18禁ヘテロ恋愛短編集「色逢い色華」-4

結局は俗物( ◠‿◠ )

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季節もの

【1話完結】クリスマス2024  三人称視点/♡喘ぎ人外男/未亡人ヒロイン

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 クリぼっち発見~!

 ビルの上に佇む人影は舌なめずりした。街中の人々は防寒具を身に着けているというのに、まるで軽装。一見、人の形をしているが、その者の背には真っ黒な翼が生えていた。両側頭部にはとぐろを巻いた角。尻からは、オタマジャクシのような尾が長い丈をもって伸びている。




「クリスマスに付き合ってくれたってことは、そういうことだよね?」
 酔っ払った後輩が腕にしがみつく。柊木ひいらぎ雪夜ゆきよは身を強張らせる。失恋と仕事上の失敗を立て続けに起こし、落ち込んでいた後輩を元気付けるため飲んでいたのがつい先程。酒の勢いと失恋直後の寂しさからか、嘘寒い懸想の告白を受け、断ったところ、このように絡まれてしまった。
「旦那さんのことは忘れて、新しい人生の一歩を踏み出しましょうよ……」
 雪夜は亡夫のことを出されると思わず狼狽える。昨年の冬、彼女は夫を急病で喪った。
「お互い、淋しいじゃないですか。人肌恋しくなりません? 慰め合いましょうよぉ」
 雪夜は後輩を振り払おうとする。人の往来がある。誰が見ているかも分からない場所だ。
「よして。会社の人に見られたら、お互い困るでしょ……?」
「困りませ~ん。柊木先輩となら、オレ、誤解されても……」
 後輩は雪夜の腕をさらに引いた。顔が近付く。酒臭さに鼻先を背ける。
 歩行者専用になっている通りであったが、道の真ん中であった。後ろから来た通行人が2人にぶつかる。
「ごめんなさ……」
 腑抜けた後輩を引き寄せる。しかしぶつかった通行人は尚も距離を詰め、雪夜と酔っ払いの間に割り入ろうとした。
「オネエサンはオレクンと先約があるから」
 善意だったのだろう。迷惑千万、条例違反手前の軟派な声掛けだと勘違いされているようだ。知り合いを装って、助け出そうという魂胆だったのではないか。
「あ、この人は、わたしの会社の後輩で……」
 恥をかかせるつもりはなかった。善意を無下むげにするつもりもなかった。
「オネエサンはオレクンと先約アルよ?」
 雪夜はこの通行人の顔を見て、口を噤む。背の高い、薄着の男だった。浮かれた街並みの明かりが、青紫色のリップカラーの塗ってある口元に3つ刺さるピアスを輝かせていた。夜だというのにカラーサングラスを掛け、耳からは一時期流行ったビーズカーテンよろしく装飾品がぶらぶら揺れている。八重歯の目立つ歯にもラインストーンを散りばめた銀色の装飾が施されている。ツイストパーマと刈り込みが、銀疣を抜きにしても遊び人風である。目元は確認できなかったけれども、鼻筋や唇の形からして、全体的な顔立ちの造形は悪くない。
「オネエサン、クリぼっちでしょ」
 眼交まなかいに指先を突きつけられる。爪にも色が塗ってあった。ナックルダスターと見紛う指輪がぼやけて見える。
「え……?」
「クリぼっちオネエサンのおうち、今日イくネ」
 ある種ファッショナブルともいえそうな奇抜な風采の男は人混みに消えていく。クリスマスの夜の繁華街である。芸能人のような出で立ちだったが、頭のおかしな人間も混ざっていよう。違法薬物に手を出しているのかもしれない。
 クリスマスだというのに、散々な目に遭った。
 彼女は後輩をタクシーに放り込み、金を握らせ、帰路をとぼつく。昨年では、年末というものが好きだった。家族団欒を意味するものだった。しかし昨年のクリスマス前に3年連れ添った夫がこの世を去った。
 遺品整理は済んだ。ついでに不要なものを捨て、家の中はより広くなってしまった。殺風景で、生活感も消え失せてしまった。
 着替えついでに風呂に入り、夫のもふついた寝間着に身を包む。袖も裾も余っていた。髪を乾かしてあとは寝るだけ。少し早いが、今夜は酒が入っている。
 明かりを消す。布団に潜った。ろくなクリスマスではなかった。道行くカップルや親子連れが羨ましかった。忘れてしまいたい。気を紛らわせてわそのまま眠れたら……


「オネエサン、クリぼっちデショ」


 雪夜は跳び起きた。部屋の中から聞こえる。枕元に置いたリモコンを鷲掴み、明かりを点けるが、かろうじて押せたのは常夜灯だった。
 部屋の真ん中に、悪怯れもせず、繁華街で見た男が立っている。慣れ親しんだ様子で手を振っている。
「ど……どうして……」
 しかし先程と違っているのは、刈り上げた側頭部にアンモナイトのごとき角を携えている点だった。
オネエサン、クリぼっちで、婿ニーしようとシてたんデショ」
「え……?」
「死んだ旦那サンオカズに、オナニーするつもりだったんデショ」
 雪夜は部屋中を見回してしまった。日課を知られている。盗撮カメラでも仕掛けてあるというのか。
「な、何を……」
 警察だ。警察に通報すべきである。スマートフォンを探した。
「通報スるの? じゃあ、オネエサンが婿ニーで中イきできないから、クリオナばっかシてるって、取り調べでイってもイイ?」
 恐ろしさに震えた。丸裸のまま、冬空の下に放り出されたかのようであった。この男はストーカーなのであろうか。今までおかしなところはなかった。家から男手が消える。それだけで、これほどの危険が迫るというのか。
「オネエサン、ワタシのコト、ヘンシツシャだと思ってるん?」
 男が近付く。裸足だった。手と同様、爪には色が塗ってある。
「ヘンシツシャぢゃナイよ。ワタシ、クリぼっちクリちゃんを助けにキただけだヨ?」
 しかし雪夜にとって、この男は変質者以外の何者でもなかった。後退るにも壁があった。背中を壁に貼り付け、彼女は立体的なポスターと化した。
「あ………あ、………」
 逃げ場はどこにもない。
「ワタシ、お金ホシイんぢゃナイし、ハメ撮りシて脅そうとか考えてナイよ? ただオネエサンのカワイソウなぼっちクリちゃん助けにキただけだヨ?」
 雪夜は逃げようとした。逃げようと画策していたのではない。身体が逃走を命じたのだ。
「ダメだヨ、オネエサン」
 指輪でごてついた手が、カラーサングラスに伸びる。目元を隠していた暗いレンズの奥が光る。ピンクともヴァイオレットとも判じられない光線を雪夜は浴びた。
「オネエサン、逃げられないヨ? オネエサンはワタシにキモチヨクされちゃうんだから……」
 男は首を傾げ、壁伝いに落ちていく雪夜の顔を覗き込む。
「ひ………っ」
 カラーサングラスが取り去られても、まだ目元は分からなかった。ピンク色の光に視界を焼かれていた。
「カワイソウなぼっちクリちゃん、剥いてアゲルね?」
 雪夜は首を振った。逃げるはずだった脚に力が入らない。
「こ、怖い………」 
「コワいの? オネエサン、コワいの? ナニがコワいの?」
 得体の知れない男が怖い。殺される。酷い目に遭わされるのだ。喉がつかえる。声が震える。身体に力が入らない。頭は真っ白だった。
「ナニもコワくナイよ。おお、ヨシヨシ。ナデナデしてアゲル」  
 凶器を嵌めているのと大差ない手が雪夜に伸びた。乾かしたばかりの髪を撫でていく。
「髪柔らかいネ~! 髪多くてイイなぁ~」  
 手垢を擦り込むように、筋張った大きな指が毛並みを梳く。
「こ、怖い………怖い………」
 雪夜は啜り泣きはじめる。
「コワくナイよ~。コワくナイ、コワくナイ」
 男は彼女の髪に唇を落とす。本当に害意はないようだった。本心なのか、それとも気が狂い、それが本心ということになっているのか。
「不倫相手のところでフクジョーシされて、ひとりぼっちになっちゃったの、カワイソウにネぇ。サれ妻オネエサン。ワタシが忘れサせてアゲるネ?」
 何故この男が、雪夜の秘密を知っているのか。夫は不倫相手の家で腹上死した。
「不倫野郎で婿ニーするの、ヨくないヨ、オネエサン。今度からワタシが、オネエサンのオカズになってアゲる」 
 鮮やかな青紫色に彩られた唇から、2つに割れた舌が伸びる。ヘビのようだった。轆轤首ろくろくびよろしく、人の身体の一部とは思えない長さで、雪夜の唇を舐める。
「ぃ………ぃや…………っ」
「オネエサン……諦めて。オネエサンはもうワタシをオカズにスるしかナイんだヨ? サれ妻オネエサン。ひとりでイヂイヂしてキたオネエサンのクリクリ、ワタシが慰めてアゲる」
 雪夜は首を振る。舌とは思えない桃色の触手から口を逸らす。
 男は強い力で彼女の肩を掴んだ。肉を千切り、骨を砕かんばかりである。
 二つに割れた舌先はひとつのきっさきのように尖り、雪夜に割り入る。
「ぅん……っ!」
 徐々に妖怪じみた舌は短くなり、男の顔面が近付く。雪夜の口腔で暴れ、柔らかく敏感なところを叩かれる彼女の躯体から力が抜けていく。押し退けようとした手は、もはやただの添えものに過ぎない。
 人並みの舌の長さに戻った男は、言いなりになった女の口内を漁る。舌の根元から絡め、扱く。ざらついた質感がやすりだった。歯列を探り、内側から頬を舐めて抉る。
「は………ぁ、んっ………」
 夫にはなかった技巧。雪夜はすでに男に身を捧げるほかなくなっていた。
「オネエサンのヨダレ美味うま……っ♡」
 男は切れ長の目から、ピンク色のネオン管を秘める瞳を爛々とさせる。口を閉じる力も湧かない女の水を啜る。長い舌で液体を掬う様はさながら猫であった。
「美味ちい! うまっ♡ うまっ♡」
 じゅりゅりゅりゅ! 
 リンゴでも齧って、その果汁を飲んでいるかのような下品な音であった。
「ふ………ぁあ………」
 雪夜の身体は火照った。不審者の侵入を許し、恐怖に身が竦んでいたのが嘘のようであった。心地良い微睡みのなかに彼女はいるようだった。
「オネエサンのスケベな汁、もっと飲みたいナ」
 しかし雪夜は、陶然としてもなお、男を拒んだ。
「ダメだヨ、オネエサン 。オネエサンだってもうおっぱい勃起サせてるジャン。サムいの?」
 銀色の小石を携えた手が、寝間着越しに胸を摩する。
「勃起乳首、カワイソウ」
 雪夜は就寝時、寝間着の下にブラジャーも夜用ブラジャーも付けなかった。冬場はゆったりとした長袖のインナーのみである。豊満な胸を包む2枚の布を、小さな突起が押し上げている。
「ガンバって勃起シてるの? カワイイ!」
 暗い色の入った爪が突起を掻く。
「ぁ………んっ」
「さっきの酔っ払いの部下ガキクンも、オネエサンのおっぱいガン見シてたよ? オネエサンのおっぱい見ながら、おチンチンかちかちにサせてたんだろうナ」
 マニキュアか将又はたまたジェルネイルか、強化された爪が胸の小さな影の上を往復する。
「んっ………ぁ、」
 背筋をくすぐられているようだった。脳が甘く痺れ、臍の下のほうへ響く。
「こんなに硬くシて、イイコ! オネエサン、ヨダレ美味ちいだけぢゃなくて、乳首もイイコなんだネぇ」 
 一際速く突起を掻かれ、雪夜は胸を突き出した。視界が明滅する。
「あぁ………!」
「クリクリ、うずうずシてキちゃった?」
 男は爪から指の腹で小さな実を撫で摩する。弱くなった刺激がもどかしい。雪夜は自ら胸を押し付け、撫でさせる。
「オネエサン、あんまり乳首でオナニーしないもんネ。ダメだヨ、オネエサン。乳首イきデキないワルいコは、お仕置きだヨ?」
 裾から手を入れ、男は雪夜の胸をインナーの上から揉んだ。
「おっぱいでっか……♡ ふわふわ……♡」
 夫の寝間着によって着痩せして見えていた豊満な乳房が揺れてたわむ。痛みはなかった。むしろ男は力加減が上手かった。言葉とは裏腹に、興味本位で揉みしだいているのではないようだった。
「指溶けちゃうヨ、オネエサンのおっぱいスキぃ……♡」
 男は雪夜の耳元に口を寄せ、甘えた声を出した。
「ふ、ぁあ………」
 這い回る手はマッサージのようだった。先端を避け、淫らな所作はない。寝間着の上から甚振られた箇所が疼く。煽られているようだ。
「ちゃんと毎日、乳首ちゃんもいぢめてアゲなきゃダメでしょ? オネエサンの敏感乳首、乳首イきシたいって泣いてるヨ?」
 つん、と一度、左右の指先が小さな隆起を小突く。
「あ………ん……」
「こんな敏感な乳首シといて、どうシて今まで乳首ちゃんカマってアゲなかったの? オネエサン、ワルいコ!」 
 綿素材のインナーの上から的確に実粒を摘まれる。
「ひゃ……ぁっん」  
「こんなコリコリに勃起サせて! クリぼっちのクセに……」  
 指の腹で、芯を持ってしまった乳頭が揉みほぐされていく。しかし軟らかくなることはなく、甘い刺激が彼女から理性の明かりを奪っていくのみだった。
「切なく……なっちゃう………っ」
 相手が誰であるかも考える余裕がなくなっていた。思わず己の性事情を吐露してしまった。
「旦那サンはオネエサンのおっぱい吸ってばっかだもんネ。指でコリコリしてくれなかったんデショ?」
 摘まんだ指に力が入る。
「あぁん……」
「こんな敏感乳首を吸うダケだったなんて! オネエサン、ヨく我慢デキたネ? 乳首シコシコしたかったデショ?」
 男の指は芯を捉え、頂を擽る。
「あぁあんっ!」
 雪夜の身体が跳ねる。腰を揺らし、布団の繊維が軋る。
「オネエサンの乳首もクリトリスなんだから、ちゃんといぢめてアゲなきゃ、カワイソウだヨ? クリぼっちにシちゃダメぢゃない」
 男の指に合わせ、雪夜の腰が前後に動いた。
「だ………め、怖い……、怖い……!」
 知らない淫らな膨満感が胸にある。知っているのはもっと下のほうで起こる。頭が破裂しそうだった。不安と快楽と、この男に対する不思議な感慨が育ち、彼女は戸惑っていた。
「乳首クリクリされるの、コワいん? コワくないヨ」
 雪夜は首を振った。異様な感情を男に持ちはじめている。乳頭を嬲られるたびに、それが強くなる。親愛にも似た不安。この男に食べられることを赦してしまいそうだった。そしてそれこそ、許してはならないことなのだ。
「オネエサン、泣いちゃうの? 乳首イきハジメテだもんネ。いいヨ。じゃあクリクリでイこうネ?」
 胸をまさぐっていた手が、腹を這い、下に降りていく。寝間着のゴムを潜り、ショーツに至る。
「あ……」
「お毛々アルんだネ! エラい! 最近のコ、みんなお毛々なくシちゃうから……!」
 男はネオンピンクに光る瞳をさらに輝かせた。陰阜いんぷにある糸屑に指を絡め、舌なめずりする。
「ホントぉに……お毛々吸いたかったから………お毛々………」
 男は上擦った声を漏らすと、雪夜の腰から、寝間着を下ろした。
「いや……!」
 しかし拒否は聞き入れられなかった。落ちていくゴム部分を押さえても、もう遅い。
「お毛々……お毛々……!」
 男は譫言を繰り返す。まるで砂漠で彷徨い、やっと水辺を発見したかのような飢渇が窺えた。
「お毛々……!」
 雪夜は寝間着の下を脱がされ、ショーツは腿の半ばまで下ろされていた。男は露わになった彼女の股ぐらへ顔面を突き入れる。小規模な繁茂に鼻先を当て、空気を音が聞こえるほど吸った。
「はあああ~♡」
 男は顔を上げた。感嘆を洩らす。しかしすぐに細く剃られた眉を顰める。
「オネエサンのオマンコ、クサくないジャン。クサくシといてよ。もっと早くクればヨカッた!」
 不満を言うやいなや、ふたたび叢を嗅ぐ。
「んあ~、でもかしゅかにオマンコのにほひスりゅ♡」
 不平不満はどこへやら、男は下生えに頬擦りしては鼻先を挿し込み、匂いを吸う。
!」  
 雪夜は奇行を繰り返す男への恐怖心を思い出した。股ぐらに置かれたパーマのかかった髪を押し返す。
「オネエサン、お風呂入らナイでヨ! なんでオマンコ洗うの! バカ、バカ! オネエサンのマンコ嗅がせろ、ブス!」
 男は雪夜の腿を軽く叩く。彼女は戦慄した。
「婿ニーばっかシてるクリぼっちサれ妻ババアのクッサいマンコ嗅がせろヨ!」
 あむあむあむあむ! と男は陰阜の糸屑を口に入れた。噛んで引っ張る。動物の毛繕いだ。
「痛いっ、痛っ……!」
「お毛々洗うから不倫サれたんだヨ。旦那サンもオネエサンの激クサオマンコ嗅ぎたかったにキマッてる。カワイソウ! オネエサンのクッセぇオマンコ嗅げなくて、ワタシも旦那サンもカアイソウ!」
 男は甘えて媚びた声音のまま、雪夜を咎める。わけの分からない詰責きっせきに彼女は惑乱する。夫のことを出されては弱かった。しかしこの得体の知れない男と夫にどういった接点があるのか。夫から何か聞いているというのか。どこまでが真実なのか、皆目見当がつかない。
「でもちょっと、オマンコのかほりスりゅ……♡ はぁぁ~、アタマ、バカになる……♡ オマンコ……♡」
 雪夜の脇腹を抓るように押さえ、男はまたぞろ彼女の陰毛を吸い込む。顔面を擦り付け、深呼吸。
「イイにほひ、すりゅ……」
 そして頬擦りし、毛を噛む。
「痛い……! 痛いです……! もう、やめ………ッ」
「クッセぇオマンコも嗅がせない、マンカスも食わせない、乳首イきデキない処女乳首、婿ニーでクリちゃんシコるしかデキないサれ妻ババアなのに、何イってんの? もうユルサナイから」 
 男は散々嗅いだ箇所の下に潜っていった。長い指で秘裂を左右に割り開く。
「ああ……!」
 雪夜は顔を覆った。夫にも真正面からは見せたことがない。常夜灯の光は薄暗いが男の目は妖しく輝いている。
「ぼっちクリちゃん、こんばんワ~。いつも婿ニーでシコシコされて、キモチヨクなってるんだネ?」
 男の親指が、陰芽を押す。友人の肩を小突くような素振りであった。
「あっ!」
「勃起シて、ぷりぷりだ。美味しそうだから、食べちゃうネ?」
 雪夜の承諾の必要なかった。男は宣言するやいなや張り詰めた肉粒を唇に挟む。雪夜の眼前には星が飛んだ。
「ぁはぁんっ」
 強く確かな快感が脳天まで突き抜けていく。
 男は唇を擦り合わせ、力を込め、吸っ  た。割れた舌先の切れ込みが、尖った輪郭に添わり、形をなぞっていく。
 意識を攫っていくような快楽が、下から上へ押し寄せる。
「そ……れ、だめ………っ」
「これぇ?」 
 男はまた同じことをやった。
「あっ! ああ!」 
 雪夜は背筋を反らし、腰を浮かせた。男の顔面に押し付ける。
「オネエサン、包茎なんだ。カワイイ。皮被せちゃおっと」
 すでに膨らんだ肉珠の上に、男の指の腹は捲れた膜を被せようとする。しかし厚みを持った淫核は弾けて逃げるだけだった。
「だ………め、や! ぁんっ!」 
「婿ニーでいっぱいシコられてるのに、小さいネ。おっぱいはでっかいのに、乳首とクリちゃんはちっちゃいんだネ。旦那サンの不倫おチンチンにたくさんずぽずぽサれるところ想像シて、いっぱいシコってるのにネ。不倫相手におチンチン舐め舐めサれてキモチヨクなってる旦那サンも想像シて。会議中、声出せないトコロでおチンチンいぢいぢサれてる旦那サンの妄想で、ヌいてるんだもんネ?」 
 雪夜は首を振った。
「でも割合は、旦那サンがオマンコ負けシて、お猿サンみたいに腰カクカクぱこぱこシてる姿が一番お気に入りなんだもんネ? ああ、旦那サンの前で旦那サンの知らないオトコノヒトにレイプされて感じまくるトコロ、見られちゃう妄想もスキなんだっけ?」
 雪夜はまた首を振る。この男は何者なのだろう。何者であろうと、恐ろしい人物なのはまず間違いなかった。
「旦那サンに代わって、ワタシがカワソウなオネエサンのクリトリス、いっぱいシコってアゲるネ? オマンコジュースでべっとべとにシていいヨ。全部飲んでアゲりゅ♡」
 男は濡れた尖先を無遠慮に摘んだ。
「だ、め………、だめ………!」
「ダメじゃないヨ?」
 勃起した核茎が揉み拉かれる。凝った肉が解されていくが、軟らかくなる気配はない。むしろ硬度が増すようであった。
 ぬち、ぬち、ぬち。みゅちち……
「んぁ、も………だめ……っぇ!」
「もうダメなの?」
 絶頂が見えかけたとき、指が離れる。
「あ……」
「もうダメなんじゃ、仕方ないネ」
 男は朱裂から離れ、陰阜の屑溜まりを吸った。吐息が素肌を掠め、按摩されていた肉雛を疼かせる。
「でもオネエサン、エラいネ。旦那サンはオネエサンのオマンコ、ぺろぺろシてくれなかったのに、オネエサンは旦那サンのおチンチン、じゅっぽじゅっぽシてアゲてたんデショ」
 何故、この男が夫婦の営みの内容を知っているのか。男のほうは、さも知っているのが当たり前といった調子なのだった。ネオンピンクを宿した瞳は最新技術のカラーコンタクトレンズではないのか。どうやって音もなくこの男は侵入してきたのか。側頭部の異様な角は果たして被り物なのか。この男は、人間ではないのではないか。
「さっきの部下ガキクンもオネエサンのコト、ホテルかおうちに連れ込んで、カチカチのおチンチン、オネエサンのオマンコにぬっぽぬっぽスる気だったっぽいケド、おマンマンぺろぺろシないタイプだヨ。オネエサンのおマンマンならぺろぺろスるのかな。でもパイズリ動画でばっかヌいてるなぁ」
「やめて……」
 後輩の話はされたくなかった。
「オネエサン、あの部下クソガキに竿役ヤらせてるんだもんネ? 旦那サンの目の前で、あのガキにレイプされて感じまくるのがオカズなんだもんネ? でも今度から、ワタシが竿役にナってアゲる。だってあんな仮性包茎のおマンマンなめなめシないクンニ童貞ぢゃ、オネエサンは満足デキないもん」
 雪夜は潤んだ目をして男を睨む。見抜かれている。しかしあの後輩であることに大した意味はなかった。夫が知らない相手で、身近にいた、強壮な若者。理由はそれだけである。
 男は両手を彼女の胸に伸ばした。左右の小さな勃起を擽りながら、脚の間の勃起を食む。
「それ……っ、」
 しかし嬌声によって彼女の制止は無いものにされた。
「あああ!」
 内腿に挟まれたヴァイオレットの妖光が揺蕩う。
 官能の三角形が、雪夜を乱す。シーツを掻き、握り締める。彼女の首は後ろへ転がり、喉笛を差し出した。
「イきな?」
 男の舌は上下の実を3つを内側に押し込む。厚く膨らんだ下の実は、瑞々しく弾ける。
「だめ、もぉ、だめ………あっ!」
 雪夜の甘えた要求は、聞くに値しないようだ。隆起することを諦めない胸の柊を弄びながら、朱珠に歯を立てる。綿菓子も噛み切れない強さで、淫芯を揉む。
「ああああん……!」
 彼女の視界は白波に呑まれた。身体のなかに三角形を孕んでいる。焼きごてを押し当てられたがごとく熱く疼く。
「イくときは"イく~ぅ♡"って言わなきゃダメなんだよ? 法律違反の犯罪だヨ? 裁判沙汰なんだからネ? クリクリがぷりっぷりなので情状酌量! おマンマン汁美味ちいので減刑! はい、クリイき死刑♡」
 まだ絶頂の余韻は引いていないというのに、男は雪夜の鐘肉を親指で抉る。
「んやぁ! やァ!」
 痛みに似た快感がかんなよろしく脳を削いでいくようだ。雪夜は叫んだ。そして身を捩り、布団を這って逃げようとする。
「イヤだネぇ? イきクリくりくりサれてツラいネ?」
 足首に生温かい枷が嵌った。力強く引き寄せられ、彼女の身体がベットの上を滑る。
「イヤ、嫌!」
「クリクリ、クリぼっちにシちゃカワイソウでしょ?」
 芽肉は二本の指の腹に包まれ、徐々に押し潰されていく。
「そこ、ヤ……! そこゃら……!」
「こんなぷりっぷりにシておいて、クリ勃起クリぼっちにスるなんてもったいないよ。ぷりっぷりクリトリス、こんな美味しそうなのに。皮のなかもちゃんと舐めサせろ」
 雪夜は乱暴に首を振る。男は構わず、開いた脚に顔を突っ込んだ。
「マンカスもちゃんと洗っちゃったの! ワタシの分は?」
「いやぁ……!」
「おちんぽクリ、フェラしてアゲるね。クンニしてくれない旦那サンのおチンチン、いつもじゅっぽじゅぽシてたもんネ。ちゃんとちんぽクリ、ムクムク報われないと!」
 ちゅぽっ、ちゅぽっ、ちゅぼぼ、ちゅぶぶ、ぶりゅっ、ぶりゅッ!
 男は汚らしい空気音を鳴らし、頭を前後に動かした。轆轤首じみた長い舌が雪夜の花肉に巻きつく。
「頭、おかしくなっちゃう………! アソコ壊れちゃう、から………!」
 男は口を放すと「へへっ」と笑った。布団の上に大粒の指輪を放った。
「旦那サンにはお誘いフェラしてたクセに」
 男は石礫いしつぶてのなくなった中指と薬指を眺め、そのうちこの2本を喉奥まで口に咥えた。頭を前後に動かす。雪夜はその口淫に似た挙措きょそを見ていた。
「1年ぶりのおチンチンじゅぽじゅぽ、オネエサンもシたくなっちゃった?」
 口から抜け出てきた指から、男の唾液が糸を引いてシーツに滴り落ちる。 
「クリトリスつらいんだもんネ? クリトリスつらいならオマンコ中イきするしかないもんネ?」
「…………ヤ!」
 雪夜はまたもや逃げようとした。
「ダメだヨ、オネエサン。不倫からも逃げて、旦那サン死んじゃったのからも逃げて、シコシコしこしこクリトリス扱イて、ワタシからも逃げるんだ? クリぼっち。サれ妻未亡人ババア。逃げブス」
 男は雪夜の腕を掴み、身体にしかかる。
「ああ! 赦してください……! 赦して……!」
「赦シてアゲるよ? ワタシのカラダ、赦シてアゲる。オネエサンのヨダレもオマンコ汁も美味ちぃから、きっとワタシとオネエサンはズっ友になれるヨ。おチンチンとおマンマンズリ友に!」
 身を捩る雪夜の身体を向かい合わせ、指を女壺に捩じ込む。
「あぁぁぁ!」
 身体が二つに裂けるようだった。夫を喪ってから、そこに物体が入ってくることはなかった。
「痛い……」
「そっか、オネエサン、アナニーしないもんネ。クリクリをムクムクさせていシコシコしかシないもんネ。ごめんネ?」
 男は指を抜くことはしないのだった。親指で、肉鐘を叩く。
「でもぬらぬらにナッてるヨ。このおしるは――……」
 一度、指が抜かれる。男はその指を青紫色に塗られた唇に含んだ。
「ちゅぱっ………ちゃぴちゃぴ………うんま……オネエサンのマン汁美味しい……もっと飲みたい………もっと………」
  ふざけているのか、何かの違法薬物でも吸ったのか、その音吐は陶然としていた。
「もっとまんこの汁飲ませろ」
 雪夜にはそのとき、巨大な蜘蛛のようなシルエットが見えた。男は彼女の股ぐらで四つ這いの腹這いになると、秘泉を啜りはじめる。否、泉ではなく井戸なのかもしれない。肉把手を扱き、淫水を湧かせる。女体に挿し込んだ指で蜜液を掬い舐める様はグリズリー。
「ああ……んっ、なか、やめ………っ!」
「うまっ♡ うまっ♡ オネエサンのまんこのお汁うめっ♡」
 男は粘着質な水音をたてて蜜を吸う。
「ちんぽクリいぢいぢシて出したまんこ汁、うま……中いぢいぢサれると、キくデショ?」
 内側から陰花を押され、雪夜は踵でシーツを蹴る。
「ふあ、あ、あ……!」
「キけ、キけ♡ イくときは"イくぅ~♡"ってカワイく言うんだヨ?」
 雪夜は首を振った。そのような展開にはならない。そのようなことにはならない。そのような事態には至らせない。
「あ~、うまっ♡」
 女の態度について、男はどうでもいいようである。蜜水を飲むことしか考えていないようだった。指に絡めて飲んでいたのが、今度は直接口を付け、やがて蛇舌を伸ばした。
「だめ、だめ、それやだァ!」
 長く軟らかく、生温かく湿ってざらついたものが体内に入ってきたのだ。雪夜は困惑のあまり、泣きそうな声を出す。
「あ、あ………やだ………っ」
 彼女の膝が戦慄く。腿を閉じようとして、男の頭飾りと思しき硬いアンモナイトにぶつかる。
 ぴち……ぴち、ぴちゃ、ぴちゃぴちゃ、ぶりゅりゅっ! 
 じゅるっ、じゅる、ぶりゅでゅりゅりゅっ
 おぞましい、羞悪しゅうおを煽る音をたてるのは男である。しかし雪夜はそれが自身の股ぐらで起きていることが嫌になった。
「や!」
 頭を押す。硬い髪質はワックスを塗りたくっているからか、将又はたまた、傷んでいるからか。
 男はやり方を変えた。腿を押さえていた手が、淫核を摘まむ。
「一緒やだ………一緒やだ………一緒やぁあああんっ!」
 内外から弱いところを刺激され、彼女は爪先を伸ばし、背筋を反らし、喉笛を曝す。時が止まった。身体は勝手に動き、男の舌を締め上げる。締め上げるたびに、欲望の証が溢水する。男の唾液も含まれているのだろう。
 長いこと収縮が続く。
「ありぇりぇりぇ、! オネエサン、締めすぎ。ベロなくなっちゃうかと思った。だからイくトキは言ってって言ってるのに。オネエサン、話聞いてる? クリクリにばっかキいてて、ワタシの話聞いてないヨネ?」
 横から尻を叩き、男は一気に舌を抜いた。
「もう、赦してください………」
 額に手を乗せ、雪夜は息を整える。
「ああ、早くワタシのカラダ赦シてホシイのネ?」
 男はベッドを降りるとボトムスを脱ぎ捨てた。足首から裾を抜いて脱いだのではなかった。布が消え去った。まだ下着を穿いているようだった。強靭げな腿の曲線が浮かび上がっているところをみるに、ボクサーブリーフを着用しているようだ。
「旦那サンにじゅっぽじゅぽシてたみたいに、久しぶりにおチンチンじゅぽじゅぽスる?」
 雪夜は首を振る。
「ふぅん。ザンネン」
 容赦なく、グロテスクな凶棒が露わになる。臀部から生えたオタマジャクシを引き伸ばしたような尻尾など、取るに足らないものであった。背中から生えた翼など、おまけも同然であった。
「ひぃ……っ」
 緊迫感を漂わせる、複雑な凹凸と括れ。暗がりに猛獣がいるかのような威圧感。香水の匂いに潜む、牡の香り。雪夜はゆっくりと逃げの姿勢に入っていた。目は恐ろしい肉棍棒に釘付けになっていたが、身体は避難するように指示を出している。
「旦那サンのより大きかった?」
 雪夜は逃げた。しかし光の速さで男は彼女を拘束した。男体で圧しかかり、尻に魁偉な肉塊を擦りつける。
「ワタシのカラダ、赦シてアゲる。オネエサンのスケベ汁飲んで、こんなぱんぱんにナっちゃったの。だからオネエサンのおまんこ、ぱんぱんサせて?」
「放してください……放してください………!」
「ダぁメ。ワタシのおチンチン、オネエサンのオマンコに入りまくってもうこんな、カッチカチなんだヨ?」
 尻にさらに熱く硬いものが押し当てられる。
「いや………いやぁ………!」
「チュウしたいからこの体勢ぢゃヤだ」
 男は雪夜の脚を掴んで、対峙させると、腰を掴んで砲身を沈めた。 
「あ、はぁぁぁぁあ!」
 雪夜は布団の上に身を投げ出した。男は彼女の背に腕を回す。
「あ~♡ オネエサンとひとつにナっちゃった………嬉しい♡ 嬉しいヨ、オネエサン♡」
 一気に深く、すべてを突き入れられた雪夜は意識を飛ばしていた。男は肉人形を抱き締め、さらに奥を探ろうとする。
「オネエサンがワタシのクリスマスプレゼントだったんだ……♡ 美味しいオマンコ汁出して、かわちぃクリトリスも生えてて、おっぱいもおっきくて……サイコーのお人形さん♡」
 口水を垂らす唇に、男は蛇舌を挿し込んだ。力なく撓垂しなだれる女の舌を突いて起こす。唾液を塗り込み、マーキングする。
「かわちぃクリちゃんが一人にならないように、ピアス刺してアゲよっか? クリピアス、つけりゅ?」
「ゆる………して、ゆるして………」
 男は笑った。女は目を覚ましたようだった。
「クリピアス嫌なんだ?」
 女は頷く。何度も頷いた。
「カワイイ♡ クリピアス嫌なんだ? 雑魚クリだもんネ! これ以上クソ雑魚クリトリスにナったら困るもんネ。でもこれから、オネエサンのナカもクソ雑魚になるんだヨ?」
 男は徐ろに腰を引く。
「あ、あ、あ……?」
 引き締まった胸板に肘を挟み、空間を作っていた雪夜は、しがみついた。恐ろしいことが起こる。予感はできていた。しかし回避の仕方が分からなかった。
「オネエサンのナカ、めっちゃ吸い付く♡」
 男は一息に戻ってきた。
「あううう!」
 内臓のすべてが喉元までり上がる。 
「おチンチン、スゴい♡ オネエサンのナカ、吸い付いてクるのに♡ ワタシのおチンチン拒んでクるの、キく♡」  
 小刻みな抽送がはじまる。雪夜は男にしがみつく余力ももうなかった。しかし振り落とされることはない。男がひしと己の大切な人形を掻き抱いていた。
「キく♡ キく♡ おチンチン、イく♡ もうイっちゃう♡ 婿ニー寡婦おばさんにイかされちゃう♡ おっおっおお♡」
 男は射精のことかしか考えていないようであった。人形の骨を折らんばかりに力任せに抱き締め、尻尾を一直線に張りると、暴力的なピストンを繰り出す。
「ア、ア、ア……!」
「イく……!♡ 出りゅ♡ ゼリー精子、ぶりゅぶりゅ出りゅぅ………♡」
 そして本当に、男は身震いと嘔吐えづきに似た呻き声を漏らし、雪夜の体内放精する。
 雪夜は地鳴りと紛う振動を感じた。彼女もまた、最奥に爆発的な吐精を受けオーガズムに至っていた。思考も視界も真っ白になり、ベッドに落ちる。




 男は舞龍ぶりゅう鴉烏あをといった。散らかした黒い羽根をひとつひとつ拾い、女の部屋のゴミ箱に捨てる。
 部屋を見回し、ベッドに眠る女が寝返りをうつのを見遣ると、彼は尻ポケットに手を入れた。青紫色のリップカラーを取り出し、女の唇に塗る。それから自身の唇に塗る。
「またクるネ」
 


 クリスマスに女の人がぼっちでいると、怖いお化けがきて、食べられちゃう夢みるんだって~!



【完】
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