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バージン母娘③
しおりを挟む百合さんは仰向けになって、欲情しきった眼で僕を見つめる。
その手には、スティック状のものが握られていた。彼女がいつも持参するバイブレーターだ。色は光沢のある黒。大きさは太目のボールペンぐらいで、外見はマイクロフォンと似ている。
僕は差し出されたバイブを受け取った。
「百合さん、淑女コースとケダモノコース、今日はどちらにしますか?」
答えはわかっているけれど、一応確認する。
「もう、いじわるなのね。いつものヤツよ。お願いだから、早く」
僕は小さく頷くと、いきなり上体をかぶせて、水蜜桃の先端に吸いついた。百合さんの悲鳴が上げる。
豊かなふくらみの中央にあるチェリーは、彼女の最も敏感なポイントの一つだ。左のチェリーを強めに吸った後は、舌先をまわしてチェリーの側面を舐め上げる。
柔らかく繊細な愛撫を加えながら、右手に握ったバイブのスイッチを入れた。バイブの丸まった先端を押しつけるのは、ザクロの少し上にある過敏な粒だ。大きさは個人差があるけれど、百合さんは大きくなると1センチぐらい。
少し大きめかもしれないそれは、もう一つの最も敏感なポイントだ。百合さんは大胆に脚を開き、指先で粒をむきだしにして、バイブを待ち構えている。敏感な二ヵ所を同時に責められるのが、百合さんの好みなのだ。
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