.とろゝそば。

その他のなんか

「思い出の夏が終わる」

(2016年4月頃)

　『沖縄イメージ絵。コップとテーブルの歪み、それからこの木の板はどこにあるのか、という点でわたくしが精神的な意味での完成を目指せず没。
　海の中に木のベンチあったら腐るもん』…ということを当時のブログに残しています。

　イメージイラストという意味ではそこまで現実的な物理を考慮しなくてもいいのかな…と思いつつも自分の中の違和感と戦えませんでしたわ。

　高校の修学旅行で行ったときに作ったとんぼ玉のストラップと、なんかそれらしいモチーフで。

　でも多分わたくしが感じた沖縄よりも、多分沖縄にかこつけたわたくしの中の海のイメージが先行してしまってあまりわたくしの中でさえ沖縄感がないので、欺瞞的というか…正直あまり気に入っていないかもな。没にしてしまったという点で印象には残ってるけど。


　「夏の終わり」というワード、なんか切なくて好き。夏生まれっていうのもあるのかな？冬に生まれていれば、もっと違った感想を抱けただろうか？冬も冬で結局は好きなんだけれども。いうても晩夏の生まれなんでなんとも言えないが。GARNET CROW「夏の幻」と森山直太朗「夏の終わり」が好きだからかな。生命が盛んになってそして終わっていくという感じがあるからだろうか？でも案外そんなことはないのかも分からない。終戦記念日があるから？お盆があるから？日航機墜落事故があったから？夜が長くてクーラーの音とか、花火の音がして。氷がカラカラ鳴って、何か切ないものを感じるね。

　まだ夏始まってないんだけどさ。

紙：ホワイトワトソン


2019.6.24