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迷子・完結編
しおりを挟む疲労困憊で辿り着いたのは、薄暗い森の中。
目の前には、洞穴が口を開けていた。
突然、真っ暗な穴に落とされた。
悲鳴を上げる暇もなく、真っ逆さまに落下する。
次に目覚めると、迷子と出会った山頂。
身体が縮んで、僕は子供になっていた。周囲にいるのは大人だけ。
どうやら、人生の迷子になったらしい。
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