人形はうたう

人形師の楚寂柑は、戦続きで荒れた都から落ち延びてきた楽士の雷春応を訪ねる。寂柑の作った人形の歌を子供騙しと切り捨てる春応に、寂柑は悩みながらもある出会いをもとに最高傑作の人形を作り上げる。その歌声は春応のみならず多くの人を驚かせた。
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