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25.婦夫で和食デート
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久しぶりの妻とのお出かけ。
僕は上品に妻の三歩後ろをついていきます。
はぁ~、カッコイイ。
彼女の背中を見つめながら歩くのが好きです。
レディススーツを着て颯爽と歩く彼女。こんな素敵な彼女が僕の妻。
僕はそんな彼女の後ろをメイド服姿でついてきます。
外でもこんな格好ってとっても恥ずかしいけど、実はちょっとドキドキして楽しい。
今日の外食は和食のようです。
僕は玄関に脱ぎ捨てられた妻の靴を丁寧に揃えてから、彼女の後についてお部屋に入ります。
座椅子に肘掛のある奥の上座に妻に座っていただき、僕は廊下側の下座に座ります。
最近はマナーを知らないのか、女性と一緒の席でも上座に座る男性もいますが、僕は違います。
そして、生意気な男性ってお店の方に思われないよう、そっと肘掛は自分の席から外します。
そういえば、女権革命前の昔でもフレンチは女性が上座で男性が下座だったそうです。
外国って進んでたんだなぁって、ちょっと憧れます。
お店の方がお茶を持ってきました。
僕は急須を受け取り、自分でお茶を入れて妻にお渡しします。
妻のお世話をするのは夫の特権だもの。
「まあ、上品で礼儀正しい夫ですねぇ~」
お店の方が感心したように言います。
そんなの当然です。だって、『夫は礼儀正しくすべし』ですもの。
まあ、お店の方が褒めるのは決まり文句なんでしょうけど、ちょっと嬉しい。
「そろそろ、お酒はいかがですか?」
僕は彼女の横に席を替えて、お酌を始めます。
「っん!」
突然、彼女からキス。いいえ、口移しでお酒を飲ませてくれました。
美味しくて嬉しい。蕩けてしまいそうです。もう、彼女ったら男の扱いが上手いんだから。
僕は嬉しくなって彼女の胸に頬を埋めます。
「まあ、かわいらしくて素敵な夫ですね」
しまった、お酒のお代わりを頼んでいたんだった。
お店の方に襖を開けられて、いちゃいちゃしてるの見られちゃった。恥ずかしい。
僕は上品に妻の三歩後ろをついていきます。
はぁ~、カッコイイ。
彼女の背中を見つめながら歩くのが好きです。
レディススーツを着て颯爽と歩く彼女。こんな素敵な彼女が僕の妻。
僕はそんな彼女の後ろをメイド服姿でついてきます。
外でもこんな格好ってとっても恥ずかしいけど、実はちょっとドキドキして楽しい。
今日の外食は和食のようです。
僕は玄関に脱ぎ捨てられた妻の靴を丁寧に揃えてから、彼女の後についてお部屋に入ります。
座椅子に肘掛のある奥の上座に妻に座っていただき、僕は廊下側の下座に座ります。
最近はマナーを知らないのか、女性と一緒の席でも上座に座る男性もいますが、僕は違います。
そして、生意気な男性ってお店の方に思われないよう、そっと肘掛は自分の席から外します。
そういえば、女権革命前の昔でもフレンチは女性が上座で男性が下座だったそうです。
外国って進んでたんだなぁって、ちょっと憧れます。
お店の方がお茶を持ってきました。
僕は急須を受け取り、自分でお茶を入れて妻にお渡しします。
妻のお世話をするのは夫の特権だもの。
「まあ、上品で礼儀正しい夫ですねぇ~」
お店の方が感心したように言います。
そんなの当然です。だって、『夫は礼儀正しくすべし』ですもの。
まあ、お店の方が褒めるのは決まり文句なんでしょうけど、ちょっと嬉しい。
「そろそろ、お酒はいかがですか?」
僕は彼女の横に席を替えて、お酌を始めます。
「っん!」
突然、彼女からキス。いいえ、口移しでお酒を飲ませてくれました。
美味しくて嬉しい。蕩けてしまいそうです。もう、彼女ったら男の扱いが上手いんだから。
僕は嬉しくなって彼女の胸に頬を埋めます。
「まあ、かわいらしくて素敵な夫ですね」
しまった、お酒のお代わりを頼んでいたんだった。
お店の方に襖を開けられて、いちゃいちゃしてるの見られちゃった。恥ずかしい。
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