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自創作語りと銘打った自分語り
昨年の墓参りと彩の雫72話
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盆休みの墓参りが好きだったんですわ。自死遺族について語っているページで事の成り行きは語っているんですけど、わたくしは父と母と行く、山にある父方の墓園に行くのがなんだか夏休みの小旅行という感じで、兄はいないが家族旅行という感じで好きだった。何ということもない。行きのコンビニで和菓子を買って、寺に行き、そして墓園に向かう。帰りに外食なんてしたりした。わたくしは大した外出ではないけれど、それでもわたくしはもう成人して一人暮らしで、母もスポーツジムという社会的交流の場を得て、そして父も趣味に打ち込み、別に疎遠とか家族仲が冷えたとかではなかったけどわたくしは無職だし何よりもう昔とは違って各々に各々の楽しいことが見つかって老いて、結局運転させてしまうわけだから、そしてわたくし自身あまり予定を持つのも苦手で、家族でここに行きたいということは言えなかった。だからたとえ行き先が墓園でも、この盆の時期の墓参りがわたくしは好きだった。
けれど昨年は、母と父の叔母との折り合いが悪くなって、この辺は例の「自死遺族であることを告白しているだけの話」に書いてるんですけど、そんな流れで、もう来年はないだろうなって思ったし、そもそも両親はそんな信心深くなかったから、別に叔母とその家族に任せて、知っている範囲では父の母(わいの祖母)と父の兄(わいの伯父)が入っているけど、わたくしの両親は関与しないつもりでいることも彼等(両親の)の中ではアリみたいだった。ただわたくしが、墓参りに行きたいと行った。わたくしのこの墓参りに対してのスタンスは言ってある。そこに不謹慎だのなんだのはなかったつもりでいる。今でも。
ただ、そのゴタゴタを目にしてから、失敗したなって思った。
わたくしは今就活中だから、多分今年は盆も面倒臭くて帰らないと思うから、まぁ、来年はないだろうなって昨年思ったことは当たっているといえば当たっているのかも分からないね。
それでタイトル回収よな。彩の雫72話。この話はもろ、この体験がベースになっているにはいる。
きっと分かり合えないんだろうな、っていう虚しさみたいなの。信心深い父の叔母と、それなりの信義があった母。父の母(わいの祖母)はお父やんがまだ10代も半ばいってたかも分からん頃に亡くなったので、わいのお母やんは姑を知らんのですわ。そんなで、つまり父の母の姉つまり父の叔母がある種の姑みたいな。なんだか残念だったな、この亀裂は。ただ分かり合えないのが2人の性分を知ってしまうと、妙に割り切れてしまってそこに残念さはないんだな。ただ虚しいだけ。悲しさとかない。どうすればいいとかないから。どうすればよかったかとか。行き着くところだったのかも。強いて挙げるとすれば相手方というか父の叔母の掌返しかな。一度承諾したことを掌返して、父は消極的だから母が積極的に応対していたら、他人だからうんたらかんたらって。わたくしは母ちゃんの味方だと言ったけど、でも母ちゃんは、「わたくし(わいの名前)は味方になれないよ、そっちとも血が繋がってるんだから」って。そりゃそうだ、父と母が血が繋がってたらわたくしの文化圏では困るでな。ただただ人類は(主語がクソでかい)近親相姦のほうが話ややこしくならねぇのかなって初めて思ったな。いうても、ファザコンでマザコンだからなんだか押し潰されそうな気がしたよ。
わたくしゃマザーファッカーでファザーファッカーで、アントファッカーだよ。
そんな思いでああ墓園は血生臭ぇなと。遺骨しかねぇのに。
じゃあ墓場で腹切らすか、と。そうなると腹切る動機があるの桜しかいないな、と。とはいえ彼はそれなりの展開になる予定だったので、お父ちゃん出す予定なかったんですけどじゃあ出すか、と。
結局ここも分かり合えない、という展開になったんですけど。
分かり合う必要はない。最善なんてないのかもな。あるとしたら、都合の話でしかない。どちらかに折れてもらったって腑に落ちないところはある。論破されることと納得することはまた別の次元だ。お互い割り切って気持ち良く、清々しく、はこだわりがないか躱し方を知っているか。それはそれで都合が良いな。
という備忘録。ふと思い出したのだ。
2019.5.19
けれど昨年は、母と父の叔母との折り合いが悪くなって、この辺は例の「自死遺族であることを告白しているだけの話」に書いてるんですけど、そんな流れで、もう来年はないだろうなって思ったし、そもそも両親はそんな信心深くなかったから、別に叔母とその家族に任せて、知っている範囲では父の母(わいの祖母)と父の兄(わいの伯父)が入っているけど、わたくしの両親は関与しないつもりでいることも彼等(両親の)の中ではアリみたいだった。ただわたくしが、墓参りに行きたいと行った。わたくしのこの墓参りに対してのスタンスは言ってある。そこに不謹慎だのなんだのはなかったつもりでいる。今でも。
ただ、そのゴタゴタを目にしてから、失敗したなって思った。
わたくしは今就活中だから、多分今年は盆も面倒臭くて帰らないと思うから、まぁ、来年はないだろうなって昨年思ったことは当たっているといえば当たっているのかも分からないね。
それでタイトル回収よな。彩の雫72話。この話はもろ、この体験がベースになっているにはいる。
きっと分かり合えないんだろうな、っていう虚しさみたいなの。信心深い父の叔母と、それなりの信義があった母。父の母(わいの祖母)はお父やんがまだ10代も半ばいってたかも分からん頃に亡くなったので、わいのお母やんは姑を知らんのですわ。そんなで、つまり父の母の姉つまり父の叔母がある種の姑みたいな。なんだか残念だったな、この亀裂は。ただ分かり合えないのが2人の性分を知ってしまうと、妙に割り切れてしまってそこに残念さはないんだな。ただ虚しいだけ。悲しさとかない。どうすればいいとかないから。どうすればよかったかとか。行き着くところだったのかも。強いて挙げるとすれば相手方というか父の叔母の掌返しかな。一度承諾したことを掌返して、父は消極的だから母が積極的に応対していたら、他人だからうんたらかんたらって。わたくしは母ちゃんの味方だと言ったけど、でも母ちゃんは、「わたくし(わいの名前)は味方になれないよ、そっちとも血が繋がってるんだから」って。そりゃそうだ、父と母が血が繋がってたらわたくしの文化圏では困るでな。ただただ人類は(主語がクソでかい)近親相姦のほうが話ややこしくならねぇのかなって初めて思ったな。いうても、ファザコンでマザコンだからなんだか押し潰されそうな気がしたよ。
わたくしゃマザーファッカーでファザーファッカーで、アントファッカーだよ。
そんな思いでああ墓園は血生臭ぇなと。遺骨しかねぇのに。
じゃあ墓場で腹切らすか、と。そうなると腹切る動機があるの桜しかいないな、と。とはいえ彼はそれなりの展開になる予定だったので、お父ちゃん出す予定なかったんですけどじゃあ出すか、と。
結局ここも分かり合えない、という展開になったんですけど。
分かり合う必要はない。最善なんてないのかもな。あるとしたら、都合の話でしかない。どちらかに折れてもらったって腑に落ちないところはある。論破されることと納得することはまた別の次元だ。お互い割り切って気持ち良く、清々しく、はこだわりがないか躱し方を知っているか。それはそれで都合が良いな。
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