18禁ヘテロ恋愛短編集「色逢い色華」-2

結局は俗物( ◠‿◠ )

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イグニッションXデイ 1話完結/一人称視点/「溺愛」習作/甘々/near寝取り

イグニッションXデイ 【完】 横柄な男に犯されてとある人の前で絶頂してしまった後日

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「ヴァーニングアフターヴァレンタイン」参照

「百合ちゃん、おれのコト、好きなんだ~?」
 ソファーに座る百合ちゃんは身体を強張らせてて、別におれの前なんだからもっと気楽でいいのに……って思った。
「は、………い」
 帝城寺くんの前では怒りんぼの百合ちゃんがしおらしくて、惚れられてるっていいなって思った。
「百合ちゃんがおれのこと好きでいてくれるなら、おれも百合ちゃんのコト、精一杯愛するね?」
 百合ちゃんの手を取って、ちょっとキザだけど、小さな手の甲にキスした。
「あ……その、君主河原きみすがわらくん……」
「う~ん。百合ちゃんはおれを好き、おれは百合ちゃんを愛する。これって両想いだよネ?じゃあ、おれのコト、理衣りいって呼んで」
 顔を近付けると百合ちゃんはテントウムシみたいに赤くなった。
「呼んでよぉ~」
 甘えてみる。百合ちゃんをハグして揺らしてみた。
「り……理衣くん………」
「そう……いいね」
 真っ赤になってる耳に、フッて息吹きかけてみる。
「んっ……」
 おれの腕の中で百合ちゃんは肩をキュッてした。
「百合ちゃん。両想いならチュウ、しない?」
「し、したい……です」
「あっはっは。なんで敬語?おれからする?百合ちゃんからする?」
 この気持ちが惚れられているって優越感なのか、単純におれも百合ちゃんのコト気になってたからか分からないけど、全然、色々なコトが嫌じゃなかった。
「わたしから、する……」
 おれは目を閉じた。恥ずかしがってたらおれからしちゃおうって思っていたのに、百合ちゃんはちゃんとチュウしてくれた。でもすぐ離れちゃった。かわいい。
「よくできました」
 だからおれからも百合ちゃん押し倒してチュウした。さっきみたいな弾むチュウじゃなくて、もっと恋人がするみたいなの。
「ぅんっ……」
 チュッてしたけど、一旦離れた。百合ちゃん、ほわ~ってカオしてて可愛かった。
「帝城寺くんとは、えっちなチュウ、したん?」
「し、………した」
 見下ろした百合ちゃんはちょっと困ったカオする。百合ちゃんは、おれが好きなんだもんな。"あのとき"分かった。目だけで。おれのコト、好きで……なのに……
「ごめんね、百合ちゃん。されたんだよね。おれが"ファーストえっちなチュウ"、あげるから泣かないで」
 百合ちゃんの唇は柔らかくて、口の中もフォンダンショコラみたいな不思議な感触がする。
「ふ………ぅ、ん」
 下に敷いちゃった百合ちゃんがぴくって動いた。女の子の身体は柔らかくて、たまに女の子と手がぶつかったりしたとき、本当に違う生き物なんだなって思ったけど。おれ、女の子と付き合うの初めてだから。
―なんて、くだらないこと考えてないで、もっと百合ちゃん気持ちよくしてあげないと。多分付き合うってそういうことだから。自信はないけど、頑張らないとな。
「は……、ぅっん」
 百合ちゃんも必死に舌絡めてくれてた。打算とか要らないかも。ただ応えたくなった。
 百合ちゃんの吸って、おれのを注ぐ。でも百合ちゃんは余裕なくて、角度変えてるうちに口の横に溢れたのついた。
 飲んじゃいなよ。飲んじゃいなよ、飲んじゃいなよ。
 おれも余裕なくなって、百合ちゃんの上に完全に乗っちゃった。柔らかくて潰しそうだった。大福を噛み千切るときみたい。中身出ちゃいそう。
 でも百合ちゃんが飲むまでおれも諦めない。耳塞いで、おれの鼓動と、舌絡み合うの聞いてね。
「ぅ、ぅ、う………んっぁ、」
 下から蒸される感じだった。甘い匂いもする。疲れた後にお布団で寝るときみたいな落ち着く匂い。百合ちゃん、おれのお布団なの?
 おれの下でまたぴく、って動いて、おれのせがれにバレちゃいそうだった。
 百合ちゃんはおれの肘のあたり摘んできて、もしかしてキスだけでイっちゃうのかなって思って、それはそれでいいんだけど、やっぱりもったいなくもあって。両想いなんだよ?これからいっぱい観れるのにね。
「百合ちゃん。チュウ、きもちいいね」
 口離したけど、まだおれと百合ちゃんは繋がってた。あ、切れちゃった。
「う、うん……気持ちいい……」
「よかった」
 素直な子にはご褒美。おれは百合ちゃんにまたチュッチュした。
「次はどうしたい?」
 百合ちゃんは口の横からとろとろ垂らして、かわいいけど拭いちゃった。目がとろんとしてて、おれのコト好きってやっぱり目がいってる。なんでおれのコトなんか好きなんだろ。思ってたのと違うって、よく言われるんだけどな。
「理衣くんの………舐めたいです」
「百合ちゃん。おれたちもう恋人なんだよ。敬語だぁめ―次やったらお仕置きしちゃうよ」
 首筋吸ったら、百合ちゃんは喉元仰け反らせで、おれはシマウマ食べてるライオンみたいに齧り付きたくなっちゃった。
「は………ぁ………ッ」
「なんてね。恋人だよ?お仕置きなんてしないよ。初めてのカノジョが百合ちゃんで嬉しい」
「ん……っ、初めて……なの?」
 百合ちゃんはおれの吸ったところ撫でながら顔真っ赤にしてる。
「初めてだよ。よく誤解されるけど」
「あ………その、わたしも………嬉しい………」
 ああああああ~可愛すぎる。マジか。おれのやつがれがクッてなった。
「百合ちゃん………おれの、舐めてくれるって、ホントなん?」
 百合ちゃんは躊躇いがちに頷いた。
「舐めるのは、初めてだから……その、下手くそだったらごめんなさい………」
 百合ちゃん好き!
 自信無さそうで俯いてる百合ちゃんを、おれは思わず抱き締めちゃってた。健気過ぎる。
「おれも舐めてもらうの初めてだから、気にしないで。少しずつ、慣れてこ。お互い……」
 百合ちゃんはおれの愚息を出そうとしながら、チュッチュしてくれた。
「百合ちゃん、チュウ好きなん?」
 ちょっとあざとく小首を捻ったら、百合ちゃんは目を逸らしてまた照れちゃった。
「舐めたら、キス、嫌でしょう?だから……」
 おれのおれが、ヴゥンッてなった。なんで今まで、百合ちゃんの好意に気付かなかったんだろう?だっておれ、百合ちゃんに好かれるコト、何もしてない。
「百合ちゃん……かわいい。好き。好き、好き」
 百合ちゃんからチュウしてくれたのに、おれというやつはそれをムダにしておれから百合ちゃんまた押し倒してチュッチュしちゃった。
「ごめん、やっぱりおれが舐めていい?百合ちゃん、可愛すぎるよ」
「あ………んっ…………で、も、汚いから………」
「いい匂い、するよ?」
 百合ちゃんのスカート、百合ちゃんの手に握らせて捲ってもらった。おれの手がしてるんだけど、百合ちゃんがおれの前でスカートの中を見せてるみたいで興奮した。
 百合ちゃんはパンツ見えなくするやつ穿いてて、色気はないかもしれないけど、ちょっと安心した。脱がせて、ストッキング越しにメロンアイスみたいなパンツが見えた。ストッキングもゆっくり脱がす。乱暴にすると簡単に破れちゃうって姉貴が言ってたから慎重に。
 白い肌にメロンアイス色のパンツが残って、余計に色白くみせる。
「恥ずかしい……」
「隠さないで、よく見せて。百合の下着姿、綺麗だね。肌も……」
 膝が閉じ切っているのに、さらに閉じようとして、百合ちゃんは不安そうにおれを見る。
「見ちゃいや……」
「見せて。もっと近くで」
 おれはすべすべの百合ちゃんの太腿に頬っぺたをつけた。こんなに柔らかいものがこの世にあるんだなって思った。
「ちょっと、くすぐったい」
「撫でて」
 おれは頭を突き出す。控えめに百合ちゃんは長くて細い指を差し伸べて、おれの髪を撫でてくれた。
「百合ちゃん……百合。百合って呼ぶ」
 よく濡れた目でおれを見詰めて、百合ちゃんは頷く。
 かわいいから、内股のすべすべお肉吸ってキスマークつけた。お餅みたい。
「理衣くん……キスマーク、つけたの?」
「うん。百合もおれにつける?首筋、いいよ」
 おれは百合ちゃんに被さった。百合ちゃんは本当に、おれにキスマークつけた。
「百合ちゃんはおれのもので、おれは百合ちゃんのものだね」
「嬉しい……」
 でもなんで、おれのコトなんか好きなんだろ。 
「もっと嬉しくしてあげる」
 パンツを脱がせた。恥ずかしがってたけど、嫌がりはしなかった。百合ちゃんの慎み深い陰毛が露わになって、そこにチュウする。百合ちゃんの匂いがして、ちょっとまだ恋しかったけど、寄り道し過ぎちゃったから、そろそろちゃんとやらないと。初めてだけど、野暮なところは見せられないよ。
「いただきます」
 桃みたいな、女の子の始まりのところにまたチュッてした。これから百合ちゃんは舐められて食べられちゃうんだよ、って予告。
「あ……う、ぅ……理衣くん……」
 百合ちゃんも多分、興奮してくれてる。そんな目。なのに寂しそうだった。
「お手々だぁして」
 絵本のプリンスみたいにおれは手を出した。百合ちゃんのちょっと冷たい感じのする手が乗った。軽くて細くて小さくて、雪うさぎみたい。お手を拝借、のほうがかっこよかった?
 手を繋いで、百合ちゃんのぱっくり割れてるところ舐めた。す……って百合ちゃんみたいにお淑やかで、へたみたいなところ舐める。
「あんっ……」
 えっちな本でしか知らないし、修正とかで白くなってるから形よく知らなかったけど、ヒヨコみたい。可愛いと、いじめたくなる。人間のベロもネコみたいに痛そうだから、裏側でちろちろって転がした。
「あっ………、ぁんっ」
「きもちぃ?」
 えらいでしょ?みたいな感じで百合ちゃん見たら、百合ちゃんは空いた方の手を合わせ口元に寄せて頷いて可愛かった。おれのバカ息子がずくんって高鳴る。もっと聞きたいから、百合ちゃんの可愛いヒヨコいっぱい舐めていじめた。帝城寺くんが出入りしてたところも開いちゃった。
「あっ……う、うぅ、恥ずかしい……から…………」
「綺麗だよ?」
 触ったらどうなるんだろ?って単純な興味で触った。ぬるってして、ぷりってした。エビみたい。摘んでみたくなったのに、滑って、上手く摘めない。
「あ、あ、ああっ!」
 百合ちゃんの声が一際高くなって、おれの頭が太腿挟まれてもっちり気持ち良かった。
「ぬるぬるで、摘めないや」
「気持ち良過ぎて、ダメ……気持ち良過ぎて、ヤ………っぅん」
 口元にあった百合ちゃんの手が、ちょっとまだ遠慮がちに髪の毛ぽんぽんしてくれてそれが嬉しかった。おれマザコンなのかな。本物の話じゃなくて……
「頭ぽんぽん好き」
 おれはね、しつこいネコなんだよ、百合ちゃん。触ったらおしまい。もうきみを飼主にする。それできみは、おれを撫でたんだよ。おれに好きって、目で言った。
 帝城寺くんを何度も擦った場所が濡れて蠢いている。おれは舐めた。ここが他の男を食い締めて、気持ち良くした。おれも挿れたい。百合ちゃんに受け入れてほしい。百合ちゃんの中で気持ち良くなりたい。
「ちゃんと解さないと、痛いからね」
 百合ちゃんは処女だったんだと思う。帝城寺くんに犯されたとき。だって血が出てたの見た。
「理衣くん……」
「百合。かわいいよ。早く入りたいけど、まだダメ」
 痛かっただろうな。血が出ちゃうの。痛くて、怖かったのかなって思うと百合ちゃんのコト、いっぱい優しくしたくなった。もっと強く手を繋ぐ。
 おれを受け入れてくれるところだからね。おれの大きいか分からないけど、切れちゃってたの、やっぱり痛そうで。
 溢れてくる百合ちゃんのお水飲む。感じてくれてるの?それとも女の人のカラダってそういうものなの?
「あ……ううぅ、理衣くんのも……舐めたい……」
 百合ちゃんが起き上がった。おれの舐めさせるの!?って思ったけど、恋人だもんな。
「うん……いい?」
 おれが胡座かいて、百合ちゃんがそこに這う。おれの脛に手を掛けるのが可愛かった。大きな目に見上げられて、瞳孔の奥にハートの矢が射さる感じ。
「無理しちゃ、ダメ……だよ?」
 百合ちゃんの髪の毛撫でた。さらさらしてる。田舎の山奥の湧き水みたい。毛先ちょっと巻いてあって、いつもは真っ直ぐにしてあるのに、ふつーにオシャレ?もしかして、おれのため?百合ちゃん、オレのこと好きなんだもんね……自惚れて、いいのかな。
 百合ちゃんはオレの倅を外に放った。百合ちゃんの鼻先でぶるんって跳ねたのが恥ずかしかった。もうガチガチに硬くなってて、血管浮き出て、恥ずかしかった。今にもはち切れそうな巨大ミミズみたいでグロテスクすぎる。百合ちゃんの見ていいものじゃない……のに、百合ちゃんは大きなケーキとかアイスとか食べるみたいにちょっと首伸ばして、ネコが水飲むみたいに小さくてかわいいベロがちろちろしてた。
「う、」
「痛かった……?」
 百合ちゃんは口離して、不安そうだった。
「ううん。気持ち良くて……」
 百合ちゃんははにかむ。それでおれの倅舐めるのを再開した。降りてきた前髪掛けて、耳が露わになる。たわんだ指先とか、髪とか……おれのバカ息子が大きくなっちゃったの、多分バレた。だって百合ちゃんの両手、おれの握ってる。
「ちんちん、きもちいいよ」
 亀頭が口の中に入っちゃって、温かった。くぽ、くぽって音がして、おれのやつがれの先っぽが見え隠れする。  
 舐めるの初めてなんだなって思ったし、帝城寺くんに処女奪われたのは知ってるけど、こういうことも初めてなんだなって思った。フェラチオ、おれ好みにしてもらうのは後ででいいや。今は―
「百合。脱ごう?そろそろ……ひとつになりたい」
 おれの倅を口に入れて、百合ちゃんは苦しそうだった。おれのが大きいのか、百合ちゃんのお口が小さいのか。
「わたしおっぱい、小さい……よ……?」
「百合。脱いで。おっぱい、見せろよ」
 百合ちゃんちょっとMかもなって思った。脱ごうとする手が震えてはいるけれど、泳いだ目が、やっぱりおれを好きだっていってたときの目だ。
「う、うん……」
「なんて……ごめんね。おっぱい見せるの、嫌?百合のおっぱい、みたいな。それともこのまま、触られたい?」
 おれは百合ちゃんの乳首のあたりを摩った。
「んぁ……」
 少しこりってしてた。このまましたら、服の繊維、ここだけ擦れちゃわない?百合ちゃん、どうするの?
「脱ぐ?このままおっぱい、気持ち良くされちゃう?」
「脱ぐ………脱ぐから、」
 百合ちゃんが服脱いで、パンツと同じメロンアイス色のブラジャーが出てきた。女の人の身体って綺麗だ。百合ちゃんの下着姿はもっと綺麗で、肩とか二の腕とかチュウが止まらなかった。おれがずっとチュウしてたから、百合ちゃんはなかなかブラジャー取れなかった。ごめんね。
「百合ちゃん、おっぱい、綺麗だよ」
 体格に見合ったお胸だと思う。ま、百合ちゃんにくっついてれば大きくても小さくてもどっちでもいいや。
「理衣くんは……脱がないの……?」
「脱がせてくれる?」
 百合ちゃんは俯いて、嫌かな……って思ったけど頷いてくれた。おれは百合ちゃんに脱がされていく。おれの肌をチュッチュってして、マネしてくれたのかな。
「裸のまま、ギュッてしたい」
 おれの平たいおっぱいに、百合ちゃんのおっぱい当ててみたい。気持ち良さそう。でも、抱き寄せようとしたのに百合ちゃんは肘張った。
「理衣くん……あ、あの………わたし、初めてじゃ、なく―、て……」
「知ってるよ」
 知ってる。だって目の前で見ちゃった。おれと目が合った瞬間に全部分かった。おれのコト好きってことも、他の男に抱かれてるのにおれに抱かれてるつもりになってたってこと。伝わっちゃった。あれ?俺たちって相性良いんじゃ……
「嫌じゃ……ない?」
「おれが嫌だったかどうかは、百合がこれから判断して」
 チュウして、胸揉んで、小さなピンク色を両手でくりくり触った。もう百合ちゃんの中に入る準備は、おれは万端。ゴムを被せて、初めてだからちょっとモタついた感。でも器用だからきれいにできたと思う。
「理衣くん……」
「百合の中、入るね」
 百合の柔らかいところに先っぽ当てて、なんかもうそれだけでも気持ちよかった。
「う、うん……来て、理衣くん………好き」
 ゆっくりやろうとしてたのは本当。でも百合ちゃんが可愛過ぎて腰突き出しちゃった。熱くて柔らかくて濡れた感触に包まれて、息子が固くなっちゃった。
「すごく、固い……っ!」
 百合ちゃんがおれに両手伸ばしてくれたから繋いだ。おれのこれ以上固くならないよってくらいカッチカチになって、これ受け入れてる百合ちゃんは平気なのかなって。でも思い遣れる余裕なんてなくて。おれの腰に百合ちゃんの脚が絡まって、腰を引いても押しても頭がおかしくなるくらい気持ち良かった。
「ん、あっ、あっ……」
 熱くて固いまま溶けそう。倅に集まった血が百合ちゃんの中で広がっていく感じ。たまの奥がドドド……って百合ちゃんに注ぐ精子が渦巻いてる。ゴムあるんだけどさ。
「百合ちゃんの中、とろとろのふわふわだね」
 でもぎゅうぎゅうで動けない。動けるけど、百合ちゃんがキツそう。あんまり動かないようにしてたけど腰が揺れちゃう。
「理衣くんと、できて………嬉しい」
「お、れ、も……!」
 百合ちゃんが息吸ったときに一気に全部突き入れた。
「ああああっ!」
 悲鳴みたいなんだけど甘たるい声が抜けていく。中が締まって、シコシコするときのラストスパートのときみたいな気持ち良さがキてた。
「あ……う、百合………イってるの?」
「んっ………ん、あぁ………ごめ、なさ………」
「おれのこと置いてきぼりにしちゃヤぁよ」
 まだひくひくしてる百合ちゃんの中をつく。くちゃくちゃ音した。百合ちゃんはおれの手を放そうとしたけどおれは放さなかった。イってるカオみたいから。
「理衣くん………っだめ、今、だめ、だめ、突いちゃ、いやっ………!」
「嫌なの?」
 百合ちゃんの中はそうはいってなかったけど、でも本人がいやがってるから腰止めた。それでもまだおれのことちゅきちゅきって絡みついたくれるからおれは気持ち良かった。
「理衣くん……」
 またおれのこと好きって目でおれを見る。ダメだよ。止まらなくなっちゃうよ。
「お胸触るね」
 おれは腰動かすのはやめてトッピングみたいな乳首触った。
「あ……」
 緩やかに百合ちゃんの中が引き攣った。奥に誘われて、おれもいつまで腰我慢できるか分からないよ。
「お胸も感じるんだ。今ね、おれのこと奥に連れてこうとした。かわいい」
 指で摘んで転がした。つんってしてるのが普段の百合ちゃんっぽい。今はぐずぐずになっているのに。
「あ………っう、」
「これでおれが突いたら、百合、またイっちゃうんじゃない?」
 多分おれもイっちゃうんだけどね。
「理衣くんは、動かなくて……平気?」
 百合ちゃんがおれに巻きつけた脚を使って、自分で腰揺らした。ぴき~んって頭の中で何か割れた。
「百合~!煽っちゃだめじゃん。我慢できないよ?いいの?」
 もうおれは確認するまでもなく百合ちゃん抱き締めてピストンしてた。きゅんきゅんに締められちゃって止まらない。百合ちゃんは生クリームみたいだった。これからおれの生クリームを注ぐんですけど……ぉ
「あっ、あんっ!」
「百合……気持ちいいよ」
 頭もふわっふわになる。ダンス経験とかないけど、腰こんな速く動くんだって感じ。
「あっ、あっ、あっ……あああ!」
「百合………好き…………―ぅ、く………」
 ゴム越しに濃いのが出る。一人でシコシコするのじゃ得られない。息子の中を擦っていく音がしそうだった。
「理衣くん、好き………好き、好き……」
「おれも好き」


―……な~んてね。
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