???妄想ノート~奴隷を夢見る女の子???

みさお

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18.ご主人さまとお買い物

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今日はご主人さまとお買い物。
「おい、出かけるぞ」
「はい、ご主人さま」
あたしは首輪にリードを着けられ、彼の後ろを三歩下がってついていく。
貞淑で従順な妻。
夫にリードを曳かれて歩くのは結婚した妻だけの特権で、ずっとあこがれだったけど、
ちょっぴりさみしい。
そう感じていたのは彼も同じだったようで、彼はリードを手繰り寄せ片腕を差し出す。
嬉しい。
あたしは彼の腕にしがみついて歩く。
こうして並んで歩くなんて恋人時代に戻ったみたい。
あたしは彼に胸を押し付けてみる。
「おい、あんまりひっつくな」
うふふ。彼ったら照れているんだわ。かわいい。
『ほわーん』
どこからか甘い匂い。
あそこだ、今評判のクレープ屋さんだわ。
あたしはうれしくて駆け寄る。
「ふぐぅっ」
あたしは不意にリードを後ろに引っ張られる。
彼は乱暴にリードを引っ張ると、近くの公園まであたしを引きずるようにつれていく。
ベンチで彼のひざの上に乗せられる。
スカートを捲くられて、下着も下ろされる。
「バチン」
あたしはお尻を素手でぶたれた。
公園内は人影は疎らとはいえ、公衆の面前でスパンキングされるのは、流石に恥ずかしい。
「止めてください。イヤぁ」
あたしの抗議を無視して、彼はあたしのお尻を打ち続けた。
「うぅっ、痛い、痛いよう~」
 泣きじゃくるあたしを置いて、彼は公園の外へ。
 煙草かしら。公園内は禁煙だからって彼ったら真面目なんだわ。
ぼんやりする頭でそんなことを考えていると、いつの間にか目の前に5歳ぐらいの女の子。
「おねえちゃん、なんでおしりペンペンされてたの?」
「お姉ちゃんねえ、悪い子だったからお尻ペンペンされたのよ」
 子供の前だと、なんだか素直になれる。
「じゃあ、いいこになるには、ちゃんとごめんなさいしなきゃだね」
「ええ、ちゃんとごめんなさいして、お姉ちゃんいい子になるわ」
こんな小さな子供に諭されるなんて、ありがとう、お嬢ちゃん。
きっとあなたはいいお嫁さんになれるわ。
女の子にバイバイしてると、ご主人さまが戻って来た。手にはクレープが二つ。
「はい、これ」
ご主人さまからクレープを一つ手渡される。
嬉しい。
「おいしいです、ご主人さま。ありがとうございます」
彼ってなんて優しいの。
そうだわ、キチンと謝らなくちゃ。
妻が夫の前を歩くだけでも恥ずかしいことなのに、夫をひきずるように走りだすなんて、
あたしは公衆の面前で夫に恥をかかせてしまったんだわ。
『妻は礼儀を正しくすべし』妻の心得を破るなんて、あたしが悪いんだわ。
「妻の分際であたし生意気でした。どうかこの愚かな女をお許しください」

礼儀正しく貞淑で従順な妻らしく、彼にリードを曳かれながら目的地の百貨店へ。
1階の手荷物預かり所で、ご主人さまは保証金を払って番号札を受け取る。
あたしは壁に鎖で繋がれた。

お店の品位が下がることを嫌って、女性の入店を制限している場合がある。
高級店では混雑時には女性の入店を制限して、こんなふうに手荷物預かり所に預けられる。
なかには「犬と女は入るべからず」なんてふざけたお店もあって、少し悲しくなる。
そんな店では、女は外のポールに繋がれてしまう。
初めて入ったけど、ここは結構居心地がいい。
部屋の中には無料のスナックとドリンクバー、女性向けの雑誌も置いてある。
『おいしそうなスナックだわ』
ペットガール社の新製品の女性用ペットフードだって。
あたしは給餌機のボタンを押して餌皿に注ぐ。
餌皿を床において、あたしは行儀よく手を使わずに食べる。
「うん、おいしい」

いつのまにか隣に他の女性が、
「素敵なワンピースですねぇ、もしかしてシルク?」
そう、今日の服はご主人さまからプレゼントされたシルクのミニワンピ。
「えへへ、わかります?」
このワンピを着ているとなんだか注目されるみたい。
女性からは羨望と嫉妬が入り混じったような目つきを感じるし、
男性からはチラチラ見られて、時には口笛を吹かれたりもする。

あっ彼が戻ってきた。
カウンターで彼は番号札を渡した後、保証金を清算して、あたしの首にリードを付け直す。
「お荷物お持ちしますわ」
「いや、これは自分で持つ」
妻が荷物持ちをするのは当然なのに、重いものや嵩張る荷物の場合は自分で持ってくれる。
優しいご主人さま。
でも、今日の荷物はそれほどでもなさそうなのに、よほど大切な品物なのね。
あたしは素直に引き下がり、彼の三歩後ろを行儀よくついていく。

家に帰ると彼に手招きされる。
「服を脱げ、全部だ」
あたしはその場で全裸になる。
恥ずかしいけど、彼の命令だもの。『夫に従うは妻の務め』だわ。
「足を広げて、目を閉じろ」
下腹部に冷たい感触。
あたしは思わず目を開ける。
貞操帯だわ。
ずっと彼におねだりしようと思っていた貞操帯。
素敵。
あたしは思わずうっとりする。
これなら一人でも不安なく外を歩けるわ。
実際、一人で歩いていて怖いって思ったことが何度もあるの。
見知らぬ男達に囲まれたら、女の力ではどうしようもないもの。
でも、これでもう大丈夫。
ご主人さまがいつでも守ってくれる。愛の貞操帯。
ありがとうございます、ご主人さま。
愛しています、ご主人さま。


【首輪にリードを着けられ、彼の後ろを三歩下がってついていく】
妻は夫と一緒に外出する場合、結婚首輪にリードを着けられ、夫の三歩後ろをついていきます。
またその際、妻は夫の手荷物を持ちます。
これは結婚した妻だけの特権で、未婚女性の憧れでもあります。
妻の貞淑、従順さを象徴している、とても上品で礼儀正しい歩き方です。

【公園でのスパンキング】
オーソドックスな調教です。
自宅ではなく、屋外で調教を行なうことで女性の羞恥心を喚起し、調教の効果を増大させることができます。
慣れてしまうと、逆にご褒美になってしまうので、注意が必要です。

【餌皿】
女性が食事の時に使うペット用のお皿です。使用時には床において手を使わないのが上品なマナーとされています。

【女性用ペットフード】
女性用に開発されたペットフードです。
妻の食事は朝食と夕食はご主人さまの食べ残し、昼食は女性用ペットフードというご家庭が多いようです。
なお、女性保護法により女性の身体への影響を第一に考慮されており、遺伝子組み換え原料や発がん性物質等の不使用等が厳しく定められているため、通常の食品より割高な高級品の扱いだったりします。

【給餌機】
 女性用ペットフードを入れておく機械です。業務用と家庭用があります。
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