでのような拒絶の色は全く見られない。
「……お兄ちゃんのも、おっきくなってるね」
「そりゃあ、可愛い美希とこんなに密着してたら興奮するに決まってるだろ」
ほんのり微笑みを浮かべる美希に更に腰を密着させると、彼女の太ももの暖かさや柔らかさをちんぽ越しに感じる事ができる。
「そう言えば、美希はまだ身体を洗ってないよな」
「うん。頭しか洗ってないけど、それがどうしたの?」
美希の答えに満足した俺は、小さく頷きながら彼女の身体を再び椅子に座らせる。
「じゃあ、俺が洗ってやるよ」
「えぇっ!? いやっ、あの……」
明らかに拒否をしている美希を押さえつけ、俺は両手にボディーソープを泡立たせる。
そうして、すっかり観念した様子で椅子に座っている美希の両肩を泡まみれの両手で優しく掴んだ。
「うひゃっ!?」
そうすると美希からは女子とは思えぬ奇怪な悲鳴が聞こえてきて、俺は思わず眉をひそめてしまった。
「美希、その悲鳴はどうかと思うぞ」
「だって、びっくりしたんだもん。……スポンジとか使わないの?」
「使わないよ。……こっちの方が美希の身体を楽しめるじゃんか」
そう言った瞬間、鏡に映った美希の表情は何とも言えない形に変化していた。
しかし、彼女が嫌がろうと知った事ではない。
俺は自分の欲望を満たすために、両手を肩から滑らせていく。
まずは二の腕の柔らかさを堪能するように両手を滑らせると、すぐに肘にまで到達してしまう。
しばらく泡を擦りつけるように肘を撫でた俺は、それで一応の「洗う」と言う名目を果たす。
そして更にもう一度肘を通じて肩に戻した両手を、今度は美希の背中へと落としていく。
「んうぅ……、くすぐったい……」
眉をひそめてそう呟きながらも、美希はそれ以上の抵抗をしようとはしなかった。
まぁ、今はまだ普通に洗っているだけだからな。
円を描くようにして美希の背中に泡を擦りつけていると、やがて彼女も気持ち良くなってきたようだ。
その気持ちは結構分かる。
自分の身体、特に背中は自分では手の届かない場所も多く、普段であればしっかりと洗えるような場所ではない。
それを他人に隅々まで洗ってもらえるのだから、そりゃあ気持ち良いに決まっている。
そうやってしばらく美希の身体を綺麗にした後で、俺は彼女の脇腹からそっと両手を前へと移動させていく。
「……えっ?」
最初は気付いていない様子だった美希だが、俺の両手がお腹にまで回った時には流石に気が付いたようで小さく声を上げる。
「ねぇ、お兄ちゃん。何で私のお腹を触ってるの?」
「なんでって、ここもちゃんと洗わないと駄目だろ」
そう言いながら、俺は美希のお腹にも泡を擦りつけていく。
「いや、良いよ。前は自分で洗えるから」
「駄目だ。俺がしっかり洗ってやるから、お前は大人しくしとけって」
むにむにとお腹の柔らかさを楽しんでいると、美希はくすぐったそうに身体をよじる。
そんな彼女の反応を楽しみながら、俺は本日のメインディッシュに向けてゆっくりと両手を進めていった。
そうして俺が掴んだのは、両手にすっぽり収まるサイズに膨らんだ小ぶりな美希の胸。
小さいながらも柔らかい乳房は、まるで俺の手のひらに吸い付いてくるような弾力を誇っている。
「キャっ⁉ ちょっと、どこ触ってるの?」
「どこって、胸だけど。……ほら、ジッとしてないと洗えないだろう」
あくまでも俺は美希の身体を洗ってあげているだけ。
例え興奮してすでに勃起してしまっているとしても、この行為にいやらしい意図など全くないのだ。
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