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怪談夢
しおりを挟む甥が亡くなったのは俺のせいだ。
小学生の甥は怪談が大好きで、遊びに来ては怖い話をせがんでくる。
あまりにうるさいので、本当に怖い話を教えた。
怪談夢という怪談である。
あまりに怖いので決して話してはならない、とされている。
それを話したせいか、俺の夢の中には、毎晩、血まみれの甥が出てくる。
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