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男尊女卑は女のしあわせ~ピロートーク2~
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「ご主人さま、あのね、あたし女に生まれて幸せよ・・・」
いつものピロートーク、ご主人さまとの甘いひととき。
子供の頃、男の子が立ちションしてるのをみて、自分ができないのがイヤだった。
いつかあたしにも生えてくるのかなってバカなことまで考えてたけど、女の子は男の子より下なんだなって、ぼんやりと感じた。
小学校のとき、女子より男子が先や上だったのもイヤだった。
出欠確認も男女別名簿でも女子は男子全員の後だし、ロッカーや下駄箱も上が男子で下が女子。
性別欄も上段が「1.男」下段が「2.女」だなんて、女は男より下だって言われてるみたい。
運動も、だんだん男子に敵わなくなってくし・・・
生理が始まったときもイヤだった。自分が雌に落ちたって感じがした。
生理が終わってもおりものとかあるし、何だか自分の体が汚いもののように感じた。
体の雑菌も女の方が男より多いっていうし、女は穢れてるって言葉がリアルに感じた。
中学の時、「女は脳みそが小さい」って男子にバカにされた。
調べてみたら本当に女性の脳は男性より小さくて、知能指数も少し低いって研究さえあった。
こんなのウソ。あたしは信じない。
「女はバカ、女の浅知恵、女は浅はか、女は先が見えない・・・」
女をバカにした言葉って本当に沢山ある。男って、本当は女を下等動物だとでも思っているんだわ。
宿泊研修でお風呂が時間制だったけど、男子が一番風呂で女子は残り湯だった。
女の穢れがお湯に移るからだって。
トイレだって女は損。
すぐ行列になっちゃうし、外出時にはトイレが心配で、水分の取りすぎに気をつけなくちゃいけない。
やっとトイレに入っても、便座の上が濡れていたりして、汚くって気持ち悪くなるときもある。
おしっこが体にかかったり、お尻の方まで伝わってくることもある。
男の人は紙で拭かないっていうけど、女ってどうしても濡れるから紙で拭かなくちゃならないし、指先が濡れることもある。
なんだか男尊女卑だらけ!結局、女って損。
ああ、女なんかに生まれるんじゃなかったってずっと思ってた。
でも、ご主人さまに出会って、そんなマイナスな思考が徐々に変わっていきました。
自分が女であることが、不思議と嫌でなくなったんです。
女は別に下でもいいんです。もう、そんなことは気にならなくなりました。
女は男の人に敵わないんだもの、女が下になってしまうのは、ごく自然なこと。自然の摂理なんだわ。
でも、別に女は男の人と競争する必要なんてないし、好きな男の人の能力が優れていたら、それはとっても嬉しいこと。
女は好きな男の人、自分だけのご主人さまを持てれば、それでいいんだわ。他の男の人なんてどうでもいいんだもの。
そう考えると心がすーと楽になりました。
そして、男尊女卑の別の面も見えてきました。
会社では、女性はお給料の安い一般職で、男性より下って感じだけど、男性よりずっと早く帰れるし、休みだって取りやすい、それに転勤だってないし。
女が三歩後ろを歩くのも、昔は男の人が女を守るためだった名残なのでしょう。
女人禁制だって、実は性暴行を防ぐためだったって言うし・・・
男尊女卑って、女をバカにしてるみたいだけど、実は女ってうまく守られているんだわ。
女は男を立てると良いって言うけど、昔から女は、男を立てて上手く立ち回ってきたのでしょう。
男尊女卑って、男の人に責任を背負わせて上手く使っているようにも思えます。
男の人をおだててその気にさせて、女は名を捨てて実をとっていたんだわ。
もしかして、男尊女卑の仕組みって、本当は女が考えたものかも。
男の人もそれを知りながら演じてくれていたのかもしれません。
そして、きっとご主人さまも・・・
男女平等なんかより男尊女卑の方が、本当は女にとっては幸せなのかもって思うようになりました。
そして不思議なことに、あたしはご主人さまに出会って、この男の人はあたしよりもずっと上の存在なんだって、自然に受け入れてしまいました。
するとなぜか胸の奥がキュンキュンしちゃって、妙に嬉しくなっちゃいました。
彼は男で、あたしは女。
彼はあたしのご主人さまで、あたしは彼のもの・・・彼の奴隷なんだわ。
なんて素敵なことかしら。
女は恋をすると好きな人の奴隷になれるんだわ。あたし、きっと彼に愛される素敵な奴隷になるわ。
「ご主人さま、あのね、あたし女に生まれて幸せよ。
ご主人さまに出会って、あたし初めて女であることが嫌でなくなったの。
いいえ、もう自分が女であることが嬉しくて堪らないの。
あたし、きっとご主人さまの奴隷になるために生まれてきたんだわ・・・
あたしは永遠にご主人さまの奴隷です。ずぅ~とお側においてくださいね。 愛してます。ご主人さま」
いつものピロートーク、ご主人さまとの甘いひととき。
子供の頃、男の子が立ちションしてるのをみて、自分ができないのがイヤだった。
いつかあたしにも生えてくるのかなってバカなことまで考えてたけど、女の子は男の子より下なんだなって、ぼんやりと感じた。
小学校のとき、女子より男子が先や上だったのもイヤだった。
出欠確認も男女別名簿でも女子は男子全員の後だし、ロッカーや下駄箱も上が男子で下が女子。
性別欄も上段が「1.男」下段が「2.女」だなんて、女は男より下だって言われてるみたい。
運動も、だんだん男子に敵わなくなってくし・・・
生理が始まったときもイヤだった。自分が雌に落ちたって感じがした。
生理が終わってもおりものとかあるし、何だか自分の体が汚いもののように感じた。
体の雑菌も女の方が男より多いっていうし、女は穢れてるって言葉がリアルに感じた。
中学の時、「女は脳みそが小さい」って男子にバカにされた。
調べてみたら本当に女性の脳は男性より小さくて、知能指数も少し低いって研究さえあった。
こんなのウソ。あたしは信じない。
「女はバカ、女の浅知恵、女は浅はか、女は先が見えない・・・」
女をバカにした言葉って本当に沢山ある。男って、本当は女を下等動物だとでも思っているんだわ。
宿泊研修でお風呂が時間制だったけど、男子が一番風呂で女子は残り湯だった。
女の穢れがお湯に移るからだって。
トイレだって女は損。
すぐ行列になっちゃうし、外出時にはトイレが心配で、水分の取りすぎに気をつけなくちゃいけない。
やっとトイレに入っても、便座の上が濡れていたりして、汚くって気持ち悪くなるときもある。
おしっこが体にかかったり、お尻の方まで伝わってくることもある。
男の人は紙で拭かないっていうけど、女ってどうしても濡れるから紙で拭かなくちゃならないし、指先が濡れることもある。
なんだか男尊女卑だらけ!結局、女って損。
ああ、女なんかに生まれるんじゃなかったってずっと思ってた。
でも、ご主人さまに出会って、そんなマイナスな思考が徐々に変わっていきました。
自分が女であることが、不思議と嫌でなくなったんです。
女は別に下でもいいんです。もう、そんなことは気にならなくなりました。
女は男の人に敵わないんだもの、女が下になってしまうのは、ごく自然なこと。自然の摂理なんだわ。
でも、別に女は男の人と競争する必要なんてないし、好きな男の人の能力が優れていたら、それはとっても嬉しいこと。
女は好きな男の人、自分だけのご主人さまを持てれば、それでいいんだわ。他の男の人なんてどうでもいいんだもの。
そう考えると心がすーと楽になりました。
そして、男尊女卑の別の面も見えてきました。
会社では、女性はお給料の安い一般職で、男性より下って感じだけど、男性よりずっと早く帰れるし、休みだって取りやすい、それに転勤だってないし。
女が三歩後ろを歩くのも、昔は男の人が女を守るためだった名残なのでしょう。
女人禁制だって、実は性暴行を防ぐためだったって言うし・・・
男尊女卑って、女をバカにしてるみたいだけど、実は女ってうまく守られているんだわ。
女は男を立てると良いって言うけど、昔から女は、男を立てて上手く立ち回ってきたのでしょう。
男尊女卑って、男の人に責任を背負わせて上手く使っているようにも思えます。
男の人をおだててその気にさせて、女は名を捨てて実をとっていたんだわ。
もしかして、男尊女卑の仕組みって、本当は女が考えたものかも。
男の人もそれを知りながら演じてくれていたのかもしれません。
そして、きっとご主人さまも・・・
男女平等なんかより男尊女卑の方が、本当は女にとっては幸せなのかもって思うようになりました。
そして不思議なことに、あたしはご主人さまに出会って、この男の人はあたしよりもずっと上の存在なんだって、自然に受け入れてしまいました。
するとなぜか胸の奥がキュンキュンしちゃって、妙に嬉しくなっちゃいました。
彼は男で、あたしは女。
彼はあたしのご主人さまで、あたしは彼のもの・・・彼の奴隷なんだわ。
なんて素敵なことかしら。
女は恋をすると好きな人の奴隷になれるんだわ。あたし、きっと彼に愛される素敵な奴隷になるわ。
「ご主人さま、あのね、あたし女に生まれて幸せよ。
ご主人さまに出会って、あたし初めて女であることが嫌でなくなったの。
いいえ、もう自分が女であることが嬉しくて堪らないの。
あたし、きっとご主人さまの奴隷になるために生まれてきたんだわ・・・
あたしは永遠にご主人さまの奴隷です。ずぅ~とお側においてくださいね。 愛してます。ご主人さま」
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