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56.ご主人さまと調教権
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競り台で全裸のあたしは鞭で撫でられる。
あたしは淫乱な女のように甘い声を出してしまう。
「さあ!もう一声ないか?」
競り主の煽る声。
視界の隅に彼が映る。
「あたしを買ってください、ご主人さま」
あたしは叫んだ。彼に向かって・・・
・・・「夢?」
あたしったら、こんなはしたない夢をみるなんて。
「服を脱いで、四つんばいになれ」
「はい、ご主人さま」
彼はたまに、理由も告げずにあたしを調教することがあります。
夫には妻を調教する権利、調教権があるってわかっていても悔しくてたまりません。
女って惨めで屈辱的です。
Hのときも一方的に攻められるだけ、あたしがどんなに痛くても、苦しくても、彼は
お構いなし。それに女って受身だから、彼がイってもあたしはイかないときもあります。
不完全燃焼で自分で慰めてるときって、本当に惨めでイヤになります。
「早くしろ!」
いけない、叱られちゃった。
あたしは急いで服を全部脱いで全裸になります。
そして四つんばいになって、彼の鞭を待ちます。
「ビシッ!」
「あうっ」
あたしは鞭打たれる度、悲鳴を上げます。
女ってやっぱり、惨めで屈辱的だわ。
男の人って女を虐めて何が楽しいの?
女が痛がったり、苦しんだりしてる姿が面白いの?
あたしにはわかりません。
「ご調教ありがとうございました」
あたしは、決まり文句を機械的に答えました。
「はぁ~ん」
あたしは最近ヘンです。
鞭で打たれると痛さよりも、何だか嬉しくて、そして何だか気持ち良くなっちゃうんです。
「いい、オンナになったな」
彼はあたしを抱きしめながら、褒めてくれました。
あたしって、彼好みになったのかしら?
だったら嬉しい。
ご主人さまは、あたしを自分好みの女に調教してくれた。
あたしをご主人さま好みのいい女にしてくれた。
調教って素敵なことだったんだわ。
愛しています、ご主人さま。
【調教権】
夫は妻を調教する権利を持っています。
実際の法律に基づくものではありませんが、夫が妻を調教することは社会通念上妥当とされるため
慣習法としての扱いです。
あたしは淫乱な女のように甘い声を出してしまう。
「さあ!もう一声ないか?」
競り主の煽る声。
視界の隅に彼が映る。
「あたしを買ってください、ご主人さま」
あたしは叫んだ。彼に向かって・・・
・・・「夢?」
あたしったら、こんなはしたない夢をみるなんて。
「服を脱いで、四つんばいになれ」
「はい、ご主人さま」
彼はたまに、理由も告げずにあたしを調教することがあります。
夫には妻を調教する権利、調教権があるってわかっていても悔しくてたまりません。
女って惨めで屈辱的です。
Hのときも一方的に攻められるだけ、あたしがどんなに痛くても、苦しくても、彼は
お構いなし。それに女って受身だから、彼がイってもあたしはイかないときもあります。
不完全燃焼で自分で慰めてるときって、本当に惨めでイヤになります。
「早くしろ!」
いけない、叱られちゃった。
あたしは急いで服を全部脱いで全裸になります。
そして四つんばいになって、彼の鞭を待ちます。
「ビシッ!」
「あうっ」
あたしは鞭打たれる度、悲鳴を上げます。
女ってやっぱり、惨めで屈辱的だわ。
男の人って女を虐めて何が楽しいの?
女が痛がったり、苦しんだりしてる姿が面白いの?
あたしにはわかりません。
「ご調教ありがとうございました」
あたしは、決まり文句を機械的に答えました。
「はぁ~ん」
あたしは最近ヘンです。
鞭で打たれると痛さよりも、何だか嬉しくて、そして何だか気持ち良くなっちゃうんです。
「いい、オンナになったな」
彼はあたしを抱きしめながら、褒めてくれました。
あたしって、彼好みになったのかしら?
だったら嬉しい。
ご主人さまは、あたしを自分好みの女に調教してくれた。
あたしをご主人さま好みのいい女にしてくれた。
調教って素敵なことだったんだわ。
愛しています、ご主人さま。
【調教権】
夫は妻を調教する権利を持っています。
実際の法律に基づくものではありませんが、夫が妻を調教することは社会通念上妥当とされるため
慣習法としての扱いです。
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