32 / 96
32.ご主人さまとサイクリング
しおりを挟む
今日はご主人さまとサイクリング
早起きして二人分のお弁当を作ります。
出来上がったお弁当を取り上げて自分のバッグに入れる彼。
優しい。
手荷物を持つのは妻の役目なのに、彼はこういう気遣いをしてくれます。
愛されてるって感じがしてキュンとしちゃいます。
自宅から少し離れたところの川沿いにサイクリングロードがあります。
走り出すと、ジョギングなんかよりも風のスピードがずっと速くて気持ちいい。
「ちょと、トイレ」
あれっ、トイレ休憩所はまだ先の筈って思っていると、彼ったら土手で放水し始めました。
ズルイ
男の人ってどこでもできてズルイです。
あたしは彼に近づいてじっくり観察しました。
実はあたし、彼のオシッコ姿を見るのが好きです。
男の人ようなHな気持ちではなく、純粋な好奇心ですが(ここ重要、テストに出るよ)。
筒の先端から水が出るのってどんな感じなのかしら。
彼はあたしが見ているのに気づいて、ふざけて筒を上下左右に動かします。
それにつれて水が様々な放物線を描くのがとても不思議。
「わあ~噴水みたい」
太陽の光を反射してキラキラと光るのが、なんだかとても綺麗です。
勢いが無くなってちょろちょろとなりましたが、筒から水滴は垂れず、数回筒を振ってしまいこみました。
男の人って勢いがなくなっても濡れないんだ、いいな、でも最後に紙でふかないの?
「う~ん、爽快」
自然の中でするのって気持ちよさそうで、ちょっと羨ましくなります。
彼はペットボトルの水で手を洗ってまた進み始めました。
彼のこういう清潔なところが好きです。
彼によると、男の人ってトイレで手を洗わない人が結構いるらしいのですが、とても信じられません。
だって、アレ触った手を洗わないであちこち触ってるってこと?
女性でも、ほんの指先を洗うだけだったり、洗った手を髪の毛を整える振りで済ます人もいますが、流石に全く手を洗わない人は見たことがありません。
彼は走りながら器用に水分補給を始めます。
あたしも少し喉が渇きますが、次のトイレが不安で我慢します。
いいな、女は水分の取りすぎに注意しなくちゃいけないのに、男の人は気にせずガンガン水分が取れて。
あっ休憩所発見。
修理中
トイレの入口が封鎖され、修理中の表示。
でもまだ余裕です。この休憩所をパスして次に向かいます。
少しつらくなってきました。
彼は涼しい顔でガンガン水分補給。恨めしい。
念願の休憩所・・・ですが、
あたしの苦手な和式トイレしかありません。
ビデがないのはまだ許せるのですが、体にかかったり、お尻のほうに伝わってくることがあるのがイヤなんです。
あたしが困ってオロオロしていると、
「コレを使ってみろ」
彼が取り出したのは女性用立ちショングッズ。
急いで説明書を読み、グッズをあてがいます。
筒の先端から勢いよく水流が噴出していきます。
「すごい!あたし、立ちションしてる~」
気がつくと彼もあたしの脇で放水し始めました。
念願の連れションです。
「よく頑張ったな」
彼はあたしの頭を撫でてキスしてくれました。
優しいご主人さま、愛しています。
【女性用立ちショングッズ】
女性用の立ちション用の道具ですが、実在します。
もっと、普及するといいですね。
物語のように二人で立ちションなんてステキでしょう。
早起きして二人分のお弁当を作ります。
出来上がったお弁当を取り上げて自分のバッグに入れる彼。
優しい。
手荷物を持つのは妻の役目なのに、彼はこういう気遣いをしてくれます。
愛されてるって感じがしてキュンとしちゃいます。
自宅から少し離れたところの川沿いにサイクリングロードがあります。
走り出すと、ジョギングなんかよりも風のスピードがずっと速くて気持ちいい。
「ちょと、トイレ」
あれっ、トイレ休憩所はまだ先の筈って思っていると、彼ったら土手で放水し始めました。
ズルイ
男の人ってどこでもできてズルイです。
あたしは彼に近づいてじっくり観察しました。
実はあたし、彼のオシッコ姿を見るのが好きです。
男の人ようなHな気持ちではなく、純粋な好奇心ですが(ここ重要、テストに出るよ)。
筒の先端から水が出るのってどんな感じなのかしら。
彼はあたしが見ているのに気づいて、ふざけて筒を上下左右に動かします。
それにつれて水が様々な放物線を描くのがとても不思議。
「わあ~噴水みたい」
太陽の光を反射してキラキラと光るのが、なんだかとても綺麗です。
勢いが無くなってちょろちょろとなりましたが、筒から水滴は垂れず、数回筒を振ってしまいこみました。
男の人って勢いがなくなっても濡れないんだ、いいな、でも最後に紙でふかないの?
「う~ん、爽快」
自然の中でするのって気持ちよさそうで、ちょっと羨ましくなります。
彼はペットボトルの水で手を洗ってまた進み始めました。
彼のこういう清潔なところが好きです。
彼によると、男の人ってトイレで手を洗わない人が結構いるらしいのですが、とても信じられません。
だって、アレ触った手を洗わないであちこち触ってるってこと?
女性でも、ほんの指先を洗うだけだったり、洗った手を髪の毛を整える振りで済ます人もいますが、流石に全く手を洗わない人は見たことがありません。
彼は走りながら器用に水分補給を始めます。
あたしも少し喉が渇きますが、次のトイレが不安で我慢します。
いいな、女は水分の取りすぎに注意しなくちゃいけないのに、男の人は気にせずガンガン水分が取れて。
あっ休憩所発見。
修理中
トイレの入口が封鎖され、修理中の表示。
でもまだ余裕です。この休憩所をパスして次に向かいます。
少しつらくなってきました。
彼は涼しい顔でガンガン水分補給。恨めしい。
念願の休憩所・・・ですが、
あたしの苦手な和式トイレしかありません。
ビデがないのはまだ許せるのですが、体にかかったり、お尻のほうに伝わってくることがあるのがイヤなんです。
あたしが困ってオロオロしていると、
「コレを使ってみろ」
彼が取り出したのは女性用立ちショングッズ。
急いで説明書を読み、グッズをあてがいます。
筒の先端から勢いよく水流が噴出していきます。
「すごい!あたし、立ちションしてる~」
気がつくと彼もあたしの脇で放水し始めました。
念願の連れションです。
「よく頑張ったな」
彼はあたしの頭を撫でてキスしてくれました。
優しいご主人さま、愛しています。
【女性用立ちショングッズ】
女性用の立ちション用の道具ですが、実在します。
もっと、普及するといいですね。
物語のように二人で立ちションなんてステキでしょう。
0
お気に入りに追加
88
あなたにおすすめの小説


体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる