皇太子の溺愛

無罪の罪を着せられたことで処刑され母を失い、奴隷の身となってしまったシェリア。プラチナの髪色、金色の目、そして類まれな美しい容姿を見た目をしていたため、高く売れるだろうと近々奴隷オークションに出される予定だった。
しかし、寸前でそれを救ってくれたのはソルヴァイス帝国の皇太子のグラシアン。彼の交渉の末、シェリアはグラシアンの奴隷として買い取られることになった。母を無実の罪で失った傷は深く、最初こそグラシアンを信用していなかったシェリアだったが、グラシアンはシェリアを決して奴隷扱いしなかった。
それどころか、奴隷として買い取られたはずなのに、なぜか皇太子の寵愛を受けることになって・・・・・・!?
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