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「私も驚きです。武芸に秀でているつもりはないんですけどね。何となく天晴組で、何となくその日暮らしができていればよかったのですが…様々なことが重なって、また組長になりました」
極彩は突然、不穏な感覚に陥った。妙な人事ではないはずだ。謙遜にはよって省略された苦労や功績があるのだろう。淡藤は美味そうに豚肉を食っている。不安を菊菜の苦味で誤魔化す。菖蒲のいう神経症が、憂鬱という濃いが不安を運んでいるに違いなかった。
「淡藤殿は次男なんですか」
「はい。兄がいました」
「兄が」
「ええ、兄が」
弟を探す兄の夢が目の前にあるらしかった。彼は柑橘酢醤油を小皿に注いだ。珍しいですか?と上目遣いに訊ねられる。
「天晴組といえば大体次男とか三男ですよ。実家で継ぐものがありませんからね。長男の人もいますけど。そもそも継ぐような仕事じゃなかったりなんてことも、」
あるわけで。彼は糸蒟蒻を掬うのに苦戦した。
「城勤めなら家はかなりみられるので、なかなか…次男に負けた長男と見做られるんですって。その辺りのことは疎いのですが。実家が裁縫店ってそう格式高いわけでもありませんから」
極彩は散らばった海老団子の欠片を拾い集める。白菜の芯ばかりが残りそれらを集めた。
「姫様の話も聞きたいです」
「特に話すことはありません」
「あります。海老団子好きなんですか」
何を訊かれるのかと身構えた。淡藤は不機嫌げな顔立ちを真剣にしてさらに不機嫌そうな面になる。
「え、ええ。海老団子というより、水餃子が食べたかったんです。結果的に海老団子になってしますが…」
彼は黙って豚肉を醤色に染め、口に運んだ。
「聞きたかったのはそれだけですか」
「他にもあったのですが忘れました」
「大した内容でもなかったのでは」
「大した内容でも忘れる時は忘れます。忘れない時は忘れません」
白菜の芯を大量に取っていく。
「白菜の芯、好きなんですか」
「白菜で一番好きです。姫様は」
「特に気にしたことはないです」
葉のほうが好きだということは呑み込んだ。淡藤は芯に胡麻だれを注いだ。
「変な人って言われませんか」
「まったく言われたことはありません。姫様はいかがです」
「ないです」
「お揃いですね」
器を持って白菜を齧る淡藤を極彩は黙って観察していた。まだ鍋には具が残っている。
「お揃いではないです」
食事を済ませ、休む間もなく淡藤はてきぱきと働き、洗い物や片付けを極彩が風呂に入っている間に終わらせてしまった。彼が風呂に入っている間に押入れの奥の布団を引っ張り出す。
「本当に泊まるんですか」
隣室の襖の脇に布団を敷きながら腰に布を巻いて牛乳を呷りながらやって来た若者に訊ねた。
「困りますか」
「困るというか…互いに、色々あるでしょう、男と女ですし。他にも立場とかいうか、色々…」
「私は気にしません。姫様は」
不機嫌そうな面を真っ直ぐ向けられる。かといって怒っているわけではないらしかった。
「少し気にします」
「困りましたね」
「別に追い返そうという思っているわけではないのです、もう夜ですし」
極彩は牛乳から口を離し大窓から外を眺めはじめた淡藤へ慌てて繕った。
「前の担当はどうしていましたか…群青、紫煙、菖蒲ですね。その者たちとは」
「群青殿は枕元で見張りで、菖蒲殿は玄関で寝泊まりしていました。紫煙殿とはすぐに終わったので…」
彼は腕を組んで薄い唇を歪めた。襖を開けて居間の隅に敷いた布団を引っ張った。極彩の万年床を横にずらして並べてしまう。
「嘘でしょ」
「嘘ではないです」
肩から下げた手拭いで彼は濡れた髪を掻き乱し居間へ戻る。水滴が極彩にも飛んだ。
「嘘ですよ」
「嘘ではないです。寝起き得意ではないので、近くにいてくださらないと有事の際に対応できません」
異性が目の前にいるにもかかわらず彼は支給品らしき下着を身に着ける。極彩は眉を引き攣らせながら布を纏っていく青年を見ていた。彼はまったく気にも留めない。副組長として控えていた時の印象が崩れていく。
「大丈夫なんですか…その、ご家族に対しての、こう…」
「姫様、私のことを意識しているんですか」
首を振る。切れ長の瞳は彼女を一瞥してまたどこかを捉えた。
「淡藤殿はわたしのことを意識しないんですか。これでも女なんですが」
「しませんよ。女性であることは分かっています。私は子持ちですよ、親です」
呑気に言って淡藤は台所や居間の照明を落として布団に入った。ぐるんと首が曲がって極彩は怯んだ。
「寝ますよ」
「ちょ、待ってください」
まだ髪も乾かしていなかった。極彩は居間にある髪を乾かす道具を持ち出す。隣の青年は濡れた髪のまま枕に寝転ぶ。その顔面に温風をかけてやった。
「何ですか」
「用はないです」
「枕、濡らすと拙いですか」
「わたしの枕ではないので別に」
淡藤は上体を起こす。極彩は髪に温風を当てた。轟音の中で彼は何か言う。風を止める。
「私も乾かします」
「いつもは乾かさないんですか」
よく目にしていた姿は毛並みに櫛の跡が残るほど綺麗に梳かれていた。
「朝に油を塗っています」
まだ熱い器具を渡す。轟音が隣で聞こえ、極彩はその間手拭いで自身の髪を打った。少しして強風が止む。彼の毛先は四方にぴんぴんと跳ねていた。
「そうはなりません」
香油を手櫛で入れてやる。柔らかな匂いが漂った。毛先の手入れをどうにかするよう店から言われたばかりだった。淡藤はぼんやりと暗い居間を凝らす。
「何か視えるんですか」
「姫様は何か視えますか」
「何も視えませんね」
若者の香油で治まった髪が艶めく。不機嫌げな顔立ちにはどこか機嫌の好さがあった。ただでさえ笑顔の似合わない冷淡そうな面構えの男から人工的で優しげな花が薫り、狂気を帯びたような不気味な印象を与えた。
「何か視えたら良かったのですが」
「一体何を視たいんです」
温風器具を彼の手から取って自身の髪を乾かす。隣の布団で薄い唇が動いたが轟音に消された。聴覚はろくに機能しないまま、淡藤は微笑を浮かべた。極彩はまた風を止める。
「何です」
「よく眠れそうだと思っただけです」
「薬用酒をお勧めします。唇が腫れる前に寝られますから」
「あまり人に勧められる方法ではありませんね」
淡藤は再び枕に寝転んだ。寝返りをうって背を向ける。極彩は気を遣うこともなく半乾きの髪に香油を塗りながら轟音を立てた。アッシュが来るまでは寝られそうにない。菖蒲が訪れることもある。髪を乾かし終える頃にはすでに隣の布団は眠りに落ちているらしかった。静かに器具を片付けそっと襖を閉めると居間に照明を点ける。
「やはりわたしと一緒では寝られませんか」
わずかに開いた襖から寝ていたはずの者が首を突き出す。極彩はびくりとして振り返った。
「い…いいえ、ちょっと洗濯物を片そうと」
視界に入った洗濯物の山に理由を見つけた。淡藤は室内をぐるりと見回してから彼女に近付く。
「この時間に?」
「急に気になったんです」
彼は口を尖らせ拗ねた子供のような態度をみせる。
「どなたか来訪者があるんですか。この時間帯に」
「…菖蒲殿です。淡藤殿もご存知の」
警備の者に訊けばすぐに照合されることだった。疾しいことはない。すっかり白状して洗濯物を畳み始める。
「手伝います」
極彩は突然、不穏な感覚に陥った。妙な人事ではないはずだ。謙遜にはよって省略された苦労や功績があるのだろう。淡藤は美味そうに豚肉を食っている。不安を菊菜の苦味で誤魔化す。菖蒲のいう神経症が、憂鬱という濃いが不安を運んでいるに違いなかった。
「淡藤殿は次男なんですか」
「はい。兄がいました」
「兄が」
「ええ、兄が」
弟を探す兄の夢が目の前にあるらしかった。彼は柑橘酢醤油を小皿に注いだ。珍しいですか?と上目遣いに訊ねられる。
「天晴組といえば大体次男とか三男ですよ。実家で継ぐものがありませんからね。長男の人もいますけど。そもそも継ぐような仕事じゃなかったりなんてことも、」
あるわけで。彼は糸蒟蒻を掬うのに苦戦した。
「城勤めなら家はかなりみられるので、なかなか…次男に負けた長男と見做られるんですって。その辺りのことは疎いのですが。実家が裁縫店ってそう格式高いわけでもありませんから」
極彩は散らばった海老団子の欠片を拾い集める。白菜の芯ばかりが残りそれらを集めた。
「姫様の話も聞きたいです」
「特に話すことはありません」
「あります。海老団子好きなんですか」
何を訊かれるのかと身構えた。淡藤は不機嫌げな顔立ちを真剣にしてさらに不機嫌そうな面になる。
「え、ええ。海老団子というより、水餃子が食べたかったんです。結果的に海老団子になってしますが…」
彼は黙って豚肉を醤色に染め、口に運んだ。
「聞きたかったのはそれだけですか」
「他にもあったのですが忘れました」
「大した内容でもなかったのでは」
「大した内容でも忘れる時は忘れます。忘れない時は忘れません」
白菜の芯を大量に取っていく。
「白菜の芯、好きなんですか」
「白菜で一番好きです。姫様は」
「特に気にしたことはないです」
葉のほうが好きだということは呑み込んだ。淡藤は芯に胡麻だれを注いだ。
「変な人って言われませんか」
「まったく言われたことはありません。姫様はいかがです」
「ないです」
「お揃いですね」
器を持って白菜を齧る淡藤を極彩は黙って観察していた。まだ鍋には具が残っている。
「お揃いではないです」
食事を済ませ、休む間もなく淡藤はてきぱきと働き、洗い物や片付けを極彩が風呂に入っている間に終わらせてしまった。彼が風呂に入っている間に押入れの奥の布団を引っ張り出す。
「本当に泊まるんですか」
隣室の襖の脇に布団を敷きながら腰に布を巻いて牛乳を呷りながらやって来た若者に訊ねた。
「困りますか」
「困るというか…互いに、色々あるでしょう、男と女ですし。他にも立場とかいうか、色々…」
「私は気にしません。姫様は」
不機嫌そうな面を真っ直ぐ向けられる。かといって怒っているわけではないらしかった。
「少し気にします」
「困りましたね」
「別に追い返そうという思っているわけではないのです、もう夜ですし」
極彩は牛乳から口を離し大窓から外を眺めはじめた淡藤へ慌てて繕った。
「前の担当はどうしていましたか…群青、紫煙、菖蒲ですね。その者たちとは」
「群青殿は枕元で見張りで、菖蒲殿は玄関で寝泊まりしていました。紫煙殿とはすぐに終わったので…」
彼は腕を組んで薄い唇を歪めた。襖を開けて居間の隅に敷いた布団を引っ張った。極彩の万年床を横にずらして並べてしまう。
「嘘でしょ」
「嘘ではないです」
肩から下げた手拭いで彼は濡れた髪を掻き乱し居間へ戻る。水滴が極彩にも飛んだ。
「嘘ですよ」
「嘘ではないです。寝起き得意ではないので、近くにいてくださらないと有事の際に対応できません」
異性が目の前にいるにもかかわらず彼は支給品らしき下着を身に着ける。極彩は眉を引き攣らせながら布を纏っていく青年を見ていた。彼はまったく気にも留めない。副組長として控えていた時の印象が崩れていく。
「大丈夫なんですか…その、ご家族に対しての、こう…」
「姫様、私のことを意識しているんですか」
首を振る。切れ長の瞳は彼女を一瞥してまたどこかを捉えた。
「淡藤殿はわたしのことを意識しないんですか。これでも女なんですが」
「しませんよ。女性であることは分かっています。私は子持ちですよ、親です」
呑気に言って淡藤は台所や居間の照明を落として布団に入った。ぐるんと首が曲がって極彩は怯んだ。
「寝ますよ」
「ちょ、待ってください」
まだ髪も乾かしていなかった。極彩は居間にある髪を乾かす道具を持ち出す。隣の青年は濡れた髪のまま枕に寝転ぶ。その顔面に温風をかけてやった。
「何ですか」
「用はないです」
「枕、濡らすと拙いですか」
「わたしの枕ではないので別に」
淡藤は上体を起こす。極彩は髪に温風を当てた。轟音の中で彼は何か言う。風を止める。
「私も乾かします」
「いつもは乾かさないんですか」
よく目にしていた姿は毛並みに櫛の跡が残るほど綺麗に梳かれていた。
「朝に油を塗っています」
まだ熱い器具を渡す。轟音が隣で聞こえ、極彩はその間手拭いで自身の髪を打った。少しして強風が止む。彼の毛先は四方にぴんぴんと跳ねていた。
「そうはなりません」
香油を手櫛で入れてやる。柔らかな匂いが漂った。毛先の手入れをどうにかするよう店から言われたばかりだった。淡藤はぼんやりと暗い居間を凝らす。
「何か視えるんですか」
「姫様は何か視えますか」
「何も視えませんね」
若者の香油で治まった髪が艶めく。不機嫌げな顔立ちにはどこか機嫌の好さがあった。ただでさえ笑顔の似合わない冷淡そうな面構えの男から人工的で優しげな花が薫り、狂気を帯びたような不気味な印象を与えた。
「何か視えたら良かったのですが」
「一体何を視たいんです」
温風器具を彼の手から取って自身の髪を乾かす。隣の布団で薄い唇が動いたが轟音に消された。聴覚はろくに機能しないまま、淡藤は微笑を浮かべた。極彩はまた風を止める。
「何です」
「よく眠れそうだと思っただけです」
「薬用酒をお勧めします。唇が腫れる前に寝られますから」
「あまり人に勧められる方法ではありませんね」
淡藤は再び枕に寝転んだ。寝返りをうって背を向ける。極彩は気を遣うこともなく半乾きの髪に香油を塗りながら轟音を立てた。アッシュが来るまでは寝られそうにない。菖蒲が訪れることもある。髪を乾かし終える頃にはすでに隣の布団は眠りに落ちているらしかった。静かに器具を片付けそっと襖を閉めると居間に照明を点ける。
「やはりわたしと一緒では寝られませんか」
わずかに開いた襖から寝ていたはずの者が首を突き出す。極彩はびくりとして振り返った。
「い…いいえ、ちょっと洗濯物を片そうと」
視界に入った洗濯物の山に理由を見つけた。淡藤は室内をぐるりと見回してから彼女に近付く。
「この時間に?」
「急に気になったんです」
彼は口を尖らせ拗ねた子供のような態度をみせる。
「どなたか来訪者があるんですか。この時間帯に」
「…菖蒲殿です。淡藤殿もご存知の」
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