.ペスカ&俺。

結局は俗物( ◠‿◠ )

文字の大きさ
上 下
24 / 81
クソぐま

クソぐま 「正義というクリーチャー、正義という敗北」

しおりを挟む

(2016.3?~2020.3)

スキャンまま


インスタ加工


 画材のRV系統(鮮やかな赤)がスキャンされづらいため色調補整。

 「人間は正義を持った時に残酷になる」的な文言を思い出す。そしてわたくしもそういう覚えがありますよ。ありますとも。人間は強者になった時と、追い込まれた時に本性を出すらしいですわ。おそろしいことです。でも「追い込まれた時」の姿は嗤えないよな。もし追い込んだ側になった時指差してm9(^Д^)プギャーできるのかって話で。自分でも分かりません。人の振りをみて我が振りを直すことが出来る人間はそれだけで過去の振りを清算できるものですよ、周りはあの時はああだったよね言い、過ちは当事者間の中で消えずとも、或いはわたくしはそのような綺麗事を翳せます。わたくしは直せませんからね。救いようのないものというのは、綺麗事すら浮かばないものですからね。

 そして正義に則って行動を起こした者は、時に社会的には敵に成り得ます。この正義というのが自分の中だけで完結しているものなのか否かは分かりません。そしてそれが反社会的なものである可能性もあるわけで。

 正義=良心であれるうちは世間が秩序を保っている間の認識に過ぎないのかもしれませんな。そして或いは、正義は孤独でないと持てないのかも分かりません。もしそうでない場合は盲信と洗脳、宗教であるのかも。
 良心を頼れるうちはまだ孤独であるのかも分かりません。自分同等かそれ以上に守るものが出来てしまったら、その正義に従えず裏切ってまで守ろうとすることもあるかも知れませんわ。たとえば家族だけでも食わせたくて万引きに走るとか。ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」にホフラコワ夫人ていうやべぇ夫人が出てくるのですが、「1人を愛するとその他多くが愛せなくなる」的な会話があったような。かなり意訳しましたが。
 その守るものが追い込まれたら自分の矜持だということもある。倫理的に肯定的になれない事柄でも。つまり反社会的な行為ですな。たとえばもう肉体的に死ぬでも社会的に死ぬでも自分を見捨てた社会を攻撃するとか。

 …というのはわたくしの感想。結局わたくしも自分が一番可愛くて、自分のためなら親の死骸も踏むような人間だと自分のことを思っていますから。否、ある種の強迫観念がとても強いのでそれをさせないかも知れません。しかしこの日常的にでさえ大きく傾いた強迫観念も結局のところ自分可愛さですよ。
 
 
 絵は変身中に攻撃喰らってオワッタ正義のヒーロー。戦隊モノでスーツが破壊されるやつ好きなんですよ。ゴーゴーファイブだったかな、黄色のヘルメットが破壊されるシーン、まだ5歳にもなってなかったと思うんですが、まだ印象に残ってます。

 
2020.4.24
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

俗ぞく♥とろヽそば。

結局は俗物( ◠‿◠ )
エッセイ・ノンフィクション
(2/1…「彩の雫」の項目 更新)イラストブック4冊目。イラストブックとは名ばかりの自分語りof自分語りwith自己主張。たまに画材や創作の話。当コンテンツにpt入れたくない場合はプロフor関連リンク→個人サイト(厨二病ふぁんたじあ)→画廊にて大体同じものを掲載(気紛れテキストは無し)

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

.とろゝそば。

結局は俗物( ◠‿◠ )
エッセイ・ノンフィクション
画像上限200枚を越えたので完結です。要するに雑談付きイラストブック。一時期絵本作家になりたかったからそれのアレとか文章創作のイメージイラストとか。需要がなくても供給は過剰にするからすまんな。メイキングとかではないけれど画材とか書いたり書かなかったり。タイトルは「お絵かき→好き→とろろそば」+夏目漱石「こゝろ」リスペクトから。 文章創作のキャラクターイメージは作者個人のもので読んだ人々の中で各々に持っていただけたら幸い。話題脱線は恒例なので許してくれ…※批評・異見・反論・アドバイス・感想怖いのでコメント欄閉じてます。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

兄になった姉

廣瀬純一
大衆娯楽
催眠術で自分の事を男だと思っている姉の話

俗.とろゝそば。

結局は俗物( ◠‿◠ )
エッセイ・ノンフィクション
(3/10…上限200枚到達により完結)イラストブック2冊目。自分語り+懐古+自分語り+画材話。隙なくても自分語り。当コンテンツにpt入れたくない場合はプロフor関連リンク→個人サイト(厨二病ふぁんたじあ)→画廊にて大体同じものを掲載(気紛れテキストは無し)他サイト誘導ではないよ、いいね?

処理中です...