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妻の浮気と夫の貞操
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ご主女(しゅじん)さまって、とっても嫉妬深いんです。
ボクがちょっとでも女の人とお話したりすると、直ぐどんな関係か聞いてくるし、ドラマや映画の女優さんを褒めただけでも、拗ねるし...
カノジョったら、ちょっと可愛いいんです。
でも...
彼女が商売男らしい男性と一緒に歩いてたって、噂を耳にしました。
水商売ではホストさんが行う、同伴やアフターっていうのがあるって聞いたことがあります。
きっと、それでしょう。
それに、たとえ肉体関係があったとしても、お金と体だけの愛の無い関係なんて、きっと長続きする訳ないもの。
女の人が水商売や風俗で男遊びするのは、仕方のないこと。
いちいち怒ったりしません。
ご主女さまが少し男遊びしたって、ボクは挫けません、ボクの心は揺らぎません。
でも・・・・本当は・・・とてもイヤです。
結婚式でボクは、ご主女さまに愛と貞節と服従を誓いました。
夫は妻に対して貞操義務があります。
夫であるボクには、決して浮気が許されません。もちろんそんな気はありませんけど。
もし、ボクが浮気なんかしたら、即、離縁されて、お尻の家紋は焼き鏝で潰されてしまいます。
そして、内ももに罪の印があるボクは、再婚もできず、風俗で働くしかないでしょう。
それに対して、妻には貞操義務がありません。
世間体を気にしなければ、浮気したり、愛人だって囲えます。
もちろん、ボクのご主女さまに限って、そんなことをする筈ありませんけど。
それよりも気になることがありました。
先輩だった美夫(ミオ)さんと連絡がここ数ヶ月取れないのです。
暇をみて、自宅まで行ってみました。
留守です。
思い切って、お隣の家の奥様に様子を聞いてみました。(※妻が主で、夫は奥さんです)
なんと、離婚したらしいとのこと。
そして、美夫さんの行方は分からないそうです。
美夫さんのご実家にも連絡してみました。
困惑した受け答えでしたが、やはりご実家にもいないようです。
美夫さんの元ご主女はお金持ちでしたから、高額な離縁金などなんともないのでしょう。
ああ、どこへ行ったの美夫さん。
『あっ、ご主女さまだ』
繁華街を通り抜けて自宅に帰る途中、ご主女さまを見かけました。
隣に派手そうな男性の後姿。
「ご主女さま!」
ボクは、慌てて駆け寄ります。
「泥棒猫!泥棒猫!泥棒猫!このビッチ!」
ボクはその男性を罵りました。
「操夫ちゃん?」
その男性からボクの名前・・・
「まさか、美夫さん?」
派手な化粧に、下品なほどに露出の高い服。
これが、あの清楚で上品だった美夫さんだなんて。
美夫さんは離縁後、風俗で働いているそうです。
離婚の原因はご主女の浮気とそれを許せなかった美夫さん。
激しい口論の末、美夫さんはペナルティブランドを押されてしまった。
美夫さんの服従義務違反なんでしょうけど、厳しすぎで酷い。
高額の離縁金が実家に支払われる筈ですが、美夫さんは受け取り拒否。
自ら、風俗入りを決意したそうです。
男のプライドです。
「ご主女さま、何とかしてあげて」
ボクは、ご主女さまにお願いしました。
ご主女さまは美夫さんを身請けして下さいました。
今では、ボクの家で住み込みのメイドさん。
「お帰りなさいませ、奥様」
「もう、奥様なんてやめてください、昔どおり操夫(ミサオ)って呼んでください」
やさしい先輩だった美夫さん。
立場が逆になった今でも、先輩として尊敬する気持ちは変わりません。
「じゃあ操夫ちゃん」
「はい、お兄さま」
二人きりの時は、仲のよい兄弟のような関係に戻ります。
でも、本当の関係は・・・
美夫さんはもう、ご主女さまに夢中のようです。
でも、美夫さんだったら許してもいいかも...
いえ、ずっとこうなりたかったのかな...
ボク達は3人で婦夫です。
愛しています、ご主女さま。
そして愛しています、美夫さん、ボクのお兄さま。
ボクがちょっとでも女の人とお話したりすると、直ぐどんな関係か聞いてくるし、ドラマや映画の女優さんを褒めただけでも、拗ねるし...
カノジョったら、ちょっと可愛いいんです。
でも...
彼女が商売男らしい男性と一緒に歩いてたって、噂を耳にしました。
水商売ではホストさんが行う、同伴やアフターっていうのがあるって聞いたことがあります。
きっと、それでしょう。
それに、たとえ肉体関係があったとしても、お金と体だけの愛の無い関係なんて、きっと長続きする訳ないもの。
女の人が水商売や風俗で男遊びするのは、仕方のないこと。
いちいち怒ったりしません。
ご主女さまが少し男遊びしたって、ボクは挫けません、ボクの心は揺らぎません。
でも・・・・本当は・・・とてもイヤです。
結婚式でボクは、ご主女さまに愛と貞節と服従を誓いました。
夫は妻に対して貞操義務があります。
夫であるボクには、決して浮気が許されません。もちろんそんな気はありませんけど。
もし、ボクが浮気なんかしたら、即、離縁されて、お尻の家紋は焼き鏝で潰されてしまいます。
そして、内ももに罪の印があるボクは、再婚もできず、風俗で働くしかないでしょう。
それに対して、妻には貞操義務がありません。
世間体を気にしなければ、浮気したり、愛人だって囲えます。
もちろん、ボクのご主女さまに限って、そんなことをする筈ありませんけど。
それよりも気になることがありました。
先輩だった美夫(ミオ)さんと連絡がここ数ヶ月取れないのです。
暇をみて、自宅まで行ってみました。
留守です。
思い切って、お隣の家の奥様に様子を聞いてみました。(※妻が主で、夫は奥さんです)
なんと、離婚したらしいとのこと。
そして、美夫さんの行方は分からないそうです。
美夫さんのご実家にも連絡してみました。
困惑した受け答えでしたが、やはりご実家にもいないようです。
美夫さんの元ご主女はお金持ちでしたから、高額な離縁金などなんともないのでしょう。
ああ、どこへ行ったの美夫さん。
『あっ、ご主女さまだ』
繁華街を通り抜けて自宅に帰る途中、ご主女さまを見かけました。
隣に派手そうな男性の後姿。
「ご主女さま!」
ボクは、慌てて駆け寄ります。
「泥棒猫!泥棒猫!泥棒猫!このビッチ!」
ボクはその男性を罵りました。
「操夫ちゃん?」
その男性からボクの名前・・・
「まさか、美夫さん?」
派手な化粧に、下品なほどに露出の高い服。
これが、あの清楚で上品だった美夫さんだなんて。
美夫さんは離縁後、風俗で働いているそうです。
離婚の原因はご主女の浮気とそれを許せなかった美夫さん。
激しい口論の末、美夫さんはペナルティブランドを押されてしまった。
美夫さんの服従義務違反なんでしょうけど、厳しすぎで酷い。
高額の離縁金が実家に支払われる筈ですが、美夫さんは受け取り拒否。
自ら、風俗入りを決意したそうです。
男のプライドです。
「ご主女さま、何とかしてあげて」
ボクは、ご主女さまにお願いしました。
ご主女さまは美夫さんを身請けして下さいました。
今では、ボクの家で住み込みのメイドさん。
「お帰りなさいませ、奥様」
「もう、奥様なんてやめてください、昔どおり操夫(ミサオ)って呼んでください」
やさしい先輩だった美夫さん。
立場が逆になった今でも、先輩として尊敬する気持ちは変わりません。
「じゃあ操夫ちゃん」
「はい、お兄さま」
二人きりの時は、仲のよい兄弟のような関係に戻ります。
でも、本当の関係は・・・
美夫さんはもう、ご主女さまに夢中のようです。
でも、美夫さんだったら許してもいいかも...
いえ、ずっとこうなりたかったのかな...
ボク達は3人で婦夫です。
愛しています、ご主女さま。
そして愛しています、美夫さん、ボクのお兄さま。
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