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セレブな裸体⑦

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「どうぞ、喉が渇いたでしょう?」

 タンブラーを差し出すと、美咲さんはにっこり笑った。

「シュウくん、とっても気持ち良かった。こんなの初めてだよ。全身の神経がおかしくなったみたい。ねぇ、コップをもてないそうにないの。口移しで飲ませてくれない?」

 もちろん、リクエストに応じた。ミネラルウォーターを口に含み、キスをしながら飲ませてさしあげる。美味しそうに飲み込んでくれた。

「ふう、シュウくんのエキスが、全身に染み渡っていくみたい」

 少しこぼれてしまい、美咲さんの胸と腹を濡らしていた。上気した肌の上を細い川が流れていく。その眺めは、たまらなくエロチックだった。

「今日の美咲さん、いつもと少し違いますね。もしかして、何かありましたか?」

 美咲さんの身体をタオルで拭いながら、僕はたずねた。

「うん、ちょっとね。でもさ、シュウくん、ピロートークに移るには早すぎない?」

 そう言って、ピンと伸ばした指先で、僕のバナナをなでてきた。悪戯いたずらっぽく笑うと、口元から舌先をのぞかせる。さすが、性欲トップクラス。

「美咲さん、お身体の方は大丈夫なんですか?」

「うん、すっかり回復したから、全然平気。それともシュウくん、まさか、このまま何も出さないで帰るつもり?」
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