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淫らなアクトレス⑦

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 これで僕にとっては、斜め下に打ち込むことになる。

「行きますよ」
「早く、早く」

 くさびを奥底まで打ち込んだ。素早く引き戻して、再度打ち込む。確かな手応えとともに、長く尾を引く悲鳴を聞いた。

 メイさんの反応を確認しながら、エネルギッシュなピストンを繰り返す。直線的な動きだけでなく、時折り回転させたり、ねじ入れたりもする。心から愛情を込めて、腰を使い続ける。

「メイさん、最高にきれいです。とてもセクシーですよ」
「好き、シュウくん、好きっ」

 僕の腕にしがみつきながら、白い身体は快楽の波間を漂っている。慌ただしい呼吸に気づいて、僕は動きをセーブする。

 十代の頃、調子にのりすぎて、相手に酸欠を起こさせたことがある。快感のためにも緩急をつけてやるのが大切だ。舌をからめたり水蜜桃をもみしだいたりして、快楽のうねりをつくりあげていく。

「お願い、次は後ろから」

 メイさんの求めに応じる。四つん這いになった彼女は、たまらなくセクシーだ。丸く豊かな二つの水蜜桃を引き寄せて、僕たちは再びつながる。

 互いの肉の合わせ目から、湿った音が上がる。リズミカルに腰を使い、時折り、ハードな一撃を打ち込む。ザクロの奥底を貫くイメージだ。

「もっと、もっとよ」

 メイさんはシーツに顔を押しつけて、大きな悲鳴を上げる。僕は求めに応じる。そのうち、彼女の腰が砕けて、ベッドに倒れ込んでしまった。

 それでも、僕の腰は止まらない。豊かな下半身にのしかかるようにして、激しく腰を使い続けた。

 メイさんは立て続けにエクスタシーに達する。でも、彼女の欲望は底なしのようだ。よほど、ストレスがたまっていたのだろう。様々な体位でつながることを求められ、僕はそれに応える。

 メイさんのポイントを的確に突き、緩急をつけながら、彼女のリビドーを翻弄する。

「……シュウくん、大好きよ」夢うつつで言ってくれた。
「僕もメイさんが大好きです」そう言って舌を絡め合う。

 この部屋に来て、2時間近く経っている。そろそろ、フィニッシュの頃合いだ。最後は互いの顔を見られて、キスを楽しめる体位がいい。

 僕は美しい両脚を開いて、再び正常位でつながった。

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