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鍛冶屋のグルド
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太陽が出てきたときにはもう屋敷を出る準備をしていた。まだ居てもいいといわれたが俺は「ダンジョン」というところにいってみたかったのだ。
「アリス、俺はこれからダンジョンに行くために武器など道具を揃えてからいこうと思ってる、アリスはどうする?このアルカディアならアリス一人でも十分生きていけるだろう、冒険者ギルドに行けば依頼を受けられる。それほど強いんだパーティーにも問題なくはいれるしね」
するとアリスは
「私はついていったら…ダメなの…?」
上目遣いで聞いてくる、それは反則技だろう。
「い、いや。もちろん嬉しいけどアリスはいいの?」
「当たり前。名前までもらった。私は絶対ジンについく…!」
なんとも恥ずかしい、がとても嬉しかった。
「よし、じゃあいまから屋台に向かうとしようか、ちょっとお腹も減ってるからつまみながらいこう。いい武器がおいている武器があるといいんだけど…」
そう喋りながらリーベルト伯爵の屋敷を後にする。
「ありがとうございました!また会いましょう!」
「あぁ、もちろんだとも。いつでもいいからまた来てくれたまえ」
見送りにまでリーベルト伯爵はきてくれた、そしてそのリーベルト伯爵の後ろから覗くようにこちらをみて手を振っている子がいる。
シーラだ。シーラとは気が合い楽しかった。また彼女に会うためにもくるとしよう。
∇∇∇∇∇
屋台など店がいっぱいある。
ここがこの街一番の商品が数多くならんでいる。そしていまはリーベルト伯爵に薦められたある店を探している。
「グルド鍛冶屋…グルド…あ、ここだ」
そういった先にあったのは少し店の間をすり抜けた先にあった。いかにもマイナーな店だ。
「すみません、グルド鍛冶屋さんですか」
「おう、そうだ好きなもんみていってくれ」
その店の主人はドワーフだった。
このアルカディア王国は7大陸で分けられている王国の中でも一番種族による差別がない。
「この剣いいですね、なんかしっくり来ます」
「おめぇみる目あるな、それは俺が作った中でも自信のある剣…だが」
ドワーフの主人のグルドはジンをみると驚いた。
「お、おめぇ…それは片手で持つもんじゃないんだがな…それは両手剣だ」
なんとジンは両手剣を、片手で軽々と持っているのだ。
「そうなんですか、でも俺には片手で丁度位ですね。これいくらですか?」
驚きを隠せていないグルド。
「そうだな金貨200枚、といいたいところだがおめぇの未来と腕を見込んで金貨100枚に負けといてやるよ」
なんとあって間もない俺を見込んでか金貨100枚も安くしてくれた。
「だからこれから武器を新調するときやものが悪くなってきたらもつてきてくれ、みてやる」
「ありがとうございます。アリスは、なにかいいもの見つけた?」
そうジンはアリスに問いかける。
「うーん…これはどう…?」
そういってアリスが持ってきたのは弓だ。アリスは弓が上手い数日だったがもうすでに150メートル先の魔物を外すことはないほどに。
「よし、それにするか」
「その弓は金貨80枚さ、良い逸品だぜ」
そしてグルドは二人にある短剣を薦めた。
「二人とも狭いところじゃ動きにくいだろう、これなんかどうだ」
そういい持ってきたのは真っ黒の短剣を2つ。俺は素人だが俺でもわかるくらいにの逸品だ。
「この2つセットで50枚に負けてやる、どうだ?」
確かに短剣は必要だと思ったので買うことにした。
お金はまだ余ってる。リーベルト伯爵からお金もある。
「この地竜の皮と鱗でできた防具はいくらだ?」
「そいつは100枚だ、皮だから動きやすいし熱もそんなには籠らねぇ」
んじゃこの鎧と、そっちにある鎧もくれ。
それはアリス用の女性用防具だ。
「アリス、あれでもいいか?」
「もちろん…ありがと」
アリスの鎧は地竜とホーンラビットの毛が特徴の可愛らしい装備だ。俺がみたいから買うわけでは…ない。
合計で金貨430枚だ。資金の約半分程度だが、自分の命を預けるんだ、出し惜しみはできない。
「グルドのおっちゃん、これを買い取ってはくれないか?」
そういって出したのはワイルドベアー、レッドボアの皮を取り出した。今までに狩ってきたものだが持ちきれずにいくつかは持ってこれなかったのだ。
「おぉ、いい解体の仕方だ、悪くねぇ全部買い取って金貨5枚と銀貨50枚だ」
少しだが売ることができた。
「よし、次は回復薬とか食料を調達しようか」
するとアリスが
「私、回復の魔法使えるよ!」
そういうが魔法をバンバン使っていくわけにもいかない、少しでも節約した方がいいだろう。
「魔力を少しでも無駄にしないようにな、一応買うんだ」
「わかった」
そして中級回復約を20本ほどかった。
もう荷物がパンパンだどうにかできないものか。もう思っていたらなにやら店主が袋はどうだと薦めてくる。
「これはアイテムポーチだよ、200キロまでは入る、いまなら300枚で売ってやる!どうだ!」
リーベルト伯爵からも聞いていたがダンジョンの宝箱からはアイテムポーチというものが稀に出ることがあるらしい。
いまはアイテムポーチが喉が手が出るほどほしい。この機会を逃せば惜しいかもしれない。そう思い思いきって買うことにした。
「毎度あり~」
冒険に出る準備はできた。次は冒険者ギルドだ。ダンジョンにいくにはギルドに報告してから行かなければならない、これからいくダンジョンは46層までしか攻略されていないらしい、どこまであるかはわからない。ジンはわくわくしながやギルドに向かったを。
「アリス、俺はこれからダンジョンに行くために武器など道具を揃えてからいこうと思ってる、アリスはどうする?このアルカディアならアリス一人でも十分生きていけるだろう、冒険者ギルドに行けば依頼を受けられる。それほど強いんだパーティーにも問題なくはいれるしね」
するとアリスは
「私はついていったら…ダメなの…?」
上目遣いで聞いてくる、それは反則技だろう。
「い、いや。もちろん嬉しいけどアリスはいいの?」
「当たり前。名前までもらった。私は絶対ジンについく…!」
なんとも恥ずかしい、がとても嬉しかった。
「よし、じゃあいまから屋台に向かうとしようか、ちょっとお腹も減ってるからつまみながらいこう。いい武器がおいている武器があるといいんだけど…」
そう喋りながらリーベルト伯爵の屋敷を後にする。
「ありがとうございました!また会いましょう!」
「あぁ、もちろんだとも。いつでもいいからまた来てくれたまえ」
見送りにまでリーベルト伯爵はきてくれた、そしてそのリーベルト伯爵の後ろから覗くようにこちらをみて手を振っている子がいる。
シーラだ。シーラとは気が合い楽しかった。また彼女に会うためにもくるとしよう。
∇∇∇∇∇
屋台など店がいっぱいある。
ここがこの街一番の商品が数多くならんでいる。そしていまはリーベルト伯爵に薦められたある店を探している。
「グルド鍛冶屋…グルド…あ、ここだ」
そういった先にあったのは少し店の間をすり抜けた先にあった。いかにもマイナーな店だ。
「すみません、グルド鍛冶屋さんですか」
「おう、そうだ好きなもんみていってくれ」
その店の主人はドワーフだった。
このアルカディア王国は7大陸で分けられている王国の中でも一番種族による差別がない。
「この剣いいですね、なんかしっくり来ます」
「おめぇみる目あるな、それは俺が作った中でも自信のある剣…だが」
ドワーフの主人のグルドはジンをみると驚いた。
「お、おめぇ…それは片手で持つもんじゃないんだがな…それは両手剣だ」
なんとジンは両手剣を、片手で軽々と持っているのだ。
「そうなんですか、でも俺には片手で丁度位ですね。これいくらですか?」
驚きを隠せていないグルド。
「そうだな金貨200枚、といいたいところだがおめぇの未来と腕を見込んで金貨100枚に負けといてやるよ」
なんとあって間もない俺を見込んでか金貨100枚も安くしてくれた。
「だからこれから武器を新調するときやものが悪くなってきたらもつてきてくれ、みてやる」
「ありがとうございます。アリスは、なにかいいもの見つけた?」
そうジンはアリスに問いかける。
「うーん…これはどう…?」
そういってアリスが持ってきたのは弓だ。アリスは弓が上手い数日だったがもうすでに150メートル先の魔物を外すことはないほどに。
「よし、それにするか」
「その弓は金貨80枚さ、良い逸品だぜ」
そしてグルドは二人にある短剣を薦めた。
「二人とも狭いところじゃ動きにくいだろう、これなんかどうだ」
そういい持ってきたのは真っ黒の短剣を2つ。俺は素人だが俺でもわかるくらいにの逸品だ。
「この2つセットで50枚に負けてやる、どうだ?」
確かに短剣は必要だと思ったので買うことにした。
お金はまだ余ってる。リーベルト伯爵からお金もある。
「この地竜の皮と鱗でできた防具はいくらだ?」
「そいつは100枚だ、皮だから動きやすいし熱もそんなには籠らねぇ」
んじゃこの鎧と、そっちにある鎧もくれ。
それはアリス用の女性用防具だ。
「アリス、あれでもいいか?」
「もちろん…ありがと」
アリスの鎧は地竜とホーンラビットの毛が特徴の可愛らしい装備だ。俺がみたいから買うわけでは…ない。
合計で金貨430枚だ。資金の約半分程度だが、自分の命を預けるんだ、出し惜しみはできない。
「グルドのおっちゃん、これを買い取ってはくれないか?」
そういって出したのはワイルドベアー、レッドボアの皮を取り出した。今までに狩ってきたものだが持ちきれずにいくつかは持ってこれなかったのだ。
「おぉ、いい解体の仕方だ、悪くねぇ全部買い取って金貨5枚と銀貨50枚だ」
少しだが売ることができた。
「よし、次は回復薬とか食料を調達しようか」
するとアリスが
「私、回復の魔法使えるよ!」
そういうが魔法をバンバン使っていくわけにもいかない、少しでも節約した方がいいだろう。
「魔力を少しでも無駄にしないようにな、一応買うんだ」
「わかった」
そして中級回復約を20本ほどかった。
もう荷物がパンパンだどうにかできないものか。もう思っていたらなにやら店主が袋はどうだと薦めてくる。
「これはアイテムポーチだよ、200キロまでは入る、いまなら300枚で売ってやる!どうだ!」
リーベルト伯爵からも聞いていたがダンジョンの宝箱からはアイテムポーチというものが稀に出ることがあるらしい。
いまはアイテムポーチが喉が手が出るほどほしい。この機会を逃せば惜しいかもしれない。そう思い思いきって買うことにした。
「毎度あり~」
冒険に出る準備はできた。次は冒険者ギルドだ。ダンジョンにいくにはギルドに報告してから行かなければならない、これからいくダンジョンは46層までしか攻略されていないらしい、どこまであるかはわからない。ジンはわくわくしながやギルドに向かったを。
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