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青空に手を伸ばした。雲を突き抜けるなんてできなかった 2019 (2019.4.16)
しおりを挟むたとえるならば 私は地面で君は青空
どれだけ手を伸ばしてみても 届くことはないけれど
見つめることはできているから
君にもらえた 恵みの雨
涙という名で しょっぱいな
青空に手を伸ばした 雲を突き抜けるなんてできなかった
驚いて泣いた でも悔しさで泣いた
私を潤す あの青い空
星空に手を伸ばした 雲を振り払うなんてできなかった
伝えたくて泣いた 叫びたくて泣いた
弱かった 素直じゃなかった
願いの隙間 敗北の狭間
マーブル模様にかすんでいく
雨空に手を伸ばした 太陽を呼ぶなんてできなかった
羨ましくて泣いた 妬ましくて泣いた
雁字搦めなこの感情 それも君のプレゼント
迷い続けて 踏み止まる 見上げてばかりの青空の路
後悔の欠片が迫っている まだまだ旅の途中なのに
絶たれたビジョン 振り向いてみたけれど
途切れてかすむ 青空の路
青空に手を伸ばした 眩しすぎて 目を逸らした
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