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第31話
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菜々ちゃんと入れ替わるように、薫ちゃんはゆっくりと俺の元へ近寄ってくる。
その顔はすでに真っ赤で、両手を前で組みながらモジモジと腰を動かしている。
「ねぇ、本当にするの……?」
「もちろん。薫ちゃんだって、興奮してるんでしょ?」
「そ、そんな事ないよ!」
口ではそう言っているが、彼女の姿を見ればそれが偽りである事は明らかだ。
「だったら、その手で隠してる股間を見せてよ」
「えっ……? それは……」
両手でしっかりと隠している股間は俺からは見えないけど、しかし晒されている太ももには明らかにプールの水とは違う液体が光っている。
それでも隠しおおせていると思っている薫ちゃんに優しい微笑を向けた俺は、ゆっくりと彼女の元へと近寄っていく。
俺の急な接近にビクッと身体を震わせながらもその場に立ったままな彼女の腕を取ると、俺はその手をゆっくりと解いていく。
「やっ、ダメ……」
彼女の制止も聞かずに両手をむりやり広げさせると、露わになった彼女の股間部分はしっとりと湿って濡れていた。
「あれ? ここは濡れてるよ。……本当は、薫ちゃんもシたいんでしょ?」
「うぅ……、悠太くんがまたイジワルになってる……」
「別に、イジワルしてるつもりはないんだけどな」
そう言いながら薫ちゃんの両手をひとまとめにして後ろに回させると、その両手を菜々ちゃんが置いていったビキニで縛り付けた。
「えっ? えっ? あの、悠太くん……?」
「ほら、こうでもしてないと薫ちゃんってすぐに暴れるでしょ」
両手の自由を突然奪われて動揺する薫ちゃんに微笑みながら、俺は空いた両手をゆっくりと彼女の胸に伸ばす。
そのまま水着越しに彼女の豊満な胸を掴むと、さらっとした水着の感触と共に柔らかい揉みごたえが手のひらに伝わってきた。
それと同時に、指先には少し硬い感触も覚える。
その固いしこりを親指で捏ね回すように刺激すると、後ろ手に縛られて胸を突き出すような体勢になっている薫ちゃんはモジモジと身体を揺らした。
「悠太くん…、それだめぇ……」
「本当に駄目なの? なんだか気持ちよさそうだけど」
ニヤニヤとした表情で顔を見つめると、薫ちゃんはその潤んだ瞳をそっと逸らしてしまう。
しかし身体は正直なようで、股間の染みはさっきまでよりも更に濃く大きくなっている。
「ほら、ここは気持ち良いって言ってるよ。薫ちゃんも、早く素直になった方が良いんじゃないかな?」
胸を揉みながら耳元で囁くと、彼女はゾクゾクと身体を震わせた。
「ふぁ…。みみ、駄目だよぉ……。くすぐったい……」
「くすぐったいだけ? 本当は、気持ち良いんじゃない?」
更に囁いてみても、強情な薫ちゃんは弱々しく首を振る。
「き、気持ち良くなんて、ないよ……」
そっちがその気なら、こっちにも考えがあるぞ。
頭の中でプランを練った俺は、薫ちゃんの胸を揉んでいた両手を離す。
「えっ……?」
「気持ち良くないんなら、もう良いよ。俺だってちゃんと感じてくれるこの方が良いし」
「あの、ちょっと……」
「続きはもう一回菜々ちゃんとヤるから、薫ちゃんはもう良いよ。悪いけど、菜々ちゃんと変わって見張りよろしくね。
突き放すように言葉を発した俺は、そのまま呆然としている彼女に背を向けて菜々ちゃんの方へと向かう。
もちろんそんなつもりなどさらさらないのだけど、チョロインで打たれ弱い薫ちゃんには十分すぎるほど効くだろう。
何事かと俺たちの方を見ている菜々ちゃんに目配せすると、彼女はすぐに俺の意図に気付いてくれた。
そうやって演技を続けていると、突然背中に薫ちゃんがぶつかってきた。
「待って! 私が悪かったから、捨てないでっ! 何でもするから、だから、私を悠太くんの傍に置いてぇっ!」
涙混じりの絶叫に振り向くと、そこでは瞳に大粒の涙を溜めた薫ちゃんが真っ直ぐに俺を見つめていた。
どうやら、少しイジメすぎたみたいだ。
ズビズビと鼻を鳴らして俺を見つめてくる薫ちゃんを抱きしめると、俺はそのおでこに軽くキスを落とした。
「ごめんね、ちょっとイジメすぎちゃった。心配しなくても、薫ちゃんを手放す気はないよ」
こんなに可愛い薫ちゃんを手放すなど、俺の中にそんな選択肢はない。
それを全身で示すように、さらに力を込めて彼女を抱きしめる。
そうすると、強張っていた薫ちゃんの身体からはゆっくりと力が抜けていき、やがてその全身を俺に預けてくる。
「落ち着いた?」
「うん……」
小さく頷いた彼女から身体を離すと、薫ちゃんは恥ずかしそうに視線を揺らす。
「ごめんね、変な事言っちゃって……」
「いや。俺の方こそ、やりすぎちゃってごめん」
頭を下げると薫ちゃんは首を振って微笑んでくれた。
「良いよ。許してあげる」
「薫ちゃん……。ありがとう」
こうして仲直りした俺たちは、お互いの顔を見つめ合って微笑んだ。
「ところで、さっき何でもするって言ったよね?」
「うぇっ!? い、言ったけど……。でも、今それを言っちゃう?」
「うん、言っちゃう。それで、本当に何でもしてくれるの?」
「えっと……。出来る事なら……」
彼女の肯定にグッとガッツポーズを掲げた俺は、ゆっくりと彼女の背後に回り込むとその胸元に手を伸ばした。
その顔はすでに真っ赤で、両手を前で組みながらモジモジと腰を動かしている。
「ねぇ、本当にするの……?」
「もちろん。薫ちゃんだって、興奮してるんでしょ?」
「そ、そんな事ないよ!」
口ではそう言っているが、彼女の姿を見ればそれが偽りである事は明らかだ。
「だったら、その手で隠してる股間を見せてよ」
「えっ……? それは……」
両手でしっかりと隠している股間は俺からは見えないけど、しかし晒されている太ももには明らかにプールの水とは違う液体が光っている。
それでも隠しおおせていると思っている薫ちゃんに優しい微笑を向けた俺は、ゆっくりと彼女の元へと近寄っていく。
俺の急な接近にビクッと身体を震わせながらもその場に立ったままな彼女の腕を取ると、俺はその手をゆっくりと解いていく。
「やっ、ダメ……」
彼女の制止も聞かずに両手をむりやり広げさせると、露わになった彼女の股間部分はしっとりと湿って濡れていた。
「あれ? ここは濡れてるよ。……本当は、薫ちゃんもシたいんでしょ?」
「うぅ……、悠太くんがまたイジワルになってる……」
「別に、イジワルしてるつもりはないんだけどな」
そう言いながら薫ちゃんの両手をひとまとめにして後ろに回させると、その両手を菜々ちゃんが置いていったビキニで縛り付けた。
「えっ? えっ? あの、悠太くん……?」
「ほら、こうでもしてないと薫ちゃんってすぐに暴れるでしょ」
両手の自由を突然奪われて動揺する薫ちゃんに微笑みながら、俺は空いた両手をゆっくりと彼女の胸に伸ばす。
そのまま水着越しに彼女の豊満な胸を掴むと、さらっとした水着の感触と共に柔らかい揉みごたえが手のひらに伝わってきた。
それと同時に、指先には少し硬い感触も覚える。
その固いしこりを親指で捏ね回すように刺激すると、後ろ手に縛られて胸を突き出すような体勢になっている薫ちゃんはモジモジと身体を揺らした。
「悠太くん…、それだめぇ……」
「本当に駄目なの? なんだか気持ちよさそうだけど」
ニヤニヤとした表情で顔を見つめると、薫ちゃんはその潤んだ瞳をそっと逸らしてしまう。
しかし身体は正直なようで、股間の染みはさっきまでよりも更に濃く大きくなっている。
「ほら、ここは気持ち良いって言ってるよ。薫ちゃんも、早く素直になった方が良いんじゃないかな?」
胸を揉みながら耳元で囁くと、彼女はゾクゾクと身体を震わせた。
「ふぁ…。みみ、駄目だよぉ……。くすぐったい……」
「くすぐったいだけ? 本当は、気持ち良いんじゃない?」
更に囁いてみても、強情な薫ちゃんは弱々しく首を振る。
「き、気持ち良くなんて、ないよ……」
そっちがその気なら、こっちにも考えがあるぞ。
頭の中でプランを練った俺は、薫ちゃんの胸を揉んでいた両手を離す。
「えっ……?」
「気持ち良くないんなら、もう良いよ。俺だってちゃんと感じてくれるこの方が良いし」
「あの、ちょっと……」
「続きはもう一回菜々ちゃんとヤるから、薫ちゃんはもう良いよ。悪いけど、菜々ちゃんと変わって見張りよろしくね。
突き放すように言葉を発した俺は、そのまま呆然としている彼女に背を向けて菜々ちゃんの方へと向かう。
もちろんそんなつもりなどさらさらないのだけど、チョロインで打たれ弱い薫ちゃんには十分すぎるほど効くだろう。
何事かと俺たちの方を見ている菜々ちゃんに目配せすると、彼女はすぐに俺の意図に気付いてくれた。
そうやって演技を続けていると、突然背中に薫ちゃんがぶつかってきた。
「待って! 私が悪かったから、捨てないでっ! 何でもするから、だから、私を悠太くんの傍に置いてぇっ!」
涙混じりの絶叫に振り向くと、そこでは瞳に大粒の涙を溜めた薫ちゃんが真っ直ぐに俺を見つめていた。
どうやら、少しイジメすぎたみたいだ。
ズビズビと鼻を鳴らして俺を見つめてくる薫ちゃんを抱きしめると、俺はそのおでこに軽くキスを落とした。
「ごめんね、ちょっとイジメすぎちゃった。心配しなくても、薫ちゃんを手放す気はないよ」
こんなに可愛い薫ちゃんを手放すなど、俺の中にそんな選択肢はない。
それを全身で示すように、さらに力を込めて彼女を抱きしめる。
そうすると、強張っていた薫ちゃんの身体からはゆっくりと力が抜けていき、やがてその全身を俺に預けてくる。
「落ち着いた?」
「うん……」
小さく頷いた彼女から身体を離すと、薫ちゃんは恥ずかしそうに視線を揺らす。
「ごめんね、変な事言っちゃって……」
「いや。俺の方こそ、やりすぎちゃってごめん」
頭を下げると薫ちゃんは首を振って微笑んでくれた。
「良いよ。許してあげる」
「薫ちゃん……。ありがとう」
こうして仲直りした俺たちは、お互いの顔を見つめ合って微笑んだ。
「ところで、さっき何でもするって言ったよね?」
「うぇっ!? い、言ったけど……。でも、今それを言っちゃう?」
「うん、言っちゃう。それで、本当に何でもしてくれるの?」
「えっと……。出来る事なら……」
彼女の肯定にグッとガッツポーズを掲げた俺は、ゆっくりと彼女の背後に回り込むとその胸元に手を伸ばした。
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