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第22話
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「お、お兄ちゃん……? なんで急に近づいてくるの……?」
「なぁ、美希。さっきは邪魔しちゃったし、俺がオナニーの手伝いしてやろうか?」
「ふえっ!? な、何言って……」
驚きを隠せない美希の唇を少し強引に奪い、俺は右手を彼女のズボンの中へと入れる。
そうすると、クチュっと微かな水音と共に指先に湿った感覚を覚えた。
「こんなに濡らして、俺のパンツで興奮したのか?」
「そ、そんな事……」
なにか言い訳をしようとしている美希をベッドに押し倒すと、キスをしながら空いている左手を胸に這わせる。
Bカップくらいの少し小さな胸は俺の手のひらにすっぽりと収まり、小さいながらも柔らかく俺の愛撫を迎え入れてくる。
そうやってしばらく上半身を重点的に責めていると、未だズボンの中に入れっぱなしになっている右手が小さな異変を俺に伝えてくる。
さっきまでよりも湿り気を感じる指を小さく動かすと、美希の身体は小さくビクッと跳ねて反応する。
それと同時にトロッと溢れた愛液がショーツ越しに俺の指を濡らし、膨れたクリトリスがショーツ越しでもしっかりと主張をしている。
「ほら。美希のココ、もうこんなになってるぞ」
「やぁ…、イジワルしないで……」
指先でそのクリトリスを優しく擦ると、美希は快感に蕩けた表情を浮かべる。
そして仕返しとばかりに、俺のズボンに右手を這わせてきた。
「あはっ。お兄ちゃんのココも、おっきくなってるよ」
「美希が可愛いからだぞ。責任取ってくれ」
「なに、それ?」
そう言いながらもズボンのチャックを降ろした美希は、そのまま器用におれのちんぽを取り出す。
「うわっ、すごく大きい……。これ、本物だよね」
「失礼な事言うなよ。本物に決まってるだろ」
正真正銘、天然のマイサンを見て目を丸くした美希は、恐る恐ると言った風に指を絡めてくる。
柔らかく、少しひんやりしている指に包まれるとそれだけで気持ちいい。
そのままゆっくりと上下に擦ってくれる美希に感謝の意味も込めて、俺の愛撫にも自然と力が入る。
そうやってしばらくお互いの性器を弄っていると、美希が何かを言いたそうに口をモゴモゴと動かし始めた。
「どうした?」
「えっと、その……」
「言ってみろよ。怒らないから」
「本当に?」
「本当だって」
その疑り深い様子に苦笑していると、美希は恐る恐ると言った風に口を開いた。
「あの、その……。な、舐めて欲しいかな、なんて……」
舐める?
「つまり、クンニしてほしいって事か?」
「うん。……やっぱり、無理だよね」
驚き確認すると、美希は見る見るうちに小さくなってしまった。
どうやら、断られると思っているみたいだ。
その姿を見ていると、俺の興奮は更に高まっていく。
「別に良いけど、じゃあ代わりに俺のも舐めてくれよ」
そして気が付くと、俺はそんな事を口走っていた。
「えっ? それって、お兄ちゃんのおちんぽをって事だよね」
「それ以外に、なにを舐めるんだよ。もし美希が俺のを舐めてくれるんなら、俺もお返しにクンニしてやるぞ」
「やるっ! やらせてっ!」
俺がそう言うのとほとんど同時に頷いた美希を見て、そのがっつきようになんだか微笑ましい気分になってしまう。
「それじゃ、ズボン脱いで待ってて。俺も脱ぐから」
「うんっ」
俺の指示に二つ返事で頷いた美希は、そのまま俺の目の前で勢いよくズボンを脱ぎ始める。
欲を言えばもう少し色気のある脱ぎ方をして欲しいものだが、しかしそんな思いは目の前に現れたショーツによってかき消された。
愛液でしとどに濡れたそれは透けて肌に張り付き、美希の性器の形をクッキリと浮かび上がらせていた。
この時ほど、スマホを持っていなかった事に後悔した時はない。
俺が制止の言葉をかける暇もなく、美希は一気にショーツまで脱ぎ捨ててしまった。
「はい、脱いだよ。お兄ちゃんも早く」
「分かってるって。でも、その前にお願いがあるんだけど」
「なに?」
「そのショーツ、俺にくれないか? 代わりに、さっきのパンツはやるから」
意味不明な交換条件に、流石の美希も小さく首を傾げる。
いくらなんでも、男のパンツと美少女のショーツでは等価交換は無理か?
「別に良いけど、私のパンツなんて貰ってどうするの?」
と思っていたら、どうやら美希の疑問はショーツの使い道の事だったようだ。
そう言えば、この世界の貞操は逆転しているのか。
そしてと言う事は、パンツの価値も逆転している。
なら、俺のパンツを売れば結構な額のお金になるんじゃないか?
新しい金策を思い付いた俺だったが、しかし今はそんな事を考えている場合ではない。
早く美希の質問に答えないと、どんどん疑いの目を向けられてしまっている。
しかし、どうやって答えようか。
「えっと、今日を思い出して一人でしたりとか、かな?」
「っ!? ……良いよ、あげる」
どうやら、この答えで正解だったらしい。
「それじゃ、俺も脱ぐからちょっと待ってて」
しかしなんだか異常に恥ずかしくなってしまった俺は、とりあえず話を逸らすようにクルッと後ろを向く。
そのまま、背中に美希の熱い視線を浴びながらズボンのベルトを外していった。
「なぁ、美希。さっきは邪魔しちゃったし、俺がオナニーの手伝いしてやろうか?」
「ふえっ!? な、何言って……」
驚きを隠せない美希の唇を少し強引に奪い、俺は右手を彼女のズボンの中へと入れる。
そうすると、クチュっと微かな水音と共に指先に湿った感覚を覚えた。
「こんなに濡らして、俺のパンツで興奮したのか?」
「そ、そんな事……」
なにか言い訳をしようとしている美希をベッドに押し倒すと、キスをしながら空いている左手を胸に這わせる。
Bカップくらいの少し小さな胸は俺の手のひらにすっぽりと収まり、小さいながらも柔らかく俺の愛撫を迎え入れてくる。
そうやってしばらく上半身を重点的に責めていると、未だズボンの中に入れっぱなしになっている右手が小さな異変を俺に伝えてくる。
さっきまでよりも湿り気を感じる指を小さく動かすと、美希の身体は小さくビクッと跳ねて反応する。
それと同時にトロッと溢れた愛液がショーツ越しに俺の指を濡らし、膨れたクリトリスがショーツ越しでもしっかりと主張をしている。
「ほら。美希のココ、もうこんなになってるぞ」
「やぁ…、イジワルしないで……」
指先でそのクリトリスを優しく擦ると、美希は快感に蕩けた表情を浮かべる。
そして仕返しとばかりに、俺のズボンに右手を這わせてきた。
「あはっ。お兄ちゃんのココも、おっきくなってるよ」
「美希が可愛いからだぞ。責任取ってくれ」
「なに、それ?」
そう言いながらもズボンのチャックを降ろした美希は、そのまま器用におれのちんぽを取り出す。
「うわっ、すごく大きい……。これ、本物だよね」
「失礼な事言うなよ。本物に決まってるだろ」
正真正銘、天然のマイサンを見て目を丸くした美希は、恐る恐ると言った風に指を絡めてくる。
柔らかく、少しひんやりしている指に包まれるとそれだけで気持ちいい。
そのままゆっくりと上下に擦ってくれる美希に感謝の意味も込めて、俺の愛撫にも自然と力が入る。
そうやってしばらくお互いの性器を弄っていると、美希が何かを言いたそうに口をモゴモゴと動かし始めた。
「どうした?」
「えっと、その……」
「言ってみろよ。怒らないから」
「本当に?」
「本当だって」
その疑り深い様子に苦笑していると、美希は恐る恐ると言った風に口を開いた。
「あの、その……。な、舐めて欲しいかな、なんて……」
舐める?
「つまり、クンニしてほしいって事か?」
「うん。……やっぱり、無理だよね」
驚き確認すると、美希は見る見るうちに小さくなってしまった。
どうやら、断られると思っているみたいだ。
その姿を見ていると、俺の興奮は更に高まっていく。
「別に良いけど、じゃあ代わりに俺のも舐めてくれよ」
そして気が付くと、俺はそんな事を口走っていた。
「えっ? それって、お兄ちゃんのおちんぽをって事だよね」
「それ以外に、なにを舐めるんだよ。もし美希が俺のを舐めてくれるんなら、俺もお返しにクンニしてやるぞ」
「やるっ! やらせてっ!」
俺がそう言うのとほとんど同時に頷いた美希を見て、そのがっつきようになんだか微笑ましい気分になってしまう。
「それじゃ、ズボン脱いで待ってて。俺も脱ぐから」
「うんっ」
俺の指示に二つ返事で頷いた美希は、そのまま俺の目の前で勢いよくズボンを脱ぎ始める。
欲を言えばもう少し色気のある脱ぎ方をして欲しいものだが、しかしそんな思いは目の前に現れたショーツによってかき消された。
愛液でしとどに濡れたそれは透けて肌に張り付き、美希の性器の形をクッキリと浮かび上がらせていた。
この時ほど、スマホを持っていなかった事に後悔した時はない。
俺が制止の言葉をかける暇もなく、美希は一気にショーツまで脱ぎ捨ててしまった。
「はい、脱いだよ。お兄ちゃんも早く」
「分かってるって。でも、その前にお願いがあるんだけど」
「なに?」
「そのショーツ、俺にくれないか? 代わりに、さっきのパンツはやるから」
意味不明な交換条件に、流石の美希も小さく首を傾げる。
いくらなんでも、男のパンツと美少女のショーツでは等価交換は無理か?
「別に良いけど、私のパンツなんて貰ってどうするの?」
と思っていたら、どうやら美希の疑問はショーツの使い道の事だったようだ。
そう言えば、この世界の貞操は逆転しているのか。
そしてと言う事は、パンツの価値も逆転している。
なら、俺のパンツを売れば結構な額のお金になるんじゃないか?
新しい金策を思い付いた俺だったが、しかし今はそんな事を考えている場合ではない。
早く美希の質問に答えないと、どんどん疑いの目を向けられてしまっている。
しかし、どうやって答えようか。
「えっと、今日を思い出して一人でしたりとか、かな?」
「っ!? ……良いよ、あげる」
どうやら、この答えで正解だったらしい。
「それじゃ、俺も脱ぐからちょっと待ってて」
しかしなんだか異常に恥ずかしくなってしまった俺は、とりあえず話を逸らすようにクルッと後ろを向く。
そのまま、背中に美希の熱い視線を浴びながらズボンのベルトを外していった。
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