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92.朝のスポーツ
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「うう~ん」
気だるい朝。
朝なのに、何だか軽い疲労感を覚えながら起きる。
ちょっと、股間に違和感。
やだっ、なんだか濡れてる。
「おはよう、ミサ」
彼に声をかけられて、あたしは自分がベッドの上にいることに気がついた。
あれっ?おかしいな。
昨日は夜のお勤めの後、ベッドから降りてちゃんと床で寝た筈なのに...
「朝のスポーツって気持ちいいな」
やられたっ!
あたしが寝てる間に、スリーピングセックス。
もう、あたしの意思に関係なく、勝手にHするなんて酷い。
それにセックスがスポーツだなんて...、もうっ、彼ったら悪戯好きなんだから。
でも、妻が夫より遅く起きるなんて、だらしのない妻みたいでちょっとバツが悪い。
あたしは急いでキッチンでコーヒーを用意して彼に手渡す。
「おっ、気が利くな」
彼はそう言って、あたしの頭を撫でてくれた。
さっきまでの嫌な気持ちが吹っ飛んでしまう、彼の魔法。
あたしは床に跪いてお掃除フェラのサービス。
「ふふっ、お前って、貞淑で従順な自慢の妻だなぁ~」
嬉しい。
貞淑で従順な妻って、女性の理想像だもん。
あたしはキッチンに戻って、彼の飲み残しをいただいた後、指先にキス。
そして、その指を首元に押し付けた。
少し濡れた金属が銀色に輝く。
永遠の愛のしるし、結婚首輪。
「愛しています。ご主人さま」
気だるい朝。
朝なのに、何だか軽い疲労感を覚えながら起きる。
ちょっと、股間に違和感。
やだっ、なんだか濡れてる。
「おはよう、ミサ」
彼に声をかけられて、あたしは自分がベッドの上にいることに気がついた。
あれっ?おかしいな。
昨日は夜のお勤めの後、ベッドから降りてちゃんと床で寝た筈なのに...
「朝のスポーツって気持ちいいな」
やられたっ!
あたしが寝てる間に、スリーピングセックス。
もう、あたしの意思に関係なく、勝手にHするなんて酷い。
それにセックスがスポーツだなんて...、もうっ、彼ったら悪戯好きなんだから。
でも、妻が夫より遅く起きるなんて、だらしのない妻みたいでちょっとバツが悪い。
あたしは急いでキッチンでコーヒーを用意して彼に手渡す。
「おっ、気が利くな」
彼はそう言って、あたしの頭を撫でてくれた。
さっきまでの嫌な気持ちが吹っ飛んでしまう、彼の魔法。
あたしは床に跪いてお掃除フェラのサービス。
「ふふっ、お前って、貞淑で従順な自慢の妻だなぁ~」
嬉しい。
貞淑で従順な妻って、女性の理想像だもん。
あたしはキッチンに戻って、彼の飲み残しをいただいた後、指先にキス。
そして、その指を首元に押し付けた。
少し濡れた金属が銀色に輝く。
永遠の愛のしるし、結婚首輪。
「愛しています。ご主人さま」
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