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会話文
白昼レクイエ夢
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女「分かってる?プラスチックと燃えるごみは別ね。あの地区は」
男「うん。それは昨年も聞いた」
女「お米は炊いたらすぐ容器に入れて、冷凍しておくこと。どうせ何も入れてないんだから」
男「それも聞いた」
女「洗濯物は?ちゃんと干してる?あの部屋、日当たり悪いんだから」
男「俺ってそんなに信用ないかな?」
女「気を悪くしないでよ。心配なだけ」
男「それ、今の君が言うんだね」
女「ほら、私は善人だから天国行くの、決定でしょ」
男「どうかな」
女「でもあなたはまだまだ生きるんだから。明日も、明後日も」
男「そうだといいけど」
女「こら!しゃきっとする!そんなんじゃ、新しい恋人できないよ?」
男「できるかなぁ。君といるうちは、無理かも」
女「それって何、さっさと私に消えろってこと?」
男「違うよ、その逆。まだ一緒にいてくれるの」
女「や~だよ。早くしてね、あなたの新しい恋人に伝えたいことがあるんだから」
男「なに?それ」
女「教えない」
男「教えてよ」
女「どうしよっかな」
男「…俺の悪口?」
女「ばかだね」
男「どうせ新しい恋人も作れない、ばかな男ですよ~だ」
女「…うっかり事故に遭って、この人を独りにしないでってさ」
男「ああ、ばかだな」
女「なんですって」
男「独りになったなんて思ってないから。…ありがとう。天国でまた会おうな」
男「うん。それは昨年も聞いた」
女「お米は炊いたらすぐ容器に入れて、冷凍しておくこと。どうせ何も入れてないんだから」
男「それも聞いた」
女「洗濯物は?ちゃんと干してる?あの部屋、日当たり悪いんだから」
男「俺ってそんなに信用ないかな?」
女「気を悪くしないでよ。心配なだけ」
男「それ、今の君が言うんだね」
女「ほら、私は善人だから天国行くの、決定でしょ」
男「どうかな」
女「でもあなたはまだまだ生きるんだから。明日も、明後日も」
男「そうだといいけど」
女「こら!しゃきっとする!そんなんじゃ、新しい恋人できないよ?」
男「できるかなぁ。君といるうちは、無理かも」
女「それって何、さっさと私に消えろってこと?」
男「違うよ、その逆。まだ一緒にいてくれるの」
女「や~だよ。早くしてね、あなたの新しい恋人に伝えたいことがあるんだから」
男「なに?それ」
女「教えない」
男「教えてよ」
女「どうしよっかな」
男「…俺の悪口?」
女「ばかだね」
男「どうせ新しい恋人も作れない、ばかな男ですよ~だ」
女「…うっかり事故に遭って、この人を独りにしないでってさ」
男「ああ、ばかだな」
女「なんですって」
男「独りになったなんて思ってないから。…ありがとう。天国でまた会おうな」
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