18禁ヘテロ恋愛短編集「色逢い色華」-2

結局は俗物( ◠‿◠ )

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マシュマロバーストホワイトデー 1話完結/サイコパス美少年一人称/異物挿入/産卵プレイ

マシュマロバーストホワイトデー 【完】時系列:【ヴァニアフ】と【アイビー】の間。

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 帝城寺ていじょうじくんってのがいるんだけど、オレ様ってカンジなのにドMなんだと思う。見た目はドSっぽいのに。だって、三民みたみさんってかわいいコがいるんだケド、あの子にはいつもけちょんけちょんになってるもん。
 
 ボクは三民さんからバレンタインの日にチョコもらってて、義理チョコなんだケド、だからホワイトデーだしお返ししなきゃいけなかった。他の子だったらお返しの量とんでもなくなっちゃうし、要らないって言ってるのにやっぱもらっちゃって、返されなくても知らないよーだって思っても、返さないのもなんだかプライドが許せなかったから、ちょっといいチョコの個包装されてるやつ配ることにしたんだケド、三民さんのはボクがお腹減ったアピールしたらくれたから、ちょっといいやつになっちゃうよね。ちょっと躊躇ってた風だったから、余りじゃなかったんだろうし。


 ボクはマシュマロみたいって言われるから、マシュマロにした。かわいいやつ。テディベアの形してるんだっ。三民さんどこかな~って探してたんだけど、帝城寺くんに会うのはちょっと怖いな。

 きょろきょろして探した。帝城寺くんから逃げてるだろうから人気ひとけのないところかも。くっついてくる女の子たち断って、あんまり人来ないところ探してた。ボクが逃げるとしたら、日当たりは悪く無いんだけど使われてなさすぎて人いない東側の上階だと思う。

 るんるんして三民さん探してたら、君主河原きみすがわらくんとぶつかった。顔かっこいいし、爽やかなんだけど、なんでかモテない。優しいから、いい人止まりなんだって。なんでだろ?女の子って複雑だ。
「三民さん探してるんだけど、見なかった?」
 ひょっ、っと一瞬だけ、君主河原くんの目があっちに行っちゃった気がした。気のせいかな。気のせいだね。女の子は見つめ合うのが好きみたいだけど、男同士で目を合わせるってなんか宣戦布告みたいなもんだし。ああ、だから女の子たち、BLだぁって騒ぐんだ。女の子たちの中では当たり前の好意というか好感って、つくづく男の中では威嚇とかの意味合いだったりするし。その逆も然り。
「見なかった、よ?」
「そっか。三民さんからチョコもらったじゃん。返そうと思って。マシュマロ!」
 君主河原くん、今ちょっと嘘吐いたでしょ、って思った。特に意味ないけど絡んでみる。
「マシュマロ……?」
 ちょっと信じらんない、みたいなカオされたんだけど、なんで?チョコにはチョコで返したほうがよかったのかな。
「うん。でも三民さん見てないか~。帝城寺くんから逃げてるのかな。ありがとう、君主河原くん」
 ボクは君主河原くんと別れて三民さんを探した。


 三民さんは、やっぱり東棟の最上階にいた。途中で皇坂すめらぎざかくんに会った。皇坂くんも三民さんからチョコもらったらしくて、ホワイトデーのお返ししたらしい。カブってたらヤだなって思ったんだけど、マカロンにしたんだって。お洒落さんだなぁ。
 三民さんは見つかったんだけど、1人じゃなかった。ボク、咄嗟に隠れちゃった。三民さんの声で、三民さんいる!って気付いたのに、三民さんが声出してるってことは誰かと一緒ってコトだよね。
『ンでだよ。受け取れ、おら。嫌がんな』
 帝城寺くんといるし、
『だから普通に渡しなさいって……』
『それじゃ意味ねぇ。口開けろ』
 ボクは優しくないし、帝城寺くんに文句を言われるのも嫌だから、おとなしく見てることにした。
『落とすと服、汚れちまうぞ。早くしろ。無理矢理されてぇの?』
『乱暴は、よして……』
 なんか、ちょっといつもは威勢よく帝城寺くんを拒否する三民さんが、ドン引きしてるみたいな……ううん、なんかこう、そんな他人事じゃなさそうというか、何かしら経験済みみたいな低い声出した。もしかして、口では嫌がってても、そういう仲だったりする?
『そらおまえ次第だよ、ゆり』
 何してるのか分からなかったけど、三民さんは何も言わなくなっちゃった。
『おまえの口が簡単に開かないほど、魅力のなかったオレ様が悪ぃ。だから責任持って開かしてやるよ。ゆり。後悔すんなよ』
 三民さんは赤ちゃんの喃語みたいなことはぼそぼそ言ってたみたいだけど、ボクには聞き取れなかった。
 そのうちに喘ぎ声みたいなの聞こえて、人来たらどうする気なのかなって思ったけど、帝城寺くんは多分、人に見られたら堂々と三民さんを自分のモノ発言するんだろうね。相手が男でも女でも。
『上のお口で受け取らねぇなら、下のお口で受け取ってもらうってこともできるんだぜ。どうする?下のお口ならオレ様のこと嫌がらねぇで、受け取ってくれそうなんだが?』
『絶対………いや………!』
『人肌で溶けるぜ。ゆりのナカなら、きっとすぐ』
 人肌で溶けるってことは三民さん、チョコレート突っ込まれるのかな。それは確かに困るよね。すぐ溶けるしパンツ汚しちゃうし甘ったるい匂いしちゃうしで。
『どうしても嫌なら、オレ様の、舐めさせてやる。オレ様のホワイトチョコレート、受け取らせてやるよ』
 まさか帝城寺くんが下ネタで攻めるとは思わなかったんだけど、"あれ"っていうほどホワイトチョコレートかな。白いもんね。甘酒とか塩麹っぽくない?ホワイトチョコか……考えたことなかったな。でもボクのマシュマロと白いところカブってて嫌だった。それにホワイトデーだからホワイトチョコって安易なのも気に入らない。それに帝城寺くんはチョコのほう渡したほうがいいよ。チョコレートのほうが帝城寺くんらしいし。
『キスは嫌………どうしても嫌…………本当に嫌………』
『じゃあ舐めろ。そんなオレ様を拒否してぇなら、舐めろ。キスはしてやらねぇから。キスが一番嫌なんだろ?』
『………分かったから…………乱暴はやめて』
 で、多分三民さんは帝城寺くんの舐めることになったんだと思うな。ボクとしては上のお口でも下のお口でもどっちでもいいけど、チョコのほう受け取って欲しかった。ホワイトデーだから精子ホワイソースを返すとかベタ過ぎるし帝城寺くんらしくないし、ホワイトって感じがボクのマシュマロとカブって嫌だったし、ボクの美学が赦さない。
 だからボクは突撃することにした。
 案の定、三民さんはおっぱい丸出しでブラウスも開きっぱなしで帝城寺くんのおペニスを舐めていた。大っきいなって思ったし、牡として負けたよねって思った。体格から分かりきったコトだけど。モテるのも分かるな。別に女の子はおちんちんの大きさで男好きになるワケじゃないだろうけど。
「つまらないダジャレやめてください」
 ボクの登場は意外みたいだった。三民さんは虚ろな目をして帝城寺くんの勃起ちんちんを口に入れて頭を前後させていたけど、びっくりしちゃって噛んじゃったみたい。帝城寺くんは悶絶。
王旗院おうきいん……てめぇ。使い物にならなくなったらどうする気だ」
 帝城寺くんはバッキバキおちんちん噛まれてもやっぱりかっこよかった。
「ほぇ、これからのセックスってコトですか?口と手でイかせればよくないですか?」
 三民さんは驚いててブラウスでおっぱい隠しちゃったけど、なんか虫刺されみたいなピンク色のぽっちがいっぱいあってちょっと気持ち悪かった。集合体恐怖症トライポフォビアだし、ボク。
「そんな技巧テクにお前にあるかよ」
「あるんじゃないですか?分かんないですけど。まぁいいや。三民さんに用があるんですよ。帝城寺くんにじゃなくて」
「ダメだ。ゆりはオレのだ。どういう分際でてめぇにゆり貸さなきゃならねぇンだ?」
 三民さんの反応からいって、帝城寺くんとは付き合ってないと思ったんだけどなぁ。あれは照れ隠しで付き合ってたのかな。だとしたらボクと2人きりにさせないのも道理。
「ホワイトデーのお返しですよ。三民さんからチョコいただいたので、三民さんのだけは半ばボクがおねだりした形だったので……」
「要らねぇ。断れ、ゆり。オレ様のだけもらっておけばいいんだよ。気ぃ遣わなくていいぜ、王旗院。所詮義理だ」
 三民さんはちょっと怯えてて普通に話せる感じじゃなかった。
「いやいや、貰いっぱなしというわけにはいきませんし、帝城寺くんは噛まれたところ診てもらったほうがいいんじゃないですか?どこで出しても恥ずかしくない立派なブツでしたし、診てもらったほうがいいです。技巧に自信がないのなら尚更」
 街中で出してももしかしたら、公然猥褻にならないんじゃないかなって思った。
「要らねぇ」
「三民さんの意見を聞いてみないことには。マシュマロですよ、マシュマロ!食べたくないですか?」
「マシュマロ?正気か?」
 帝城寺くんは呆れていて、ホワイトデーにホワイトソースとか"オレ様特濃ミルク"とかよりは断然マシだと思うんだけどな。
「ゆり、そんなデリカシーのねぇヤツやめとけ。っつーか、それもそれでオレ様が心配になる」
 なんで?って思った。
「これも没収な」
 帝城寺くんの手には試験型の瓶が握られてて、中には多分カラフルな飴玉が並んでいた。リボンも付いてて可愛かった。そうしたらおとなしくぺったり座ってた三民さんの態度が変わって、自分の服とか叩いてから、急に帝城寺くんに飛びかかったから驚き。
「返して!返してよ!それ、返して!お願い!」
「おまえはオレからだけ貰えばいいんだ。飴玉なんてオレ様が何個でも買ってやるよ」
 ボクはちょっとだけ三民さんが可哀想になっちゃった。三民さんは本気で取り返そうとしてて泣きそうになってるのに、体格の差とか利用して帝城寺くんは上手く躱してる。
「返してあげましょうよ、帝城寺くん。ボクも三民さんにお返し受け取ってほしいので、困っちゃいます。それもホワイトデーのお返しなんでしょう?」
「お前のはマシュマロだから、まぁ、別にいいけどな。飴玉はダメだ。飴玉は……浮気しやがって……オレ様のところに空きはあるからいつでも戻ってこいよ、ゆり」
 でも三民さんは顔歪めて、帝城寺くんを突き飛ばした。もう返して貰えないって気付いちゃったのかな。それでまだちゃんと服着れてないのに逃げちゃった。ボクのマシュマロまだ受け取ってもらってないのに。 
 帝城寺くんが三民さんの物理的な力で揺らぐはずはなくて、でもぽけっとしてた。
「せっかく三民さんのコト見つけたのに困ります!ボクはちょっとお返し渡しに行くだけですから、その間に反省したほうがいいですよ。それも捨てたりしないで、ちゃんと話し合って返すコトですね。これじゃモラハラの横柄男ですよ。もっと優しくしてあげなきゃ、三民さんはワガママを受け入れてくれるママになっちゃいます。ママと息子くんの関係では、望むとおりに行かないと思いますけどね。んじゃ!」
 ボクはぴょんぴょん跳ねて走る準備をしていたから、言いたいことだけちょっとぐらついてる帝城寺くんに言ってしまうと三民さんを追った。


 追いついた先で三民さんは泣いていた。非常階段代わりみたいになってる東棟階段のところに座っていた。マシュマロ、受け取ってくれるかな。
「帝城寺くんに捨てないでって言っておきました」
 涙で濡れた顔がボクを見て、すぐに拭こうとしてたのが健気だった。三民さんってかわいいよね。
「ごめんなさい。変なところ、見せちゃって……」
 変なところってどっちのこと?
「キャンディが欲しかったわけじゃないんです。貰いものだから……」
 三民さんてボクと喋るとき敬語になるよね。別に大したことじゃないんだけど。
「貰いものを大切にしてくれるなんて、贈った側からしたら気分の良いことですよ」
 変なコト言ったのかな。三民さんは急に下を向いちゃった。なんか地雷踏んだくさい?
「ボクも、これ。三民さんの手作りチョコ、頂いちゃったじゃないですか。だから。誰か渡す人いたんですよね。大丈夫でした?」
 帝城寺くんとのコトとかもよく分かんないんだよな。三民さんって結構手広くやってるの?割とそういう女の人って多い気がするから何とも言えないけど。清楚で真面目そうって見た目で判断しちゃダメだよね。決め手に欠ける男性陣ボクらが悪い。
「大丈夫でしたよ。気にしないでください。でも、頂いても、またさっきみたいに取り上げられちゃいますから。気持ちだけ……ちょっと、頂いたのにまた取り上げられるの、しんどくて。わたしが他の人に義理でもチョコレート渡しちゃったから、こんなことになってるんですけど……」
 うーん。一理ある……?ない?分かんない。お返し貰うの想定してたかどうかってところはあるけど、ホワイトデーってやっぱ地味なイベントだし、バレンタインデー翌日とか翌週にお返ししちゃったほうが良かったりしない?結局は広告会社の販促イベントに過ぎないわけだけれども。だからホワイトデーありきで渡したってボクには考えづらかった。
「ごめんなさい、わたしの都合で」
「でも、どうして本命の人以外にもチョコを?」
「帝城寺くんがどうしてもって言ったんです。でも帝城寺くんにだけ渡すの、嫌だったんです。だから、帝城寺くんの周りの人たちにも……って」
「ボクにくれたの、あれ、本命行きでしたよね」
 三民さんはつらそうな顔しちゃう。
「迷いが……ありましたし……でも後から買ったチョコを渡したので、大丈夫ですよ。気にしないでください」
「事情は分かったんですけど、貰ってください。ボクが納得しないんです。もしかしてマシュマロ、嫌いでした?君主河原くんも、帝城寺くんも、マシュマロ渡すのは変!って感じだったので……」
 三民さんの潤んだ目がきょときょとした。もしかして本当に嫌いだったのかもしれない。マシュマロ、そんな嫌いになる要素ないと思うけど、あの柔らかさが怖いってあるもんね。
「あの、わたしも、あんまり詳しくはなくて、王旗院くんにそのつもりはないってことも分かってるんですけど、マシュマロは、ホワイトデーで、拒否の意味合いになるって………前に、噂で……」
「えっ!」
 ボクの声が反響した。
「実際はそんなふうに思ってませんし……お返し考えてくれたの、嬉しいですよ。でも、頂けません。他の人のも取り上げられちゃったので、悪くて……」
「別に悪くないです。三民さんの手に渡って、ボクの手元から離れればいいので。受け取ってください」
 三民さんはボクにマシュマロの袋渡しても、突き返したりはしなかった。キスマークだらけの胸元が見えてちょっとムラっときた。そうしたら口紅取れちゃってる唇にもムラムラしてきちゃった。帝城寺くんのバキバキちんちんしゃぶってたんだよね……って。好きな人ほかにいるのに。
「でも、ちゃんと三民さんに届けたいな」
 ボクはマシュマロの袋を開けた。
「でもわたし今……」
「大丈夫ですよ。下のお口で食べてもらうことにしました」
 三民さんの空気が凍った。なんで?ああ。
「さっき、帝城寺くんがちんちん使えなくなったらどうするかって訊いてきたじゃないですか。でもボク、小さい頃の事故でタコさんウィンナーみたいになっちゃって、帝城寺くんみたいにバキバキおちんちんにならないので、さっきの答えはあながち間違いじゃないんですよ。さ、三民さん。ボクのマシュマロを受け取ってくださいね」
 三民さんの雰囲気がちょっと変わった。
「大丈夫ですよ。そんな有様ですから、人前でおちんちん出すのはコンプレックスなので、レイプしたりしません。ただ三民さんにマシュマロ届けるだけです」
 三民さんは青褪めていて、ボクと目が合った途端に逃げようとしたけど、立つのと階段の登るの一緒にしようとして足が縺れたみたいで転んじゃってた。
「三民さん、処女じゃないですよね。ボクは童貞ですけど、色事はしたことあるので安心してください」
 ボクは転んで階段に縦に寝ちゃってる三民さんに覆い被さった。
「王旗院くん……」
「下のお口でマシュマロ食べてくれたら満足です……女の子の日ですか?」
 ボクは三民さんのスカート捲った。
「い………や!」
 ストッキングの上に見せパンみたいなの履いてて、清楚だなって思った。ボクの見てきた子たち、パンツ透けてたもん。ボクは三民さんをパンツにした。淡いオレンジ色のパンツで、ボク、下の名前が「あんず」だからボクっぽくて嬉しい。でもパンツに用は無い。三民さんがカノジョだったら、下着見るし、暫く下着姿にしてイチャイチャしたいけど、カノジョじゃないもん。おちんちん裂けてるし、ボクにカノジョできる日なんて来ないんだけどね。嫌でしょ、紅卜半べにぼくはん椿みたいなおちんちんのカレシ。
 ボクは嫌がる三民さんのパンツを脱がせた。アンダーヘアが生えてて、その下にそれこそあんずみたいな女の子のおまた。ボクはおちんちん見せられないからいつもクンニリングスして相手を満足させてた。
「ホワイトデーなのに、またいただきますしてごめんね、三民さん」
 三民さんはボクがおまんこ舐めるの嫌がった。でも他の子より臭くなかったし形も色も綺麗だったし、恥ずかしくないと思うな。咲きたてよチューリップよりもピンク色で、鮑よりも窄まって、クリトリスなんて桜の蕾みたいだった。
 とりあえずいつもどおり舐めた。脚閉じようとするから押さえちゃった。階段って場所が悪くて、リクライニングシートみたいなものだから、三民さんに脳天見られてる気がする。緊張するな。
「あ……っ、」
 全体的に舐め上げて、下唇でも掬い取る。でも女の子が一番感じるのってやっぱりクリトリスちょんちょんしてる時なんだよね。濡らすのが最優先だったからもう完全に鼻先つけてクリトリス吸った。
「あんっ」
 舐めてるよ~ってわざと音聞かせた。そのまま舌挿れてみた。
「ああんっ」
 三民さんの身体がぴくんって跳ねて、ボクは舌切り雀みたいに舌切られる気分だった。ボクのタンが獲れるところだった。人タン。きゅううって締め付けられて、三民さんのおまんこはとても濡れていたから泡出たと思う。これくらいならいいかな。
 ボクはマシュマロを1コずつ手に取って、三民さんの中に詰めていった。
「な、に………?なに、いや……」
「マシュマロですよ。三民さんにお返しです。下のお口で食べてくださいね」
 粉っぽかったマシュマロはぬとぬとに濡れて中へと入っていく。
「そ、んな………っ、!ひどいこと、しないで……」
「酷いことなんてしません。痛くないでしょう。痛いですか?」
 ボクはクリトリスにおやゆびの腹を当てた。くりくり左右にスクラッチする。ぷりぷりだ。
「や、っあ、あんっ!」
 三民さんのヴァギナがひくひく小さく開閉してみえたから、もっとマシュマロ押し込んだ。
「入れないで、………っや、ぁあんっ」
「挿れないですよ。三民さんに受け取って欲しいだけです。これなら帝城寺くんも取り上げられませんね……と思ったんですけど、どうかな。三民さんのなら是非、ということで取り上げるかもしれないですね」
 ボクはマシュマロを詰めていく。最後の1コは詰まらなくて、入れても押し返されから自分で食べた。中にジャム入ってて美味しかった。三民さんに食べて欲しかったのに残念だな。いや、食べてもらったんだけどさ。
 それでボク色のパンツ穿かせた。
「こんなの、ムリ………ムリ、王旗院くん………」
 三民さんは内股になって、おまたのところ押さえてた。
「三民さんがお返し受け取ってくれて嬉しかったです。じゃあ、ボクはそんな感じでおいとまします。帝城寺くんに取り上げられてもらうといいと思います」
 三民さんはボクを見つめて首を振った。また泣きそう。ボクが悪いん?
「お返し、ありがとう……でも、」
「受け取れないって言われたときは焦っちゃいました。でもここなら帝城寺くんもきっと取り上げないと思いますよ」
「あ……出る………あっ、あ、あ………出ちゃう………出てきちゃう………」
 三民さんは一人で焦り始めちゃって、ボクも何がなんだかよく分からなかった。パンツ穿いてるから苦しくて出せないんだ。だからボクは三民さんのスカートにもぐって、もう一度おまたに顔を近付けた。パンツずらして、マシュマロ埋めたところで口開いた。
「だめ、だめ…………だめ、そんなの、だめ………」
 三民さんは首振ってた。マシュマロ気に入ってくれたのかな。だとしたら嬉しいけど、出てきちゃいそうならもったいないからボクが食べるしかない。
「ん……っ、だめぇっ、あんんんっ、!」
 ボクは何もしてないけど、三民さんの薔薇の花みたいなおまんこから、ぽんっ!て白くて丸いのが出てきた。産卵みたい。ぬらぬら濡れて、少し溶けていた。口で受け止める。
「あ………あ………」
 哺乳類なのに産卵しちゃったら、それはショックだろうな。三民さんは蕩けた顔しながら呆然としてた。
「お返しなのに、またボクがもらっちゃってすみません。じゃ!」
「だ、め………だめ、」
 三民さんがボクの袖掴んで、キュンンンってなちゃったけど、上から足音聞こえるんだよね。三民さんも気付いたみたいだった。ボクは三民さんの手を引いて、非常階段の手摺り壁の裏に隠した。それはちょうど、バックでするみたいな体勢なっちゃってた。
『おい、ゆり~?いつまでヘソ曲げたんだ?返してやるよ』
 帝城寺くんはもう目と鼻の先にいて、別に出て行ってもいいと思うけどな。ボクは三民さんのお腹触った。華奢なんだなって思った。ボクに当たってるお尻が揺れて、髪の音からして首振ってるみたい。帝城寺くんの声がデカいから反響しててぎりぎりバレてない。
「ん………ふ、ぅう………」
 三民さんは結局、ボクの腕の中で小刻みに震えた。1コ産んじゃったみたい。食べてあげなきゃ。
 ボクはマシュマロの袋を三民さんの産道の下に構えて、パンツをずらした。ぽと、って落ちた感じがあった。ボクはそれを拾って食べた。
 帝城寺くんが通り過ぎていったけど、東棟はやっぱり人気ひとけがなくて、帝城寺くんの声がこだましていた。
 それからしばらくの間もボク等はその場で隠れていたんだけど、三民さんはボクに背中向けてるのが嫌だったみたいで、対峙したままどっちが先に動くか……ってところだったんだけど、また足音を聞こえて、三民さんがぎょっとしてるのが見えた。
「百合ちゃん、いる?」
 なんで分かったんだろ。君主河原くんの声だった。三民さんは泣きそうな顔で口元に人差し指当ててた。ボクは頷いた。でも産気づいてるみたいで内股で、おまたのところ押さえてた。
「百合ちゃん、いない?」
 居なかったら返事しないと思うんだけど、君主河原くんは変な人だな。
 三民さんは両手を拳にして、顔を揉んでから出ていった。ボクどうしたらいいんだろう。
「ごめんなさい、君主河原くん……」
「帝城寺くんが百合ちゃんのこと、探してたからさ。大丈夫かなって」
「平気……でも、その……」
 2人にしか分かんない会話してるな。いいな、そういうの。
「うん。分かってるからいいよ。気にしないで。でも渡せるだけ渡せてよかった。皇坂くんにバ―………どうしたの?具合、悪い?」
 三民さん、やっぱ産気づいてるの隠せなかったんだ。だからボクも出ていった。君主河原くんは目を見開いてビックリしてる。でもそれ以上に三民さんのほうが驚いてた。ここにいるの知ってたよね?忘れてた?
「えーっと、」
 君主河原くんが言いたいことはすぐに分かった。
「ボクのお返しを三民さんに全部食べさせたら、気持ち悪くなっちゃったみたいで」
 三民さんがちょっとボクに飛びつきそうだった。
「そうなんだ。大丈夫?ちょっと座ってたほうがいいんじゃない?」
 カレシに悪いかな、とか言って君主河原くんは徐ろに上着脱いで三民さんに羽織らせる。なんか2人の世界だった。もしかして付き合ってる?カレシって帝城寺くんのこと?
「ありがとう……大丈夫だから。本当に」
 ボクが食べちゃった本命チョコって、もしかして君主河原くん行きだった?
「でも気持ち悪そうだし、」
 君主河原くんが三民さんに触ろうとして、三民さんがそれを避けたのが、やっぱ違うのかなって。分かんないや。
「ボクの渡したマシュマロのせいですから、三民さんにはボクが付き添いますよ」
「……そう。上着はまた今度でいいから」
 君主河原くんはやっぱり三民さんの肩叩いて、また階段登っていった。
「三民さん、君主河原くんと仲良いんですね」
 三民さんは目を逸らして合わせてくれない。
「全部、出しちゃいましょうか。帝城寺くんに取り上げてほしかったんですけど」
 三民さんは嫌がったけど、ボクは三民さんを捕まえて、後ろから抱き締めたまま四つ這いにさせた。おまたの下にマシュマロ入ってた袋立てる。
「恥ずかしい……」
「そうですか?」
 ボクは三民さんのお腹摩った。ぽと、ぽと……ってマシュマロが濡れて落ちてくる。でも途中からすんなり産めなくなっていた。
「も……あとは、おうちで………」
「ダメですよ。ちょっと責任を感じてきたので。胸揉ませてください」
 三民さんはやっぱり嫌がったけど、ボクは三民さんのブラジャーずらして、胸を揉んだ。乳首はこりこりになってて、四つ這いだから乳搾りみたいで興奮する。胸板とかお腹に当たる三民さんの身体がぴくぴく跳ねるのも興奮しちゃう。
「あ……、んっぁ……っ」
「乳首こりこりですね。マシュマロを赤ちゃんと誤認しちゃったんですかね」
「ん………っ、んん……っあ、」
 乳首を刺激していると、またぬらら~っと太めの糸を引いてマシュマロがゆっくり落ちてくる。袋の中にはマシュマロの水飴かけみたいなのが貯まっていた。
「まだ、出そうですか?」
「まだ………あ、んっ、また………あぁ………」
 三民さんを四つ這いにするのに揉み合ったとき、落ちた君主河原くんの上着に気付いて、三民さんの背中に乗せた。ボクの使ってるのと違う柔軟剤の匂いがした。
「だめ、だめぇ!あああ!」
 三民さんは崩れ落ちるくらい激しく感じちゃって、ガクガクしながら乳首だけでイっちゃった。袋の中に最後の1コが落ちて、マシュマロには新しく水飴みたいに糸が垂れていた。全部ボクが食べるんだけど、全部ボクが食べるんだから、今度は1コずつ三民さんの中に入れて、直に食べることにした。
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