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短編BL
短編BL 蜘蛛と牡とキス 表紙絵+没絵
しおりを挟む(2020年7月)
没
ホラー要素が入る予定だったので今までのはっきりキャラクターのビジュアル入る絵はちょっと雰囲気壊すかな…といったところで、画面がほぼ黒で暗赤色寄りの赤が入りつつ…というところまでは想像していたものの、なかなか思った通りにいかず書き直したところできたラフがなかなかよかったのでそのまま明確な線画にせず使いました。今までのばっちり線画描いて色を塗る、というのだとキャラクター化されてしまって、まぁキャラクター化はされているのですが、ホラー要素が霞むので。ただホラー要素も主人公が変人なために消え失せた感じがある。
本編を書いているときに奥田美和子「しずく」を延々と聴いていたために、この創作関連のときはこの曲を聴こう!みたいに個人的に紐付けされてしまっていますw
多分この創作をして思うところは当サイトに登録しているエッセイ「喘ぎ声フェチ。」のプロットの項で載せると思うのですが、色々あるんですよ。裏設定とか選挙と中立とか、自然とか衣類の畳み方の話とか。一回全部あとがきに書いたんですけれども、あとがきの詰め過ぎだわ…と思って。
あとがきをあまり長く過ぎるとなんか、わたくしが読む側ならいいんですけれども書く側だと、説明的過ぎて萎えるな…みたいになってしまって。
そもそもメッセージ性だの機能性のある構造だの高尚な創作でもないからね。これは謙遜ではなく。ただ見様見真似でこういうの書きたい・こういうの遺したいという闘争心と憧憬、自己顕示欲ですからね。でも数載せていくと、何か、目覚めるんですよ、何かが。それがイイモノなのかワルイモノなのかも分かりませんけれど。ただひとつ分かったのは、書きたいものを書きたいときに書きたいようにしか書けないということですね。
2020.8.11
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