♥♥♥女尊男卑！！奴隷を夢見る男の子♥♥♥

男性保護法

晩酌の後、彼女はいつもの一服。
 口移しで飲ませて戴いたワインにうっとりしたボクは、煙草を吹かす彼女の横顔にみとれていましたが・・・・
 まさかの煙草切れ。
 常に買い置きをしておくよう言われてたのに、ボクはうっかり補充していませんでした。
 「バチン！」
 強烈なビンタ。
 慌てて近くのコンビニまで走ります。
 暗い夜道を泣きながら走るボク。

あっ、いつものおばさんだ。名札に店長って書いてあります。
 煙草の銘柄番号を指定して、清算確認画面にタッチ。
 画面から自動音声・・・
「男性のお客様は、保護者の同意カードをご提示ください」
あれっ、カードがない。忘れたみたい。
おばさんに必死にお願いし、店長権限で売ってもらいました。
ふう、よかった。でも、男性保護法も良し悪しだな・・・

【男性保護法】
 犯罪からの男性の保護を目的として制定された法律。
 特に男性に対する性犯罪を厳罰化。
また、成人男性にも保護者の設定を義務づけた。

テレビでも性犯罪が急減したって報道していたし、その効果は大きいらしいけと・・・
 あまり実感はありません。
それより、成人男性でも未成年のように保護者の同意が必要になってしまい、とっても不便。
 今日みたいに煙草やお酒を買う時や何かの契約には、保護者である母親や妻の同意が必要だったりする。
 男性は未成年扱いとなったことで、選挙権がなくなったのは実は却ってよかったんだけどね。
 選挙なんて興味ないし、せっかくの休日に時間を潰されるのってイヤだったんだもん。

 買ってきた煙草を彼女にお渡しすると、ソファーに座って寛いでいた彼女は、ボクを手招きして片膝の上に乗せてくれました。
 彼女が煙草を一本取り出すと、ボクはライターで火をお付けします。
 「フー」彼女は一服された後、ボクの頭をポンポンと軽く叩いたあと、キスしてくれました。
よかった、ご機嫌を直してくださったんだ。
 幸せな時間が過ぎていきます。

 【酒・煙草のお使い】
ご主女（しゅじん）さまの酒・煙草のお使いは、夫の大切な仕事です。
ご主女さまから命令があれば、夫はどんな時間でもすぐに買いに行くものです。
 時には、夜中に蹴り起こされる場合すらあります。