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夫は妻の僕(しもべ)
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「まあ、あなた、夫の分際で妻に逆らう気なの?夫は妻の僕(しもべ)でしょ。」
『夫は妻の僕』って、そんな古くさい諺なんか使わなくたって、夫の僕に服従義務があるのは分かってる。
妻に口答えした僕が悪いんだ。でも...刺青なんてやっぱりイヤだ。
妻に下腹部を剃毛されて、僕は興奮していた。
ちょっと恐かったけど、スリルがあって、とってもドキドキしたんだ。
でもその後、彼女は僕の臍の下を指でなぞりながら、「ここにタトゥーを入れるのよ」って仰ったんだ。
僕はあまりの恐怖に、思わず拒否の言葉を叫んでしまったんだ。
お臍の下の、ちょっとお洒落なイタリックの文字を指でなぞってみる。
「素敵」
あの時、なんで妻に逆らったりしたんだろう。
白い肌に洒落たSLAVEの文字が映えて、とても綺麗。
僕はウットリして、指先にキス。そして、その指を首輪に押し付けた。
ふふっ、僕は彼女の奴隷なんだぁ。
なんて残酷?でも...なんて素敵なことかしら。
婦夫の絆がまた増えたの。
愛しています、ご主女さま。
【夫は妻の僕(しもべ)】
夫は妻の下僕でもあります。
妻の下僕として存在意義を十分理解し、忠実な召し使いとして妻の役に立つよう努めましょう。
余談ですが、男性の一人称の「僕(ぼく)」は、この「僕(しもべ)」が由来です。
本来、男性は女性の召し使いなのです。
『夫は妻の僕』って、そんな古くさい諺なんか使わなくたって、夫の僕に服従義務があるのは分かってる。
妻に口答えした僕が悪いんだ。でも...刺青なんてやっぱりイヤだ。
妻に下腹部を剃毛されて、僕は興奮していた。
ちょっと恐かったけど、スリルがあって、とってもドキドキしたんだ。
でもその後、彼女は僕の臍の下を指でなぞりながら、「ここにタトゥーを入れるのよ」って仰ったんだ。
僕はあまりの恐怖に、思わず拒否の言葉を叫んでしまったんだ。
お臍の下の、ちょっとお洒落なイタリックの文字を指でなぞってみる。
「素敵」
あの時、なんで妻に逆らったりしたんだろう。
白い肌に洒落たSLAVEの文字が映えて、とても綺麗。
僕はウットリして、指先にキス。そして、その指を首輪に押し付けた。
ふふっ、僕は彼女の奴隷なんだぁ。
なんて残酷?でも...なんて素敵なことかしら。
婦夫の絆がまた増えたの。
愛しています、ご主女さま。
【夫は妻の僕(しもべ)】
夫は妻の下僕でもあります。
妻の下僕として存在意義を十分理解し、忠実な召し使いとして妻の役に立つよう努めましょう。
余談ですが、男性の一人称の「僕(ぼく)」は、この「僕(しもべ)」が由来です。
本来、男性は女性の召し使いなのです。
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