テレビハラスメント

坂本 光陽

文字の大きさ
上 下
23 / 41

女性リサーチャーに直撃インタビュー⑤

しおりを挟む

A 「『良い名簿ありますよ』って売り歩くんだ」
メグミ「例えば、殺人犯の同窓生がのっている名簿とかね。ほら報道番組で、元同級生のコメントを流したり、卒業アルバム,文集の内容を紹介したりしているでしょ」

A 「よく見ますね」
メグミ「美容院や酒屋,米屋も貴重な情報源です。噂話は集まりやすいし、古いお店なら尚更です」

A 「例えば、どういった情報ですか?」
メグミ「隣町の○○ちゃんは東京に嫁いだとか、亡くなった××さんの旦那さんはどこの大学の出身だとか、最近はプライバシー保護の観点から協力的でないことも多いですけどね」

A 「何だか探偵みたいですね」
メグミ「〈生き別れた母親を探して〉なんて番組では、本職の探偵さんが関わっていますし、私の知っている中には元探偵のリサーチャーもいますよ」

A 「リサーチャーは女性が多いとうかがいました。皆メグミさんみたいにキレイな方が多いんですか?」
メグミ「またまた、お上手ですねぇ」

A 「読者の方々にこっそり教えますけど、メグミさんはシャンプーのCFに出ている女優さんに似ています」
メグミ「えーっ、それって誰ですかぁ」

A 「読者の方々と一緒に考えて下さい」
メグミ「……わかんない。後で聞きますからね」

A 「そんな美しいリサーチャーさんにも、仕事上のストレスがあると伺いました」
メグミ「そりゃありますよ。下についている新人にはアシスタントどころか、逆に足を引っ張られる始末ですし、一人で仕事をこなした方がどれだけ楽になるか、知れませんよ。それから、仕事を頼んでくる側の問題もあります。無知で無能なDやADが多いですから。ホントにあの連中ときたら、ついさっきだって……。(以下、過激なコメントを十行ほど省略)とにかく、ストレスはたまる一方です」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

天涯孤独のアーティスト

あまゆり
エッセイ・ノンフィクション
はじめに… 自分自身の波瀾万丈の人生を書いてます。 こんな生き方も参考にしてください。 学もない私が書いていきますので読みづらい、伝わりづらい表現などあるかもしれませんが広い心でお付き合い頂ければと思います。 平成や令和の方などには逆に新鮮に思えるような昭和な出来事などもありますので不適切な表現があるかもせれませんが楽しんでもらえたらと思います。 両親が幼い頃にいなくなった私 施設に行ったり、非行に走ったり 鑑別所や、少年院に入ったり 音楽を始めたり、住む家がなくフラフラして生きて、いつの間にか会社を経営して結婚して子どもが生まれたり、女装を始めたり こんな生き方でも今生きている自分がいるってことを伝えたいと思います。 過去を振り返ることで今の自分が怠けずに生きられているのか、自分を見つめ直すことができるので頑張って書いていこうと思います。 この物語に出てくる登場人物は本人を除いて一部の人は仮名で表現しております。

実はおっさんの敵女幹部は好きな男と添い遂げられるか?

野田C菜
エッセイ・ノンフィクション
Life is color. Love is too.

後悔と快感の中で

なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私 快感に溺れてしまってる私 なつきの体験談かも知れないです もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう もっと後悔して もっと溺れてしまうかも ※感想を聞かせてもらえたらうれしいです

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

【ブログ】桜の呼吸

黒子猫
エッセイ・ノンフィクション
私の日常にまつわることを書いたブログです。 現在は完結していてブログ第2章を「私のブログ」で綴っています↓ 【私のブログ】 https://www.alphapolis.co.jp/novel/180758681/536561539

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

note:わけなかったわのネタ帳

八木山
エッセイ・ノンフィクション
【プロフィール】色竜(梅田蔡葉)とは ♡26 ◆自己紹介 24歳女。都内に住む枯れた事務職。 社会人漫才コンビ「わけなかったわ」のツッコミとしても活動しています。 地元神奈川を飛び出して東京で生活すること早8年経つが、毎年お盆には実家に帰ります。 2022年、ラッパーのSKRYUのライブ終わりにナンパしてきた男と社会人漫才コンビ「わけなかったわ」を組んでます。 ジンジャーエール、豚コマ、ニンジン、ジャガイモ、ジャワカレー。 休日はネタを書いたり、漫才ライブに行ったりしています。 ◆最近の仕事 2024/07/27 笹熊幸信のYUKIROCK TV 「この男女芸人がすごい2024夏」出演 ◆note(ここ)の開設理由 SNSの文字数だと収まりきらない愚痴の掃きだめが欲しかっ た。 あと、遊ぶ金が欲しかった。 悪意はなく、こういう結果となったことは反省はしている。 ◆有料マガジンのご案内 そんなもんねぇよ。マガジンよりもジャンプ派です。 ◆相方のSNS X:@etad_enumasam ※画像はmicrosoft image createrを使っています

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

処理中です...